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武蔵小金井、「とんかつ 丸八」。【14th】
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京夏終空
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店名 |
丸八
|
---|---|
ジャンル | とんかつ |
予約・ お問い合わせ |
042-381-3236 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR武蔵小金井駅南口より徒歩5分 武蔵小金井駅から360m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
---|---|
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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武蔵小金井駅南口、前原坂上下ル。
もっと的確に京都的な表示をすれば「小金井街道連雀通り下ル西入ル」かも知れない。
まぁ、建物自体は、小金井街道沿いである。
よほどの隠れ家のような場所にある店でなく、人目につきそうな場所にある店においては、その店の立地と外観で、およそのレビュー数と評価が予測できるようになりつつある。(笑)
中央線の駅だが、歩いて行くには、駅からちょっと離れる。
メインの通りではあるが、車も停めづらい。
でも、名店のニオイがプンプンする。
30件から50件程度のレビュー数で、軽く「3.50」オーバーだろうと予測した。
ココまで見事にハズした例も少ない。
13件で、「3.21」。
昔ながらのトンカツ屋の風体。
お店の中は、それなりに時代を感じるが、丁寧に拭きあげられているカウンターテーブルや、白衣に身をまとった大将と女将さん。
コック帽も、ファッションでかぶるのでなく、キチンと意味があってかぶっている感じ。
お店の出で立ちといい、何だか、全てが、イイ。
「ロース定食」(1,260円) ―― 最初に、お茶と漬け物が出されるタイプ。
ロースカツのほぼ全体に、最初からソースがかけられて提供される。ご飯ととん汁が付く、ご飯は、お代わりして下さいと、コトバを添えられた。
そのロースカツにかかっているソース。やや赤みがかったケチャップとウスター系のブレンドソースのようだが、深みを感じる。赤ワインも少々入れられているのか、程良い酸味が少々あるデミグラス系に似た感じで、深みと旨みがある。
僕は、個人的にトンカツのソースは食べる分だけ徐々にかけていくタイプだが、こういう自家製ソースにウリがある店においては、何ら問題ないとも思う。
遙か昔から通っていた京都・太秦「あいおい」食堂のチキンカツのソースもそうだった。
肉質について、特に強くどうこうと思うトコロはないが、衣とツナギの雰囲気に合っている肉質を選んでいるのだと思われる。
いや、脂身部分も赤身部分も良好で普通以上に美味しいと思う。
何より、このロースカツは、「とんかつ」として完成している。
ご飯も美味しい。もちろん、お代わりさせていただいた。
また、とん汁が感動的にウマい。淡い味わいだが、シッカリとした主張があり、野菜と豚肉の甘みと旨みを上手く出している。もちろん、ダシ感もイイ。
濃い味に慣らされ過ぎていると、単に「薄い」などと批評されそうな危うさは内包しているが、この店のトンカツソースと合わせても、十二分に活きている味わいだと感じた。
レビューなので、ああだこうだと理屈付けをするのだが、単にウマ過ぎると、言ってもイイ。
こういう店の場合、キャベツにウスターソースという手もアリだ。
僕は、トンカツとキャベツに同じモノをかけて、味を同化させるのを嫌う。
せっかくのトンカツの特許であるソースを、キャベツにもかけてしまうと、何だか、トンカツがぼやける気がするのである。
そう考えると、僕にとってのトンカツとは、単に肉の揚げ物でなく、ソースも一体として認識されているようである。
トンカツかじって、白メシをガッツリと食う。とん汁飲んで、はんなり、ほっこり。
大満足。ごちそうさまでした。
こういう、心意気のある「強いトンカツ」を食べると、つとに思う。
最近の肉質だよりや、奇をてらった衣のトンカツなどではなく、普通程度の肉質で、普通の衣で勝負したら、こういう店の大将が勝つのだろうな、と思う。
シャトーブリアンだとか、稀少部位だとか、何元豚とか、ブランド豚に、とてつもなく高価なパン粉を使い、などとやっているトンカツ屋の人には、こういう「強いトンカツ」は作れないのではなかろうかとさえ思ってしまう。
そもそも、トンカツの枠からはみ出しているのではないかという想いが拭い去れない。
話は変わるが、寿司屋だってそうだ。最高級の大トロ、最高級のウニをのっけたにぎりが、ウマいにぎり寿司だと世間が口をそろえるようになってきた。
職人としての「技」の勝負ではなく、「食材」の勝負になってきた。
自分で、築地あたりで本鮪大トロを買ってきて、酢飯で慣れないにぎり寿司を握っても、ほぼ同じ味のにぎりが出来あがる。
言ってみればトンカツだってそうだ。高い肉を仕入れ、衣や卵にこだわり、揚げてみれば、同じモノができる。確かに、油の温度などで差は出るかも知れない。でも、である。
「技」の評価より、「食材」の評価なら、「高くてウマいは当たり前」で終わってしまう。
我々は、バブルの時代を経験し、デフレの時代をも経験した。
何か、間違った、評価の仕方をしていないだろうか?
いや、ウマいマズいも、当然に各々の主観である。
また、物事の評価の仕方も人それぞれでイイと思う。
でも、短絡的な考えで始終してしまっていては、見るべきトコロも見えなくなるのではないか。
そんな風に、反省するのである。
(文責:京夏終空、2018.5.2)
(13件/3.21)
(※写真は、後日掲載。)