武蔵小金井：喫煙可能な老舗喫茶店、料理も安定してます : フロンティア

2023.05
　昭和レトロな喫茶店は地域でも少なくなってきましたが、フロンティアは元気です。
　貴重な喫煙可能店としても認知されていますが、実はコーヒーも料理も安定している貴重な駆け込み処。

◆ＭＩＸピラフ・珈琲セット
　見た目も作りも昭和の喫茶店っぽく洋風チャーハンですが、実は文句なしに美味い。
　細かく刻んだ野菜には綺麗に火が入って甘みが出てますし、海老もハムもたっぷりで塩加減も絶妙、どんな年齢層でも満足できそうです。
　合わせたブレンドもコクがあって素直に美味い。
　困った時の駆け込みランチとしてイチオシかと。

◆カルボナーラ・コーヒーセット
　これも見た目が昭和っぽいカルボ。
　令和のカルボに比べるとコクが低めですが、香り爽やか系で、これも素直に美味い。
　ただ、弾力ある麺とサラサラ系ソースの組み合わせは要注意で、胸元に結構ソースが飛びます。
　スーツの時は要注意かも・・・その意味でもピラフ系が安全かな。
　珈琲は今回も安定して美味い上モノでした。

　店としては分煙されておらず奥の６割が喫煙席、手前の４割が禁煙席のイメージです。
　が、換気がしっかりしているのか満席でも店内の視界は良好。（モク煙が凄い店だと視界が１０ｍないので・・・）
　昭和の喫茶なのに、駅前にスタバ等があるのにひっきりなしにお客さんが訪れる人気店、やはり煙草ＯＫというところがポイント高いのかも。（喫煙席は常時満席なので、店に入る時に聞いたほうが良いと思います。）
　でもホント、ピラフと珈琲の美味さ、というか安定感は凄い。
　迷った問の選択肢として改めてメモしました。
　機会がありましたら、ぜひ・・・

（２０１２年７月）
　約４年ぶりのフロンティアです。
　フロアを担当してくれていた女性に見おぼえがあるような・・・というモヤモヤした感じで席につきました。

◆ツナサンド　★３
　焼かないタイプの昔ながらのサンドイッチです。
　具はツナのマヨネーズ和えと胡瓜で、喫茶店メニューの定番。
　単品で６００円弱と高めの値段設定ですが、後味はさっぱりで、人と会う前に食べてもＯＫの一皿だと思います。

◆ブレンドコーヒー　★４
　深めの味のコーヒーですが、後味に酸味もしっかり感じられる美味い一杯でした。
　再開発で上島珈琲が近場にできてしまったのですが、味だけで考えれば今でも鼻差でリードをキープしていると思います。
　若い男性が淹れてくれるのですが、結構お勧めの一杯。
　料理はまだまだ伸び代がありそうなのですが、珈琲はハイレベルです。

◇発見
　着席時にも「煙草は喫いませんよね・・・」と言ってくれた女性、よく考えたら２階のお好み焼き「ぶんぶん」の若女将でした。
　「２階と１階を家族経営でやっています。」とのことでしたので同じく２階で現役の大女将から数えると三代目になる息子さんが１階の喫茶を任されていたみたいです。
　２階への階段が１階の喫茶店を経由するように改装されたころから持っていた疑問がようやく解決です。

　全席喫煙可で壁とテーブルが少しベタつきますし、料理が昔風、悪く言えば素人系のものなので続いていることが不思議でしたが、納得。
　建物も自社ビルっぽいので経営は安定していそうですね・・・
　昭和の雰囲気を味わいたいときに、北口の喫茶室たきざわと合わせてぜひ・・・　

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（２００８年４月）
　ムサコ駅南北で続いている、結構謎の喫茶店編(その１)。
　南口からメインストリートを南に少し歩くこの店はKEY珈琲の店です。
　マスター1人と、フロア担当1人でやっています。
　テーブル数は相当多め。椅子や店内の雰囲気は重厚な感じです。
　料理はピラフ、パスタ等で、マスターが担当します。
　ピラフもパスタも外れはしませんので、安心して頼んで大丈夫です。(時間はかかりますが・・・)
　海老ピラフ：超小ぶりの海老が入ったピラフ。オーソドックスで食後でも臭いが残らないため、用件前の腹ごしらえにもＯＫ。
　ペペロン：玉葱・ピーマン・ハムを細切りし、バジルで風味付けしたもの。バジルが少し口に残ります。ニンニクはあまり感じませんでしたが。
　ブレンド珈琲は、舌にコクと苦味を印象付ける重め系。ドトールだと、マンデリンに近いニュアンスです。

　ＭＯＳ・マック等が苦手で、でも駅近辺で長い時間をかけて待ち合わせ等する時に使える貴重な店。（待ち合わせて何処へ行くって？　そ、それは・・・多磨霊園とか・・・タクシーで一直線(15分くらい)だし・・・・少し苦しいか・・・失礼しました。