冬の「鴨汁」は美味くて身体が温まる一杯 : 田舎うどんかもｋｙｕ

2014.12
　今回も短文写真レポで恐縮です。
　中々やめられない地域飲食店のＦＢチェックですが、かもｋｙｕのページで鴨汁が出ていたので、行ってみました。
（www.facebook.com/mechaumaKamokyu）
　出汁に定評のある かもｋｙｕ、今回は鴨肉に合わせてくれています。

◆鴨汁つけうどん（￥９５０）
　ベースの出汁は、どっしり感のある かもｋｙｕ 定番のもの、それを醤油だれと合わせてくれています。
　これに、麺の茹で上げとタイミングを合わせて火の通りを調整した鴨肉を投入して完成。
　非常にシンプルですが、これがまた美味い。
　麺を一気に片付けたあとは、蕎麦湯ならぬ「うどん湯」で汁を割って飲み干します。
　蕎麦湯ほどの風味はありませんが、汁の自力が強いので、逆にあってるかも。
　体の芯まで温まった一杯でした。

　今回の汁をベースにした 鴨鍋 も要予約制の夜宴会メニューとして考えてくれています。
　ということで、相変わらず かもｋｙｕ は面白い。
　ぜひ機会を作ってお試しいただければ幸いです。

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2015年5月　初夏に嬉しい冷やしうどんはインパクトあり
　中々やめられない地域飲食店のＦＢチェックですが、かもｋｙｕのページも面白いんです。
（www.facebook.com/mechaumaKamokyu）
　写真に強い印象が残り「行くっきゃないでしょ！」と狙っていた一杯を求めて行ってみました。

◆すだちうどん（￥９５０）
　まずは写真からごらんください。
　表面に隙間なく並べられている酢橘。
　かなり強烈なインパクトです。
　数えてみると今回で１８枚、ＦＢでも概ね同じ枚数並ぶ写真がＵＰされています。
　これが、かもｋｙｕの冷たい出汁に絶妙に合います。
　元々かもｋｙｕは、節の香りが突き抜けた熱々の出汁がウリです。
　夏でも汗をかきながら熱々の汁で食べるのが、かもｋｙｕでの醍醐味でもあります。
　一方で、夏の冷やしは、「美味しい。美味しいけど普通かな・・・突き抜けてくれたら嬉しいけど難しいかな」などと贅沢な希望を持っていました。
　しかーし今回の一杯は、しっかり突き抜けていました。
　汁だけでなく麺にもしっかり香りが移り、ダブルというかマルチ酢橘という感じの、見た目以上に食感と味が面白い一杯でした。
　配膳の際に、「長く浸していると想像以上に早くエグみが出ますので、適宜この小皿に引き上げてください」と注意されたので、２分弱でオール撤収。
　その段階で別皿のネギを投入し、時々酢橘１・２枚を出し入れしながら一気に完食です。

　たしかに皮つきの酢橘は長く浸すと爽やかさ以外の雑味が出ます。
　その弱点をカバーする「１８枚一気乗せ＆早めの引き上げ」というアイディア、流石でした。
　もちろん値段は少し高めですが、「ケチケチ２・３枚乗せ」に比べると、ビジュアル的にも味的にも全く別物の、凄い一杯だったと思います。（聞いてみると、トータルで１個半くらいの酢橘を使っているとのことでした）

　ということで、暑いのか涼しいのか良く分からない今年の５月ですが、かもｋｙｕの冷やしは５月上旬から楽しめます。
　特に今回の一杯はＦＢ限定メニューという位置づけですが、チョー面白いです。
　ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。

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２０１４年２月　日替わりの牡蠣、美味し・・・・
　夜営業がないので３年ぶりになってしまった かもｋｙｕ です。

◆つけうどん(牡蠣)（￥９５０）
　少し懸念もあったのですが、今回は流石の完成度の一杯。
　かもｋｙｕの生命線は汁の美味さ、特に熱々の汁から立ち昇ってくる強烈な節の風味だと思っています。
　厨房スタッフの人繰りの問題なのか、汁の温度が下がってしまうことも過去にはあったので、その意味で牡蠣に火を通しすぎず、でも汁を熱々にして、でもって麺の茹で上げのタイミングを合わせることができるのか心配だったりしました。
　ですが、今回出してもらえたつけ汁の完成度は素晴らしく、牡蠣はちゃんと火が通りながらプリプリのままですし節の風味もしっかり立ち昇る素晴らしい一杯でした。
　牡蠣も良いものが入っているようですし確か６個以上あったと思うので、満足度も高いと思います。
　麺と牡蠣を片付けた後は、茹で湯（割り湯）を加えながら汁の後味を楽しんで終了。
　２月いっぱいくらいは入荷がありそうなので、ぜひ。（雪で物流がストップしなければ・・・）

　やはり、かもｋｙｕの汁は美味い。
　温度が下がらない内に一気食いが個人的にはお勧めです。
　夜営業がないですし、駅から絶妙に遠いという凄いロケーションですが、一応駐車場もありますし足を延ばす価値は十二分にあります。
　小金井を代表するオンリーワン系の店の一つとして、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。

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２０１０年１０月　続報：胡麻＆塩
　２回目＆３回目の訪問は、「つけ汁」に変化をつけたいと思い、胡麻と塩です。

　胡麻汁は、擂り下ろされた胡麻が結構大量に使われていました。
　ただ、胡麻の風味が強いのか、前回醤油汁で感じた「醤油の風味を突き破って立ち上ってくる節の風味」は弱く感じました。
　その意味で、変化球としては面白いのですが、かもｋｙｕ最大の売りである「節」の美味さを感じられるつけ汁ではないようにも思いました。

　次に塩汁ですが、出てくるまで想像していたのは「にごり系、でも塩分控えめで「節」の風味は最も強く立ち上る」でした。
　が、出てきたのは透明感のある汁で、節の風味は今一つでした。

　ここで気づいたのですが、厨房の中、週末と平日で人が違うような気がします。
　もちろん若いご主人（二代目？）は常時在店し頑張っているのですが、週末に見た家族風の人たちがサポートするのではなく高齢の人１名がご主人をサポートしていました。
　そして、丼の温め加減が明らかに弱いことが分かりました。（初回は丼を素手で触れないほど熱々でしたが、今回は最初から触れました）
　もしかしたら、丼の温めが弱いために「節」の風味の感じ方が弱かったのかもしれません。

　汁の熱々さは、この店の生命線だと思っています。
　その意味で、かもｋｙｕを訪問するのであれば、激混みを覚悟の上で週末をお勧めするという結論でしょうか。（今回は★５格上げ見送り）
　ということで、直球勝負の醤油（ぶた汁）、変化球の胡麻と塩、是非週末に・・・

　おっと、忘れるところでした。
　写真を取り忘れてしまいましたが、ゴボウ天は美味です。
　薄くスライスし、衣を薄く付けて揚げてくれます。
　かなり歯ごたえがありますが、その分ゴボウ自身をしっかり味わえます。
　ゴボウ天も合わせて、是非・・・・・

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２０１０年０６月　素晴らしいつゆ
　中々機会に恵まれなかったのですが、ようやく行けました。
　結論から言って、つゆ（つけ汁）の素晴らしい美味さに、ただただ感動です。
　初回ということもあり、ぶた汁（しょうゆ味）、麺の量「並」です。（\700）

　まず汁を一口飲んでみようと思い茶碗を持ったところ、「熱！」という感じでした。
　つけ汁が冷めるのを防ぐため、そして風味を立たせるため、かなり強めに温めています。
　そのおかげもあると思いますが、つゆは「節」の風味が強烈に立っています。
　見た目は真っ黒であり、醤油も結構強めに効かされていると思いますが、醤油の味を突き破って立ち上ってくる節の風味は本当に凄いんです。
　そして両者をまとめる豚肉も、予想以上にジューシーで美味いんです。
　本当に素晴らしいつゆだと思います。
　「お好みでどうぞ。」と言って薬味（ネギとゴマ）を置いて行ってくれますが、個人的には余計なものは一切不要だと思います。（特にネギはつゆの温度を下げます）
　少なくとも、全体の半分くらいまでは薬味なしでお試しいただければと思います。

　次に麺。
　細麺と太麺からの選択だったので、細麺です。（とは言っても決して細過ぎることはなく「中くらい」の太さです。）
　店での手打ちではありませんが、十分美味いと感じました。
　手打ちではない点を気にする人がいるかもしれませんが、麺を群馬県藤岡の製麺所から取り寄せている点は店が元々広報していますし、何の問題もないと思います。
　と言うか、つゆとの相性を考えると素晴らしい麺の選択だと思いますし、逆につゆに全力投球できていることで店の特徴が際立っているような気がします。

　ということで、つゆについては電車を乗り継ぐ価値がある店だと思います。（ただ、駅から相当遠いので、車をお勧めします。一応、専用駐車場がありますので）
　とりあえずキックオフとして★４ですが、近い将来再訪し他のメニューを試した結果により★５の可能性大です。
　東小金井からも武蔵小金井からも遠いのですが、ぜひ機会を作ってお試しいただければと思います。


【つけ麺ラインアップ】
\700 ぶた汁（しょうゆ味）
\750 トマトぶた汁
\800 野菜ぶた汁
\800 ごま汁（ごまだれ）
\850 カレー風味ぶた汁

その他、汁麺や夏メニュー冷やし麺もあります。