大将の調理がとっても手際良いです、料理の味も間違いない老舗大衆洋食店 : 洋食いしだ

2019年11月7日(木)夜19時10分頃に訪問。

お店は「赤羽岩淵駅」から徒歩４分、ＪＲ「赤羽」駅から
徒歩１２分ほどの住宅街にポツンと立地しています。

入口右手奥が厨房となっており、その前に
Ｌ字型にカウンター席が８席、入口左手に
小あがり席が４人用が３卓ありました。
小あがり席は、男性４人だとかなり窮屈だと思います。
店内中央部奥の頭上にテレビが設置されており、
入口右手手前には漫画本や雑誌が完備していました。

私が口コミ投稿する直前のお店のデータは、
口コミ件数は６２件、点数評価は「３．４５点」でした。

先客は５人、後客は４人。
年配の大将と女将さんのお二人で営業されていました。

一人客なので、店内奥のテレビの近くのカウンター席に
座ります。
こちらのお店、カウンター席に座ると、大将の
調理の様子が手に取るようにわかり、特等席。
小あがり席に座ったレビューアさんの口コミ投稿は、
あまり参考にならないことがわかります。
人によって味覚などの感覚は異なるので、美味しいとか
美味しくないとか、接客がよくないとか書いても、
なんの参考にもなりません。
調理風景も、調味料の一つですね。
物事を判断する物差しが少ない人は、悲しいですね。
私は、料理の味を楽しむ店、雰囲気を楽しむ店、
スタッフとの会話を楽しむ店など、いろんな
物差しを持っています。
物差しが多くないと、仕事に影響が出ます。
決めつけと思い込みが強いと、視野が極度に狭くなります。

「焼酎の水割り ４５０円(税込)」と「オムレツ ３５０円(税込)」を
お願いしました。
先客の料理を調理中でしたが、大将の調理は手際が良いです。
何が驚くかというと、野菜などは注文の都度、カットしています。
オムレツに入れる刻み葱も、私の目の前でカットしていました。
先客のご常連客が「やきめし」を注文しましたが、大将は
すぐに玉ねぎやニンジンなどの野菜をカットしていました。
その手際の良さに惚れ惚れとします。

私のオムレツなど、ほとんどの料理はラードを使っていました。
もちろん、こんな情報はすでに投稿されている口コミに書かれて
いるとは思いますが。
当然のことながら、フライヤーは有りませんでした。
フライものは、すべてフライパンを使って調理していました。
もちろん、やきめしもフライパンを使っての調理で、
中華料理店のチャーハンとは全くの別物でした。
これも、いちいち書かなくても、先達のレビューアさんが
口コミ投稿で書いていることだとは思いますが。

待つこと４分でオムレツが提供されました。
この提供の速さには驚くばかり。
４つくらいあるコンロを、フルに使って調理をしていました。
やっぱり、カウンター席に座らないとね。
オムレツは、刻み葱が具材です。
シンプルといえばそれまでですが、消費税込み
３５０円なので、これは納得ですね。
付け合わせはレタスが少々、ナポリタンスパゲッティが
少々、ポテトサラダも少々。
安いけど、付け合わせは手抜きは有りません。
ふわふわオムレツ、美味しくないわけがありません。
大将が調理をしている間に、女将さんが付け合わせを
手際よく盛り付けていました。

焼酎の水割りは、お手隙でお代わりをお願いします。
テレビでは侍ジャパンの野球が中継されていました。
でも、私はテレビを見ている暇は有りません。
厨房内の大将と女将さんの調理風景に目が釘付け(笑)

追加の料理は「ミックスフライ ４００円(税込)」。
定食は単品の３００円増しです。
ミックスフライは、ずいぶんと安いなと思います。
提供された料理は、「アジフライ」が１枚と、
「いかフライ」が２個でした。
なるほど、これだと４００円ですね。
ただ、これで定食といわれると、ＣＰ的に、辛いかも。

焼酎の水割りを合計で４杯、飲みました。
お客さんが全員、いなくなってから、大将と
女将さんと、３人で会話を楽しみました。
写真撮影の許可を得ずに、勝手に食べログに
口コミ投稿する人がいること、2010年9月
12日(日)放送の「モヤモヤさまぁ～ず」で
放送されて、とんでもない数のお客さんが
押し寄せて以来、テレビの取材はお断りしている
ことなど、貴重な話を聞かせていただきました。
月刊誌「散歩の達人」には未掲載のお店でした。

赤羽駅周辺では「竹山食堂」と並ぶ、
再訪問したいお店となりました。
大将と女将さんとの会話が楽しいですね。
見づらいけど、メニュー写真をアップしますので、
訪問を検討されている方は参考にしてください。

この日のお会計は２，５５０円でした。
ごちそうさまでした。