さかなって名前。 : ペッシェ

またしても茗荷谷に出没。茗荷谷へのプチ出張なら喜んで出かけていくよ。
だって、茗荷谷が大好き。とってもいいところです。
どういうところが？と聞かれても困るけどな。好きだから好きなんだよお。

さて。
この日はいつもより早めに勤務に就いたわりに上がりの予定の時間が遅いということで、その間の休憩を長くもらえることになりました。
ランチはのんびりゆっくりできるぞ。さあ、どこにしよう。
ということで、やってまいりましたのは今回のお店。
播磨坂沿いにあります。播磨坂っちゃあ桜並木でしょ。花の季節にはどれだけ見事になるんでしょ。
以前にこの播磨坂を歩いた時に見つけたお店なんですよ。
あっ、ちなみになんで播磨坂っていうのかなって思ってさ～。
この地に松平播磨守の上屋敷があったんだってよ～。水戸の松平家。日本史は苦手だ。漢字の画数が多い。←そこかい。
今はＰＣばっかり使ってるから、読めるけど書けない漢字が急増だよ。「衝撃」が「笑撃」しか思いつかなくて焦ったし。

それはさておき。
その播磨坂。サクラは咲いてなくても、緑豊かでお店のロケーションとしては申し分なし。
この日の天気は今一つだったけど、テラス席の扉も全開で、お店の入り口がどこなのか、一瞬分からないほどの解放感。
正解は右端です。
入るとすぐにケーキ類のショーケースが目に入ります。
・・・ここにショーケースがあるということは・・・このケーキはテイクアウトができるのか？？
できるのなら、それは実にワンダホ～であります。だってさ、すごい美味しかったんだもん。←いきなり結論～。

お店に入ったのはバリバリ平日の１３時過ぎ。
店内は先客が２組ほどテラスにも一組。店内からでも播磨坂の緑はよく見えるので、桜の時期はほんとに素晴らしい景色が楽しめるはず。
空いているので、好きな席へと案内される。う～ん、ナイスな笑顔だ。とっても感じのいい店員さんである。

テーブルにはカトラリー類がバスケットに入って準備されています。そして、粉チーズにオリーブオイルも。オリーブオイルには鷹の爪が入ってた気がする。鷹の爪つうと、「秘密結社・鷹の爪」しか思いつかないアンポンタンの巻。←ペペロンチーノくらい言えないかね。
手書きのメニューがナイス。ランチは１４時でラストオーダーなのね。そんでティータイムは１４時から突入。そしてティータイムは１５時でストップして、１７時半からディナータイムのスタート。
ティータイムのメニューを見たら、ランチほどではないけど、それなりに食事メニューもあったから、１５時までは食事できる。これは嬉しい。
ちなみに土日は中休みなしで、突っ走るよ。これもまた嬉しい。

さてと。なににしよう。
ランチメニューの中の品はすべて税込み１０８０円。サラダとドリンク付き。ドルチェをつけると１３００円。そして平日のランチは現金のみのお取り扱いとなります。
トマトソースのスパゲティって好きだけど、自分で作る以外は食べないんだ。食べるのがヘタクソでソースがはねちゃったら服が汚れる。そんな理由。そんなこの日はカレーソースのもある。
ん～ピザにしよう。よし、ビスマルクだ。ベーコンと卵のピザ。他にもエビと水菜のサラダピッツァもある。悩んだけどコレ。
そしてドルチェつきだ。アイスクリームを含めて１０種類もあるよ。
あ、メニューの写真は撮ってないのに、なんでこんなに分かるのかってさ～。お店のＨＰの「お知らせ」のところから、今までのランチメニューが遡って見られるの。だもんで、レシートはとってあるから、その日付のメニューを見たのさ。
レモンチーズタルトにしよう。ドリンクはお約束のアイスカフェオレだ～。ほんとこればっか。

ランチはね、最初にサラダが来るんだよ。
はい、サラダ。いわゆる小鉢より大きめのボウルにサラダ。レタスにサニーレタス。割合はサニーレタスのほうが多い。
それにトマトとオリーブ。そしてドレッシング。フレンチドレッシングみたいなサラサラ系のドレッシングがかかってる。
サラダを食べながら考える。
「ペッシェ」ってなあに。
調べる。イタリア語で「さかな」ギョである。
・・・・魚が驚いた・・・ギョ。。。。←猛烈にくだらん。
くだらないギャグを思いついたら言うのも勇気だけど、言わずに思いとどまるのも勇気だわな。

どおりでレシートやＨＰ。お店のメニューにもおサカナのイラストがあるわけだ。だからと言って、魚料理が売りかと言うとそういうわけではなさそう。
もちろん魚系もあるだろうけど、美味しいのはそれだけじゃないってことさ。

サラダを食べ終わるころにピザの登場。
ビスマルクである。手延べピザ。・・・こういう呼び方でいいのか？
たっぷりのトマトソースに厚めのベーコン、真ん中にはタマゴ。半熟卵がトロリとしてる。これは焼く前に生卵を落として、ピザを焼くついでにタマゴも焼いたって感じかな。
そんでドライパセリ。

いただきま～す。
う～ん、美味い。まず生地が美味い。焼きたてだから、熱々なのは分かる。パリパリな部分はとても香ばしく、しっとりした部分はモチモチ感がある。
で、チーズたっぷり。チーズとベーコン、それぞれの塩味がマッチしてる。
生地の厚みもちょうどいい。
外の景色を眺めながらピザを楽しむ。なんか雨降りそうなんですけど。

ピザが終わると、レモンチーズタルトの登場。アイスカフェオレも一緒だよ。
ミルクとコーヒーが分離してるのじゃなくて、すでに混ざってる、ほんとにカフェオレで登場。
赤いストローだけど、最近あちこちでよく見るよね。
そしてレモンチーズタルト。おおっ、これは美味しそうだ～。
丸くて白いお皿にミントとブルーベリーを添えて粉糖。で、それは手前。タルトの向こう側にはラズベリーソースが点々・・・とワンポイント的な模様になってる。なんだよ～、こんな些細なとこまで洒落てるし。

タルトの下半分はレモンクリーム。正確にはレモンチーズなのか？
レモンイエローである。上半分はホイップがきれいにデコレート。
う～ん、すぐに食べるのは惜しいので、ちょっと眺める。だって、きれい。
しばしの鑑賞のあとに実食～。
う・・美味い・・。見た目もワンダホ～だけど、中身も実にワンダホ～。
レモンの甘酸っぱさが消えてない。
レモン系のケーキやタルトが大好きで、あると必ずと言っていいくらい、それを注文するんだけど、中にはレモン色だけど、甘い味だけで、レモン独特の酸味が行方不明のものがままあるんですよ。レモンはやはりあの独特の酸味がなくちゃ。思いっきり酸っぱくなくていいんだ。レモンそのものをかじってるわけじゃないから。

添えてあるブルーベリーにミントもいただく。
ケーキやパフェに添えてあるミントを避ける人が多いけど、ミントも食べよう。
同じことで、ステーキについてるクレソンも食べよう。クレソンは消化を助けてくれるぞ。でも、シューマイに乗ってるグリーンピースはとらなくてはならない。←グリーンピースは物心つく前からきっと嫌い。
ピザもさることながら、タルトの美味しさに感動である。
そして、お店の空気の居心地にも感動である。店員さんもみなさん、ワンダホ～でありました。
人気店らしいけど分かるわあ。

ちなみに系列店というか、兄弟店というかが何店舗かあるらしい。
レジのとこにあったショップカードをいただいてきたけど、その裏にいくつか書いてある。
コパン・・・おお～確かに春日通り沿いにあるよ。ここの同系のお店だったのか～。
うん？山梨にもあるぞ。ＨＰで確認する。おお～、ここなら分かる。
元長野県民のもっちっち、仕事で山梨もたくさん行ったので、赤坂周辺よりはよっぽど土地勘あるよ。

あ、アイスカフェオレの存在を忘れてた。
うん、無難にカフェオレ。ミルク感が強いです。結構コクがあります。
ガムシロップは入れないよ。

いや～すっかり満足してしまいました。
って、これから戻って仕事すんのかよお。めんどくさ。お昼が楽しいと、その反動がいや～ね。でもお昼がガックリだと、その後の仕事もドンヨリだわな。

それにしても桜の季節がほんとに楽しみ。そのときは、お店はめっちゃ混んでるかもしれないけどね。