フライング土用の丑の日 : 川栄

嗚呼、鰻が恋しい。
ほんの20日前に食べたばかりの鰻が恋しい。

そうだ、食べに行こう( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

当日の朝に彼に電話をしてもらい予約完了。
暑い日差しの中をのこのこと赤羽まで電車移動〜

何年か前にここで仲良しマイレビさんとオフ会したなぁとか感慨に耽りながら明店街を右に曲がってすぐ。

ここは「川栄」
赤羽駅から徒歩3分の場所にある2018年、2019年の鰻百名店です。

数年前にリフォームを終えているので外観は新しくなっていますが、内観は全てをリフォームした感じではないかな。
デーブルと椅子は新しくなってるもよう。

1番奥の席に案内されると、そこは「孤独のグルメ」でゴローさんが座った場所。
いっのぉがっしら〜(」°ﾛ°)｣ゴロ〜

朝電話で予約をした時に食べる物の注文は済ませていましたが、ほろほろ鳥の盛り合わせは1人前だと3切れずつと少なめなので2人前も用意出来ますと言われ、それならとお願い。

さらに肝焼きも今日はご用意出来ますと言われたので、そりゃぁもちろんお願いしちゃう。

ひとまず冷たいビールで乾杯〜

■お通し…鴨の燻製。品よく燻された柔らかい鴨肉。その下には水菜。鴨肉で水菜を巻いてパクリ。
お通しと呼ぶには贅沢すぎる一品。

■ほろほろ鳥の盛り合わせ…ほろほろ鳥って誰なの？って思ったでしょ？私もw
キジ科の鳥で食鳥の女王とか言われちゃってるらしい。

炙りと刺身の2種盛りで提供。
品質や鮮度にはこだわりを持っているけど、食べる側の体調によってはよろしくないかも知れないから健康に自信がある方だけどうぞみたいな注意書きもあります。

私昔キャンピロバクターになった事があるので一瞬不安がよぎるも、100%元気だから大丈夫！な、気がする。

冷たく冷やされたスレートプレートに乗ったそのお肉は、1時間以内に食べてくださいと更なる口頭での注意もあります。

即食べよう(͏ ˉ ꈊ ˉ)

炙りはニンニク醬油で。
歯にまとわりつくような超絶しっとりとした食感。
臭みやクセなどありません。
炙ってある部分が香ばしく良い香り。

ムネ肉の刺身は食感ムッチリムニムニ。
わさびをつけてさっぱりと。
素晴らしい鮮度です。

■肝焼き…ほろほろ鳥を楽しんでいる所に肝焼き登場。すぐにそちらに目移り(ФωФ)
熱々を食べたいもんね。
甘いタレと、苦味を感じる一歩手前ぐらいのほろ苦さが絶品です。

彼は八海山を注文したので日本酒練習中の私もチビチビいってみよう。お猪口を選ばせてくれたのに写真撮り忘れた⤵︎

■うな重（最特上）×2

私も彼もうな重の1番良いやつを躊躇いもなく注文。

うな重食べるならぱっかーんの儀をした時にお米が全部隠れてるぐらいのうな重が好き♡
なので自然と高いやつを注文する事になるのです。

今回頼んだのは愛知県産の青うなぎ。
何回か青うなぎを食べた事があるけど、青うなぎがなんたるかはよく知らない(͏ ˉ ꈊ ˉ)

ほどなくして運ばれて来たうな重は…
蓋が外されているΣ(･ω･ﾉ)ﾉ！

パッカーンの儀不発なり…
この儀、大切な儀式なのに‹‹\(´ω` )/››

鰻がお重からはみ出ちゃうから蓋はしないスタイルみたいだけど、はみ出ててもいいから蓋してください(」°ﾛ°)｣

一緒に肝吸いとお新香も運ばれて来ます。
肝吸いは口の中がリセットされるようなキリッと締まったお味で、しっかりとした肝も入ってます。

お新香に奈良漬が入っていたけど、今まで奈良漬が苦手だったという彼が絶賛しています。
私はお新香食べないけどね(ФωФ)

さて、メインのうな重に箸を入れましょう。
ホワ〜っと柔らかいうなぎは優しくほどけていきます。

ん？箸を入れた所に小骨が結構目立つ。
口に入れたら小骨が気になるんじゃないかと思いながら食べてみるとそうでもなかった。

くし打ちした生のうなぎを蒸した後にタレ焼きにする川栄独自のスタイルをとっていると書いてあったので、小骨まで見事に蒸されていると言うことか。

タレは変に甘すぎず好み。
ご飯の量は多め。やや柔らかめ。もう少し硬めのご飯が好み。

ほろほろ鳥も食べちゃってるせいでお腹がいっぱいになって来たが、うな重は絶対に残さない( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ただひたすらにうな重を食べ続ける私と、日本酒を楽しみながらゆっくり食べる彼。

そんな彼に更なる提案。

■ホロスープ…ゴローさんも食べていたホロスープを追加。濁った白鶏スープで中にはワンタンが入っています。ワンタンの具は胡椒の効いたきっとほろほろ鳥。良い出汁が出ていて深みのあるスープです。

ここまで約1時間。
老舗鰻屋でほろほろ鳥まで食べられて大満足！

さぁ、ディープ赤羽の客引きを軽くかわしながらおうち帰って孤独のグルメ川栄の回を観よう〜୧⍢⃝୨↝↝↝❣❣