世に溢れるタイプながらも丁寧な仕事が光る美味しいつけ麺です。 : つけ麺 和 東京本店

つけ麺　800円
女盛 50円


とあるお昼の竹ノ塚。
ぴったり12時というピークタイムにお店の様子を伺ってみると…
おお？行列なし？もしかして臨時休業じゃ…いや、やってる！
これは入るしかねー！

外に設置してある券売機を確認。
並盛を基準として中盛は+100円、大盛は+150円という設定…好き！
つけ麺は「大盛まで同額」なんて店が多いですけどそれって最初から大盛基準の値段なんじゃ…
なんてヒネくれた見方をしてしまう自分には
「増やすならお金ちょーだい」
って方が納得感あるのです。

更にここには「麺マイナス50ｇの女盛+50円」というサービスまで！
「量が減って高くなるってなんじゃい」
ってなりそうですがさにあらず。
200円相当のスィーツがついてくるので結果お得♪

しかし問題はこの「女盛」は男も頼めるのかどうか…
女性のみとは書いてないからいけるとは思うけど…
うーん…食券買ってから揉めるのヤだからちょっと恥ずかしいけど店員さんに聞いてみるか…
ガラガラー（ドアを開ける音

　自分：「すみませーーん」
　店員さん：「はーい」
　自分：「女盛って男でも頼めますか？」
　店員さん：「はい？」


　　聞き返すなっ！！


お客さんたちもこっち見てるしぃ…ﾊｽﾞｶｼ（///
店員さんはメニューの内容が分からないもんだと思ってわざわざ外まで出てきて説明してくださいました。

　店員さん：「女盛というのは麺が50ｇ少ない代わりにスィーツが着いてきますー」
　自分：「男でもOKですか？」
　店員さん：「あ、はい、男性でも大丈夫ですよー」

OK出ました！
ウッキウキで「つけ麺」と「女盛」の食券を買って店員さんに手渡し。
店内へ…と思ったらぴったり満席だったらしく、外でお待ちくださいとの事でした。
あららー、まあいっか、店の前に椅子あるし一応日陰だし…
しかしスマホを眺めつつ待ってるとすぐに店員さんが出てきて

　店員さん：「ご相席で良ければすぐにご案内できますが…」
　自分：「いいっす待ちます」

別に自分的には相席でも構わんのだけど、相席される側の人が嫌な気分になるかもしれんからね…。
オフィス街のランチタイムならみんな覚悟完了してるだろうけど、ここはそうでもなさそうだし。
という訳で待ってるとすぐにわちゃわちゃとお客さんが！
あっちゅーまに7、8名の外待ちとなってました。
やっぱし人気店なのねん。

ほいで待つ事10分ほどで中へ。
先客分も配膳がまだの状況で、入店から更に10分ほどして配膳されました。

　店員さん：「つけ麺、麺150ｇになります…（小声）」

他のお客さんに配膳する時は
「つけ麺中盛になりまーす！」
「つけ麺大盛になりまーす！」
だったけど、おっさんに対して
「つけ麺女盛になりまーす！」とは言えなかったんだろね…気を遣わしちゃってごめんねぇ。

そして麺に続いてつけ汁も登場…おおぅ、グッツグツですわ。
さらに白髪ネギと自家製のニンニク醤油といった薬味も。
さて、では久しぶりのつけ麺いただきます！


まずは通ぶって麺だけでずるずる…

うんうん、もちもちムッチムチ♪
ぶっとい麺は食べ応えのある丈夫な食感で、小麦の風味も十分であります。
んー、つけ麺ゆーたらこの豪快な麺がやっぱ魅力よのぅ。

そしてつけ汁にどっぼーん。
お味的には動物＋魚介…つーか魚粉のいわゆる1つのＷスープ。
よくあるタイプではありますが、旨味十分でしっかり濃厚、手堅く美味しく仕上がってます。
よくあるって事はそれだけ受け入れられてるって事でもあるんですよね。

トッピングはレアなチャーシューにぶっといメンマ。
チャーシューはクニュっとレアな仕上がりでお味的にはシンプル。
つけ汁に漬けるとちょうど良い感じですね。
メンマはぶっとくともスジは全くなくシャックシャク♪
こちらもつけ汁との相性良好でした。

白髪ネギの清涼感も濃厚なつけ汁にはピッタリ♪
自家製のにんにく醤油は一ナメしたところかなーり刺激的な味わい…！
酒のアテには良さそうですけどつけ麺に使うのは止めときました（笑）

一通り食べ終わったらカウンター上の出汁スープでセルフスープ割り。
ラーメンなら大体スープは（健康上の理由で）残すんですけど、つけ麺だと許されない空気ありますよね…。

そしてつけ麺を平らげた後はスィーツターイム！！
自家製マンゴープリンは果肉もどっさり！
そこまで甘さは演出されておらず、マンゴーの持つ甘さを生かした自然な味わい♪
まいうーですわ。
おっさんもスィーツを食うべきですわ。


ごちそうさまです。
巷に溢れるタイプながらも丁寧な仕事が光る美味しいつけ麺でした♪
１駅に１つは欲しいタイプのつけ麺屋さんですね。