安定的に美味しくて、見た目も豪華なバラチラシ : 江戸金 ・金太郎鮨 駒込店

雑誌『おとなの週末』に掲載されて以来、人気が出てきた寿司店です。

前回は、ちらし丼をいただきましたが、他のお客さんの食べるバラチラシが美味しそうだったのと、雑誌に掲載されたのはパラチラシであるため、またまた訪問です。

４人用テーブルが２卓、２人用テーブルが２卓、それにカウンターの小さなお店ですが、地元のお客さんがテーブル席で談笑していたり、フラッと来たお客さんが、カウンターで寿司をつまんでいたりと、なかなかの繁盛ぶりです。
カウンターに座ると、奥には水槽が見え、カワハギやアジが泳いでいる姿が見えますね。

いただいたのは、
■ばらちらし（９５０円）
入っているのは、お店自慢の本マグロ・サーモン・海老・小肌・イカ・いくらです。それにたくあんとガリとわさびが添えられていますね。
以前は、タコも入っていましたが、それがありません。ですが、いくらの盛りが良くなった印象があります。
鮮魚を扱うのが寿司店なので、仕入れによっての多少の変化はあるかと思いますが、いくらは安定的に仕入れることができるものなので、雑誌掲載から見た目のインパクト重視でこういう盛り付けにしたのかもしれません。が、単に板前さんが増強されたので、個人差かもしれませんね。
いつもは、アサリの味噌汁ですが、この日は春らしく、鯛のアラを使ったアラ汁でした。
また、ちょこっとデザートは、黄桃でした。安定しつつも、ちょっとした変化があって、頻繁に通っても飽きないですね。


お手頃価格で、美味しくできていますし、お店も新しくて清潔感があるので、これは雑誌に取り上げられても納得ですね。遠方から来るほどの特別感はありませんが、この界隈で食事するな択肢のひとつに加えておくべきお店でしょう。

お店は、人通りの少ない道にあるものの、最近は、お客さんの入りが多いですね。
理由は明確なようで、雑誌に取り上げられたからのようです。店頭に『おとなの週末』の切抜きが掲げられていました。
お客さんが増えたのに合わせるように店員さんも増えたようで、板前さんが２名体制に増員です。

いただいたのは、
■ちらし丼（８５０円）
雑誌に出たからかどうかはわかりませんが、器も変えたようで、黒い巻から、外側は赤、中は金というゴージャスなものに変更になりました。
違う板前さんが作っても、盛られる寿司種は同じで、安定しているメニューですが、１点大きく異なるところがありました。それは、シャリで、この日のシャリは柔らかく、握りには不向きなぐらいでした。
ちらしなので問題ないですし、私はどちらかというと、柔らかいご飯が好きなので、むしろ、好みの仕上がりです。
大人の遇末によると、こちらのまぐろは、本マグロとのこと。どおりで美味しいわけですね。リーズナブルな価格ですが、用意する寿司種は頑張っている印象があります。
また、食後に缶詰のようですが、デザートが付くようになりました。この日は白桃です。


混雑する店内で他のお客さんが注文した、バラチラシをチラ見すると、いくらがたっぷり盛られていて、なかなか美味しそうに見えました。以前食べたときよりもバージョンアップしているようですね。
雑誌に載って、いい感じに変化してきたのかと思います。次回は、バラチラシをいただきましょう。

富士神社近くにある寿司店です。

閑静な住宅街にあり、周辺には飲食店が少ない場所にあります。前の道路も交通量が少なく、静かな場所ですね。

隣は、宅配専門の寿司店になっており中でつながっているので、経営は同じなのでしょう。異なる屋号を掲げて同じジャンルの飲食店をやっているという何とも不思議なお店です。

外観は、いかにも街の寿司店という立派な店構えです。
店内は、入るとカウンターがあり、テーブル席も２人用４人用ともに２卓ずつあります。飲食店としては小さめのお店ですが、この界隈のお店としてはちょうどいいぐらいでしょう。

ランチメニューは、にぎり８貫（８６０円）、にぎり１１貫（１，２９０円）、ちらし丼（８５０円）、ばらちらし（８８０円）、うな重（１，２９０円）の５種類です。どれも味噌汁が付きます。

いただいたのは、
■ちらし丼（８５０円）
大盛り無料とのことなので、大盛りでお願いしました。増えるのはシャリのみです。
ちょっと小ぶりなお洒落な丼に盛られているのは、まぐろ２切れ・サーモン・タコ・イカ・こはだ・海老・玉子・たくあん・ガリです。
ランチ用のリーズナブルな仕様でありますが、どれも総じてレベルが高い印象があります。
まぐろは、かたちも良くてスジも無いので、にぎりにしてもいいぐらいのものですね。さすがに本まぐろではないですが、メバチの大きなものを使っているようです。厚みもあって見事なものです。
海老もちやんとした寿司屋の海老という感じで、お店で仕込んだもののようですね。身が大きく厚みがあります。
イカの質感もよく、プリッとしています。
こはだは、逆に既製品なようでやたら見事に平たいですね。
まぐろと海老以外は、比較的安い寿司種で構成されている印象はありますが、個々のレベルが総じて高いので、質にシフトした感じでうまくまとまっているかと思います。
シャリも甘すぎず、酢が効き過ぎているわけでもなく、かといって味を感じないわけでもない、平均的ないい味をしています。大盛りにすれば、男性でも納得の量になるでしょう。
ランチメニューには、あさりの味噌汁が付きます。味は凡庸ですがあさりの量も多く満足です。

■ばらちらし（９５０円）
今回は、並盛での注文です。
使っている寿司種は、ちらし丼とおおむね同じで、決定的に違うのはいくらですね。
いくらは、旬だからでしょうか、お店で仕込んだものだからなのでしょうか、プリッとしていて、いいものです。サイズも大きめですね。
他の寿司種は、同じものですが、細かく切ってあるので食べやすいです。
見た目の華やかさと食べやすさから、女性にはばらちらしがおすすめですね。


リーズナブルですが、予算を量よりも質にシフトし、質の中でも高級な寿司種を使わず、一般的なものを使いつつもその中で上質なものを使っている印象です。
お店の雰囲気もいいので、女性でもひとりで入れますし、質にこだわりたい女性におすすめしたいランチスポットです。

余談ですが、ご主人は計算に弱いので、できれば釣銭のないように小銭をご用意ください。