東京三河島・ミミー、遂に伝説のデカ盛り中華屋「光栄軒」へ 30分以内に5合の量の炒飯を完食せよ！　～日本全国のデカ盛り自慢、味自慢～ 　 : 光栄軒

2017.12.2に寄らせて頂きました

荒川区役所のすぐ側にあります伝説のデカ盛り中華屋「光栄軒」様。
ここは東京でも屈指の量を持つお店で特に特盛クラスのご飯は何と！「5合」になる程でその量を求めて全国から猛者達が集まるデカ盛りの聖地の一つなのです。
自分のマイレビューアー様達も何人も行かれていて
「行きたいな・・・この量を楽しみたい」
とずっと憧れていたのですが問題は30分以内で食べ切れる方が原則らしく、デカ盛りの早食いが得意じゃない自分にはそれがネックになっていて行くのをずっと躊躇っていたのです。

2017.12.2。
この日は秋葉原で展示会があり、始発で東京に入りました。
翌日に彼女のウサ子ちゃん（仮名）と約束があるので早めに用事を済ませて、群馬に戻った後はプールに行きたいから今回はそんなに東京にはいられません。
7時過ぎに秋葉原に着きますと・・・某アイドルグループのチケットを求める方や某六つ子アニメのグッズを求める女子の行列はあるのですが自分の見に行く展示会の行列は全くありませんでした。
「去年や一昨年と大違い！」
と思い、寒いのでマ○クで暖を取りながら朝食を取り、その時に「光栄軒」様の事を改めて調べてのですが・・・画像からも見た目で圧倒される山の様な量で
「この量を30分で食べ切れるのは今の自分にはキツイ・・・」
と思い、前日も残業のおかげで寝る時間が3時間しか無い為に体調も良くなく、時間ギリギリまで「光栄軒」様に行く事を考える事にしました。

10時に会場入りし、中の展示物を一通り見ますと・・・まだ行く覚悟が付かないまま会場を後にしました。
「どうしよう・・・東京なら他にもデカ盛り店はあるし」
とプレッシャーを感じながらも山手線に乗り、乗り換えの日暮里で降りてしまいます。
遂に常磐線に乗ってしまうのですが・・・目的地の三河島は日暮里から一駅なので考えがまとまらない内に着いてしまいました。
取り敢えず駅のベンチに座り、自分を落ち着かす為に
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ・・・」
とシ○ジ君みたいに(笑)強迫観念に取り憑かれたかの様に繰り返し自分に言い聞かせ・・・遂に「光栄軒」様に行く決断をしました！
澄み切った師走の空気を切り裂きながら、群馬のウサギは伝説のデカ盛り中華屋へと向かうのです(笑)。

三河島駅から狭い路地を歩いて行き・・・「光栄軒」様には歩いても10分も掛からずに到着しました。
ですが、お店の店構えは至って普通の中華屋さんで全然プレッシャーも感じず
「ここだよ・・・な？」
とスマートフォンで何度も確認してしまう程でしたが中からは活気ある声が聞こえてきます。
中に入りますと・・・お昼時でしたから満席で少し待つ事になるのですが、自分は待ってでも美味しい物を食べたいタイプですから全然平気で大きい荷物を抱えながらゆっくり待ちます。
近所の方や近くで働いている方が多数いて、どの方も美味しそうに料理を食べていて
「いいお店なんだろうな・・・」
と思いながら4時に起きたからかウトウトしてしまいますと
「どうぞ～♪」
という声が掛かりカウンター席の端に座りました。
そしたら店の奥様が
「大きい荷物は待っていた椅子の上に置いといて大丈夫ですよ」
と親切に対応してくれて荷物を置かして頂き、これで更に気分が楽になりました。

予定通りに数々の猛者達が挑んできた「炒飯(特盛)」を注文。
店内にはやはり
「大盛、特盛は30分位でお一人で食べ切れるお客様に限らせて頂きます」
と張り紙があり、ここに来てぼんやりとした不安が出てしまいます。
自分は「何分以内に食べ切れば無料！」みたいなのは2回ほどチャレンジしたのですが・・・全て失敗しました。
最初は速いペースで食べられるのですが・・・ある程度の量を越えますと(ご飯ですとおよそ3合前後)一気に満腹感が来て急激にペースが落ちる傾向があるのでそれが仇になり、その事は自分でわかっていました。
なので、長期戦に耐えられる様に特に制限のないデカ盛り挑戦の際には時計を見ながら、同じペースで食べ続けるステイヤー(持久力のある長距離が得意な競走馬)の様な食べ方をしている事が多いのですが今回はそうもいかずスプリンター(スピードを身上とし、短距離が得意な競走馬)みたいな食べ方をしないとお店のルール内の30分以内には食べ切れません。
「今日は後先考えず最初から飛ばす・・・それで時間内に逃げ切るしかない！」
と考えながら待っていましたら・・・5分程で「炒飯(特盛)」は運ばれて来たのです。
見ましたら・・・5合の炒飯の山は神々しい輝きを放ちながらも
「食べ切れるものなら食べてみろ！」
という様なプレッシャーを感じるのですが、いつも一緒のウサギのキーホルダーが
「お前なら時間内に食べ切れる！群馬のデカ盛り好きの誇りを思い出し、30分以内に5合の量の炒飯を完食せよ！」
と妄想内で言うので自分を信じて、伝説のデカ盛り中華屋での挑戦の火蓋が切って落とされるのです！(笑)

「光栄軒」様の「炒飯」は塩胡椒のシンプルな味付けのタイプで中は卵とたっぷりのチャーシューが入っていました。
最初に食べてみますと・・・大変パラパラしていて恐ろしく食べ易く
「これは・・・きちんとお米一粒一粒が油で油でコーティングしてあるから凄く美味しい！」
と思い、一気に1合半は食べ切ってスタートダッシュには成功しました。
塩胡椒で味付けしてありますからクセが全く無く、香ばしい香りが豊かですから・・・特盛サイズは5合あるのですが
「この量でも美味しいから乗り越えられる！」
と思い、自分と相性バッチリの美味しさで10分で2合半食べ切ってしまい
「よし！いいペース・・・全然大丈夫だ」
と思わず呟いてしまい、余裕があったのでここで断面図の写真を撮ってしまいした(笑)。
所どころに大きいチャーシューが入っているのは肉好きに自分には嬉しく、そのおかげで食べるペースはそれほど落ちません。
醤油の濃い味付けのスープが塩味の炒飯には良く合い、美味しかったので残り1合ほどの所で飲み干してしまったのですが・・・奥様が
「スープのおかわり要りますか？」
と気を利かせて下さり、喜んで頂いてしまいました。
5合の量の恐怖なんて美味しさの前には完全に忘れてしまい、夢中になって食べ続けた結果・・・25分で完食して伝説のデカ盛り中華屋で30分以内に食べ切るという目標を達成して、最後は思わずガッツポーズが出てしまいました(喜)。

お店の中はカウンター席とお座式があり、場所柄かそれほど広くはないです。
やはり人気店ですからお昼時は大変混み合っていて自分がお店を出る時は待っている方が多数いました。

今回の美味しいポイントは「炒飯」は普通サイズ(約2.5合)で550円、大盛サイズ(約4合)で＋200円、普通サイズの倍の特盛サイズ(約5合)で＋400円という値段の安さでこれこそ炒飯の価格破壊で安くてお腹一杯食べれるデカ盛りの神髄のお店だと思い、伝説のお店「光栄軒」様は本当に素晴らしいと感じました。
ですが・・・食べる前にこのチャーハンを撮影している時にお会計に来た他のお客様に
「凄い量だね・・・これは中々食べ切れないね」
と話しかけられたので
「これを食べに群馬から来ました！」
と自信満々で話しましたら奥様が
「私なら朝まで掛かっても食べ切れないわ」
と言われてしまい、思わず苦笑いしてしまいました(笑)。
ですが・・・この値段でお腹一杯食べれるのはお店の企業努力の賜物であり、自分もそのデカ盛りを食べれた事は大変僥倖で今回のでこれからのデカ盛り挑戦に自信を取り戻す事が出来ました。
「美味しかったです。ご馳走様でした」
と言ってお店を出ますと・・・師走の穏やかな日差しが自分を祝福してくれる様に見えました。
「さぁ高崎へ帰ろう・・・ウサ子ちゃんとプールが待っている」
と思い、伝説のデカ盛り中華屋「光栄軒」様を後にして、自信で師走の風を切りながら三河島駅へと向かうのでした。

日本はとても広く各地には美味しい物が沢山あり、それと巡り会えるのは本当に幸せだと思います。
本当に美味しかったです。ごちそうさまでした。