鳥芳、栗良し : 鳥芳

久しぶりに西国分寺です。
過去レブーによれば1年と経たずに再訪。駅から徒歩2分ほどの路地裏。すっかり風格すら感じさせる店構えです。

カウンターに通されてハーフの大ジョッキで先ずはカンパイ。
タン、カシラを塩、シロタレでスタート。季節の一品からは春菊のお浸し、だったかな。
日本酒にも食指が動きましたが飲み切りでわかりやすい焼酎をお願いしました。
鳥芳さんは焼酎が栗焼酎がベース。これに割り材が別途ついてくるのですがシークワーサーをお願いしてスイスイと飲み進みます。栗焼酎て殆どクセが無いのにどこかどっしりとした感。長年飲み続けてきた挙句？どうやら体質的に甲類焼酎が合わないのかも…とか気づき初めた今日この頃においては飲みやすく優しい焼酎が嬉しい。これを二杯やっつけてちょうど良かったですね。

追加でアスパラベーコン、ピーマンの肉詰め。もつ煮込みをオーダーしてちょうど良いボリューム。
ちょっとした止まり木にも好適な西国分寺の良店ですね。大衆酒場って感じとは一線を画すようでたまに行くならまさしく、こんな店て感じでした。

久しぶりに乗り換えついでに途中下車、西国分寺と言えばの鳥芳で一杯やって帰宅することとします。
改札を出たタイミングでほぼ終業時刻。形而下のフライングで目指すは南口至近。
戸を開けてこんぬつわ。二人と告げると予約の有無を確認されましたが飛び込みで無事二階のカウンター席に通されました。危ない危ない、やはり予約するのが無難なようですね。

生ビールはエビスのハーフ＆ハーフ中ジョッキで。お通しのキャベツをつまみにまずは乾杯。
シロタレ、砂肝レバーカシラなんて辺りを塩でお願い。焼き上がった順から噛りついて生ビールをギュっと。ちょっとした焦げが香ばしいシロタレが処理も適切、甘くて美味しい。
煮込みも上品でモツから出る良質の脂、ゼラチン質がぷるぷる。これは温かいうちに食べたいところです。
その後、酒はハイボールから日本酒。こちらは基本「嘉泉」、そのほか季節ごとに数種。焼酎を含めても酒がしっかりしているのが良いのですね。
最後につくねとナンコツをお願いして2時間弱の滞在。
串焼き屋でナンコツって余り注文しないのですが、こちらのナンコツは細かく包丁が入っていてコリコリと歯ごたえが優しく月並みですが美味しい。

久しぶりに訪れましたが雰囲気を含めてやっぱり良い居酒屋ですね。
乗換えついでにまた立ち寄れることがあれば。

多分10年ぶりくらい？４回目だったかと。
当日西国分寺経由で帰宅することがありチョイと一杯やってくか、となり直前に電話。席が取れたこともあり久しぶりに（そんなこともないか…笑）もつ焼き、焼き鳥を満喫しました。
コロナ禍の嗜みとして密を避けるなら横並び、換気が良いのは煙たい店というニュー・ノーマル実践とか嘯きながら入り口でアルコール除菌液をシュっとひと吹き。用意された席に落ち着きます。

ビールはエビス生とエビス黒生。こいつのハーフ＆ハーフをgkgk。お通しのキャベツをポリポリ齧って串焼き適宜。シロだけタレ、あとは塩で。
もつ焼き/焼き鳥はひとりひと串というのが良いですね。
エッジキレキレのレアなレバーがウマい。さっぱりとしたショウガの効いたタレに潜らせたシロもウマし。脂の滲んだアスパラベーコンもウマーし。この他も適宜数種類。
もつ煮込みは取り分けの器を頂き半分こしてザクザクと、にんにくまるごと炭火焼きはほっくりとした焼き立てのにんにくをポイポイ放り込みます。無駄に活力も上がろうと言うもの。焼き物中心ということもあり飲み物はハイボールをガブガブ。
お新香は糠漬け。中央にオレンジ色の野菜があってこれがコリンキー。軽やかな歯ごたえと適度な漬かり具合で串焼きと酒の合いの手に好適です。

ガッチリ飲んで食べておよそ90分一本勝負。
会計も適切、店員さんの対応もテキパキと感じが良い。以前から立派だった建屋もすっかり貫禄が出てきましたね。
西国で乗り換えついでだと北側の系列店芳一でサクっと立ち飲みすることが何度かありましたがやはりこちらのカウンタというのが落ち着くナ、とか改めて。
次回はそれほど間を空けずに訪れたいものです。

西国分寺で人気の焼鳥屋鳥芳。今までナゼか未訪問だったので、口実を造り易い土曜のゴルフ帰りを狙って覗いてみた。

普請は新しいとは思うが木造一軒家風の建物。創業30年以上の年季は感じられないが、発展中の勢いが感じられる。
暖簾を潜り引き戸を開けると暖色系の灯りに照らされた賑やかな店内。
人数を告げると目の前のカウンターに席を作ってくれた。

カウンターの中は若くカワイー女性店員が数人に店長らしき男性店員、焼き方調理を担当する男性店員が数名。
空元気を強要する様な騒がしい雰囲気もなく、皆適当に穏やか。特別に気が利いているってわけでもないが、まぁ当たり障りの無い距離感のサービスが気持ち的には落ち着くといったところ。


ビールはエビスの生と黒、そのハーフ。ライオンみたいなサービスが嬉しく、私はハーフを中ジョッキでオーダー。目の前でおねーちゃんがサーバーからジョボジョボと注いでくれる。
お通しの新鮮そうな生野菜をつまみながら、
・レバ刺し（ニンニクしょう油）
・春菊と菊花の酢浸し（セリのおひたしが品切れとのことだったので）
・焼き物でハツ、カシラ、若鳥、つくね、鳥皮を塩で（うーむこの＠￥135は確かに安い）トマトベーコン（＠￥180）
などをぱらぱらと注文した。

美味かったのはレバ刺し、酢浸し、ハツ、カシラ、若鳥。
豚のレバ刺しはかなーり久しぶりに食べたけど甘くて上品な味わい。出所も確か（どっかの無菌豚なんだろうね）なんだろうがしゃっくりつるつるとした食感ともどもとっても美味い。焼肉屋で食べるような牛のレバ刺しとはちょっと異なる風合い。モツ・レバ好きは一度試しておくべきか。
また上品な酢浸しもGoodだし、焼きあがったそばからテンポ良く供される串焼もボリュームがあり何よりいろんな食感を楽しめる作り方に焼き物にかけるジョーネツを感じる。
一方、つなぎが多くなぜかナッツ系の風味がするつくねだけがイマイチであった。

最後には今月のオススメという秋田の「雪の茅舎」ひやおろしを頂いてゆるりとほどける小一時間の滞在。
創業30余年とのことだが、手の届く範囲で賄える店の大きさ、廉価なつまみに適度な品数、適正な店員さんの人数やカワイくて若い女性店員などなど、呑み助への訴求力120％の地元に根付いた堅実な居酒屋との印象。
ミョーなメジャー路線を歩み始めている調布のい志井や西荻の戎のような浮ついた感じもないしかなり好感が持てた。
中央沿線住民との飲み会にでも、年内に再訪したいものだ。