東京の煮干の大看板！煮干ランキング全国4位の大名店！！ : 中華ソバ 伊吹

どうも、さぴおです。

■東京の煮干の大看板！煮干ランキング全国4位の大名店！！

煮干しに目覚めてしまったのでこちらに再訪問。
こちらは煮干しの配合を何度も変え、仕込みも変えまくっているイメージなので
来る度に新店感覚。この日はどんな煮干しの顔と出会えるでしょうか。

このお店を尊敬しているお店は多いですよね。
元ラーメンフリークの三村さんによる独学での開店。
恐らくイチカワや伊藤などをリスペクトしながら
煮干しを磨き上げる姿に皆さんほだされるのでしょう。
最近Twitterで『好きな人だけ来てください。もう万人受けとか疲れました』とつぶやかれたのを見て訪問を決意。

11/3の文化の日の12時ごろ到着。外待ち…30人ほど。
相変わらずここは混んでますなぁ～。
ここは昼と夜ではメニューが違うのですが、相変わらず昼にしか来たことがありません。
10年ぶりに煮干しのラーメンを食べるという非ラーメンオタクの友人を伴っての訪問。
話ながら待てるのでそこまで苦ではありませんね。

90分ほど待って店内へ。ワンメニューなので中華ソバ一択。
店内に入れば、煮干しのみのワンメニューですから提供はあっという間です。

●実食
スープは煮干しにこだわりまくって様々な産地種類の煮干しを配合した煮干スープ。
煮干しの乾物的な旨味に溢れたスープは香ばしいような煮干しの美味さに溢れていますよ。
『万人受けとか疲れました』という呟きをしていたけれど
この中華ソバは初心者でもOK。
『たけちゃんにぼしラーメン』以来10年ぶりに煮干ラーメンを食べた友人も非常に満足していました。

煮干しの下には豚骨などの動物出汁がベースになっていそうですね。
香ばしさの中にある優しい甘さとマロミがあり、それは豚骨由来なのだと想像。
個人的にはこの動物はなしの方が好みに近づきそうですが、
香ばしさと甘さの幅広さは多くの方が美味しいと思うのでしょう。
夜はやや煮干しマニア向け調整となるようですから、僕は夜に行くべきなんでしょうね。
仕上げオイルもクドくなくあっさり。あくまで煮干しの世界に浸るためのチューニングに思いました。

麺は三河屋製麺の中細ストレート。
煮干しには定番の加水が低いプツっとした歯切れですね。
しかしそこまでパキパキさせることはなく適度に茹でてありますよ。
やっぱり煮干に合わせる麺だろうとある程度茹でたほうが美味しいですね。

トッピングには甘く味付けられたチャーシュー。
こちらはトロヤワで多くの方が大好物。
よく煮干しだと低温チャーが載ったりしますが、
僕も低温よりはこういう煮豚型が好きですね。

和え玉はすることなく、サクっと完食。

今度は夜の煮干しメニューを攻略したです。

ごちそうさまでした。

どうも、さぴおです。

▪️今さらシリーズ
某茨城の御大を見習って、訪問済みの有名店に
今さらまた行ってみるという趣向です。

TRYラーメン大賞の審査員となると、紙面に載ったラーメン屋さんにはまた伺わないといけませんし、丁度いいでしょうか(？)

という訳で、
東京の煮干しの大家に訪問。
茨城にイチカワあらば、東京に伊吹ありよ！

食べログラーメンランキング全国1位になった経歴もあります。
この濃厚煮干系統で1位とはなかなかやるね。

Twitterでは｢暇だ｣的な呟きがありましたが
普通に外待ち15人くらいはいますね。

デフォの中華ソバをポチり。

店内にはいると巨躯を操る三村店主が。
やはり店主さんが現場に立っててほしいものですよね。

相変わらず店内は男のラーメン屋たる雰囲気。

提供は素早いです。

⚫️実食
スープからいただくと濃密なる煮干しの旨みだけが抽出されていますね。
苦味やエグ味、生臭し皆無。
その秘密？の一端を担ってるのかは分かりませんが、
こちらの仕込みは超独特という噂

何がどの程度使われてるかは分かりませんが
香ばしい煮干しの美味さとコクが12分に詰まっていて塩気感覚も素晴らしい。

他の濃厚煮干と何かが特筆したインパクトがある訳ではないですが、ではこれ以上は何があるんでしょうか。
イチカワみたいに醤油ダレ強めてショッパーなインパクトをもたらすのか？
丿貫のように独特の海鮮素材を使っていくのか？
破壊的イノベーションのようにニガエグに振り切るのか？
…分かりません。


麺は中細ストレート麺。
低加水麺で煮干しによく合わされているような麺ですが、どこか歯切れ感覚が独特というか
粉みと粘りがあるような感覚を覚えました。

チャーシューは煮豚。
この日はやや固めで肉質しっかりとしたものだったかな。

三村店主がスープを残す客のことをあまり良いと思ってないという裏話を聞いたことがあるので
完食完飲にてフィニッシュ！
今日は絶対ビール飲んじゃダメだな。

ごちそうさまでした。

どうも、さぴおです

再び入院と手術が決まり、ガックリしながらＲＤＢ全国通算16位のこちらへと。
ＲＤＢ通算100位を埋める旅がまた一つ埋まりました。
志村坂上駅から歩いて10分ほどですが、心無しか持病のヘルニアが不穏なオーラ。
11時50分着で並びざっと40人以上！
こちらは日曜定休ですから土曜が混むのは分かりますが、これほどとは。
入店は14時02分。132分待ち。久しぶりに痺れる待機時間。
立って待ってるので腰のヘルニアが悲鳴を上げます。
客層は3店舗目に行った銀座の意識高いラーメン店とは全然違いますね笑

外観はちょっとワイルドな感じ。もし無名店だったら女の人は入りにくそうかな。

店内に入ると限定などは無くなっているので、中華ソバを。
「これだけ並んだからなぁ」という思いから和え玉も購入します。

店内にはTRYなどでもお馴染みな店主さんが。
助手さん2人で頑張っています。

●実食
セメドロっとした見た目は王道の濃厚煮干し。
刻み玉ねぎに角煮的な甘辛チャーとの組み合わせはよく見る組み合わせ。

【スープ】
見た目に反してサラりとしたスープは塩味はそこそこ。ビターさもそこそこ。
煮干しのニボさだけをダイレクトでいただけるようなチューニング。
イチカワなどの塩気高いタレはなく、
「美味しい煮干しを味わってほしい」という店主の心意気が聞こえてくるよう。

ただ、今更食べた者としては東海神のニボなお店などと被るというか…
こちらがオリジナルワンなのかもしれませんが、こう…グッとくるものがないというか…
要するに期待しすぎでした…二時間並ぶと否が応でもね…

こうなるとノイドさんではありませんが
あらゆる期待を乗り越えて、心を打ってきたイチカワさんは流石。

【麺/トッピング】
ポキポキとした中細低加水ストレート麺。
わりとしっかり茹でているからか、麺を引き上げるとモソりと纏まう感じ。
しなやかに啜るのではなく、箸でむんずと掴んで口の中へ頬張り
ポキりと麺が砕けるにつれて小麦と煮干しが一体となる感覚。
咀嚼の重きを置いてるような麺のように思いました。

チャーシューは角煮のように甘く味付けられて、しっとり柔らか。
味玉はトロリさん。割ると6：4で液体な黄身がたっぷりタレに浸かって仕様。
万人が安易に美味しいと感じるものでしょう。ただ、冷たいのがなぁ。

●終わりに
ちょっとハードル上げすぎちゃったでしょうか。
勝手に期待して、勝手に失望するのは僕の悪い癖。

ごちそうさまでした。