【0260】宇ち多゛の〆で真価を発揮する立ち食い寿司 : 栄寿司

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宇ち多゛からの「黄金コース」で利用。
タレとモツの脂で渇いた喉を酢飯の爽やかさが潤わせます。
立ち食いではありますが、回転寿司の値段で職人が握った鮨を楽しめるのです。

あんきも、サーモンの味噌漬けなど銀座の高級鮨店では出さないネタを中心に。
マグロやウニでは高級店に太刀打ち出来ないのですが、
こういう江戸前としては変わり種の鮨であれば値段を遥かに超える美味しさ。
宇ち多゛との組み合わせの妙によって高級鮨店以上の満足度にも。
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13:30 宇ち多゛の行列に並ぶ
14:00 宇ち多゛（ギリギリ1巡目で入店）
14:30 栄寿司
15:00 炭火焼鳥中村屋
16:00 鳥房→ギブアップ

立石ツアー2軒目、宇ち多゛の後はやはり栄寿司。

さば（110円）、なまこ（110円）、サーモン（110円）、
さより（110円）、くらげ（110円）、煮ほたて（110円）、
生かき（220円）、白子（220円）、みる貝（220円）。

大好きなアンキモが品切れだったのは残念ですが、
濃厚な白子に浅い〆の鯖など相変わらず美味しい。
モツの脂とタレでコッテリとなった口内が、
鮨の爽やかさで清められる清涼感がたまりません。

宇ち多゛とのハシゴでも1人の支払い2,500円程度。
あまりの安さに立石の凄さを再確認。
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相変わらず宇ち多゛の後には栄寿司。
単体では☆3点台評価とも思う寿司屋なのですが、
宇ち多゛とのハシゴで☆4点台の寿司屋に昇華します。

この日は久しぶりにあんきも（1貫200円）にありつけました。
臭み皆無で旨味がとろけるアン肝のお寿司は相変わらず秀逸。
旬のほたるいか（1貫100円）もプリプリのイカの旨味が爆発。
しゃこ（1貫100円）も100円なら十分な味。

モツの後に魚介、特に寿司はベストパートナー。
何よりモツも寿司も1軒1,000円程度で楽しめるのが立石の素晴らしさです。
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立石の黄金コース。
モツ焼きの宇ち多゛と立ち食い寿司の栄寿司のハシゴをこう呼びます。
誰が言い出したか知りませんが、確かに立石屈指の組み合わせ。

宇ち多゛でしこたま脂っ濃いモツを貪って体が炭水化物を欲したとき、
栄寿司の職人が握る寿司で〆ると爽快なる快楽を得ることができます。
それぞれ単独でも美味しいのですが、合わせ技は更に強力。
しかも1貫100円からの下町価格。
宇ち多゛も1串90円なので2軒ハシゴしても2,000円程度で済みます。
安くて美味しいという括りにおいては、日本最高とも思う組み合わせなのです。

お店の立地は京成線の立石駅目の前。
京成立石駅南側の出口を出ればそこにお店があります。
立石仲見世の入口にあり、ヨーカドーの隣です。
平日の開店12時から行列が出来る人気店でもあります。

店内は厨房を囲むコの字カンターで立ち食い。
10人程度は入れるでしょうか。
なお店内は禁煙となります。
カウンターから見えるネタケースには豊富な種類のネタが並び、
数名の職人が目の前で握ってくれます。

そして職人が握る寿司店でありながら1貫100円～楽しめます。
2貫縛りですが、100円のネタならそれでも2貫200円。
たい昆布〆、しゃこ、かんぱち、サーモン、煮ほたて…などなど。
100円のメニューも豊富で、それだけでも十分満足できます。

かんぱち（1貫100円）、サーモン（1貫100円）と注文。
この時期の裏メニューあん肝は残念ながら本日入荷無し。
握った寿司は目の前の板の上に置いてくれます。
ガリや醤油は卓上に置いてあるのでセルフサービスで。
アルコールはエビスビールがありますが、
宇ち多゛で梅割を飲んだあとはお茶で十分です。

カンパチですが身厚でネタの鮮度も良くこれで100円はお値打ち。
サーモンも脂が乗りながらくどくなく100円以上の価値。
シャリの硬さも好みで飲んだ後の〆には贅沢過ぎます。
ここの味と値段に慣れてしまうともう回転寿司には行けなくなります。
倍以上の値段をとる寿司屋にだって負けていないと思います。
そして何といっても宇ち多゛の隣という立地が素晴らし過ぎます。
モツの後に寿司は合うのです。

さば（1貫100円）は浅い〆で上のネタだけで〆サバとして酒肴にしたいぐらい。
酢飯とも合って寿司としても評価できます。
白子（1貫200円）も濃厚でクリーミー。
トロトロの白子を酢飯と一緒に口の中に放り込みます。
1貫200円と倍の値段ですが、一般的な相場からすれば安いです。

最後はねぎトロ巻（300円）を細巻で。
これは栄寿司で毎回頼む一番のお気に入り。
まずマグロが良質で、ネットリしたタタキと細巻が合うのです。
立石飲みの大トリを飾るにふさわしい逸品。
これで幸せな気分で帰ることができます。

消費税が外税でかかりますが、これだけ食べても1,365円。
先日行った3,000円以上の某寿司店より遥かに満足度が高いです。
もちろん高級な寿司屋に比べるとネタのレベルは落ちるのですが、
直前に宇ち多゛でモツを食べている場合に限れば満足度は高級店にも匹敵します。

立石が何故魅力的な街なのか。
その理由の1つには間違いなく栄寿司の存在があるでしょう。
宇ち多゛の後での利用を強く推奨したいお店です。
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2012年11月初投稿、2013年6月更新、2015年3月更新、2016年1月更新