ダルバートも刺身もよろこんで@大塚 : エスニックダイニング じゃぽん

（2016.06）

ランチ利用。
大塚駅北口から数分と便良し。

ダルバートはメニューにあり、1050円。
マスはチキンかマトンを選べます。

内容は
ダル、マス（チキンorマトン）、野菜のタルカリ、ムラ・コ・アチャール、バート、野菜サラダ、ソフトドリンク、デザート。

これから暑くなると冷たいドリンクが付いていると嬉しいです。

マスはマトンを。
野菜のタルカリはジャガイモ、マッシュルーム、ブロッコリー、インゲン。

なんちゃってダルバートかと思ったのですが、なかなかイイではないですか。
ダルも美味しい。
マトンはソルマリに似たテイスト。

バートはもちろんお代わり自由。
生野菜ではなく、サグプデコだともっと嬉しい。

店内近隣の会社員で混んでます。
リピーターも多い様子。
スタッフの方が皆さん、明るく親切。

実はこちら、ネパール料理だけでなく、お刺身がちゃんと美味しいのです！
日本の居酒屋チェーンでお刺身を食べるなら、私は迷わずここに来ますね。

ご馳走様でした。
又伺います！


（2015.07.27）

「ダルバートもあるので良かったら来ませんか」
先日、ネパール料理を通じて知り合いになった方から、オープン前日のレセプションのお誘いです。
部外者の私も伺っても良いとの事で図々しくお邪魔することに。

大塚駅北口から徒歩3分ぐらい。
2階に上がる階段の壁に看板が出ていたのですが、気が付かず2度も通り過ぎてしました。

ネパール人オーナーと厨房からはシェフの方たちがにこやかに迎えてくださいました。

以前はイタリアンレストランだったお店の居抜き。
広々とした明るい店内。
大きなテーブルはゆったりと空間をとり配置され、開放感があります。

メニューは翌日のオープン日に完成すると拝見することは出来ませんでしたが、下書きを見せてくださいました。

本日の刺身、和風たぬき豆腐、水タコ酢造りに焼き鳥等、若干謎な日本の居酒屋メニューからグリーンカレー、トムヤムクン、ナシゴレン、チャンジャ、ビリヤニ等凄いメニュー数。
エスニック料理なら何でもござれで全く節操がない。
うーむ、こんなに欲張って大丈夫なんだろうか。

オーナーは初めて自分のお店をオープンするそうで、居酒屋で働いたご自身の経験から色々なメニューを出したいのだと。
注文が無ければ削っていくけど、スタートはこれらのメニューは外せないのだと。
聞くと在日ネパール人は刺身が非常に好きなんだそう。
韓国キムチも好まれるので、日本人向けと言うよりも在日ネパール人向けだとも仰っていたのが印象的。

肝心のネパール料理はセクワ、スクティにモモ、カジャセットにダルバートと、他のアジアンメニューに比べてラインナップは遜色無く、ほっとしました。^^;

モモが一種類だけだったので、スープモモやチリモモ等、流行りのモモもあると良いのに。
それにしても、タイ風料理が台風料理と書かれていたりとアジアンレストランのあるある誤字が何とも愛敬がありますね。

本日はレセプションなので、お店のお任せ料理を中心にダルバートとカジャセットをリクエストして頂きました。

⚪︎ムラコアチャール
⚪︎チキンサデコ
⚪︎サグブデコ
⚪︎バラ入りカジャセット
⚪︎ジャーテ（砂肝料理パングラの別称）
⚪︎本日の刺身3点盛り
⚪︎モモ
⚪︎ダルバート
⚪︎ムング豆のハルワ

チキンサデコは塩味丁度良くお酒が進む良い味。
小松菜はシャキッと緑鮮やかに炒められ、大蒜が効いてきっちり美味しい。

ネパール料理屋さんに刺身は無くてもいいのになあ…と呟いていたら、
「うちの刺身は本当に美味しいですよ。是非食べてみてください」と出してくださいました。
本気でオーナーの推しのよう。
脂がのったトロサーモンに新鮮なマグロ。
なるほど、確かに美味しい…。
これはありかも。

バラ入りカジャセット。
バラとはネパール版、豆粉の「お焼き」なんだそう。
軽食やおやつにもなりますね。
粉砕した豆粉に塩やクミン等スパイスでしっかり味付けした生地に鶏肉を乗せ焼いたもの。
鶏肉は無くても生地だけでも充分美味しい。
初めてバラを頂いたのですが、豆の香りがふんわりと優しく、これは旨い。
何で今迄知らなかったんだろう。
すっかり気に入りました。

ジャーテは砂肝料理パングラの別称なんだそう。
呼び名はパングラの方が多いそうですが、何故かこちらではジャーテ。
砂肝らしい、コリコリとした食感で生姜が効いて美味しいです。
プルジャさんの圧力でひと手間かけた柔らかい砂肝も好きですが、コリコリも良いですね。

モモは餡が肉汁たっぷりでジューシー。
ぼってりと厚みのある皮も美味しい。
ゴルベラアチャールは大蒜とパクチーが効いた濃いもの。
これは素晴らしく美味しいなあ。
あまりに美味しいので、ゴルベラアチャールだけお代わりしちゃいました。

ダルバートはダルスープ、野菜のタルカリ、マトンカレー、バートのベーシカルなもの。
ちょっとと言うよりかなりインドテイストな印象。
あっさりした豆の味を前面に出した物は日本人に受けないと思われているのかな。

オーナー曰くダルバートは元々メニューに入れるつもりはなかったそう。
本日私を誘ってくださった方にネパール料理を出すならダルバートをメニュー化した方が良いと勧められ決心したと。
「ダルバート用のターリー皿もちゃんと購入しましたよ」
積まれたピカピカのターリーを見せてくださいました。
メニュー入り良かった！
ダルバートはやっぱりこの器じゃないとテンションが違いますしね。
ネパール料理屋さんでダルバートがあるのと無いのでは全然印象が違いますよね。
今日頂いたダルスープは若干微妙でしたが、これからに大期待です。

オーナーの男性は30台後半ぐらいかな。
大きな眼がキラキラしたハンサムさん。
非常にフレンドリーで楽しい方。
お店が明るく元気な印象なのはこの方によるものも大きいのでしょう。
又お会いしたいと思う素敵な方でした。

奥のテーブルでは招待客のネパール人が大勢で会食中。
大塚のネパールレストランのオーナーの姿があり、聞くと皆さんネパール料理店のオーナーだと。
繋がっているのですね。

美味しかったです。
又バラとダルバートにモモ、オーナー推しの本日のお刺身を目当てに伺います。^^