あの娘のことが好きなのは 辛いタンブリンを上手に作るから パート2 : タンブリン カレー&バー

2018年12時某日再訪


・アラック ソーダ割 700円
・パクチーのウォッカリッキー 700円
・自家製ラッシー 金木犀フレーバー 400円
・生ハムとクレソンのサラダ 880円
・柿と牛たたきのカルパッチョ 980円
・タンブリンカレー ※ライス大盛り 1250円＋100円
・日替わり3種のカレー ※ライス大盛り 1550円＋100円
・大人のカスタードプリン 420円
・チャイのアイスクリーム 480円

この日のタンブリンカレーの副菜はキノコのマリネの酸味の存在感が際立っていた印象。ポルサンボルが付属してなかったのはちょっぴり残念なれど、桜えびのサンボルも相変わらず良い味出してます。
いつも思うけど＋料金でライスをバスマティに出来たら嬉しいのになあ。きっと合うだろうに。

日替わりカレー＝ココナッツが効いたトマトカレーに、クローブ感が相当ご機嫌かつターサイ？のアクセントがナイスなドライカレー、ばりスパイシーなシャバシャバグレービーのチキンカレー。アレ、コレってもしかしてタンブリンカレーより美味しかったりするんでないかい？？(いつもタンブリンカレーばかりで滅多に日替わりカレーを食さない補正もあるかもですが)

余計な調味殆どなしの生ハムクレソンサラダとカルパッチョもシンプル美味。殊に低温調理チックな牛肉はしっとりやわらかで◎

濃厚ビターな口当たりのカスタードプリン。固めプリンが好きな方は是非！
セミフレッドが如きシャリシャリ食感が心地良いチャイのアイス。細かいホールスパイスが練り込まれていてかなーりスパイシー。それこそマサラチャイをそのまま凍らせたかのようなユニークな一品です。

そういえばアラック(スリランカの蒸留酒)って初体験でした。蒸留酒とだけあって、ウォッカを彷彿とさせるクセのなさとほのかな甘味が印象的。クセがない分、オレンジとミントの清涼感が良く活きます。
一方のパクチーウォッカリッキー。国産パクチーでは物足りないマンの私でも、パクチーのエグ味と青臭味が強過ぎてちょっと飲みづらさがあったかな。香りはとても良いだけに残念。
金木犀香るラッシーはどことなくムーディーな味わいで、お洒落成分の供給にもってこいですね。

ちなみに2019年の1月上旬には、同北千住にビリヤニ専門の系列店「ビリヤニ食堂」なるお店もオープン予定なんだとか。当店では予約制のビリヤニが、常時いただけるのであれば歓喜。私もいくらか未来が好きになりました。

久々のタンブリンさんにこんばんは。
おとんばさん→菜香餃子房さんからの締めカレー。多国籍はしごツアーに、ライムをwithったラムコーク(650円)で乾杯！

例のごとくタンブリンカレー(1100円)を発注するも、着カレーまでのつなぎにきのこのマリネ(450円)もプリーズ。
酸っぱ美味ジューシーきのこの躍動が、お口の中をもうスーパーマリオくん状態に。

程なくして到着のカレーオブタンブリン。まずはそのままチビチビ舌鼓。すかさず混ぜては喰らい、混ぜては喰らいでさながらカレーの底なし沼にどっぷりと。

兎にも角にも欠落した俺の感性に響くぜ。
(混ぜ混ぜ後は)そんなに美人なわけじゃないが、
コクと味とヒート(辛さ)で軽やかに撃ちふるう！

…終電前時って悲しいな。
ホッダとパリップまぜながらつぶやいた。


(了)


※今投稿はあくまで自身の再訪に伴う備忘録です。タンブリンさんの詳細につきましては、よろしければ過去レビューをご覧くださいませ。

北千住はしご道中の締めに訪問しました。
直前のお店が不完全燃焼だったもので、このところお気に入りの「タンブリン」さんを選択します。
お店の場所は西口駅前通りをしばらく直進、左手の路地に入ったところ。もつ焼きの「つみき」さんのお隣。
日本人シェフによるスリランカ式カレーが名物のお店です。

相変わらずお洒落な店内。1階はカウンター席とテーブル2卓。
吹き抜けの2階にもテーブルが2卓。1階と若干ニュアンスが異なり、北欧的な家具が揃えられてさらにおシャ〜ンティ〜

この日は遅めの時間帯であったため、先客はありませんでした。
飲み物はハートランドの生ビール(550円)を注文。ハートランド専用のジョッキで提供してくださいます。

ディナータイムはカレー以外にも魅力的な一品料理が多数あり。以前いただいたタンドリーチキンステーキなども相当に美味であった記憶があります。
しかし残念ながら今回は締めカレーを食しに来たのです。胃袋の容量が足らないざんす…

ということで看板メニューのタンブリンカレー(1100円)を辛口でオーダーしました。
「ホッダ(汁気のあるカレー)をかけて少しずつ混ぜながら召し上がるスリランカ式のカレープレート」とのこと。
ホッダとライス、ひよこ豆のおせんべいのパパダム、さらに日替わりの副菜群によって構成された豪華なカレーであります。

ちなみに辛口は比較的辛い物好きな私がちょうどよいと感じるぐらいかな。

さて、待つこと10分程で着カレー。

内訳としましては、

「パリップ」レンズ豆のカレー
「キャベツのピクルス」
「糸三つ葉と水菜のサラダ」
「ルヌミリス」玉ねぎと唐辛子、スリランカの鰹節の和え物
「ポルサンボル」ココナッツのふりかけ
「桜えびのサンボル」桜えびのふりかけ

もう一品は失念。何かの野菜の茎のような。カルダモンの香り。

いやはや、壮観ですね。これだけの副菜の数々、相当なお手間がかかっていると推察されます。

実はこちらのプレート、全てのお品が単体では不完全なお味となっており、それぞれを混ぜ合わせていただくことでその真価を発揮するのです。
はい、以前お店の方から受けた説明をそのまま語りました。

ともあれ実食。
うーん、パリップの豊かな豆のお味、ピクルスやルヌミリスの辛味と酸味、サンボルの香ばしさ。ホッダの良い意味での淡白さも、ライスのパラパラ具合も良い塩梅。
どれも単体でも普通に美味いやんけっ

だけど実際混ぜ合わせて、パパダムも砕いてライスにかけて食すとそのお味は…！

例えるなら

てんでバラバラなクラスメイト達が、すったもんだの末一致団結。何故か校内コーラスコンクールで優勝してしまったかのような。

ちょっと男子！ちゃんと声出しなさいよ！的な。


つまり端的に言うと普通以上にもっと美味い！

個々がけっこうな個性を主張しているにもかからわず、それぞれを掛け合わせることで絶妙なバランスが成立しています。正にハーモニーの化学反応が半端ないわけさ。

今回凄まじく頭が悪そうなレビューですね。まあそれ程テンションが上がる美味しさだとお捉えください。

流石に押上のスパイスカフェさんの衝撃には敵わないものの、いっそ週一ぐらいで食べたくなるぐらいの安定感がある気がします。

またお邪魔いたします。週一では無理だけど！