無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-5684-6591
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
こぐまの森さんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
一幸庵(いっこうあん)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2023年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店
スイーツ 百名店 2022 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2022 選出店
スイーツ 百名店 2020 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2020 選出店
スイーツ 百名店 2019 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2019 選出店
スイーツ 百名店 2018 選出店
食べログ スイーツ TOKYO 百名店 2018 選出店
スイーツ 百名店 2017 選出店
食べログ スイーツ 百名店 2017 選出店 |
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
03-5684-6591 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東京メトロ丸ノ内線【茗荷谷駅】徒歩4分 茗荷谷駅から207m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
(持ち帰りのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 近くのコイン・パーキング:小石川5-4-14に10台収容、ほか |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
公式アカウント | |
備考 |
予約注文することが可能です。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
数年に一度だけ、本当に魂の深いところで共鳴するような、心から心酔してしまう食体験をすることがある。
ここは、そんなお店のひとつ。
ずっと来たいと思っていた和菓子屋さん。
ロフトで料理本のフェアをやっていた時に、たまたま手に取った一冊の写真集。
季節を映した色とりどりの、見たこともない和菓子達。
伝統的な和菓子の色や形だけでなく、削ぎ落とされているのに伝わる その新しい造形美。
言い知れない美の空気感に、いつか実際にこの目で見て触れて味わってみたいと強く願った。
その写真集こそが、一幸庵の和菓子を写したものだった。
茗荷谷に行こうと思い立ったのは、具無しパスタ屋さんがきっかけだけれど、行くからには一幸庵は絶対に外せない。
昼過ぎの時間帯で、売り切れていない事を願いつつ、お店に向かう。
大きな通りからほんの少しはいって、十数メートル。
今どきのスタイリッシュなお店作りとは全く異なる、和菓子屋さんらしい佇まいというか、品のある様相に気持ちが高鳴る。
店内先客はゼロで、来るのが遅かったか!?と一瞬焦ったけれど、連休中なのが幸いしたのか、売り切れていたのは1種類のみ。
あぁ、良かった!来た甲斐があった。
注文したのは
◆わらび餅
◆栗蒸しようかん
◆ぎんなん餅
◆椿餅
出来るだけ早く。
それが叶わないなら、せめて本日中に。
との但し書きの書かれた紙を頂戴し、揺らさないように大切に持ちながら、家路を急ぐ。
渋めに入れた熱いお茶を傍らに用意したら、一堂に並べて、いざ実食。
まず、どれも景色が良いね。
特に栗蒸しようかんの、美しさ。
色のグラデーションの中に、月の様に浮かぶ栗の凛とした様。
あの写真集で見たような美が、目の前にある。
そこから先は、どれを食べても驚嘆の連続。
さらりとした品のある あんこの こなれた様子。
わらび餅の、口の中ですぅっと溶ける感じに、きな粉の香り高さ。
栗蒸しようかんの羊羹部分のういろう的なモチ感と、松風部分の食感の対比。
しかし今回の一番は、なんと言っても椿餅に尽きる。
羽二重餅でこしあんを包み、寒天でツヤがけしてあって、その抜ける様な白さと、椿の葉の深緑のコントラストがなんとも美しい。
普通の餅菓子のつもりで口に入れたところ、表面のひんやりつるんとした感覚が伝わってきた次の瞬間、全部がじゅわりと溶けた…
一体自分が何を食べたのか、認識出来ないくらいの衝撃。
見た目からは、この圧倒的なテクスチャーは全く想像がつかない。
度肝を抜かれるとはこの事だ。
メレンゲを混ぜ込んだ羽二重なのだと気づいたのは、数十秒後のこと。
すっかり気持ちを持っていかれて、惚けてしまった。
本当に凄い…
わらび餅はもちろん美味しかったけれど、個人的には絶賛椿餅推し。
これは、一生食べ続けたい…出逢えて良かった。