『ワイワイサデコ』でみんなもワイワイ : マヤ ダイニングバー

駒込駅から延びる商店街のアザレア通り近くにあるネパール料理店です。

この場所は、駒込の有名ネパール料理店の『ホワイトヒマラヤ』があった場所です。閉店の後、居抜きで開業しました。

店内は、テーブル席が半分、座敷席が半分というスタイルで、宴会にも使いやすい感じです。

メニューは、前菜で４００円程度、お肉料理はおおむね５００円～８００円程度と、まあまあ安いですね。ダルバートも１，０００円なので安いですね。総じて良心的な価格です。
お酒は、生ビールで４００円、ウイスキーも充実しています。ラムは表記がありませんがネパールのお酒のククリラムが用意されています。

いただいたのは、
■ワイワイサデコ（４００円）
ネパールではメジャーなインスタント麺の『ワイワイ』を使ったサデコ（スパイスとの和え物）です。
ワイワイを軽く砕き、そこに玉ねぎやトマトなどの野菜と共にスパイスを入れて和えたものです。
味は、おやつというか、スナック菓子の領域をちょっとだけ出たぐらいの味わいです。
お店の方にうかがうと、『ワイワイ』はネパールでは超有名ブランドで定着しているのですが、実はネパールのものではなく、タイから入ってきたものらしいとのことです。それゆえに『ワイワイ』の語源はわからないとのこと。

■アルジラ（４００円）
定番のジャガイモのクミン炒めです。クミンの香りが良く、ビールに合いますね。

■サモサ２個（４００円）
世界中でみることができる小麦粉の生地で具を包んで揚げた料理です。
中身は、ジャガイモがメインでスパイスで味付けしてあるのでカレーコロッケという感じです。
更に豆も入っているので、よりネパールのお惣菜な感じがします。

■ミックスチャウミン（９００円）
「チャウミン」とは「チョウミン」とも発音し、焼きそばのことです。「炒麺」と書いて「チャーメン」なので、これが訛ったもので、中国にその源流がありますね。
鶏肉と薄焼き卵が具で、野菜も入りますが素朴な味わいで、他の料理に比べると割高ですね。

■チャナマサラ（８５０円）
ひよこ豆を使ったカレーです。インドのカレーとの決定的な違いは、「素朴な味わい」でしょう。それを象徴するのが豆系のカレーですね。スパイスはあまり強くなく、豆の味を感じられる味わいは、ネパール人の素朴さを表している感じがします。

●生ビール＋マサラパパド（５００円）
新しくできたチョイ飲みメニューです。生ビール１杯にマサラパパドが付いて５００円とお得なのでビールを飲む人の人数分を頼むのがおすすめです。
焼きたてのパパドと上に盛るマサラは別に提供されるので、パリパリ食感を楽しむことができます。

日本人には見慣れないおもしろいメニューが多く、ちょっとした外国気分が味わえますね。それでいて安く飲めるので、好奇心のある人なら喜んでくれること間違いなしです。
お店も明るくて入りやすく、店員さんも親切なので女性にもおすすめのお店です。

駒込駅から延びる商店街のアザレア通り近くにあるネパール料理店です。

この場所は、駒込の有名ネパール料理店の『ホワイトヒマラヤ』があった場所です。閉店の後、居抜きで開業しました。

店内は、テーブル席が半分、座敷席が半分というスタイルで、ホワイトヒマラヤ時代と変わらずです。

メニューは、前菜で４００円程度、お肉料理はおおむね５００円～８００円程度と、まあまあ安いですね。ダルバートも１，０００円なので安いですね。総じて良心的な価格です。
お酒は、生ビールで４００円、ウイスキーも充実していますが、ククリラムやインドワインなどのネパール料理店らしいお酒が無く、その代わり、ネパールやインドのウイスキーがありますね。

お店の方は、とても親切なネパール人でメニューについて質問すると熱心に説明してくれます。
ネパール人はシャイな方が多いので、こういう積極的な人だと楽しいですね。

いただいたのは、
■バツマスサデコー（４００円）
数ある「サデコー」のメニューの中で、一番おすすめだというこちらを選択です。
「ドライ枝豆のサデコー」とのことです。
ドライ枝豆が気になりますが、出てきたものは、煎り大豆ですね、納得。
紫玉ねぎとトマトと煎り大豆がスパイスと和えてあるものです。スパイスの中で特徴的なのはクミンシードですね。
豆とビールの相性は万国共通ですね、ビールにぴったりのおつまみです。
また、これは家庭でも作れそうな前菜で、ベースの味はカレーパウダーとして、クミンシードを足せば作れそうです。

■チキンセクワー（５５０円）
「セクワ」は、肉の窯焼きですが、ネパールの味とのこと。
メニューの違いをうかがうと、ヘルシーセクワーは、鶏肉ですが素焼きにしてタレにつけて食べるそうで、チキンセクワーは味付を焼いたものとのことです。
この辺り、文化的な違いをもうちょっと掘り下げる必要がありそうですが、お店の方の日本語力の関係で難しそうでした。

■スクティー（７００円）
インド式のタンドリーチキンやチキンティッカとは異なり、黄色っぽい色あいになっている鶏肉で、食べてもさほどスパイスの風味はしません。香ばしさを感じる鶏肉です。
ちょっと素朴な印象ですが、それがネパールっぽいですね。

■モモ（５５０円）
「ネパール風餃子」のような表現がされる中国の文化の影響を強く受けた料理です。
見た目は小籠包のようですが、こちらのお店では茹でて作っているとのこと。
しっかりとした厚さのある皮が特徴です。中はお肉ですが、何の肉かわからず、まあまあのジューシー感ですね。
タレは、よくある黄色いものではなく、赤いものです。辛そうですが、そんなに辛くありません。

■巻きオムレツ（４００円）
ネパール料理店で初めて見かけた料理なので食べてみました。
みじん切りの玉ねぎと人参がに入っていて、軽くスパイスで味付けしたものを包んでオムレツ状にしています。
マヨネーズとケチャップの紅白で味付けしてありますね。
味わいは、想像どおりの味という感じで、ごく普通です。ネパール料理なのか不明です。

●ネパールアイス（６００円）
ネパール産のビールです。スッキリとしていてフルーティーなのはこのテの外国産ビール共通の特徴ですね。
ラベルもヒマラヤのアンナプルナ山脈にあるマチャプチャレ山をデザインしてあるとのことで、ネパールっぽさ満載です。

●サッポロ生ビール（４００円）
国産生ビールはサッポロです。４００円にしてこの量なら文句なしでしょう。

●ソーヴィニョン・ブラン・グラス（５００円）
ワインは、チリ産のものを用意。『ビニャ　マイポ』という銘柄です。
しっかりとした味わいで、コストパフォーマンスはいいですね。


インドカレーがメインじゃないネパール料理店が急増中で、その典型という感じのお店です。
まだまだ食べたことないネパール料理があり、掘り下げるとおもしろそうですね。
お店の方も社交的なので、ネパールの文化も知ることができてなかなか楽しいお店です。