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店名 |
桜なべ 中江(ナカエ)
|
---|---|
ジャンル | 馬肉料理、鍋 |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-4359 |
予約可否 |
予約可 ・予約は~50名まで、2営業日前まで可 |
住所 | |
交通手段 |
三ノ輪駅から、徒歩9分(0.7km)です。 三ノ輪駅から715m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥4,000~¥4,999 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージ料なし |
席数 |
80席 (掘りコタツ席30席、大宴会場38席、小宴会場12席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可、20~30人可、30人以上可) 2階に団体・宴会用の大広間が部屋あり、定員は12名と38名です。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキング複数箇所あり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 ベビーカーは玄関でお預かりします |
ホームページ | |
オープン日 |
1905年 |
電話番号 |
03-3872-5398 |
備考 |
土・日・祝は中休みありで、ランチメニューは11:30~15:00(L.O13:30)まで限定30食 |
初投稿者 |
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八ヶ岳のオーレン小屋で食べて、あまりのマズさに驚いた桜鍋。
しかし確認の為に近所の入谷にある桜鍋の店三富に行って食べたら旨かった。
今まで馬は食材とは思ってなかったので食べずにいたが、コレなら好きになるかも知れないと思い、桜鍋の本場吉原の人気店でも食べてみようと思いやって来た。
家から吉原大門まではタクシーで5分、今や廃れつつある吉原のソープ街を超えるとスグに吉原大門の交差点だ。
桜鍋はこの辺りが発祥の料理。吉原遊郭で遊んで金を使い果たした人が乗ってきた馬を代金がわりに置いていって、馬ばかり増えても仕方ないので当時横浜で流行していた牛鍋に対抗する意味でその馬をツブして鍋にして出したら大当たりしたというのが始まりらしい。
最盛期は20軒以上の桜鍋の店がこの辺りにあったとの事だが、今はそれほどでは無い。
この店の桜鍋は恐らく高級な部類だと思う。
もちろん、今ではソープランドに馬で乗り付ける人はいないし代金がわりに馬を置いてく人もいないから、この店の馬肉は九州から仕入れているのだそうだ。食用の馬肉は普通は若いうちにツブしてしまうらしいが、この店の馬肉は6才くらいまで育てて太らせてから肉にするのだそうだ。そうなると、肉にするまでのコストがかなりかかっていることになるのでどうしても高くなってしまうのだろう。
デフォルトの桜鍋はロース肉の1700円だがコレは肉だけの値段で玉子や野菜等は別料金だ。
肉はロースの他にヒレやバラや霜降りなどがあり値段はどんどん上がっていく。1番高い巻きロースという部位になると5000円近くなり、グラム単位で考えると高級和牛を超える値付けになっていた。
ここぞという時に見栄を張るのも遊び人の粋ってもの、俺も花魁を連れて来たなら1番高い鍋を注文したのだが、今日は愛しの相方なのでスタンダードなロース肉にした。そうでなければオーレン小屋や三富との比較が出来ないからね。
今回は『馬刺し』にもチャレンジしてみた。
コレも部位によって値段は格段の差があった。もちろん花魁連れじゃないからスタンダードなロース肉を注文。
俺はどうしても獣の肉を生で食べるのは好きじゃない。牛刺しにしても鳥刺しにしても、味が、とりわけ旨味が感じられないからだ。食感だけ、あとはタレと薬味の味しかしない。特に脂身があると最悪だ。獣の脂は魚の脂と違って低温では溶けないから食べても脂がロウのように口の中でニチャニチャするだけ。霜降りの牛刺しなんて俺にしてみたらアンビリーバボーな食べ物だ。これらは火を通してこそ真価を発揮する食材だと思っているが、やはり馬刺しも食ってみて判断せねばならないと思い注文した。
綺麗な赤身の肉、薬味はタマネギと卸したショウガだった。臭みはないが旨味もない。やはり薬味と醤油の味だけだ。やはり生肉の良さは俺にはわからない。
そしていよいよ桜鍋。
小さめで浅めの鉄の鍋に予め肉だけが出汁と一緒に入っている。
肉の下には味噌も盛られているので、良く混ぜて食べる事と、肉は色が変わり出したら直ぐに食べるように言われた。
旨い。とっても旨い。
ナルホド、コレはたいしたご馳走だ。
とても柔らかくて上品な旨味に満ちている。牛肉よりもかなりサッパリしているのでパクパクいける。
馬肉は硬くなるのが早いから火の通り過ぎは厳禁、レアで食うのが1番旨い。
確かに店の仲居さんの言う通りだが、だったら予め全ての肉を鍋に入れて出すのはどうなんだろう。シャブシャブのように食べて欲しければ別に出すべきじゃないのか?これだといくら急いで食べても途中からは火の通り過ぎの肉になってしまう。
「火の通り過ぎは禁物です。シャブシャブのようにしてレアで食べて下さい」の言葉と、予め鍋に全ての肉を盛って出す事、完全にこの店には自己矛盾が内在しているように思うが、創業当時からのスタイルを安易に変えないのが江戸の老舗だから仕方ないのかな。
野菜は肉を全て食べてから取りかかる。
肉を食べる時は肉だけ、野菜を食べる時は野菜だけ、でもこうして食べるのがそれぞれ1番旨い。肉と野菜を交互に食べると野菜が脇役になってしまうが、全ての肉を食べた後に野菜だけの鍋にすると野菜が立派な主役になるからね。しゃきしゃきの野菜は旨い。やはり野菜も集中してレアで食べてあげるのが1番だ。
野菜も全て食べた後、肉をもう2人前追加した。
今度は肉は皿に盛られてくるのでシャブシャブのように食える。
そして、やはりこの食べ方が1番だ。
次回は始めから別で出してくれるように頼んでみよう。
肉も野菜も全部食べて鍋がカラになったところで白いご飯が出される。
それまで使っていた溶き卵を肉や野菜の旨味がタップリでた鍋に入れて軽く火を通す。
で、ソレをご飯にかけて食べさせるスタイルだ。
コレはかなり旨い。って言うかマズいワケ無いね。
ダイエッターでなければ茶碗に4〜5杯はいきたいところだ。
メッタにご飯をお替わりしない相方が3杯も食っていた。
しかし、こーゆー時でも我慢が出来なければダイエッターのツラ汚しだ。
馬肉は高タンパク低脂肪の素晴らしい食材、なのに炭水化物をガツガツ食ってしまっては意味が無い。
もう直ぐ目標体重に到達するので、その時にはもう一度この店に来て、この「お鍋のあとご飯」を死ぬほど食ってやろうと思った。
桜鍋は素晴らしい食べ物だと言うことが良くわかった。
吉原が生んだ素晴らしい料理、今後は食べる機会が増えそうに思う。