古き佳き　風情満喫　桜なべ : 桜なべ 中江

＜2019年4月訪問分＞

【内容】
・ロースハーフ（1480円）
・ヒレのブツ刺しハーフ（1980円）
・生姜追加（200円）
・タロタロユックハーフ（1780円）
・桜肉サラダハーフ（780円）
・桜肉スジ煮込み
・江戸菜のおひたし（580円）
・桜なべ極上ロース（2480円×2）
・極上ヒレ（3480円）
・ザク（780円）
・赤出汁味噌汁（580円）
・ご飯（480円）

・アサヒスーパードライ中瓶（700円）
・惣花　純米吟醸（4980円）
・八海醸造　純米吟醸　八海山　雪室貯蔵三年（片口）
・ひこ孫　純米吟醸協会9号酵母（片口）
・月の井酒造　月の井　特別純米酒（片口）

【詳細】
春の中江☆
幼い頃から通っていた懐かしいお店。
実家から歩いて、久しぶりの再訪。
今回は1階の掘り炬燵席。

まずは「アサヒスーパードライ中瓶」で乾杯！
この時期全員に三角くじの抽選がありまして・・・
相方共々2等賞を獲得！
賞品は「桜肉スジ煮込み」だったのでラッキー（笑）
では料理もアラカルトで。

最初に運ばれたのは馬刺し。
「ロースハーフ」、甘辛い醤油と生姜に玉葱を巻いて・・・
ん～～～やっぱ馬肉は美味い☆
舌に纏わるようなしっとり滑らかな食感と風味は最高。

そして「ヒレのブツ刺しハーフ」、食べ応えあるゴロっと感。
にもかかわらず柔らかく旨みが溢れ出まする。
付いてる生姜が少ないんで追加してたっぷりと。

お酒は「惣花　純米吟醸」、GW限定金箔入りを注文。
クイっと呑みやすく旨い。

お次はクジで当たった「桜肉スジ煮込み」。
スジも柔らかく馬のエキスが染み出て美味しい。
しょっぱ過ぎず優しい味わいの煮込み。

そして「タロタロユックハーフ」。
生卵黄味を溶いてまぜまぜ。
ん～ネットリしていい味。

他のお酒も味わいたくなりんすねぇ～
「八海醸造　純米吟醸　八海山　雪室貯蔵三年」、片口でチョイス。
まろやかな口当たりで呑みやすい。

料理は「桜肉サラダハーフ」。
胡麻ベースドレッシングで頂きまする。
サッパリとした味わいで桜肉も柔らか。

「江戸菜のおひたし」、シンプルな菜っ葉ですが出汁の味わいがいいですねぇ。

別のお酒を。
「ひこ孫　純米吟醸協会9号酵母」。
グッと旨みを感じる風味。

さてそろそろ鍋の時間にしましょ。
まずは「桜なべ極上ロース」、2人前登場ザクから。
グツグツした鍋のロース肉にちょいと火が入ればOK。
溶き卵をくぐらせてひと口・・・
ん～～～まったりした味わいの馬肉はやっぱ美味い！
ロースは馬肉の良さを一番感じまするね。

次いでお麩、玉葱、しらたき、焼き豆腐などを入れて・・・
馬肉の旨みが染み出た汁を吸ったお麩は最高っす。

次のお酒。
「月の井酒造　月の井　特別純米酒」。
確りとした旨みがありんす。

次いで「極上ヒレ」。
サッパリとした味わいのヒレは柔らかな食感。
しみじみ美味しい。

さて最後のご飯は締めの「あと御飯」で。
溶き卵が残ってるんでセットでは無くご飯だけ注文。
残った汁に卵を掛けてひと煮たち。
それをご飯の上に掛けて掻っ込む・・・
旨味が存分に出た汁の豪華卵かけご飯風。
・・・んまい☆
店員さんが作ってくれるので安心ですよ。

そして豆腐となめこの鉄板「赤出汁味噌汁」。
ホッとする味わいですねぇ～

〆て2人で26100円也ぃ～
ちょいとお高めではありますが、大好きな馬肉を存分に堪能出来まする。
しかもこの趣ある風情の造りの中でってのがいいですねぇ。
たまに無性に喰ひたくなる桜なべ・・・

【あちき的オススメ】
・桜なべのあとご飯

【お会計】
・料理　・・・　＠6500円（神亀会コース）
・飲物　・・・　神亀酒蔵からのサーヴィス

【あちき的シチュエーション】
・古き佳き吉原の風情を味わいながらケトバシを喰いたいとき

【詳細】
前回こちらの別館に伺った際、大将から6月にイベントがあるとの貴重情報をゲット！
すかさずその場でお願いしてたのが今回の神亀ナイトでやんすよ～

何でも馬肉料理に合う酒を神亀酒蔵さんが無料で提供してくれるそう☆
行かない手は無いっすよねぇ～～～

ってんでお友達6人と日暮里駅で待ち合わせ、一路吉原大門を目指しまする・・・
別館は所謂吉原のど真ん中ですが、こちらの本店は吉原の正門だった大門はす向かいにありんす。
昔はここでケトバシ喰って、精をつけて乗り込んだんでせうなぁ！

何て事を考えてたら店の前に到着。
隣の土手の伊勢屋は相変わらず人気で外まで並んでますねぇ！
しかも胡麻油のい～い匂いが・・・
めっちゃ食欲をそそりまするよ！！！

おっといけねぇ、あちき達はお隣りでやんした。
これまた風情抜群の建物でありんすぇ～
暖簾をくぐっていざ店内へ・・・
ニコニコ顔の大将がお出迎え～
下足番に草履を預け、今回は前払で＠6500円也ぃ～

ちょいと急な階段をトントント～ンと登ると今宵の会場、これまた風情ある広間でやんすね☆
既に神亀酒蔵の専務さんが燗づけを前に準備中。
ご挨拶して、あちき達の指定席へご案内。
何と床の間前の上席でやんすよ！

しばし皆さまが揃うのを待って、いよいよ待望の宴がスタートでやんすよ～
今回の内容は次の通りでありんす。

・赤だし味噌汁
・ロース馬刺し
・江戸菜おしたし
・桜カルビ＆タルタルステーキ
・桜スジ煮込み
・桜なべ
・あとご飯
・デザート

・神亀酒蔵からのお酒の数々（ぬる燗、冷酒）
　純米ひこ孫
　ひこ孫純米吟醸7号酵母
　神亀上槽中汲み純米酒
　純米吟醸小鳥のさえずり＋神亀（詳細不明）
　神亀純米活性にごり生酒
　神亀純米吟醸3：純米7
　純米大吟醸

まずは「赤だし味噌汁」でやんすかぁ？？？
大将の説明によれば、胃を調える為と・・・
な～る程～、こりゃ酒が沢山入りそうでやんすねぇ☆
スタートは「純米ひこ孫」をぬる燗で。
ん～腹に染み渡りまするねぇ～

次は「ロース馬刺し」の登場！
生姜醤油をつけて玉葱を巻いてパクリ・・・
ん～やっぱ馬刺しはんまいねぇ～
あちきゃ牛刺しより馬刺しの方が美味いと思いまする☆
牛刺しが喰えなくなった今は馬刺し人気が高騰するんでせうかねぇ・・・
これには「ひこ孫純米吟醸7号酵母」のぬる燗で。
これまたすぅーっと入りまするねぇ～

お次は「江戸菜のおしたし」。
「おひたし」じゃありゃんせん、あくまでも「おしたし」。
江戸っ子は「ひ」と「し」が続くと言えねぇんでやんすよ（哀）
あちきもご多聞に洩れず、特に「朝日新聞」は「あさししんぶん」になっちまう・・・
仕方ねぇって、ってやんでぇぃ！
おっと横道にそれちまった・・・
これには「神亀上槽中汲み純米酒」を冷で。
そりゃもう・・・お代わりでぇ～

そして「桜カルビ＆タルタルステーキ」が目の前に。
桜カルビにはなんとフォアグラがトッピングぅ！
「桜カルビ」焼きはちょいと固めで筋が気になりやしたが、味は間違いないっす。
フォアグラはどっちでもいいかも・・・
ここはやはり「タルタルステーキ」でしょ！
卵を溶いてぐちゃぐちゃにして口の中へ・・・ん～～～んま～い☆
溜まりませぬわいなぁ～
これには「純米吟醸小鳥のさえずり」に「神亀」を取り混ぜて・・・と。
あちきの舌にゃその微妙な差は分かりかねますが、旨い事に変わり無し（笑）

「桜スジ煮込み」が登場！
信州で喰ったモツ煮は馬モツでやんしたが、これがまた美味いんでやんすよねぇ～
ここではコラーゲンたっぷりのスジが柔らか～くいい味に煮込まれてまする☆
これには「手造り　神亀純米活性にごり生酒」。
微発泡っぽい感じがスッキリと呑みやすいっすよ～

さていよいよメインの「桜なべ」が「具材」と共に供される。
浅い独特の鍋には割りしたと味噌が準備され、火をつける。
今回は自分達でお好きなようにつっついてくださいよ～
馬肉は煮るとねっとり舌に絡むような舌触りと柔らかい食感が何とも美味～～～
野菜も食べてねぇ～
割りしたを継ぎ足しながら肉、野菜を喰う・・・
梅雨時の蒸し暑さが残る季節でやんすが、その暑さはなんのその鍋はいいっすね☆
これには「純米吟醸3に純米7」の取り混ぜとの事。
もうこの頃にゃ、呑めるだけで嬉しい！

さぁ、「あとご飯」のお時間でやんすよ～
ご飯の上に鍋に溶いた半熟卵と味の染み出た汁をお好きなだけどうぞ！
後はただやみ雲に口の中へ掻っ込むだけ・・・
あ～～幸せ☆☆☆
お腹も心も大満足でありんす。

デザートには「抹茶と黄桃のアイス」。
これには「純米大吟醸」が合わされる。
デザートワインの様相でやんすね☆

今回は「神亀会」というスペシャルなイベントだけあり、常連さん中心に50名程の大人数が一同に。
それを一度きに順次料理、お酒を提供していくから、中々タイムリーって訳には行かないっすよねぇ。
また、飲物は酒の他はお口直し用のさ湯だけ。
せめて酒の仕込み水だとより嬉しいっすね。
まぁ、酒蔵さんのご厚意で色々な「神亀」を馬肉料理とのコラボで堪能。
文句は言えませぬわいなぁ～

こちらはあちきが幼い頃から良く歳の暮れになると来ていた懐かしいお店。
2階はもっと広くって薄暗い記憶だったが、今や大人になってまた来れるなんて・・・
とっても感慨深いひと時になりんしたぁ～
畳は新しく綺麗になってましたが、調度や欄間、掛け軸等歴史を感じる品々は健在。
改めて寒くなる季節にまたゆっくりと訪れたいっすね☆
4.0★でやんすよ！
（ドリンクはサーヴィスなんで評価せず）