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東小金井:地域最強の和食小皿を多種並べする会
2022.07
第7波の直前、久々にグループ会を開いてみました(入店時の手洗いウガイ、食べる時以外のマスクONを徹底)
最近は皿数を抑えて特別料理を並べてくれることが多かったのですが、今回は新メンバーもいたのでレギュラーメニューを少量多種並べする会にしてみました。
◆お通し3点セット
レギュラーメニューからのオススメ3種を並べてくれる定番のお通し3点セット、今回は高野豆腐、いわし梅しそ揚げ、一口ステーキです。
お通しにも出汁を惜しまない高野豆腐は染み出す美味さが半端なく、いわし揚げはジューシー、ステーキは今回も肉の旨味が強いもので嬉しいキックオフ。
◆刺し身盛り合わせ
左の小鉢が鰹にんにく醤油漬け&雲丹、中央がマグロ&カンパチ、炙りがノドグロ(紅瞳)、右に行ってヒラメ昆布〆と蛸。
素材の良さもありますが、何より包丁の入れ方が完璧で、舌に乗せた瞬間に旨味が乗ってくる刺し身は地域では圧倒的な存在です。
◆ぶり大根
見た目は濃そうな煮汁ですが、実は出汁が効いててスイスイ飲めるタイプ。
煮込みの染み込みも完璧で、日本酒を蒸発させる危険物。
◆季節野菜揚げ浸し
名前からして綺麗なビジュアルが期待された一皿、出てきたのは期待以上の唸る綺麗さ。
見た目だけでなく、野菜の味がしっかり残りながら出汁が染み込んでいて、これもめちゃ美味です。
◆牛すじ大根(塩味)
普通は醤油味で作ることが多いと思われる牛すじ大根煮込み、今回は塩で。
醤油ではないので肉と大根の味が綺麗に残っていて、でも激美味出汁の染み込みが凄くて、唸るしかない一皿でした。
◆揚げ物3種
揚げ物として出してくれたのは人気メニュー3種を1個ずつ。
ガーリックシュリンプ、大和芋磯辺揚げ、骨付き鶏唐とも火の通しが完璧で、これも酒を蒸発させます。
◆和牛たたき
和牛「たたき」と銘打った肉は低温調理で中心部に絶妙に火を入れたもので、これもメチャ美味。
合わせたトマトは甘ぇ~ら、じゃなくてアメーラ。
◆女将さんの餃子
最近の人気メニューの餃子、女将さんが仕込み段階から徹底的に手をかけたもので、具の詰まり具合が凄くて気持ちのこもり具合が伝わってきます。
◆蟹クリームコロッケ
蟹クリームコロッケという名の蟹まみれコロッケ、今回も濃厚な具の旨味に満足します。
◆土瓶蒸し
岳志コースの〆前に来ることが最近増えた土瓶蒸し、今回は鱧と小ぶり蛤を具にして旨味の濃い出汁に仕上げてくれました。
出汁だけで日本酒が進む凄い一皿。
◆もんじゃ春巻
ここで、最近人気の春巻きを。
下町もんじゃ味、明太チーズ味を出してくれました。
下町出身の親父さんが昔を思い出して作ってみたところ令和の現世に意外に人気が出てる一皿。
本当はチャーハンとオムナポで〆る13皿構成の予定でしたが「お腹いっぱい・・・」という女子の声も聞こえたので11皿でフィニッシュ。
ですが、今回の11皿構成、少量多種並べの会には本当に満足しました。
人気店になってしまいましたが、インスタグラムで予約トライが良いと思います。
https://www.instagram.com/oidatakeshi/
地域きっての最強技術の和食料理人の店、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
東小金井:地域最強の和食居酒屋で久々呑み「会」を
2021.11
禁酒法明け(仮)のDAY-5は、こっそり少人数で再開した月例よ会。
地域最強レベルの技術を持つ大魔王、序盤こそ落ち着いた料理を出してくれ、メンバーが「うんうん、この料理を食べたかったんだよ」と頷いていましたが・・・中盤にギアが上がってからはメンバー全員、目が座り無言で食べ続ける凄すぎる料理が並びました・・・
◆お通し3種盛
まずは岳志定番のお通し3種盛、写真左から生ハムチーズカイワレ、肉巻きエリンギ、焼き立て一口ステーキ。
お通しというよりは当日メニューから少しずつ、という趣旨の一皿は今回も超満足。
◆刺盛り
今回は多種盛りで、秋刀魚、本まぐろ、ぶり、かんぱち、ほうぼう昆布〆、鰹にんにく醤油漬etc.を並べてくれました。
岳志の刺し身は、美しい切り口から魚の旨味が一瞬で舌に乗ってくるもので、明らかに包丁技術の結晶。
「普通に切っただけですよ」としか言わない親父さんですが、大魔王の普通は桁が違います。
◆ぶり大根
色合いが綺麗な大根はトロトロの柔らかさなのですが、割ってみると煮汁の染み込みを半分くらいに留める綺麗なグラデーション仕上げ。
ぶりの煮込みも素晴らしいですし、見た目は濃そうに見える煮汁も出汁系のもので普通に飲める、というか酒を蒸発させる危険物です。
◆揚げ物3種
ここで、一口サイズの揚げ物を3種、秋刀魚、牡蠣、太刀魚。
落ち着いた味の牡蠣と太刀魚、脂が乗った秋刀魚の味の変化が面白いと感じました。
◆ポークスペアリブ味噌漬焼
少し趣を変えて、肉系を。
今回はスペアリブの味噌漬焼きを出してくれました。
骨の部分を手づかみしてジューシーな肉を齧り取ると幸せになれます。
ビールとの相性が最強の一皿。
◆土瓶蒸し
最近の岳志のトレンド、土瓶蒸し。
割烹の正統派レシピで本来は居酒屋では出てこないと思いますが、今回も素晴らしい。
具の多彩さが半端なく、松茸・鱧・銀杏・鶏肉・海老等を大量に使い、しかも昆布&鰹出汁のとり方が完璧、染み込む美味さです。
◆蟹コロ
蟹クリームコロッケ・・・という名の、割ってみると蟹まみれコロッケ。
何も言いません。写真を見て笑ってやってください。
ここまで大量の蟹を使ったものは居酒屋では見たことがありません・・・
◆ステーキ
「ステーキです」としか言わない一皿ですが、見た目も味も別格過ぎます。
シャトーブリアンを低温調理して下拵えし、配膳の直前に仕上げ焼きしたもので、口にした瞬間に突然メンバーが無言になる恐ろしいほど美味い一皿。
下拵えから仕上げ焼きまでの温度管理が完璧でないと今回の味は出ないと思います。
やはり大魔王は凄い・・・
◆〆のご飯セット
〆は、珍しいご飯セットを。(普段はオムナポとバニラハニートーストですが、今回は和系で・・・)
塩むすび、乾燥キノコの味噌汁、漬物、古漬け昆布和え、出汁巻玉子、らっきょうのセットで、キノコの味の濃さ、シンプルですが手間がかかった副菜類の美味さが凄い。
◆シャインマスカットの白和え
デザートはシャインマスカットの白和え。
豆腐ベースで甘く仕上げた白和えで、旬のシャインマスカットと絶妙に合います。
という感じの久々よ会、凄い料理を並べてもらった会でした。
小金井の若手天才料理人が揃って追いかける大魔王ですが、まだまだ倒される日は来なさそうです・・・
ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
予約はインスタが良いかも。
https://www.instagram.com/oidatakeshi/
東小金井:地域最強の和食居酒屋で久々呑みを
2021.10
禁酒法が仮とは言え明けてくれたので、独り呑みの第二夜。
日本酒をお供に、地域最強の技術を持つ親父さんにお任せ料理を並べてもらいました。
◆お通し3種盛
岳志のお通しは当日のメニューから少しずつ選んだオススメ盛り合わせ、気に入ったらフルサイズで注文するシステムです。
当夜の3種盛は写真右から定番のステーキ串、中央があん肝、そして左が鰹ニンニク醤油漬けのやまかけです。
焼き立てステーキは安定感のある美味さ、あん肝は旨みの濃いもの、そして深く浸かった鰹とやまかけの組み合わせが凄すぎて日本酒が一気に空きます。
合わせた一杯目は、神亀。
◆刺し身盛り合わせ
2皿目の刺し身、当夜の岳志も完璧な仕事、エッジの立ち方もツヤ感も半端ない仕上がりです。
刺し身は素材だけでなく包丁の入れ方で味が明白に変わりますが、舌に乗せた瞬間に旨みが張り付く刺し身は、小金井では岳志さん以外には殆どありません。(魚だけなら小金井警察の近く、一代55年の老舗きん寿司がありますが、高齢・・・)
圧倒的な包丁技術を再認識させてもらった2皿目でした。
◆海老とレンコンの挟み揚げ
3皿目は、食感を残した海老を厚めのレンコンで挟んで揚げ、出汁の効いた餡と合わせた小鉢。
見た目はレンコンが勝ちすぎるかも、と思ったのですが、餡も組み合わせると実は絶妙なバランスと分かります。
日本酒との相性も完璧でした。
◆揚げ物3種
4皿目は揚げ物盛り合わせ。
写真右が里芋煮付の唐揚げで、薄衣に歯を入れると旨みと香りの立った煮付けが現れる面白い趣向です。
中央が秋刀魚の梅紫蘇巻、脂の乗った秋刀魚の巻き身の間にサッパリ感のある梅が仕込まれていて、定番の美味さ。
でもって左がお初、蛸と紅生姜のかき揚げ。マヨソースと青海苔トッピングでお好み焼きっぽい仕上がりで、面白い新作でした。
◆冷やし焼き茄子
「少しサッパリしてください」と言い添えて出してくれた5皿目は、冷やし焼き茄子。
皮を剥いた焼き茄子は仄かな甘みが出ていて、これが濃くて冷たい出汁にに浸り、トッピングの細切り茗荷と合わさって、素晴らしい仕上がりでした。
◆豚バラ大根
6皿目は、豚バラ大根。
この手のメニューは作り置きする店が多いと思いますが、岳志では出す都度イチから作るという手のかかった一皿。
トロトロ大根と歯ごたえを残した肉は、出来たてならではの香りの立ち方で、残っていた2杯目の日本酒 白菊 が一瞬で空になります。
◆土瓶蒸し
〆前の一皿は、土瓶蒸し。
松茸以外にも色々と具を加えたサービス皿で、まずは蓋を取った時の香りの広がり、そして旨みが以前よりマシマシ状態の出汁、そして出汁が染み込んだ多種の具、美味過ぎという言葉しか見つかりません。
具の多さは写真をご確認ください。
◆ミニ漬け丼
〆は、定番のミニ漬け丼。
普段以上に具だくさんでツヤツヤの具、しかも使ったヅケは新鮮なものを即製で濃い味に仕上げていて、これも美味過ぎです。
◆シャインマスカットの白和え
最後のデザートは、シャインマスカットを半割にして白和えにしたもの。
ムサコ北西の●●竜の直伝レシピで、サッパリしたマスカットを甘いソースが包む不思議な美味さの小鉢でした。
という感じの久々岳志でした。
宣言中はテイクアウト中心でしたが、店食が再開した今はエンジン全開で多種料理を凄いレベルで出してくれます。
親父さん曰く「少し出汁の勉強をしてみました」とのことで、確かに今回は昔より出汁の旨みに広がりが出た印象です。
というか、元々出汁取りの技術が凄かったのに更に出汁を極めようとする親父さんは超ド変態料理人だと改めて感じました。
やはり技術的には地域ではダントツ、最強の酒&和食処です。
近年は予約至難ですが、早めに予定を立ててインスタでコンタクトすればチャンスがあります。
ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
Instagram↓
@oidatakeshi
東小金井:地域最強の居酒屋の会:2020春
2020.06
FBでイベントを立ち上げたら一晩で満席になる岳志の会、今年も開いてみました。(宴会は3月です。投稿自粛。)
酒別で料理予算だけ伝えて、料理内容はお任せの会です。
今年も笑っちゃうくらい凄い会に・・・
◆お通しセット
当日メニューからオススメを親父さんが3種選んで少しずつ盛ってくれる岳志の定番です。
季節ものと定番モノのMIXで、ホタルイカの酢味噌和えも牛肉牛蒡煮も定番の一口ステーキも、安定感のある美味さ。
◆刺身
「お刺身です。」としか言わない一皿ですが、三多摩地区でも屈指の、本当に凄い一皿。
素材の良さは当然ですが、親父さんの凄さは包丁。
刺身の切り口を舌に乗せると、一瞬で旨味が移ってきます。
刺身の美味さは素材と包丁、それを実証してくれるプロの作品だと改めて実感しました。
最近の親父さんは炙りを入れる等の遊びも加えてくれますが、まずは根っこの美味さを感じてほしい一皿。
◆メロカマ大根
メロって何やねん?とスマホでググってみたら、昔の銀ムツ。
そのカマの部分と大根を煮込んで色合いを添えてくれました。
見た目と違って普通に呑める旨味抜群の煮汁、それが染み込んだメロも大根も日本酒を凄い勢いで蒸発させていく、完璧な酒の友でした。
某メンバーが、煮汁だけを残しておいて日本酒を2回お代わりしていたのが印象的・・・いや、この食べ方こそ酒党のあるべき姿か・・・
◆蕗・筍の味噌焼き
名前も見た目も普通ぅーな印象、
ですが、一口食べると美味さに唸ります。
丁寧に仕込んだ蕗も筍も凄いのですが、これに香ばしさが加わった味噌を合わせると反則的で、これも日本酒が抜群に合います。(もしかしたら酒を思いっきり飲ませようという親父さんの作戦にハマったか・・)
◆シーフードグラタン
「グラタン? 和食会なのに?」と訝しんだ一皿ですが、これも凄い。
見えないところにアサリの小柱が隠れており、全体を混ぜながら(火傷しないように)食べ進めると、なぜか日本酒にベストマッチ。
満席で忙しい親父さんには聞けなかったのですが、色々と仕掛けを施してくれている感じの小鉢でした。
◆ビフカツ2種盛り合わせ
「ちょっと肉で遊んでみました」と言い添えて出してくれた一皿は、フィレとサーロインのカツの盛り合わせ。
きれいな赤身のレアカツは、軽く塩を加えるだけで絶妙な旨味を出してくれます。
驚きの旨さの一皿でした。
◆鱧とハマグリの土瓶蒸し
岳志お初となる一瓶、蓋を開けると綺麗に香りが立ち上ります。
出汁どりも具の下拵えも完璧な、居酒屋を遥かに超えるクオリティでした。
◆雲丹にぎり
寿司飯の上にローストビーフと雲丹で、これもお初。
一口で頬張りますが、全員が無言になる凄い締めの一皿でした。
◆おまけ:さつまいも天ぷら
最後は、おまけで定番のさつまいも天ぷらを出してくれました。
低音で20分以上揚げていく料理で、中心部の甘さと表面のカリカリ感のコントラストが面白い。
個人的には、残しておいたワサビをちょん付けして味変する食べ方をオススメします。
という感じの毎年恒例、岳志の会でした。
徐々に技術のある若手料理人が入ってきている小金井ですが、居酒屋としては、依然として地域最強。
予約は簡単ではありませんが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
東小金井:やはり地域最強の和食居酒屋
2019.03
3月の会は小金井最強の和食居酒屋にしてみました。
計9人でお通し含め10皿並べる会です。
◆お通しセット
今回のお通しもハイレベルで、焼き立てミニステーキは相変わらずの美味さ、新作のかぼちゃサラダはクリーミーで面白い美味さです。
そして新作の旬野菜の揚げ浸しは色鮮やかな小鉢。
アスパラ、茄子、パプリカ、ヤングコーン等を一個一個丁寧に出汁に浸してくれており、一気にテンションが上がります。
◆刺身盛
今回も多種盛りで、うに、さより、まぐろ、〆鯖(生&炙り)、のどぐろ炙り等を並べてくれました。
刺身は素材だけでなく包丁の入れ方で舌に伝わる美味さが変わりますが、今回の刺身も極上で、切り口が舌に吸い付いて旨味を乗せてくれる凄いものでした。
ここまでの包丁技術を持っている人は、三多摩地区でも稀有だと思います。
◆牛すじ煮
今回は3鉢頼んで、それぞれを3人でシェアしました。
相変わらず出汁の効かせ方が抜群ですし、煮込み加減も素晴らしい。
定番メニューとして絶対のオススメです。
◆イワシ梅紫蘇巻
イワシの揚げ物、アクセントは梅と紫蘇です。
噛むごとに身肉のジューシーさに唸ります。
◆ごぼう天揚げ
牛蒡スライスを薄衣で揚げ、塩と青海苔で味付け。
今回は1皿を全員でシェアしたので、素手で掴みながらハイペースで食べ進みます。
箸休めとして強くオススメ。
◆大和芋の磯辺揚げ
大和芋をすりつぶして整形し、海苔で巻いて塩を振ってくれました。
ウチらの宴会の定番メニューですが、クニュクニュの芋とパリパリの海苔と塩加減のバランスが堪らん一皿。
◆もち米肉しゅうまい
肉ではなく、もち米をボディにした焼売です。
具は肉とうずら玉子で、割ってみるとスコッチエッグ風の仕上がりです。
最初はタレなしで、後半は豆板醤をアクセントに胡麻油をまとわせて食べ進みます。
ネーミングが普通なので岳志のレギュラーメニューの中では人気がないのですが、個人的にはハマっている一皿。
◆生春巻
ここで、生春巻を。
具は野菜たっぷりで海老がアクセントです。
タレを含めて個別配膳してくれたので、切り口からタレをたっぷり流し込んで食べ進むと幸せになれます。
◆サツマイモ天を3個、3個切にして9人でシェア
岳志の会のメインは、サツマイモ天です。
低温の油で20分以上じっくりと揚げてくれた薄衣のイモ天は、衣は軽い食感で中身がジューシーな仕上がりです。
親父さん曰く「自分は何もしてません。油と鍋が働いてくれるだけ。」とのことですが、技術の結晶と呼べる一皿だと思います。
◆ミニ海鮮漬丼
本来はお一人様用のミニ丼ですが、これを3個頼んで3人ずつでシェアです。
即席のヅケですが、元々の魚が美味い上に親父さんの味付けのバランスが本当に素晴らしい。
◆オムナポを1個、9人でシェア
岳志の会の〆、第一弾はオムナポです。(レギュラーメニューのナポに、オムレツを特注追加)
甘みが少し強めに効いたナポの上にフワフワ玉子、〆にはベストだと考えています。。
恒例のケチャップアートは、岳志初参加のBさんにお願いしました。
Bさんがハンドルネームのアイコンに使っているポケモンキャラ。(分かる人には分かります。多謝!!)
◆バニラハニートーストを1個、9人でシェア
〆の第二弾は、和食居酒屋ではイメージし難い一皿。
厚切りトーストの上に、たっぷりアイスと蜂蜜です。
飲んだ後には絶妙に欲しくなる一皿は、今回も上々の仕上がりでした。
やはり岳志は美味い。
親父さんは「ウチは居酒屋」と言いますが、明らかに割烹級以上です。
今回の料理にも本当に満足しました。
親父さんとメンバーに感謝します。(え!? クリスチャンっぽい書きぶり? 実はキリシタンだったりして・・・洗礼名はヨーゼフ・・・・な訳ないか。)
東小金井:地域最強の和食居酒屋で秋の会を
2017.09訪問
久々に岳志に行きたくなったので、6人会を開いてみました。
◆お通し3種盛
まずは岳志定番のお通し3種盛からスタート。
当日のメニューからお試し用に3種を一口ずつ出してくれます。
今回はゴーヤとクラゲの和物、白身(鱧?)天ぷら、サーロインです。
すべて作りたてで、居酒屋を遥かに超えるクオリティ。
◆刺身盛り合わせ
「お任せで」とお願いしたら、当日の魚を一口ずつオールスターで並べてくれました。(大感謝。値段は店と相談です)
写真では順不同となりますが、本まぐろ、かんぱち、活つぶ貝、のどぐろ炙り、たこ、ひらめ、金目鯛炙り、白いか、いわし酢〆、本かわはぎ(肝付)です。
刺身は素材の新鮮さは当然のこと、包丁の入れ方一つで味が決まりますが、岳志の刺身は今回も完璧でした。
◆牛すじ煮込2種
せっかくの6人会なので、2種類並べてみました。
ノーマルは出汁の美味さを堪能できる一皿。
そして、見た目は唐辛子感もなく普通そうな旨辛、食べ進むに連れて辛味がしっかり広がります。
「この辛味は何だべ? 謎・・・」とメンバーで話し合っていると大将が一言、「ハバネロです。」とニヤリ。
もちろん根っこの出汁の美味さあってのことですが、バランス取りが素晴らしい旨辛でした。
◆生春巻
ネーミングが普通すぎて今まで頼んでませんでしたが、今回はサラダ代わりに試してみました。
さすがの和食居酒屋で、野菜はカラフル多種、加えて肉と魚介という作り込み。
皮の戻しも上々で、ハイレベルな一皿です。
◆大和芋磯辺揚
ネットリとした甘さの大和芋に、スパイシーな海苔が合わさった定番の一皿です。
今回も完璧な旨さでした。
◆白海老唐揚
お初の一皿、ビジュアル的に透き通る美しさです。
味も素晴らしく、香ばしくてサクサク。
メニューにあればオーダー確実のメニューとしてメモしました。
◆さつま芋天
これは岳志宴会で必ず頼む定番。
サツマイモを生の状態からじっくりと火を通していきます。
断面の美しさも素晴らしいですし、甘みの引き出しが完璧な天ぷらでした。
時間がかかるので、宴会が始まったら早めのオーダーがおすすめです。
◆豆あじ唐揚
これは、お初。
頭と尻尾ごと揚げてくれますが、骨ごと美味い一皿です。
◆だし巻き玉子
しっかり出汁の効いた玉子焼き、写真のとおり玉子っ気の強い一皿でした。
◆ミニ海鮮づけ丼
〆1は、即製漬けの海鮮丼。
刺身とはひと味違った魚の美味さを楽しめます。
本来は1人用ですが、親父さんに頼めばシェアもOK。
◆昔ながらのナポリタン卵のせ
〆2は久しぶりのオムナポ、今回もスペシャルで卵を乗せてもらいました。
砂糖を多めに使ってコクを出したナポリタンも美味いのですが、卵の焼きも丁寧ですし、何気ない付け合せのも、タコさんウインナーとカニさんウインナーの二種という面白さ。
ウチら変態グループの定番余興ケチャップアート、今回はプロの絵描きさんの作品です。さて何でしょう??(駄犬は「出汁をとった後の鶏ガラ」と言って怒られました・・・)
◆バニラハニートースト
〆3は、厚切りトーストの上に蜂蜜をたっぷり、そしてバニラアイスもたっぷりです。
まずはビジュアルで、次に味で驚く岳志のスペシャリテ。
お腹に余裕があれば、絶対のおすすめです。
という感じの久々のグループ会でした。
やはり岳志は美味くて楽しい。
人気店で予約は簡単ではありませんが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
東小金井:地域最強の和食居酒屋で07年3月の会を
2017.03
定例会メンバーから連れてけコールが続いたので、4人会を開いてみました。(1人は有給を取って参加する熱の入り方・・・)
◆お通し3点盛り
岳志名物のお通し3点盛り、当日のメニューから親父さんが選んだ3種類を少しずつ並べてくれます。
当夜は、菜の花辛子醤油和え、親子手鞠寿司、一口ステーキです。
串に挿して焼き立てで出してくれるステーキは、いつ食べても美味く、期待を一気に高めてくれます。
◆刺身盛り合わせ
刺身は人数に合せて用意しくれます。
当夜は4切れずつ、写真の上段左から、かんぱち、うに、本まぐろ、下段に行って左から、金目炙り、のどぐろ炙りです。
素材の良さは当然のこと、包丁の入れ方が完璧なので舌に乗せた瞬間に旨味が一気に広がります。
更にレア系の金目炙りと、のどぐろ炙りは炙られた皮目の脂の旨味が素晴らしく、全員ニヤけます。
◆牛すじ煮込み
岳志の出汁の美味さをストレートに感じられる一皿です。
煮込み具合も上々。
◆なすの揚げ出し
シンプルな一皿ですが、雑味ゼロで旨味が濃い茄子の仕上がりに驚きます。
これも出汁の美味さあってこそ。
◆大和芋磯辺揚げ
ここから、揚げ物3種を。
まずは、大和芋を磯辺揚げにしたものです。
表面のサクサク食感と中のトロトロ食感を海苔に合わせるとチョー面白い仕上がりになります。
◆いわし梅しそ揚げ
揚げ物2は、定番メニュー。
イワシのジューシーさが素晴らしく、梅とのバランスも完璧です。
◆さつまいも天ぷら
揚げ物3は、岳志スペシャリテの芋天。
殆ど素揚げに近い薄衣で時間をかけて揚げていくので、一瞬のサクサク感の後に甘さが広がる地域オンリーワンの味です。
味は銀座の近藤に近いのに値段は5分の1くらいという凄い芋天です。
時間がかかるので、早めのオーダーで是非。
◆ミニ海鮮づけ丼
ここで魚系に戻ってみました。
即製のヅケですが、ちゃんと漬かっていますし魚自体の味も極上。
4人でシェアだと1~2口くらいになるので、たっぷり食べたい方は2人で1個くらいがオススメです。
◆牡蠣と葱の味噌チーズ焼き
もう1皿行けそうだったので、お初となる一皿を。
和風グラタンという感じですが、甘めの味噌が極太のネギと牡蠣に絶妙に合います。
ネギの旬の時期にしか味わえない一皿でした。
◆バニラハニートースト
〆は、これも岳志スペシャリテの一皿。
名前は普通ですが、出てきた瞬間にメンバーが驚くこと請け合いのアイスたっぷりトースト。
頼む前は「これは、ちょっと・・・」と言っていた今回のメンバーも、一気食いしてくれました。
これらに日本酒を何種類も合せて、割り勘で4千円チョイ。
味の素晴らしさを考えると、小金井最強の座は当然のこと、新宿以西の中央線エリアでも中々出会えない宴だと思います。
人気が出て予約が取りにくくなってきましたが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
地域最強の和食居酒屋で3月の会を
2016.03
4人会にお呼ばれで行ってきました。
今回の料理も素晴らしく、地域最強の座は簡単には崩れないことを再認識させてくれました。
◆お通し
今回も出ました、岳志スペシャル3種盛り。
毎回、お通しというよりは当日のおススメを少しずつ盛り合わせてくれるのですが、エノキのピリ辛和え、ホタルイカの酢味噌和え、定番となった焼きたてステーキ串とも素晴らしいクオリティ、お通しのレベルをはるかに超えています。
◆岳志サラダ
2皿目は、定番のサラダ。
多種なのにフレッシュ感のある.、つまり処理したての野菜類です。
しかも、トマト嫌いの駄犬に美味いと言わせる上質なものでした。
そして特製ドレッシングも相変わらずの美味さ。
注文に迷ったら、お通しとサラダと刺身盛り合わせ、平凡に思えますが実は岳志の技術が詰まっている鉄板の組み合わせです。
◆刺身盛り合わせ
今回は、ほうぼう・トリ貝・ノドグロ炙り・カンパチ・金目鯛の盛り合わせです。
刺身は素材の良さと包丁技術(舌触り)の両方が組み合わせられないと極上にならないのですが、岳志の刺身は両方揃っています。
幸寿司駅前店(武蔵小金井)の若い職人さんが抜けた今、ここまでの包丁技術を持った職人さんは小金井市内では見当たりません。
◆大和芋の磯辺揚げ
駄犬リクエストの一皿。
大和芋を摩り下ろして成形し、磯部揚げにしてくれます。
揚がった食感と滑らかな舌触りの組み合わせは、今回も素晴らしいものでした。
◆牡蠣の味噌焼き
岳志ではお初となる牡蠣の注文です。
今は無き酒徒庵の牡蠣のサイズに慣れてしまった数年来、普通の店の牡蠣では満足しない身体になってしまったのですが、今回の牡蠣の肉厚さと旨味の濃さは凄かったんです。
市場と絶対的な信頼関係がなければ入ってこない上質なもので、これも親父さんの凄さが何気に伝わってきます。
というか、余計な説明を加えずに、ただ技術で美味いものを食わせるという親父さんの姿勢には感謝の一言です。
◆さつまいもの天ぷら
岳志スペシャルの、じっくり揚げの一皿。
人数に合わせて四つ切りにしてくれていたので、断面の美しさも楽しめました。
表面の揚げ感と全体の柔らかさ・ほくほくさのバランスが鍵の一皿ですが、今回も十二分に満足できる美味さでした。
◆霧島鶏の塩焼きおろしポン酢
岳志では珍しい肉系メニュー。
意外なほどに肉厚な一皿で、これも美味い。
◆ミニ海鮮漬け丼
これも駄犬リクエスト。
なにゆえ4人でミニ?という突っ込みもあろうとは思いますが、ちょうど一口ずつ、即製ですが旨味十分のヅケでした。
◆銀ダラ煮付け
今回は4人ということもあり、煮つけを一皿頼んでみました。
脂の乗った身肉の旨味もさることながら、煮崩れのない完璧な仕上がりで、満席でオーダーが錯綜する中で作業したとは思えない完璧クオリティ。
◆ナポリタンスペシャルバージョン
当初はネタとして始まった岳志ナポ卵焼き乗せバージョン、今回も出ました。
前回は地域二大巨頭のKDさんに書いてもらった分かりやすい鶏が加わりましたが、今回は・・・
分かった人がいるでしょうか?
柚子をモチーフとした大阪のゆるキャラ、滝ノ道ゆずる、通称ゆずくん。(「関西の地域ネタなんて知るかぁ!」というお叱りは甘受します・・・)
実は集まった4人は関西系で、宴会も原則として関西弁で通したくらいなのですが、関西人にしか分からないキャラ、
まぁ、岳志に来たらケチャップアートがオススメ、これが言いたかったわけです・・・
◆ごぼうチップ
さて、結構いいテンポで料理を出してもらえたので歓談の時間を、ということで片手でつまめるおつまみを。
薄切り牛蒡を軽く素揚げして薄く塩味を付けてくれています。
時間稼ぎの一皿と思っていたのですが、あれよあれよと言う間に蒸発してしまいました。
◆バニラハニートースト
〆は定番の一皿です。
初めての人が必ず驚く意外なメニューで、今回も掴みはガッチリでした。(最後に掴んでどうする?と突っ込んでください・・・)
今回も上々の味で、大満足でした。
という感じの4人会でした。
2人くらいだと多種並べは難しいのですが、4人集まれば絶対に外しのない宴会を開けます。
予約必須の人気店となってしまいましたが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
*****************************
2016.01 地域最強の和食居酒屋で新年会を
小金井では技術レベルが頭抜けている岳志での新年会を開いてもらいました。
◆お通し
皆さんご承知のとおり、岳志のお通しは当日のメニューから厳選した3種をミニサイズで出してくれます。
今回は牛フィレ、太刀魚梅じそ巻き、芽キャベツ。
牛と太刀魚は火を通したてで、相変わらずの手のかけ方でした。
◆刺身盛(鯨、平目、烏賊、かんぱち、まぐろ二種、のどぐろ、つぶ貝)
一人前ずつ盛ってくれた刺身、素晴らしく美味いんです。
舌触りが良く旨味の立ち上がりが早い刺身は、もちろん素材の良さもあるのですが、それを支える包丁技術の確かさがあってこそ。
特に炙りのどぐろの脂の旨味が素晴らしく、ただただ感動です。
◆焼き蛤
ツヤのあるビジュアルで目を楽しませてくれ、噛むごとに染みだす旨味で舌も満足する一皿。
◆牛スジうま辛煮
定番の一皿で、スープ取りの丁寧さをストレートに感じさせてくれます。
◆天ぷら盛り合わせ
岳志の天ぷらは、低温でじっくり揚げていくスタイル。
定番の丸芋磯部揚げ、薩摩芋に加え、山菜(たらの芽、こごみ、フキノトウ、あさつき)、そして牡蠣を揚げてくれました。
定番2種の安定感と、牡蠣のサプライズ感の組み合わせが面白い。
◆ステーキ2種盛り(サーロイン、フィレ)
これも文句なしに美味い。
一口サイズでしたが、火の通しがピンポイントで見切られており、技術の高さを感じさせてくれます。
多人数会ならではの一皿でした。
◆昔懐かしいナポリタン(特別version)
でもって、今回の企画モノ。
昭和ゎー、という感じの作りこみですが、味は一級品です。
でもって、今回もケチャップアートを大御所のお二人にお願いしました。
スマイルマークは前回のバージョンアップ版、ヒヨコは大御所様が小学校時代から描いている定番とのことでした。
ご協力ありがとうございました!
◆バニラハニートースト
〆はアイスがたっぷり乗った厚切りトースト。
これも文句なしの素晴らしい美味さでした。
二次会の時間が迫っていたので省略してしまった料理もあるのですが、やはり岳志の料理は圧倒的に美味い。
地域最強の座は簡単には揺るがないと、改めて感じさせてくれました。
予約必須の人気店になってしまいましたが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
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2015.06 やはり料理のレベルが断然高い
小金井最強の和食居酒屋での3回目の4人会を開いてみました。
今回もニャンさんに幹事をお願いし、マイレビさんを新規にお誘いです。
料理は3000円でお願いしましたがハイレベルな皿が12皿(お通し込み)並び、満足感のある構成でした。
◆お通し3種盛
岳志スペシャリテの3種盛り、お通しというよりは「こんな料理あります。一口ずつ、どうぞ」的なウェルカム前菜です。
今回は枝豆、手毬寿司、黒毛和牛サーロインステーキ串を並べてくれました。
手毬寿司の手のかけ方・味の染み込みがすばらしく感動しますし、ステーキ串は安定した旨さです。
◆刺身盛り合わせ
のどぐろ炙り、金目鯛炙り、いさき炙り、うに、まぐろ赤身、中トロ、柳タコ、烏賊を盛り合わせてくれました。
いずれも素材の旨さが素晴らしいものでしたし、舌触りの良さは包丁技術の確かさを示しています。
親父さんの技術が安定していることを再確認できました。
◆みょうが・セロリ・エシャレットの酢漬け
ここから変化球を2皿、まずは野菜の酢漬けから。
野菜の味をちゃんと残す絶妙な漬け具合で、これも旨い。
◆梅水晶(サメ軟骨梅和え)
変化球その2。
地域では既製品を出す店が多いのですが、さすがに岳志では自家製。
梅のフレッシュ感が一味違う仕上がりです。
◆本日のサラダ
ドレッシングが旨い岳志のサラダ、アクセントの揚げそばが効いていて旨いです。
◆豚バラ味噌焼き・黒毛和牛サーロインステーキ・霧島鳥もも
ここで肉を。
味噌焼き、ストレート焼き、おろしポン酢和え、と味付けの方向性を変えた料理で、手のかかった料理ですし、なにより焼き具合が素晴らしい。
◆鯛の串揚げ
揚げ物その1。
ジューシーな身肉が旨い串揚げで、大葉のアクセントが効いています。
◆もろこし天ぷら・さつまいもの天ぷら
揚げ物その2。
岳志のスペシャリテと言えるさつま芋の天ぷら、薄衣でじっくり揚げたもので、地域オンリーワンの旨さです。
また、お初のもろこし天ぷらもジューシー感が残った旨いものでした。
◆金目鯛 かぶと煮
ここで煮込み系にチェンジ。
煮込み具合が抜群です。
驚いたのが煮汁で、見た目は濃そうですが、意外にあっさり系、でも旨味が素晴らしい。
親父さんの技術を感じます。
◆牛スジ旨辛煮込み
定番メニューも相変わらず旨い。
◆あんかけ焼きそば
割烹級の親父さんが作ると、出汁の効いた餡が旨い、極上の一皿になります。
イメージは写真で。
◆昔懐かしいナポリタン・特別version ケチャップ別添え
頼みたかった一皿、4人会なので頼んでみました。
つーか、趣旨がもう一つあり、流行のケチャップアートを新たにお招きしたマイレビさんにしてもらうという恐ろしい企画。
最初は固辞していたマイレビさんですが、ワンとニャンが土下座する気配を見せると「しょうがないか・・・」と応じてくれました。
感謝です。
おっと料理ですが、今回は卵を乗せてくれ、これが意外に、というか絶妙に旨い。
と言う感じの宴会メニューでしたが、3000円お任せとは思えないハイレベルな皿を並べてもらえました。
地域最強の和食居酒屋、その称号は当面ゆるぎそうにありません。
予約至難の店になってしまいましたが、ぜひお試しいただければと思います。
幹事のニャンさんに深謝。
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2015.01 4人会@小金井最強の和食居酒屋
有難いことに「行きたいコール」を受けたので、新年会として企画してみました。
前回はマイレビさんと2人会なのでお通しを除き8皿に留めましたが、今回は肉食女子2人と草食男子1人と駄犬1匹だったので、13皿並べることができました。(6人集まると更に増やせそうですが、本当に「一口ずつ」になりそう。4人くらいがベストかな)
◆お通し(¥300)
右からサーロインステーキ、イワシの梅巻き揚げ、海鮮ぬたです。
海鮮としては蛸の味わいが印象に残っています。
もちろん今回も作り立てで温かく、キックオフからテンションが上がります。
◆岳志サラダ(¥650)
今回は、サラダからスタート。
ちゃんとフレッシュ感の残った野菜に、刺激感少な目で美味いドレッシング、アクセントに(市販品ですが)揚げめんトッピングという凝った作りの一皿でした。
◆刺身一人前(¥980)
えぇーと、素材の種類を忘れました・・・・
たぶんですが、写真左上が炙られているので「のどぐろ炙り」、ワサビの右の白身がヒラメ、その上がカワハギ肝、その右の赤身が本マグロで、実はその下にもう一切れ、別の赤身も隠れています。で、まぐろの下が多分カワハギ・ホウボウ、器の中がいわし酢〆、黄色いのが(たぶん)小金井ならではのシークヮーサーっぽいです。他にも乗っていましたので、一人前と言いつつ当日の刺身メニューのオールスターに近いと思います。
すべて冷凍感ゼロですし、旨味がストレートに舌に乗ってくるのは、包丁技術の確かさを示しています。
ワサビが何気に美味いところも気に入っています。
¥980でここまで満足していいのか、と心配になる盛り合わせでした。
◆牛すじ煮込み(¥580)
牛スープの中に、クニュクニュ感が絶妙な牛すじたっぷりの一杯。
前回はスパイシー版にしましたが、ストレートに味わう岳志スープも美味いです。
◆たこ揚げポン酢(¥680)
油通しした蛸をポン酢で和えたもの。
ビールに絶妙に合いそうな一皿でした。
ボリュームが少な目なので、オトナのおつまみ、という感じではありますが、実は蛸への火の通しが絶妙で、満足感の高い一皿でした。
◆いんげんゴマ和え(¥480)
歯ごたえのあるインゲンに、たっぷり黒ゴマを和えてくれています。
これも美味い。
◆金目鯛西京味噌焼き(¥750)
焼きの素晴らしい一皿。
今回味噌漬けにしてくれたのは脂身の少ない個体でしたが、日本酒に合わせるには良い塩梅に思えます。
◆ぶり大根(¥680)
かなり濃い色合いの煮汁ですが、大根への染みこみが素晴らしく、全体を通して味わうと意外に「コースの中で座りが良い」と思える味付けでした。
◆ごぼうチップス(¥500)
チェーン店でもありそうですが、ひと味違います。
何気にベストの厚さでスライス、「つなぎ」のつもりで頼んだのですが、ちゃんと一品料理として認識して良い完成度でした。
◆丸いも磯辺揚げ(¥550)
前回(2人会)では大和芋でしたが、今回は丸いも。
前回と同じく、とろみ系というか餅系のニュアンスと磯辺揚げ仕上げの対比が面白い一皿でした。
◆さつまいもてんぷら(¥380)
低温でじっくり揚げてくれるスペシャリテ、今回も中心部のほっくり甘い食感と味が素晴らしいものでした。
そして今回、改めてメニュー全体を見回すと値段は¥380、ただただ感謝の一皿です。
◆ミニ海鮮漬け丼(¥580)
「ミニを4人でシェアしてどうする!?」という突っ込みもあるのですが、取り分け用小鉢を用意してくれる店に感謝です。
味も上々でした。
◆牛すじラーメンハーフ(¥忘れました)
ミニサイズ4人シェア、その2です。
スープの旨味をメンバーに再確認してもらいたくて頼んだ一皿でした。
牛スープが美味い。
◆バニラハニートースト(¥680)
そして今回も〆は、バニラハニートースト。
女子はもちろん、男子にも好評でした。
これに日本酒をちびちび、その他ドリンクを合わせて合計で¥3000強/人。
クオリティを考えると、満足度は高かったのではないかと思っています。
ということで、やはり岳志はすごい。
予約必須の人気店になってしまっていますが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
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2014.12 小金井最強の和食居酒屋として再認識
マイレビさんとの忘年会を趣旨としての再訪です。
初回に試せなかった「多種並べ」が実現した今回でしたが、改めて親父さんの引き出しの多さと根っこの確かさを認識しました。
◆お通し3種盛り合わせ(¥300)
表敬訪問に過ぎなかった初回訪問で最も感動した一皿、岳志の特徴を端的に示していると思います。
お通しなのに3種、しかも2種は火が通りたてです。
小あじ唐揚げ、ステーキ串、細切れ刺身&長芋&おくらのピリ辛和え、いずれも手のかかった素晴らしいものです。
初回投稿でも書きましたが、お通しというよりは「本日の料理の一部です。お試しサイズでどうぞ」的に出してくれる一皿に思えます。
三種とも美味すぎるので、思わず「今日は、おつかれさまでした。解散。」と言い出すところでしたが、料理への期待感が高まっていた今回でしたので解散せずに奥へ踏み込みます・・・
◆銀だら西京味噌
漬け込みが素晴らしい銀だらです。
そして焼きもすごく、ホワホワ・ジューシーな身肉の美味さを楽しめます。
途中で骨を持ってしゃぶり尽くしたのですが、骨周辺まで完璧な火の通りでした。
一皿目から、親父さんの技術の高さと仕事の丁寧さを感じます。
◆牛すじ旨辛煮込み
真っ赤な煮汁を想像していたところ、まさかの清涼系のビジュアル。
「オーダーミス?」と思って一口啜ると、思わず溜息が漏れる美味さです。
アクセントにとどまりながらもちゃんと存在するスパイシー感、その奥の根っこはテールスープベースの淡麗塩味。
根っこのスープの美味さを強調し、しかも上手にスパイシー感を加える、本物の和食職人ならではの完成度でした。
もちろん、すじ肉の煮具合も完璧で、絶対のオススメです。
ここで、酒を日本酒にチェンジ。
◇羽根屋×2種
新酒と熟成酒の組み合わせを提案してくれました。
古酒と呼ぶには少し浅い3年ものでしたが、ちゃんと熟成感が伝わってくる上質な酒です。
◆さつまいも天ぷら
素晴らしいの一言。
薄い衣が芋と綺麗に一体化した柔らかい食感、そして仄かなジューシー感を残し綺麗に火が入った中心部、銀座の天ぷら専門店でも中々出会えないハイレベルな仕上がりです。
しかも天ぷら専門店と違い、他の多種料理と同時進行で、この仕上がり。
親父さんの料理人としての凄さを再認識しました。
◆ウンパイロー
初めて見る名前に惹かれて、お試し注文。
胡瓜の薄切りと煮豚にピリ辛のタレをかけ、白髪ねぎを乗せたものです。
これも美味いんです。
しっかりジューシーで、ほんのり熱を持った豚バラは注文を受けてから茹でてくれたことを示していますし、ピリ辛のタレとの相性が抜群です。
「親父さん、どれだけ手間をかける人なのか・・・」と感嘆する一皿でした。
◆大和芋磯部揚
驚きの一皿。
一口目の食感は「餅」、でもしっかり芋という、意外感と美味さがハイレベルに両立したものです。
大和芋は擦り卸しでトロトロという経験しかないのですが、しっかりとした食感に仕上げるためにかかった手間は半端ではないと思います。
しかも海苔との相性が抜群、磯部揚げにするというアイディアにも脱帽です。
当日のメニューと睨めっこし、乗っていればオーダー必須だと思います。
◆ミニ海鮮づけ丼
〆系その1。
初回訪問時に包丁技術の確かな親父さんだと気づいたのですが、エッジの立て方の上手い刺身は舌をくすぐった後に旨味をしっかり乗せてくれますし、ヅケ仕上げの味付けも超ハイレベルです。
これもオーダー必須。
◆牛すじラーメン(ハーフ)
〆系その2は、ラーメンです。
麺は普通なのですが、スープが超美味い一杯。
前半で出てきた牛すじ旨辛煮込みのスープをベースに味を整えたものです。
味が前半と重なったにもかかわらず素直に感動したハイレベルスープ、店の看板メニューと見ました。
◆バニラハニートースト
〆系その3は、初回訪問の時に気になっていた一品です。
厚切りトーストにバニラアイスと蜂蜜。
遊び心の効いたメニューだと思いますが、実は相当美味いんです。
これも強くおすすめ。
いやー、しかし、すごい親父さんです。
全て美味いのですが、特に一皿を勧めよと言われたら大和芋の磯部揚げ、これには溜息しか出ません。
にも関わらず、メニューでは他のメニューと区別することなく、ワンオブゼム。
営業的な言葉は一切出さず、美味いものを普通の笑顔で淡々と出してくる、それは本物のプロにしかできない芸当だと思います。
更にいうと、現在のフロア担当のアルバイトお姉さんも優秀で、各テーブルへの目配りが行き届いていますし、全ての料理で取り分け用の小皿を用意してくれました。(深謝。大学卒業まで店に残ってほしいな・・・)
料理は2人でオールシェア、各自中ジョッキ1杯と日本酒計1合で割り勘¥4500でお会計。
チョー満足度の高い忘年会でした。
ということで、改めて再整理。
刺身・焼き・煮込み・揚げともオールラウンドに美味い、現時点では小金井最強の和食居酒屋だと思います。(若手No.1和食職人のShoppoRi兄ちゃんには、ぜひ後を追っていただきたい)
既に人気店になっていますので、予約必須ではありますが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
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2014.11 超ハイレベル和風居酒屋
マイレビさんがお気に入りの店、軽く一皿だけの表敬訪問のつもりが美味さに感動してしまい、長居してしまいました。
二軒目だったので控えめにしましたが、ガッツリ食べで再訪したいと思わせるすごい料理が並びました。
オトナプライスではありますが、クオリティを考えると明らかにお得な料理です。
グラスビール(小)(税別¥360)をお供に、次のような感じで。
◆お通し(税別¥300)
一瞬「お通しで300円? 高い?」と思ったのですが、出てきてびっくり。
火が通った、しかも通りたての主菜級2個を含めた3種盛り。
お通しというよりは「こんな主菜あります。お試しサイズですが、どうぞ。」という趣旨に思えます。
もっともシンプルな春菊の黒ごま和えでも旨味十分ですし、火が入った秋刀魚の梅しそ巻き、焼きたてのサーロインステーキ串は超ハイレベル。
初手からいきなり感動してしまいました。
◆刺身一人前(税別¥980)
お試しの趣旨で頼んだ一皿ですが、これがまたすごい。
ほうぼう、ぶり、するめいか、つぶ貝、蛸等を盛ってくれたのですが、切り口から伝わってくる旨味が濃い刺身盛りでした。
親方の包丁技術の確かさを感じさせてくれた一皿。
しかも、ほうぼうは丁寧に昆布〆されたもので、手間と気持ちを込めてくれる親方だとも認識しました。
◆焼き蛤(税別¥520)
焼き魚だとボリューミー過ぎると思ったので、焼き物は軽めの一皿を。
これがまた絶妙に美味いんです。
味付けは最小限ですが身肉への火の通りが完璧で、貝殻に残った汁を汁を吸うと幸せになれます。
今回は一軒目で少し腹が膨れていたので、ここまで。
ですが、刺身も焼き物も素晴らしい。
煮物や、他の一品料理を含め、改めてガッツリ食べたいと強く感じた初回訪問でした。
「特に特徴のない居酒屋」と聞いていたので敢えて行こうとは思わなかった店ですが、とんでもない誤解でした。
技術は明らかに一級品ですし、地域屈指の和食居酒屋の予感がします。
もちろん色々食べてみないと不得意分野の有り無しはわからないのですが、今のところは「すごい・・・」としか言いようがありません。
いつか多人数宴会を開いてみたいです。
ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。
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メニューブック以外の「本日のメニュー」
通常の和食系に留まらず、ナポリタンやハニートーストを置くところが富士見台の隠れた名店「大貫」に通じるところがあります・・・再訪確実です。
【刺身】
¥980 一人前お任せ
¥780 かんぱち
¥620 やりいか
¥680 白子ポン酢
¥820 ひらめ
¥680 するめいか
¥620 くらげ
¥820 ほうぼう昆布〆
¥780 天然ぶり
¥880 活つぶ貝
¥680 たこ
¥680 鯨ベーコン
【焼き魚】
¥520 焼き蛤
¥780 トロホッケ
¥760 ぶり照り
¥780 金目鯛西京味噌
¥580 ふぐ一夜干し
¥480 きびなご丸干し
【煮魚】(時間かかります)
¥880 金目鯛
¥780 銀だら
¥680 ぶり大根
¥720 カレイ
【煮物】
¥500 牛すじ煮込み
¥570 牛すじ甘辛煮込み
¥620 牛肉ごぼう
¥520 牛すじ大根
¥680 手羽先と聖護院大根
【一品料理】
¥650 岳志サラダ
¥650 海鮮ぬた盛り合わせ
¥420 三つ葉お浸し
¥520 梅水晶
¥520 揚げ銀杏
¥450 自家製ぬか漬け
¥460 春菊のごま和え
¥550 里芋唐揚げ
¥450 自家製厚揚げ
¥380 焼きなす
¥480 チーズ揚げ
¥550 大和芋磯部揚げ
¥580 牡蠣の天ぷら(2個)
¥680 秋鮭ときのこのガーリックバターホイル焼き
¥580 秋鮭フライ
¥380 甘とうがらし網焼
¥680 ピリ辛豚ニラもやし炒め
¥780 シチュードハンバーグ
¥780 豚バラとキャベツのせいろ蒸し
¥600 鶏もも塩焼卸ポン酢
¥1650 黒毛和牛サーロインステーキ
¥500 ゴーヤ天
¥500 ごぼうチップス
¥380 さつま芋天
¥720 牡蠣グラタン
¥520 チーズオムレツ
¥500 舞茸天
¥620 ほうれん草チーズ焼き
¥420 米なす味噌田楽
¥600 メンチカツ
¥620 厚切りベーコン炙り焼
¥620 だし巻き玉子
¥680 肉汁すいとん
¥520 肉巻ききりたんぽ
¥680 バニラハニートースト
¥780 昔ながらのナポリタン
¥790 塩焼きそば
¥580 ミニ海鮮づけ丼
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よーぜふ (K)
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店名 |
岳志
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本料理、日本酒バー |
予約・ お問い合わせ |
042-387-3073 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「武蔵野市境南町5-11-29」から移転しています。 |
交通手段 |
J.R 東小金井駅 南口より徒歩5分 東小金井駅から249m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) 電子マネー不可 |
席数 |
18席 (カウンター6席、テーブル12席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング有・但 地域 再開発中の為 要確認 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お店のPR |
◇東小金井徒歩5分◇アットホームな空間で旨い酒と創作料理を。食を楽しむ者が集う、人気の肴処
日本全国から仕入れた、新鮮で上質な魚介などをご提供している『岳志』。「食」と「酒」を楽しむ方に人気の居酒屋です。大将が自ら考え出した創作料理を中心に、丁寧な仕事が光る割烹料理に舌鼓…。中でも、お魚の煮つけが自慢◎お魚本来の旨味がぎゅっと凝縮された逸品ばかりです。厳選した日本酒と共にじっくりとお楽しみください!また、店内はちょっと狭いですが我が家のような温かさ◎通いたくなる居酒屋へ、今宵も…。 |
初投稿者 |
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2023.08
久々に岳志の貸切会を開いてみました。
市外の人を拉致して接待できる地域最強の名店、10皿コースに日本酒15種類を合わせる変態会になりましたが、やはり楽し過ぎる。
◆お通し3点セット
当日のメニューから少しずつ3種類盛り合わせてくれるお通し3点セット、写真左からゴーヤくらげ、トロたく(リバース巻)、ミニステーキを並べてくれました。
普段と変わらない完璧なキックオフで、いきなり日本酒のお猪口が空きます。
◆刺身盛り合わせ
岳志といえば刺し身、素材だけでなく包丁の入れ方が完璧で舌にダイレクトに旨味が乗ってきます。
全て美味いのですが、特に今回は鮪のネットリ感と旨味の濃さが半端ない。
もちろんノーマル刺し身だけでなく、昆布〆も鰹にんにく醤油漬けも納得のレベル。
◆牛すじ大根
定番の煮込みですが出汁感、大根への完璧な染み込み、噛むごとに味が広がる牛すじ、全てが高いレベル出揃っている逸品。
肉の旨味が溶け込んだ出汁もたっぷりで、出汁だけで酒が進む危険物です。
◆茄子の煮浸し
色鮮やかに仕上がった煮浸しで、下の方に沈んでいる茄子が出汁を吸って激美味、そして大量に乗った薬味が出汁感を全く損なわずに香りを広げてくれます。
淡麗系の味付けなのに、これも日本酒を蒸発させる危険な小鉢。
◆スペアリブ
ここで方向性を変えて肉へ。
漬け込みに丸1日、焼きにン時間かけた変態料理で、骨離れの良さは焼きの完璧さを、噛むごとに広がる旨味は仕込みの丁寧さを証明してくれます。
意外に量があるのですが、気づいたら一気食いしてしまう完成度でした。
◆蛤と鱧の土瓶蒸し
居酒屋なのに土瓶蒸し・・・最初に見た時は目を疑いましたがコースの定番になって3年、すっかり岳志の名物になりました。
蓋を開けた瞬間に広がる香り、啜ると舌の奥まで広がる出汁感の強さ、そして旨味十分の具のサイズが揃っている逸品。
◆揚げ物3種
ここで揚げ物へ。
左から里芋、海老真薯、いわし梅紫蘇揚げ、付け合せはししとう。
里芋には出汁が染みていて、海老真薯はホクホク仕上がり、いわしはジューシーです。
これも手のかかった一皿でした。
◆牛肉たたき
肉料理は、たたき。
じっくり時間をかけて仕込んだもので、しっかり噛み切れる絶妙な火の通しで、肉の旨味を思いっきり堪能できます。
◆シーフードグラタン
〆前の一皿は、何とグラタン。
和風に仕上がったホワイトソースが抜群に美味く、地味に技術の塊です。
◆担々麺(岳志風)
〆は「担々麺」なるもの。
お初の一品でしたが、これも美味い。
賄いが好評でメニュー化したもので、和風で出汁が効いていてコクがあるスープが面白い一杯です。
◇おまけ
箸休めの古漬け、そして送別会の主賓向けのサービス「兜煮」、両方とも流石のレベル。
という感じの10皿コースでした。
やはり岳志さんは凄い。
個人的には料理人の旬は40歳だと思っていて、後は50歳まで全盛期をキープ、後は緩やかに名残に入っていく人が多いと認識しています。
しかーし、岳志さんはアラ還なのに未だに上昇基調に乗っていて、若手では地域トップの天才料理人 将ちゃん(キッチンバー沼)にすら「凄ぇ」と言わせる地域最強の大魔王です。
多人数だと日数に余裕をもたせた予約が必要ですが、2人くらいまでであれば当日でも大丈夫かも。
ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。