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hal2001jpさんの他のお店の口コミ
蕎麦切り 翁(下神明、戸越、大崎 / そば)
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店名 |
そばきり 日曜庵(そば㐂り 日曜庵)
|
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受賞・選出歴 |
そば 百名店 2021 選出店
食べログ そば 百名店 2021 選出店
そば 百名店 2019 選出店
食べログ そば 百名店 2019 選出店
そば 百名店 2018 選出店
食べログ そば 百名店 2018 選出店
そば 百名店 2017 選出店
食べログ そば 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | そば |
お問い合わせ |
03-5668-0084 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
柴又帝釈天の、左奥に有る駐車場の出入り口から、反対側の道路渡って直ぐでした!お店の有る道は、他より広く開けているので、看板は小さいですが、お洒落な外観もあり、判り易いと思います。 柴又駅から437m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
20席 (テーブル20席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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今年のGWは私の仕事が少なく珍しく休みが取れました。愛妻と休みが合うのは今日と明日の2日のみ。柴又に行ったことがないので寅さんに会いに行こうということでサイクリングしてきました。柴又までは約29km。1時間40分ほど。朝ごはんをしっかり食べてきたけどすでに腹ペコです。柴又で有名な手打ち蕎麦屋さんをまず目指します。
11時過ぎでしたがすでに満席で行列し始めてました。メニューを見ながらしばし待ちます。程なく案内され店内にはいると自然光のはいる高い天井のモダンで素敵な店舗に目を奪われます。オーダーは「せいろ」と「粗挽きせいろ」と「田舎せいろ」と三種の蕎麦を頼みました。
「粗挽きせいろ」は「最上級の丸抜きを選別し甘皮をたっぷりと挽き込んだ淡緑のお蕎麦で数量限定」とのこと。新そばの時期でもないのに緑のお蕎麦なんてこれはえれく期待が膨らみます。
「田舎せいろ」も数量限定とのこと。愛妻は「田舎はたいてい太くて固くて食べづらいし好きではないわ」みたいなことを言うので食べログの写真で確認したところ「細打ちの挽きぐるみ」らしいので迷わず頼みます。
オーダー時に三種のお蕎麦を頼むと『薬味やそば汁はだぶらないよう一つはおかわりの「替えせいろ」にしましょう。少しお安くなりますので。』と親切に教えてくれました。
最初に座ったときにサイクルジャージの我々を見て「お茶でなくてお冷がいいですか?」と言ってくれたり。待ちながら店内をキョロキョロしてると若い花番さんが「お伺いしてますか?」と気にかけてくれたり、その後、配膳してくれた店主らしきおじさまは、「どこから来たんだい?僕も大阪まで自転車で言ったことあるよ」などと気さくに話しかけてくれたり、フレンドリーで気遣いをしてくる素敵なお店です。
配膳された「粗挽きせいろ」は蓋付きのセイロに入って来ました。蓋にはお店の外観をデザインしたかわいいイラストが。そしてグラスにはいった水蕎麦もついてきます。「こちらの水蕎麦からお食べください」とのこと。が蓋を開けて見た「粗挽きせいろ」はとても綺麗な緑色の蕎麦でそんなこと忘れて興奮した私はすぐにそば汁をつけずに手繰ります。う~ん美味しい!新蕎麦らしい良い香りが鼻を抜けます。薬味は山葵と白髪ネギ。そば汁はしっかり辛くて濃い江戸蕎麦流です。手作りらしい焼き物の器に入っています。
「田舎せいろ」の薬味は塩と辛味大根と白髪ネギ。この辛味大根がとても辛くて美味しいです。
この挽きぐるみの「田舎せいろ」は蕎麦の香りと甘みが豊潤で、辛い汁や大根ととてもマッチし甘みが増します。
自由が丘の蕎麦通たちは蕎麦を塩で召すらしいので真似してみます。これも甘みが増していいですね。
「せいろ」は細切りの手打ち蕎麦。辛めのそば汁との相性も抜群。あっという間に完食です。
頃合いをもって出された蕎麦湯は白濁したとろっとろのポタージュタイプ。かき回すためか匙も付属します。これがまた美味。
やっぱり東京のお蕎麦が世界一美味しいと改めて実感した瞬間です。
ここは観光地にありがちな見てくれだけの蕎麦屋とは違います。本気の江戸蕎麦を目指したニューウェーブ系最新型の蕎麦屋ではないでしょうか。
家に帰ってきてから調べてわかったのですが、「玄蕎麦を無酸素低温自家貯蔵で三年熟成。新蕎麦の状態を保つためすぐに「低温真空遮光保存」し寝かせる事で、新蕎麦を保ったまま年間を通しての提供を可能にし、また、寝かせる事によって味が追熟された蕎麦を皆様に提供させて頂いております。」とのことです。
三年も寝かせることによる追熟で旨味が増すかは私の舌ではわかりませんが、一年中、新蕎麦の香りと色を楽しめることは画期的であり素晴らしいことだと思います。
味よし、空間・器といい、お人柄といい、とても素晴らしいお店でした。
混雑時は「玉子焼き」はお受け出来ませんとのことでオーダーできませんでしたが、次はこれらの肴なども頼んでみたいものです。でも混雑していない時なんてあるんでしょうか。
そんな素晴らしく美味しい蕎麦屋をあとにし、帝釈天に立ち寄りました。