メイン料理はハーフサイズでも。求めていたビストロだった。 : Asu a VIVANT

北千住にあるビストロのお店以前からブックマーク保存していた。北千住の路地裏には興味あるお店がいっぱい。この前友達と話していた時に、「食べログで一人でも予約できるよ！フレンチとかじゃなければ」と言われ、調べてみた。お店によって一人でもビストロ店に予約できるところもあるが、こちらのお店に電話で確認したら、カウンター席の予約は受けてなく先着順とのことだった。今日はテーブル席は埋まっているとのことで18：00頃直接お店に行くことにした。

この路地裏にあるお店がとっても気になり、カレーバー・ガク、ＮＩＨＩＲＯ、食堂 イヌワシ、ビストロオオカミ、カジュラボ、この通りにくると店前をチェックする。こじんまりした店内、一番最初の客になりカウンター席に案内された。メニューは黒板に書いてあり食べログに書いてあったメニューの「仏シャラン鴨のコンフィ フランボワーズソース2,640円」と「ブルゴーニュ風 牛ホホ肉 赤ワイン煮込み2,970円」は黒板には書いてなかった。それは仕入れるものによって変わるよな。今日はこれから満席になるようなので早く注文しちゃおう！フロアスタッフもいなくワンオペと感じ一気に注文した。ワインはメニューがないので好きなタイプ・ブドウの品種を聞いてほしく、肉・魚料理は時間を要するとのこと。飲み物はネストビールがあったので、常陸野ネストホワイトエール1078円、オニオングラタンスープ935円、仔羊肩ロースのローストブルーチーズソース3080円。そしてフランスパン198円も追加。ケーキは後でいいか～。

ネストホワイトエールを久しぶりに飲むが昔ほどスパイス感が際立ってなくまとまりあるビールになっていた。予約したお客様が一組着席した。店主がワインの好みを聞いて、「僕はピノノワールが好きでね・・・」とお客様が答えていたが、店主は飲んだ後の感想のように細かく説明していた。私は質問しないが「食事でのおすすめは？」の問いに店主の「特にないです」との答えは面白かった。ワインの説明をして客の好みを引き出すのが好きな方なんだと。調理も担当でソムリエも担当するのであれば忙しくなるだろうな～。ちょっとワイン頼む時に必要ワード調べておかなきゃ。「‎メルロー · ‎カベルネ・ソーヴィニヨン · ‎ピノ・ノワール・テンプラニーリョ、ふくよかな柔らかさ、深みがある、フルーティー、果実味たっぷり」これだけ覚えておけばいいか。
店主の方はどちらで働いていてこちらにお店を出したのかとレビューを調べていたらビストロヴィヴァンと書いてあった。こちらは未訪問であり、神田にはいっぱいビストロ・ワインバーがあってよく行ったが通っていたお店は全部閉店していた。ご経験があるのでワンオペでも何とかこなせてしまうのだろう。

着席20分後にオニオングラタンとパンが届いた。パンはメインディッシュと一緒に食べることにとっておく。熱々でたっぷりフランスパンがスープの中に入っている。玉ねぎの甘味があり、ガーリックも効いている。熱くて唇火傷注意！食べログのメニューを見て絶対食べたいと思っていた品。美味しいスープであり、もう一つの栗かぼちゃのクリームスープも注文してもよかったくらいスープが大好き。スープを完食後、常陸野ネストペールエールをいただく。ビール注文が大正解で、次のメインが来るまで30分待った。満席になった客席に前菜は届けないとね。ビールをゆっくりと飲みながら待っていた。今日は厨房忙しいからワイン注文やめておこう。ワインの追加オーダーはマメに伺っているので、食事が届く長い間私だったら3杯は飲んでしまいそうだからボトル一本注文した方がよさそう。

仔羊肩ロースのローストブルーチーズソースの盛りにびっくり。これよ！これ！メインをたっぷり食べたくあれこれを注文しなかった。ハーフサイズも選べたがフルサイズがいい。肉はミディアムレアくらいの焼き方であり、肉の後ろにあるたっぷり野菜が私の心を盛り上げた。えのき、椎茸、長ネギ、二色ズッキーニのソテーが添えてあった。ブルーチーズソースはまろやかな味わい。肉はレアに近く肉カットを何度もし、パンチの効いたソースと肉がとっても合う。赤ワイン・この後バスクチーズケーキ欲しくなるが時間がかかるしな～我慢しよう。

今度はシェフとワイン選びにあれこれと話したいと思った。「ワインお任せします」とかじゃつまらない。時間がかかるとは思うがワインを含んだ時からフィニッシュまでの好みを伝えてワインをセレクトしてもらいたい。ワインを知らなくても会話を楽しむ方がより一層ワインが美味しく感じそう。カウンター希望ならお店オープン時に到着するのがいいな～。良いお店知れて良かった。こんなメニュー北千住でいただけるようになって良かった。
10月に美容院に行き、前にも読んだことがある雑誌を見ていた。「おとなの週末 東京下町おいしい旅　2022年7月号」北千住の特集があり、「Asu a VIVANT」が記載されており、満面の笑みで店主が写っていた。

・シュバイネハクセ3300円（ドイツ料理の1つで、ローストした豚脚）
・オーストラリア産牛カイノミローストエシャロットソース3000円
・仔羊肩ロースのローストブルーチーズソース3080円
・平田牧場金華豚肩ロースのロースト3080円
・ブーダンブラン（二本）1980円
　（白い肉 (豚と鶏) をベースに、パン、牛乳、脂肪を混ぜて加熱して作られるソーセージ）
・ブフ・ブルギニョン3190円（牛肉を赤ワインで煮込んだブルゴーニュの郷土料理）
・ピエ・ド・コション1980円（豚足）
・北海道仙鳳趾真ガキ（一個）660円
・自家製鴨生ハムとフルーツ770円
・自家製豚モモハムとフルーツ748円
・ポルトガル産原木豚生ハムとフルーツ770円
・シャルキュトリヴァリエ（一人前）858円
・砂肝のコンフィのソテー660円
・エノキのピクルス440円
・皮付き豚バラ肉のノエット660円
・オニオングラタンスープ（一個）935円
・栗かぼちゃのクリームスープ935円
・フランスパン198円
・バスク風チーズケーキ660円
・ワイン（泡・白・赤）グラス968円～、ボトル5060円～、ハーフボトル可
・サッポロ赤星（中瓶）880円
・常陸野ネストホワイトエール1078円
・常陸野ネストペールエール1078円