三幸
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
三幸（サンコウ）
|
|---|---|
| ジャンル | 居酒屋、つけ麺 |
|
予約・ お問い合わせ |
非公開 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR中央線国立駅より旭通り徒歩10分 国立駅から746m |
| 営業時間 | |
| 予算（口コミ集計） |
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
無し |
席・設備
| 席数 |
14席 |
|---|---|
| 個室 |
有 （10～20人可） |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 備考 |
この店はWikipediaにも掲載されている油そば発祥の店です。 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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「油そば」。その言葉を初めて聞いたのは、今から30年以上も前の、高校1年生の頃。国立駅北口から15分ほど歩いた所にある、都立国分寺高校。そこで、掛け持ちで参加していたアンサンブル部の先輩から聞いたのが、最初だった。聞いたことのないこの言葉のインパクトの強さと、想像もできないそのヴィジュアルイメージに、その時はギョッとした。部活帰りに、自転車で、そう遠くない一軒家のお店に着くと、その古びた店内は油にまみれていて、動かない卓上の小さな扇風機の羽が、積年の油煙でべったりとしていた。そして、初めて見る「油そば」。それは、汁気が全くない、言葉通りに油にまみれてテカテカと光る、具のほとんど載っていない中細の縮れ麺だった。食べると、塩味の油が、麺によく絡んでいて、美味しい。それから何度か、もう一つの部活、男子バレー部の帰りに、他の部活を終えたクラスメートと、何度か通った。それが、私にとって、油そばの原体験。そのお店は、しばらくすると、どこかへ移転したと、風の便りに聞いた。それ以来、いつの頃からか、油そばという言葉が、一般にも使われるようになり、油そばの店も、数多く見られるようになった。しかし、その中に、私が高校時代に食べた、あの「油そば」は、見つからなかった。こちらのお店を、ネットで見つけた時、油そばの発祥の店としてのその歴史と、国分寺高校にほど近いその立地から、もしかしたら、あの「油そば」では？、という期待が生まれた。そこで、千歳烏山の自宅から、懐かしい国立へ、久しぶりに足を伸ばした訳である。結論から言うと、それは、高校時代に食べた、あの「油そば」ではなかった。こちら三幸の油そばは、醤油味で、塩味ではなかった。麺もこちらの方がやや太い。残念。あとは、もう一つの油そばの発祥の店と言われる、珍々亭で、確認してみるしかないかと思う。塩辛は市販のものと変わらないが、なすは一つ一つが大ぶりで素材が生きているし、焼き目がつく程度にほどよく焼けていて、美味。スナッピも、砂肝の味と食感に、ピーマンの味と食感が、よく合っていて、こちらも美味。高校時代の思い出の味は、まだ幻のままだった。