８日１８日２８日は焼鳥の日！ : 十喜蔵

駒込駅から続く商店街のアザレア通りにある居酒屋です。

お店は、ビルの３階にあり、アザレア通りを歩いていると目立ちません。こちらの２階の焼鳥店の看板が大きいのもあるでしょう。

店内は、カウンター席、テーブル席、小上がりというバランスの取れた居酒屋の座席構成でしょう。
カウンター席のひとり客用のメニューもあり、気が利いています。
また、外からは目立たないお店ですが、店内に入ってみると、お店は賑わっており、人気ぶりがうかがえます。

何と、８日１８日２８日は『焼鳥の日』とのことで、焼鳥が全品１本１１０円です。しかも、通常は２本で１人前ですが、この日は１本からの注文がＯＫ。非常にお得なセールです。

いただいたのは、
■刺身盛合せ（中）（２，０００円）
毎度のことですが、何だか豪華なお刺身盛り合せです。この日は、トロ、赤身、ネギトロ、鯖、北寄貝、タコ、甘えびと鮪を中心とした盛り合わせになっており、非常に豪華ですね。
特にトロの脂はしっかりあって、まさにとろけます。

■シマアジ刺（７００円）
夏が旬の高級魚のお刺身が日替わりメニューにありました。
身の締まりがブリなどとは違いますね。また、きめ細かな脂も通好みの味わいです。
ちょっと高いけど、夏に食べたいお刺身です。

■シマアジかぶと焼（２００円）
刺身でいただいたシマアジをお店が１尾で仕入れている証拠ですね。
なかなか大きく、カマのところの肉もあるので食べられる量もあって、お得でした。

■あさり酒蒸し（４６０円）
あさりがたっぷりで汁にも旨みがしっかりと出ていて、美味しいですね。

■豆腐としらすの和風サラダ（６５０円）
たっぷりと豆腐が盛られていて、価格と勘案しても割高感が無いボリュームメニューのサラダです。

■ねぎま（１本１７５円→焼鳥の日１１０円）
定番の焼鳥ですね。しっかりと丁寧に焼かれていますが、気になるような焦げ目も無く、上手に焼いてあると思います。そして何よりも鳥貴族よりも安い価格に脱帽です。

■せせり（１本１７５円→焼鳥の日１１０円）
珍味の部位も１１０円です。適度に脂のある筋肉質な部位で若者にもウケがいいですね。

■ぼんじり（１本１５５円→焼鳥の日１１０円）
こちらもジューシーな脂が楽しめます。１個１個がちょっと小ぶりでしたが、この価格でいただけるのが嬉しいです。

■レバー（１本１５５円→焼鳥の日１１０円）
こちらはタレでいただきました。鶏レバーですね。粘度のあるタレを絡ませてしっかりと焼かれています。
海鮮も扱う総合居酒屋ですが、このレバーの仕上がりを見ると、焼鳥店としてもなかなかだと思います。

■豚タン（１本１６５円→焼鳥の日１１０円）
一部に焼きトンもありますが、こちらも焼鳥の日の対象です。

●ホッピーセット（５１０円）
ビールのときは普通のジョッキでしたが、ホッピーのジョッキはアサヒビールのオリンピック専用ジョッキです。気分が盛り上がりますね。

●おまかせワイン（１，４８０円）
銘柄はお任せで、赤・白のどちらかだけを指定するというおもしろい注文方法のワインです。
アズレージョというポルトガルの微発泡ワインです。アルコール度数がやや低く、サラッと飲みやすいもので暑い日のガブ飲みにはちょうどいいワインです。
気分よく１本を飲んでしまったので、２本目をお願いすると今度はオーストラリアのシャルドネのバースティング バレルというものが出てきました。こちらはいかにもニューワールドという味わいで果実味が強く、辛口でも若い感じのボリューム感があり、シャープさはありません。
２本の選び方、出し方が優れていますね。まさにこの日の好みどおりに出してくれた感じです。お店の方もなかなかの酒飲みなのでしょう。


狙っての訪問ではなかったのですが、焼鳥の日はなかなかお得で、おまかせワインも安いながらも美味しいもので楽しく飲むことができました。
お得なサービスが満載のお店なので上手に活用すると安くお得に飲めるでしょう。

駒込駅から続く商店街のアザレア通りにある居酒屋です。

お店は、ビルの３階にあり、アザレア通りを歩いていると目立ちません。こちらの２階の焼鳥店の看板が大きいのもあるでしょう。

店内は、カウンター席、テーブル席、小上がりというバランスの取れた居酒屋の座席構成でしょう。
カウンター席のひとり客用のメニューもあり、気が利いています。
また、外からは目立たないお店ですが、店内に入ってみると、お店は賑わっており、人気ぶりがうかがえます。

いただいたのは、
■刺身盛合せ（中）（２，０００円）
まぐろぶつ、サーモン、タコ、イカ、しめ鯖、ハマチの６点盛りです。
スタンダードな魚ばかりですが、質がよく、量も多いのが特徴です。
特にまぐろぶつは、ぶつ切りしなくてはならないほどスジっぽいわけではなく、中には脂ののったものもあり、非常にいいですね。

■牛テール煮込み（６５０円）
買うと結構な値段がする牛テールがたっぷりと入っています。しっかりと煮込まれていて、これがこの価格なら安いです。
味付けは、居酒屋の『煮込み』の醤油味という感じで、牛の旨みが出ています。

■サバ缶マヨネーズ（５００円）
鯖の水煮缶を皿に盛り、電子レンジで温め、マヨネーズかけて、ネギを散らしたという感じの簡単な料理です。
そのままの味ですが、災害時の料理や家で軽く飲むときに作れそうなので覚えておくといいですね。

■レバー（３１０円）
１皿２本、税込みでこの価格なので、鳥貴族などのチェーン店よりもちょっとだけ安いですね。
中までちゃんと火が通っていますが、硬くはなっていないので、丁寧に焼いてくれた印象で満足です。

■にんにく串焼（４００円）
大きめのニンニクの串焼きはボリュームたっぷりです。
焼くとホクホクになって、芋のような感覚でいただけます。
ニンニクの風味は焼いたことで弱まっているのでこのボリュームを食べても気になりませんが１人１本ぐらいにしておくのがいいでしょう。

●ハイボール（４００円→２５０円）
月曜・火曜・木曜はハイボールが値引き販売です。
安いのは嬉しいですが、ジョッキじゃなくて、グラスでした。

●神田ハイボール（４１０円）
神田食品研究所とは、昭和２６年創業、サワー用の濃縮ジュースのメーカーです。
レモン、ライム、グレープフルーツなどがありますが、この会社の製品の中で異彩を放つのが『ハイボール原液』です。
これは、ウイスキーが高価だった時代に焼酎を使ってハイボールもどきを作るために開発された割りものです。
同じような製品としては、ホイスというものもありますが、ウイスキーが安価になった現代においては、両者ともに絶滅寸前ですが、一部の大衆酒場好きに支持されています。
ケミカルな色合いなれど、甘い香りがし、ケミカルなれど後味に甘味を感じます。

●アップルワインハイボール（５３０円）
ＮＨＫのドラマ『マッサン』で有名になったニッカは、「大日本果実株式会社」の略で「ニッカ」で、ウイスキーの完成までは、リンゴジュースを扱っていました。
そのニッカが１９３８年から作っているのがこのアップルワインです。
アップルワインは甘いのでそれをハイボールにして飲むと、ほんのり甘くて、スッキリしたハイボールになりますね。
ウイスキーが苦手な女性のためのハイボールという感じです。

●おまかせワイン（１，４８０円）
銘柄はお任せで、赤・白のどちらかだけを指定するというおもしろい注文方法のワインです。
どうしてもという人は、お願いすると何本かの候補を持ってきてくれるのでそこから選ぶとのこと。おもしろいので、あえて見ずに白ワインをお願いしました。
出てきたのはチリのシャルドネです。少し甘さがありますが、果実味が豊かで酸味もあるニューワールドらしいシャルドネです。
これがこの価格なら非常にお得ですね。


料理の価格設定は、良心的ですし、既製品が少なくちゃんと作っている感じがします。
お酒は、大衆的ですがおもしろいものが充実しているので、みんなでワイワイしながら、飲み比べをしたら楽しいでしょう。