移転前の１人の常連は 遠きに有りて思うこと なんです。 : 中華めん処 道頓堀

ザ・ベストテン世代は急に頭へ歌謡曲が走ってくるように
昔に食べていたものを無性に欲すもでもあります。

その例 成増の道頓堀

今の川越街道じゃなし移転前 何年も通ったことか
つけ麺を食べたくて 向かいました。

のぞけば店内は満杯

外で待機していたら先を越して１人の男性入店
券売機の前で食券を買っていてとても焦りました。

食券を買って列に並ぶルールなのかな 日常？
けっきょく私の背後に並んでくれてホッとしましたし

女性パートさんが お客さんが先ですよね？
言ってくれて胸をなでおろしました。

前回のパートさんだけが常に常連さんとお喋り多い人かと
でも違う今夜の人もおしゃべりは連続

常連さんとコミニケーションは大事 仕事に支障なければOKとは思うけど
やっぱり初めてのお客さんには気持ちいいものでもないと今回は強く感じました。

ラーメン店ではなく居酒屋ノリ
実際に苗字で呼ばれている常連さん９割ぐらい席も埋まっていて

移転前いっしょに長く通った母親も数ヶ月前に行ってやはり察したようで。

何番と何番のカウンターにはこんな人は座らせないとか聞いちゃったら
耳にした人はどんなもんかとは思います。

注文したのは自身、変わらずな つけ麺玉子入り わかめトッピング

さすがに物価高の今日にあって高くはなりましたけど
今まで食べてきたワカメで道頓堀の鳴門わかめほど美味いものはないです。

ただ道頓堀から離れて数年、最近だと濃厚魚介つけ麺なんてもの口にしてるから
スープ割りしなくとも飲み干せるアッサリつけ汁の道頓堀のつけ麺

どうも物足りないような気もしてきて
そう考えると人の味覚の慣れってのは怖いです。

味自体は変わってないと診ました。
時間帯のスープのコンディションも難しいですから。

救いは店主、庄司さんのお顔を拝見できること
すいません 年々 私も人のこといえる立場じゃないけど

だんだんとお歳を重ねておられて…
いつまでもお元気でいてください。

餃子も食べたかったけど２０時近くはすでに品切れ
お通しのチャーシューの和えもの ビールにピッタリでした。

最近テレ朝で川越街道の有名ラーメン店を食べ進んで行く みたいな
ロケ車移動でしたが出演はラーメン好きの中村獅童とか

見た人も多いのではないでしょうか？

その中で私がとても懐かしかったのは成増の道頓堀
以前の私のレビューでも触れましたが、いちばん回数多く通ったラーメン店

今の川越街道沿いにある前、まだ住所が成増1-19-12 閑静な住宅地にあった頃
１人でも家族３人でも、金曜の仕事終わりや週末にわざわざ電車で通ったものです。

今の場所に移転してからは１回のみ。
今回 １１年半ぶりの訪問　テレビ見たらすごく食べたくなってしまって。

前回はひさしぶりということで人気１位の中華そばを頂きましたが、
今回は冬でも好んで食べていた つけめん

しかも 中盛り 味付け玉子 わかめ　お決まり必須のトッピングで。

小銭を投入してから気がつきました。
一緒にした「玉子つけめん」ボタンありましたね。

ちなみに２０年前の頻繁に食べていたころ
中華そば５００円　つけめん５５０円　時の流れも怖いですね。

つけ汁とか味自体はそんな変わらなかったと思います。
でもやっぱりどうしても麺に違和感はありますね。

それはお店の所為ではなく個人の問題なんです。
当時まだ自家製麺でななく製麺所のメンを使っていたから

その麺にスゴく慣れてしまっているのです。
あの頃はもうちょっと平たくて太めだったと記憶しています。

熱い中華そばでしたらそんな違和感もあまり持たないでしょう。
麺をダイレクトに口にするつけめんですから余計に敏感になってしまうのです。

わかめトッピングに関しては道頓堀は特別
他店でよくラーメンにのせているとこありますけどアレ安っぽく感じちゃう。

でも道頓堀のは鳴門産のランク高い高級ワカメを使ってるんです昔っから

特に水でさらし色もナイスな冷たくフレッシュ
つけめんのトッピングにしたらその美味しさは必ず認知されます。

よくレビューで論議されている接客の件

確かに常連さんと馴れ馴れしくお喋りの多い女性スタッフさんおられました。
正直、初めてのお客さんならあまりイイ感じはしないでしょう。

閉店間際のお客さんも少ない時間帯ならその１人喧騒も和らぐのではと
夜２０時に行きましたが、週末のお昼よりマシだったとは思います。

ただ入店５分でスープ切れ終了　ホント危なかった。

テレビで見た時もそう　店主の庄司さん お歳とられましたね・・・人のこと言えないけど。
ぜったい憶えていないと思うんですけど、私を方をチラチラ見の視線だけでも嬉しかった。

いつまでもお元気でいてください。

私が今までいちばん多く通ったラーメン店は２つあります。

１つが板橋区にある　道頓堀　です。

しかしそれはまだ移転前の話

成増１丁目の住宅街にあった頃で、

小さなお店は御主人がほぼ１人で切り盛りしていました。

私たち家族は毎週金曜日の夜　成増駅で待ち合わせ

川越街道から曲がった一直線の住宅街の道のり

ある時は一番のりに喜び

ある時は行列に並び・・・

季節により暖簾の色が変わる（白・赤）　のを何年ごしに見届け・・・

「ラーメン屋はここしか知らないの？」　つぅーぐらい通いました。（笑）　

お店がどんどん有名になると遠く車で来られる人も多くなり

駐車場がないこと　

長い行列のために御近所に配慮する御苦労で

御主人は大変だったと思います。

駅近くに移転した今現在、数年前に１回だけ行ったきり

今回久しぶりに訪れてみました。

入るなり入口の券売機で食券を買います。

中華そば　　つけめん　

前にはなかった　塩らーめん　がある・・・

「そうそう！　餃子　よく食べました！」

今回は・・・

中華そば　６５０円　＋　中盛り　１００円　を頂きました。

カウンターも厨房も一段と大きくなりましたね～

御主人の他　若手の方も２人お手伝い

それと接客の女性の方　おぼえてます。

前の店舗の時もお手伝いしていた方ですね。

「おまちどうさまでした～　中華そば中盛りになりま～す」

「道頓堀」　の文字が、

もう薄くなってしまったオリジナルドンブリがなつかしい。

醤油べースですが色はそれっぽくない

それは魚介ダシがすごく効いているから。

フワっといい香り～

１口スープをすすると一瞬　「味薄いかな？」　と思いますが、

食べ進むうちその奥深い旨さに気がつくでしょう。

移転前は製麺所に作らせていた平打ちの黄色がかった中太麺

今は自家製麺で中太　以前のよりコシが強くなったかな？

よく通っていた頃の製麺所に慣れてしまっているので、

昔の中華そばのイメージが多少ふっきれていませんでしたが、

麺もスープもバランスよく一段と進化していいです。

「変わらないな～」　と感じたのはコリコリ食感のメンマ

それとチャーシュー　

肉の歯ごたえ残るジューシーさでスープをよく吸う。

ここの中華そばってありそうでないんですよ～

普通ぽくって普通以上　そんな１杯

「あ～　覚えてないよな」　と思いつつ

「ごちそうさまでした～」　と御主人の顔を見て席を立ったら・・・

「いつもありがとうございます！」　？？？

御主人～　それ人違いではないですか？

私、道頓堀来たのは数年ぶりですけど・・・

今度は　「御主人に会いたい！」　と言っていた家族３人で来ますね。