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店名 |
明美
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
03-3919-2354 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
都電荒川線 梶原駅下車 徒歩2分 梶原駅から108m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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子供の頃に親父が会社の同僚の方からもらって家に持ってきた都電もなか。そのころ電車好きだった自分にはその外装と甘い味に魅了された覚えがあります。
「そういえばあれってどこのお店だろう…」と何かの拍子で思い出して調べてみるとこちらのお店でした。
JRの一日乗車券を使ってぶらりとしていたところ。家へのお土産に買っていこうかと上中里駅から歩いてこちらのお店に向かいました。
上中里から歩くこと10分強。都電の線路を渡ると左手にすぐこちらのお店の一枚板の看板が見えました。
「王子のコン太」という表面なめらかな石像が置いてある以外には、木の看板に瓦屋根、木枠の引き戸という「ベスト・オブ・近所の和菓子屋さん」的な店構えです。
しっかりと中は見ていませんが、向かって右側のガラス張りのスペースで日々職人さんが和菓子を作っているようです。
こちらの売りは外ののぼりにもあるように都電もなか。先にも後にもお客さんはこの都電もなかを買い求めます。
自分も例に漏れず、都電もなかの10個箱入り(税込\1,480)を購入しました。
てっきりガラスのショーケースの上に置いてあった箱においてあるものを袋に入れて手渡されるのかと思いきや、ショーケース奥の作業台で、各箱に入ったバラのもなかをその場で組み立てた箱に入れ、包装紙に包み紐を結って、落ち着いた緑色の紙袋に入れて手渡していただけました。
家に帰って丁寧な包装を紐解きます。
光沢のある紐を外し、包装紙を取り除きます。この包装紙も都電の各駅と周辺のスポットの紹介になっています。
露わになったのは、お店の外装をモチーフにした外箱。箱の穴から除く内箱が並ぶ様子はまるで「都電の車庫」のようです。
屋根から外箱を外すと、キレイに並んだ内箱が。その内箱は5種類の都電のデザインとなっています。行き先も凝っていて片方は三ノ輪橋、もう片方は早稲田となっています。
さっそく内箱を取っていただくことに。空気中の水分を吸わないようにと更に紙に包まれていました。
その紙を取っても出てくるのは、またも”都電”。モナカの皮にも車輪や窓が模られていて、芸の細かさを感じます。
やっとこさ運転席からガブリ。和三盆的な甘さのある潰し餡の中には細長く求肥が詰められていました。口に入れた時におもちのように伸びます。
中は餡がぎっしりと入っているため、非常に食べごたえが感じられました。
食べ終えた後、親父の写真が飾られた仏壇に”三ノ輪行きと早稲田行きの2台”を並べてお供えしました。
ちなみに外装に魅せられて、量を考えず二人家族に10本を買ってきてしまったので、半分の5本は外箱とともに近所の方にあげてしまいました。
食べた時の感想約100文字に対して、その6倍近くの文字を使って語りたくなってしまった内箱と外箱。味も勿論間違いのないものですが、手とアイデアの混んだ包装に魅力を感じる和菓子でした。これは贈呈用にも間違いなく喜ばれる、特にお子さんに喜ばれそうな一品です。
ごちそうさまでした。