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【1020】脳味噌を扱う個人店にハズレ無し！？
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2016.6 ブレンズバター醤油（260円）
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2016.6 しきん（210円）
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2016.6 れば（130円）
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2016.6 てっぽう（130円）
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2016.6 上たん（210円）
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2016.6 なんこつ（130円）
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2016.6 ホッピー（470円）のナカはシャリキン
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2016.6 レバテキ（350円）
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2016.6 つくね（値段不明）
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2016.6 はつ（130円）
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2016.6 がつ（130円）
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2016.6 かしら（130円）
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2016.6 メニュー
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2016.6 店舗外観
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やっぱりモツが好き
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店舗基本情報
| 店名 |
もつやきはる
|
|---|---|
| ジャンル | ホルモン、もつ焼き |
| お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ巣鴨駅から徒歩８分 千石駅から387m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 席数 |
10席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2014年6月10日 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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2,123文字★
巣鴨で「モツ・ホルモン」のお店を検索して見つけた「もつやきはる」。
最寄り駅は千石駅なのですが巣鴨駅からも歩ける距離。
食べログ掲載のメニュー写真にブレンズ（脳味噌）の文字を見つけ、
これは希少部位も取り扱うこだわりのお店ではないかと訪問。
結論を先に申し上げると大当たりのモツ焼き屋でした。
脳味噌、しきん（食道）などの希少部位を扱えるのは、
仲卸を通さず芝浦食肉センターで毎朝仕入れていることの賜物。
これだけモツに懸けている店主が炭火でモツを焼くのですから、
新鮮かつ良質で火入れの良いモツ焼きを味わえるのは必然。
2016年6月時点で食べログには1件しか口コミがないですが、
巣鴨エリアの隠れた名店と思いました。
店内は厨房前のカウンター席に8席。
奥の座敷にも4～5人ぐらい座れるスペースがあります。
ただお店としてはカウンター優先の方針のようで、
それをご理解のうえでの利用になるとの説明でした。
小さな個人店でこの日は男性店主が1人で切り盛り。
モツ焼き屋には珍しいかも知れませんが店内禁煙。
焼き台の火力は前述の通り炭火となります。
飲み物は生ビールスーパードライ（470円）を注文。
2杯目はホッピー（470円）を注文したのですがナカがシャリキン。
サワー類、ハイボールは400円～450円。
食べた料理の寸評は以下の通り、【】内は個別の採点。
表示価格は内税です。
・もつ焼き5本コース（600円）
【4.1】れば（130円）【3.8】はつ（130円）【3.7】かしら（130円）
【3.5】なんこつ（130円）【4.0】つくね（値段不明）
1串ずつ丁寧に焼き上げてからの提供で高級焼鳥店のようなスタイル。
スピードより味を重視しているのでしょう。
ナンコツ以外はジューシーさを残すミディアムな火入れ。
塩が少し強めにも思いましたが焼きの技術はなかなか良いです。
ナンコツは火入れが甘いと骨の硬さが気になるので、
これはむしろウェルダンな火入れで正解と思います。
若焼き一辺倒な火入れよりメリハリある火入れのほうが好印象。
フレッシュで臭みなく、仄かに甘みも感じるレバーが白眉。
ハツはレバーより大振りカットでプリプリ。
やわらかい肉質のカシラも非凡、カリカリに焼き上げた軟骨も良し。
意外なヒットだったのが牛、豚、鶏のトリプルミックスな「つくね」。
3種類の挽き肉に細かく刻んだナンコツも入っていて、
ジューシで旨味が強くてコリコリ食感もアクセント。
コース5本で600円、1本あたり120円のツクネとしては、
値段を遥かに超える満足度の高さを感じられました。
【3.6】レバテキ（350円）
モツ焼きのレバーが美味しかったのでレバテキも注文してみました。
ただ串焼きのときより火入れが強めで少しパサつく食感。
刻みネギと白胡麻、胡麻油がたっぷりとかかっているので、
それらでレバーのボソボソ感が緩和されて食べやすくはなります。
レバー自体はやはり良質と思いました。
【4.3】ブレンズバター醤油（260円）
取り扱うモツ焼き屋自体が少ないのでなかなか出会えないブレンズ。
店主によれば注文が入ることも少ないので、
扱っていてもメニューから外してしまうお店が多いそうです。
ブレンズは、串焼き、ポン酢味、バター醤油と何種類か味付けがあって、
バターと合わせるのが好きなので「バター醤油」でお願いしました。
Bistro ひつじや（代々木）でも羊の脳味噌をバター炒めで楽しめます。
食感も味わいも「白子」に似ているのですが、
クセや臭みが無くて高級鮨店の雲子（鱈の白子）にも負けない旨味の強さ。
それでいて260円と安いのですからコストパフォーマンスも凄く良いです。
羊の脳味噌は臭いことが多く、牛の脳味噌は特定危険部位で流通禁止。
鳥類の脳味噌はボリュームが無いので脳味噌で一番は豚かも知れません。
かつて熊本で馬の脳味噌も食べましたが、今回の脳味噌のほうが美味しい。
【3.4】しきん（210円）
ブレンズ（脳味噌）より珍しいかも知れない、しきん（食道）。
部位として大して美味しくないことも珍しい理由なのでしょうが、
サイズは大きくてボリューミーで食べ応えはあります。
例えて言えばゴワゴワした鶏皮のような食感でしょうか。
【4.0】上たん（210円）
豚のタンの中でもやわらかいタンモトだけを串に刺しています。
やわらかジューシーで旨味もしっかり感じられて、
下手な焼肉屋で牛タンを食べるより安くて美味しい。
【3.5】がつ（130円）
ガツと親和性の高い醤油で焼き上げています。
凡店でガツを焼くと臭みが出やすいのですが同店では無縁。
【3.8】てっぽう（130円）
茹でて下処理してから焼き上げているようです。
皮目がパリッとしていて中はやわらか。
豚小家（小岩）、のんき（堀切菖蒲園）、とん長（池袋）など、
モツの名店はテッポウの下処理にもこだわりを感じられます。