ビールだけじゃなく、料理も楽しい : さかづき Brewing

【2019年2月16日再訪問】

いつもの飲み仲間が北千住が未開の地だというので、開拓の為に集合。おススメのお店を聞かれたので、こちらのお店に連れて行く事にしました。夕方４時に駅で待ち合わせて訪問も、なんとこの時間で既にほぼ満席状態。たまたま空いていた１席に通されました。後続客は全て断られていたので、本当にラッキーでした。流石の人気店です。

先ずは「空行く雲」なるビールからの注文です。スッキリタイプのビール。後から追いかけて来る柑橘系の風味が特徴で、如何にも女子ウケしそう。

ツマミに注文したのは、「合鴨の燻製」と「フレンチフライポテト」。待っている間に２杯目のビールとなる「ルビーの夜」を注文しました。…と、更には「せっかくの北千住だから！」と「千寿ねぎのホイル焼き-バーニャ・カウダーソース添え-」も追加で。ただ、千寿ねぎは15分程掛かるとの注意が…。

先ずは「合鴨の燻製」から到着です。臭みも無く、きちんと下処理された鴨肉は脂身も甘くて美味しい。オリーブオイルも掛けられて食感と風味が良くなっているのがポイントですかね？「フレンチフライポテト」は普通のポテト。まあ、ビールのお供にはちょうど良い感じです。

そうしている内に「ルビーの夜」が到着。これ、同店のバレンタイン企画のチョコレートビールなんです。正確に言えば、「ストロベリーチョコレートスタウト」。一口飲んでみると、凄いカカオ感。本当にチョコレート。苺感は言われないと分からない程度。面白いビールです。酔っている時に飲んだら、スタウトと思ってもおかしくない側面も。

本当に随分と待たされて到着した「千寿ねぎのホイル焼き」。少し大きめのネギはトロッと食感で甘い。青い部分迄。バーニャ・カウダーを使ったら美味しいのは当たり前も、本当にそのままでも十分に美味しい一品。これは、外せないな。

ビールだけじゃなく、料理も楽しい同店。人気なのは当たり前ですね。

ご馳走様でした。

【2018年7月8日初訪問】

北千住駅東口を出たら、「学園通り旭町商店街」を直進し、「足立税務署」を超えた２本目の路地を右折すると、右手にあるお店。

数週間前に訪問するも、満席で断られてしまい、リヴェンジ訪問となりました。今回の訪問は日曜の夕方６時少し前。このタイミングでも空席はカウンター席１席のみで、あとは予約が入っていた様です。運が良かっただけで、基本的に予約が必要な様です。客層はかなりの比率で若者が占めていますが、中には白髪頭のおじさんも。テーブル席はグループで、カウンター席はお一人様でと区分けされている様ですが、お一人様の中でも常連さんなのか知り合い同士がいる様で、離れた席同士で喋っている光景も見られました。

そんな中、回転率を上げようとしているのか、《おひとり様ご来店限定》メニューとして、「ほろ酔いセット」なるものがありました。その内容は、好きなビール一杯とおつまみプレートのセットとの事ですが、後者に関しては、スペアリブかソーセージかを選べます。私は「風月ペールエール」と「スペアリブ」のセットを注文しました。

注文後、直ぐにビールから提供して貰えました。注文の品は同店の定番スタイルとの事ですが、紹介で「パンやビスケットのような香りをもたらすマリスオッター麦芽をベースモルトとして使用」とされており、本当にそんな感じの初めての体験です。それよりも強く感じるのが、みかん系の柑橘類の香り。これに程良い苦みも加わり、「これぞクラフトビール！」って感じです。あまりに美味しくて、約５分後にスペアリブが到着する迄に半分飲んでしまいました。

「スペアリブ」はサラダ・ポテトサラダ・ザワークラウトを添えたプレートで提供されます。じっくり煮込まれたスペアリブは柔らかく、それこそビールが欲しくなる味付けで、ホロホロと砕ける様に骨から剥がれます。これを覆うような大量のサラダ系の添え物もバランスの良い味付けで、量的にもこれでかなりお腹が満たされます。ビールだけでなく、料理メインでも楽しめる内容が非常に嬉しいところです。

当然、料理の途中でビールが無くなってしまった為、「檸檬ドロップ」を追加注文しました。先程の柑橘系とどう違うのか…の確認です。レモンの酸味を強く出しているのかと思いきや、「ドロップ」とある様に、飴をイメージした、甘酸っぱい感覚の、「風月ペールエール」と比較すると苦味を抑えた感じの飲み易い、軽い感じのビールです。みかんとレモンの対比で飲み比べても面白いかもしれませんね。

美味しいビールと料理で結構お腹が満たされて、２千円でお釣りが来ました。店内から見える醸造所や老若男女を問わない客層等、居心地も非常に良いお店。人気の理由も良く分かりました。今度はビール好きを連れて来たいと思います。

ご馳走様でした。