ホッとする台湾 : 台湾小菜料理 台湾

2018.09 夜

・鉄玉子 150円
・台湾チャーハン 800円

　久しぶりの巣鴨の台湾、と言う台湾料理屋。
　広東料理のお店に行ったら、
　広東人が行列してて諦めた。
　そんな時、巣鴨はお気に入りのお店が
　数店あるから困らない。

　炒飯をお願いして、
　調理待ちの間に鉄玉子。


・鉄玉子 (4.5)
　何はともあれ鉄玉子。
　一番硬いヤツをお願い。
　白身部分は２mm厚くらいになっていた。
　カッチカチの硬さ。
　グィイイイと噛みちぎると、
　味が染みた黄身。
　甘い煮汁が染みてて最高。

・台湾チャーハン (4.0)
　シットリパラパラ系。
　具の種類も量も多い。
　目立つのは椎茸。
　良い感じに出汁が出てて、
　オフクロの味を思い出した。
　椎茸県の椎茸町出身だもんね。


　閉まるのが早いし、臨時休業があるし、
　やってればラッキー、くらいな感じで。
　巣鴨は他に候補が数軒あるからね。
　お気に入りの町、巣鴨。

2016.11～12 夜

2016.12 全部で 1450円
・魯肉飯 800円
・粽(チマキ) 500円
・鉄玉子 150円

2016.11 全部で 1050円
・野菜そば 800円
・鉄玉子 150円

　巣鴨にありながら、ガチな台灣菜（台湾料理）の味として一部で有名なお店。
　全部が全部、台灣菜かと言うとそうでも無く。日本のラーメンもある。
　御歳７５歳のご主人(日本人)が繰り出す優しい味に、奥さん(台湾人)の名調子。
　息子さんが継ぐらしいけど、体調不良でお休みしているようだ。
　こちらのご主人、食べ物の好き嫌いが激しいらしい。
　偏食と言っても良いほどで、好きなものは徹底的に食べ込む。
　それで美味しいと納得しているものだけを出すお店。
　何を食べても美味しいと思う人より、美味しい不味いがはっきりしている方の料理は、
　味の好みがハマった時ほど凄いもの。僕はハマりました。
　粽１個が500円など、ちょっと高いかなって思うものもあるけど、痘痕も笑窪の範囲だな。

・魯肉飯 (4.5)
　滷肉飯とも書く。発音は同じルーローファン。
　台湾名物、煮込み豚肉かけ飯。
　名物らしさがちゃんとある台湾風味の優しい味。
　ふんわりと八角(スターアニス)が香る。
　トロトロに煮込まれた肉から香り、肉臭さは無し。
　辛さが少しあるけど、それは黒椒(ヘイジアオ、黒胡椒)。
　小松菜は味付けほぼ無し、沢庵は薄味。
　全体で塩加減薄め、油っぽさ薄め。
　小松菜と沢庵とを混ぜて。シャクとトロトロ。
　チャイニーズカレーを食べている感じ。
　スープも薄味で小松菜が良い感じ。

・粽(チマキ) (3.5)
　翌朝の朝ごはんに持ち帰り。
　ラップしてレンチンで美味しいらしい。
　出張先だから、そのまま食べた。
　そのままでも台湾らしい風味や味を楽しめた。
　八角がふんわり香り、椎茸みたいな出汁が聞いてて。
　ちゃんと肉の味がするし、モチモチしたチマキらしい歯応えがある。

・野菜そば (4.0)
　所謂、野菜タンメン、だと思う。
　台湾には無いラーメン、東京に良くあるラーメン。
　東京にしては塩気少なく、楽にスープを飲み干せる、鶏青湯。
　麺は少し細めの一般的な中華麺。
　中華麺と言うが、こういう麺には中国でお目にかかった事は無い。
　だからと言って、悪いわけではなく、コシを少し残した茹で加減が良い。
　時間が経つとノビ気味になるので、早めに食べ切りたい。
　なんと言っても野菜たっぷり、豚肉、アサリ、イカ、と具だくさん。
　スッキリした味付けで、素材の味がしっかり出ていて。
　粗びき胡椒が酸味辛味を提供して、鶏スープに合うし。
　満足な１杯。少ないタンメン経験でベストな１杯でした。
　と言いますか、タンメンって美味いんだと初めて思った。

・鉄玉子 (4.0)
　硬くて美味しい玉子。
　毎日煮込んで、毎日干して、１週間から1ヵ月繰り返して。
　煮込むスープは魯肉を煮込んだスープで。
　時間をかけるほど小さくなり、鉄（くろがね）のような色。
　1ヵ月物は、もともとの玉子の直径の半分ほどまで縮む。
　時間をかけているほど、白身が硬く、黄身は少し硬く。
　1ヵ月物の白身の硬さはガムのXILISHの初期状態、黄身はその半分。
　冷蔵庫に放置し忘れたハイチューの硬さだ。
　日数がリニアに黄身の味に変化を与え、最終的には栗のような甘味。
　1ヵ月物と１週間物とをいただいた。
　1ヵ月物は4.5、１週間物は3.0（普通の煮玉子）。
　1ヵ月物だと数ヶ月間日持ちするらしく、お土産に喜ばれるようだ。
　写真撮影用に、１週間から1ヵ月物を並べて見せてくれた。感謝。


　巣鴨での常飯屋に決定。
　もっと早くに行くべきだったと後悔甚だしい。
　とは言っても、何度も行って、いつも営業終了時間でした。
　話好きなご夫婦で、中国話に花が咲き、ついつい長居してしまいます。