シンプルな中華そばはワンコインでお釣りが来ます : 中福楼本店

近くの現場で仕事をしていて、何度か訪れている店にまた顔を出します。

午前中の打合せが長引き、昼にかかってしまい時間は１３時を過ぎました。
お腹が空いたのも忘れていましたが、ちょっとはお腹に落とそうと店に入るとピークを過ぎている為か先客は無し。

軽くシンプルに「ラーメン」をお願いします。

全体的にお手軽な価格設定の中、コチラのラーメンは４５０円とワンコインでお釣りがくるという嬉しい単価。

待つこと３～４分でラーメンが登場します。
下町らしく、東京ラーメン風の一品。

醤油の色が濃いながらも透明感のあるスープに定番のチャーシュー・シナチクに海苔ときざみネギ、そして、ちょっと違うのは、ナルトの代わりにかまぼこ、青菜の代わりにわかめです。
青菜がわかめなところ。

透明感のあるスープは味もシンプル。濃い目の醤油味でも優しい味を出しています。
ここに胡椒とラー油を投入していただきます。

麺は細めのストレート。アタシの好みです。
ボリュームはあくまで「普通」。楽に食べ切ることが出来ました。

奇をてらわない、王道の中華そば。
大衆中華の店に良く似合う一品です。

今、工事中の現場の近くにある大衆中華のお店。
安くてなかなか美味しくてありがたいお店。

周辺には昼メシ処がけっこうあるので毎日とは言いませんが、けっこうな頻度で利用しています。

この日、春にしては少し肌寒い陽気。

昼12時半頃、コチラの店に飛び込み、暖を取る意味も含めて、タンメンを注文します。
昨年の秋に初めて訪れてから半年、５０円ほど値上がりをしています。それでも安くて「財布に優しい」ところは嬉しいです。

店内では平日にもかかわらず、お馴染みの「昼呑み」をしている人が多数。失礼ながら、仕事をしている姿には見えず「仕事しろよ！」と言いたくなるくらい。

４～5分待つとタンメンがっ運ばれてきます。

炒めた野菜が乗っていて、温かいを通り越して「熱い」くらい。
ふぅふぅしながら、野菜や麺をすすります。口の中をヤケドしそうなくらい。
濃い目の塩味に野菜の甘みが出ています。そこへコショーと多めにラー油を投入。いい香りが鼻をくすぐります。

ボリュームはアタシにとってちょうど良い程度。若い方なら半ライスぐらい欲しいかも。トッピングの野菜や豚肉がおかず代わりになるのでライスを添えても十分に耐えられると思います。


薄っすらと額に汗をかきます。
体が温まってお店を出ます。

一匹狼の流れ者にとって、現場の近くにこういうお店があるのはありがたいです。

昨年秋、現場の下見・事前調査等の際に立ち寄ったお店。
おかげさまで、一部ではありますが、その現場の工事の受注も決定し、今は実入りのある仕事の為に現場に通う日々。

そんなある日、昼メシの為に再訪です。

この日は麺類と言っても「焼きそば」が食べたい気持ちがありましたが、メニューには硬焼きそばと五目焼きそばしかなく中華っぽい「上海焼きそば」系が好きなアタシは、硬焼きそばは単価が張ることと五目焼そばは天敵のエビちゃんでも入っていると困るので諦めます。
前回、タンメンを食べた記憶があるので同じでは芸がないと思い、大衆中華らしく「何でもあり」の中から中華っぽくない「親子丼」をお願いします。

平日の午後１時。場所柄か、店内は男性のひとり客が多く、且つ、半分くらいはビールやお酒を呑んでいらっしゃいます。

コチラは仕事もあり、車で来ているのでアルコールは諦めます。

待つこと５分ほどで親子丼が運ばれてきます。
中華料理屋らしく、味噌汁ではなく中華スープ付き。そして添えられている白菜の漬物がたっぷり。一般の店の倍は盛られていると思います。

親子丼をひと口。
ちょっと薄味でしょうか？。蕎麦屋などで食べるそれと比べると特に甘味が少ないと思います。また、玉子と鳥肉という「親子」は当然ですが「子はかすがい」的な役割の玉ねぎは入っていないようです。

アタシはここに軽く一味をふって香ばしくそしてピリ辛にしていただきます。


中華スープはしっかりした中華だしにちょっと濃い目の味。薄味の親子丼と良いバランスです。
そしてたっぷりの白菜漬けはどんぶりモノには嬉しい脇役。おそらく自家製の白菜漬けと思われます。思えば、最近、きゅうりや大根・沢庵を出す店は多いですが、白菜漬け、それも自家製を出す店は少ないと思います。

かなりのボリュームでお腹いっぱいになります。
最後は少し残すか・・・・？と思いましたが、コメを残せないのは、世代の問題と両親が貧しい農家の出身というアタシの育ちにもよるのでしょうか？。

これで５５０円という嬉しい単価。
場合によっては半年近く通うことになりそうな工事現場ですから、すぐ近くに安くてそれなりに美味しくてボリュームがある店があるのはありがたいこと。

ちなみに、現場で汗を流してくれる職人諸氏にはすでに人気店となっています。

新規に受注できそうな現場に足を運ぶこと５度６度。
諸般の事情ですぐには契約に至らないものの、その前段階の「準備工事」を発注いただきそれなりに工事代金を頂戴出来る形になります。

そうなれば当然、現場近くで昼メシにもありつくわけで・・・・。

現場から２～３分歩き、バス通りに出て見つけたのがこちら。
昔ながらの「中華料理屋」然とした店構え。

この日は土曜日の午後。
１３時１５分過ぎぐらいに入店です。

ピークを過ぎたのか寂れているのかわかりませんが、先客は４人。ご夫婦らしい初老の男女、そしてアタシと同年代のひとり客、２０代と思われるお客さん、それぞれ男性客はビールを呑みながらの食事のようです。
アタシも呑みたい気持ちはありますが、車なので断念。

食事として「タンメン」を注文します。
注文してからゆっくりと壁のメニューを見てみます。全体的に安い価格設定でフトコロに嬉しい価格帯が揃っています。工事が受注できた際には心強い味方になる店だと思います。
また、セットものも充実しているようですが、なぜかチャーハンが見あたりません。定番の炒飯が無いとなるとかなり珍しい店だと思うのですが・・・・。

さて、待つこと５分ほどでタンメンが運ばれてきます。
生姜の香りがさわやかに鼻を突きます。ただ、トッピングの野菜がやや少ない感じ。
スープをひと口。塩味はやや薄めですが、シンプルな味わいで美味しいです。
ここにラー油を落としますが、ラー油の器がわかりにくいので探してしまいました。香りは良いですがあまり辛くはありません。
麺は縮れっ気のある平打ち麺。スープと良く絡みますが、ちょっと柔らかい歯ごたえ。もう少し硬めの面がアタシの好みです。
ボリュームはごく普通でしょうか？。アタシにとってはちょうど良い量でした。

これで５００円とタンメンも嬉しい単価。

半年近い工期が見込まれる現場の近くで手頃なお店を見つけました。