かわいい正統派。（2101再訪）──「マルグリット」@武蔵小金井 : マルグリット

小金井にはケーキ店があまり多くない。
何軒か美味しいお店がある中で、南口の雄が何度か移転を繰り返している某O店（アド街に何度も出ている店）とすれば、北口の代表格が小金井郵便局のすぐ近くに位置する
此方の「マルグリット」だろう。


元旦の夕方、年賀状の返事を出しに郵便局まで歩いていると、陽が落ちて暗い中、
此方ともう一軒のケーキ店、そして某飲食店の3軒のみに煌々と明かりが灯って営業中だった。


コロナ禍の運動不足の中、別の日に再び郵便局まで徒歩でお出かけ。
朝から「シュークリーム」が食べたい気分だったその日、通りすがりに店内を覗くと
二つだけ残ったシュークリームが手招きしているのが見えた（笑）。


という訳で、思わず引き寄せられてしまった。


○「生シュークリーム」（180円）。
生クリームたっぷりでチョコクリームとパウダーシュガーがアクセントとなった禁断のお味。
ちょっとひしゃげてしまったのはご愛敬（笑）。


○「シュークリーム」（180円）。
サイズは小ぶりだがカスタードたっぷりの懐かしい味わいのシュークリームだ。
一度に2個ぐらい食べられそうだが、そんなことをしたら元も子もない。
昔、母が焼いてくれたシュークリームに近い感じの味わい。
何よりも今どきシュークリームが180円で食べられること自体がすごいと思う。


○「レアチーズケーキ」（310円）。
赤坂の名店「しろたえ」の流れを汲む美味しいチーズケーキ
（此方のパティシェの方はしろたえ出身だそう）。
サクサクのビスケット生地に濃厚なチーズが合わさって美味♪
できれば、お紅茶よりもコーヒーに合わせていただきたいお品。


せっかくのかわいいお飾りがずれてしまってごめんなさい（汗）！！
大事に持って帰ってきたはずなのに、歩いているうちに少し振り回してしまったらしい（汗）。


驚いたことに、「レアチーズケーキ」は少しアップしているものの、「シュークリーム」と
「生シュークリーム」のお値段は以前よりも10円ずつお安くなっている（驚）。


消費税にかこつけて何かと値上げするお店が多い中で、値下げはなかなかできることでは
ないと思う。たいした企業努力だ。
シュークリーム好きとしてはちょっと嬉しかったり（笑）。


思わず通り過ぎてしまいそうに小さなお店だが、これからはもっと通わなくてはっ！！
そんなことを思った夕方だった。
駐車場は2台分を店横に完備している。


ごちそうさまでした☆

※再訪して写真を追加したので更新させていただきます（追加した写真は最初の2枚です）。

2002年、小金井郵便局にほど近い北大通り沿いにオープンしたかわいらしい雰囲気のケーキ店。

秋の訪れが少し早かった今年は、「かき氷」のシーズンが終わるのも早い。。。
「すでに終了？」と思ったら、此方では「かき氷」の幟が店内にまだ飾られている（嬉）。
という訳で郵便局帰りにフラッと訪問！！
「かき氷まだやってますかーっ？」と尋ねてみると「まだご用意できます！」とのこと。
「いつまでやるのですか？」とさらに尋ねたら、「寒くなるまで！」という楽しい答えだった（笑）。
「西の風が吹くまで」というメアリー・ポピンズの童話のようなお店だ。


という訳でこの日は「マンゴー」を注文。
かき氷を食べるにはちと涼しいが、この次に前を通る時にはもう今年はやってないかもしれない（汗）。
やがて登場した「マンゴーのかき氷」は写真の通り。
こってりと甘くて濃厚なマンゴーのシロップは「自家製」とのこと。
気持ち、前回の「桃」の時よりも氷のボリュームが少なくなっているような気もするが、
涼しかったこの日はこれぐらいでちょうどよい。
しゃりしゃりの氷に甘いシロップを継ぎ足しながら、注意深く食べ進む。。。


と、先客たちが「あらっ！氷も食べられるのね！」と此方をみて「いちごのかき氷」と「コーヒー」を
それぞれ追加（笑）。「氷」を食べた後は寒くなるので「コーヒー」でお腹を温めるのだそう（笑）。
何もそこまでして食べなくても！とも思うが、馴染みの常連客らしい。


「桃」に比べると、「マンゴー」はやはり南国テイスト。できれば真夏の眩しい陽射しを浴びながら
トライしたい独特の風味がある。全種類制覇までは「いちご」が残っているのだけれど、
もうそろそろおしまいだろうか。。。
お支払いを済ませて外に出ると、冷え切ってしまったせいか、外気に包まれて「ホッ！」とした。
初秋のこの季節に「夏の忘れ物」をいただくのもゆるくない！！
ごちそうさまでした☆


【'15年8月4日のレビュー ('15年8月訪問)】

「MARGUERIT」=「ヒナギク」という店名の通り、店内には愛らしいケーキや焼き菓子、
テレビでも取り上げられたことのある「ピュアゼリー」などが所狭しとラインナップしている。


小金井にあるからといって、単なる「街のケーキ店」と侮ってはいけない。
此方のご主人は「アンドレ・ルコント」や「赤坂しろたえ」など、都内の名だたるお店で
腕を磨かれた（しろたえではチーフパティシェを10年以上務められたり、某洋菓子教室の講師を
務められたりした）方なのだそうだ。
つまり、此方のケーキたちには都内有名店の「DNA」が受け継がれているということになる。
以前から時々、利用させてもらっているが、今回はじめて夏季限定の「かき氷」をいただいた
こともあって遂にレビュー解禁（笑）。重たい腰をあげることにした。


ガラス張りの店内にはカウンター席（5〜6名分）が設えられていてイートインも可能だ。
窓の外は普通の道路（北大通り）で何の変哲もないのだけれど、連日35度を超えるこの季節には
ありがたい休憩場所と化す。
というのも毎年、夏になると、店前にはためくようになる「氷」の幟。。。
いつも前を通る度に「食べたい！」と念じ続けていたのだけれど、とうとうチャンス到来！！


ノーメークにサンダル履きという極めてラフな格好で立ち寄れるところもまた良い（笑）。
かき氷はの種類は「桃」「マンゴー」「イチゴ」の3種類。レギュラーは500円だが、
大盛り（器はかなり大きめ！）は600円となる。
この日は「桃のレギュラー」を所望。。。。


やがて登場した「桃」は写真の通り、まるでパウダースノーのようなフワフワ&サラサラ&
キラキラ系の優しい感じのかき氷だ。
グラスの底にシロップが入り、かき氷全体にも軽くかかっているが、別添えで用意される
のが嬉しい。
まずはそのままでいただいてみる。甘さ控えめのやはり優しい味わいのかき氷だ。
桃の香りがほのかに鼻腔をくすぐる。そのまま食べ進んでしばらくしたところで、
「シロップ」を投入。「不◯家の◯クター」を連想させるほどに濃厚なシロップだ。
が、あそこまで甘すぎないのがポイント！！冷たさで「頭がキーン」とすることもない。
食べ進んでいくと、小さな「桃」のかけら（？）が入っていたりしてなかなか楽しめる。
もちろんお味も限りなく美味しくて、心地よい時間がゆるりと流れていく。
食べ終えた時には先ほどまでの暑さはどこへやら。。。すっかりと涼しさを取り戻していた。
この美味しさで500円というのは、ちょっと得した気分になれるかなぁ。
まさに「夏の贈り物」と呼ぶにふさわしいかき氷だと思う。
全種類制覇する！と翌日も出かけたら、残念なことにこの日はお休みだった（涙）。


かき氷を食べてクールダウンした後は、家へのお土産ケーキをいくつか購入。
カスタードクリームがたっぷり入った「シュークリーム」（190円）もこぶりな
サイズがかわいいのだけれど、この日はウサギさんのようなフォルムが愛らしい
「生シュークリーム」（190円）も合わせて購入。
そして忘れてならないのが「レアチーズケーキ」（270円）だ。
赤坂の某店のレアチーズケーキは最近いただいていないので、比較しようも
ないのだけれど、今回、久しぶりにいただいて、そのお味と濃厚さはかなり似ている（！）
と思った。


という訳で、次回は「レアチーズケーキ」をワンホール（小さい方で1,800円）買ってきて
一人でひとつ食べようと狙っているところだ（笑）。
が、その前に、「かき氷の全種類制覇！！」をめざさなければならない。
ごちそうさまでした☆