無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-3963-1426
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
R20指定、心と身体が裏腹な禁断の情事。四川料理「粒粒香」。
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
オビキン
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
オビキンさんの他のお店の口コミ
店名 |
粒粒香(Li Li Xiang)
|
---|---|
ジャンル | 四川料理、中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3963-1426 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR埼京線 板橋駅西口(板橋口) 徒歩3分 新板橋駅から177m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
無し |
席数 |
30席 (テーブル 4人用6席 2人用3席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 店舗目の前にコインパーキングあり |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
2017年7月2日 |
備考 | |
お店のPR |
自慢の汁なし坦々麺と雲白肉(ウンパイロ)を是非ご賞味くださいませ!
ただ辛いだけではなくしっかりと美味しい汁なし坦々麺は一度食べたら又食べたくなる当店自慢の一品です。 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
今夜は板橋秘密結社のイベントに参加した後、参加者で「粒粒香」に行く運びとなり訪問しました。チャーハン大家として著名なK氏も同席するということで、すごく楽しみです。
ここ「粒粒香」は、過日に閉店した板橋「栄児(ロンアール)」出身の女性オーナーとシェフが、栄児の本物の四川を継承するべくオープンしたお店ということです。その心意気だけで舌がシビレてきます。お店公式HPでは「上福岡駅から徒歩4分」と間違えていますが、正しくは「新板橋駅から徒歩4分」ですね。上福岡からの移転?が真実なのでしょうか。
パンダがマスコットなんですね。店内にも、確か「リーリー」とオーナーが呼んでいた気がするのですが、パンダのぬいぐるみがぶら下がっています。
今夜はコースです。シビレを切らして料理を待ちましょう。
「花山椒サワー」
なんじゃそりゃ。私は無理です。他の方がみなさん「なるほど、イケるかも」などと飲まれていましたが、2杯以上オーダーした方は誰もいませんでした。グラスの中に浮遊している粒が、花山椒です。
「前菜腸詰め・チャーシュー・軟骨部位・くらげ」
添えられた粒状の香辛料をおそるおそる付けてみます。やはり!ちょっとでいいですよ、ちょっとで。
「棒棒鶏」
朱に染まった一品は、バンバンジーよいうより口水鶏(よだれどり)です。この秘伝の辣油こそお店の真骨頂です。旨くて辛くて美味い!この辣油はそれほど花山椒は多くなく、唐辛子の辛みと甘みが刺激的です。この辣油だけを小皿に取っておいて、最後の料理まで適宜使うこととします。
下に敷かれているもやしが、舌を中和してくれる…はずが、辣油が絡んでしまって味方になってくれません。しかしこりゃ美味い辣油だ。
「水餃子」
ランチでは食べ放題の水餃子。もちろんこれに先ほどの辣油をちょいと垂らしていただきます。おお、ナイス!食べ放題扱いの料理ではありますが、質をないがしろにしてはいません。美味しい水餃子です。
「糸豆腐サラダ」
これこそ中和してくれる料理です。正式には「豆腐干絲(とうふかんす)」という、豆腐を糸状にした麺です。うん、いいショック感。いや食感。にんじんと合わせて小皿に取り分け、最後まで重宝させようと思います。
「蒸し鶏肉とじゃがいもの何か」
一体これは何だ?見た目ではわかりません。おから?酒粕?のようなものに何かが包まれています。食べてみると…鶏肉でした。その下にザク切りのじゃがいもがしいてあります。これもやはり花山椒が若干効いています。若干、と思ったのは麻痺が進んできたからでしょう。若干、シビれます。でもこれぐらいなら全然大丈夫。意識、はつらつ。
「小籠包」
来た、小休止。箸休めのありがたい一品です。この肉汁、美味い!辣油をちょっと絡めていただきます。うん、後半へのい弾みとなります。
「鶏肉の唐辛子炒め」
来たな、悪魔め。ザクザクと赤唐辛子が刺さっています。でもこの唐辛子は風味付けでそれほど辛くないことは、他店の同じ料理から解っています。問題は、目に見えぬ花山椒アタックです。どれ、小さな鶏の肉片をひとつ。…お、大丈夫じゃないか。助かっ…!ゲゲッ!ウッハーーー!ごめんなさい。許して下さい。遠のく意識の中で懇願しますが、もう遅い。キツい仕打ち。それでも、俺は戦士。食べ続けるのだ。3個、4個と鶏や唐辛子をどんどん口に運びます。それぞれ単体は美味しいんです。しかし、しかし…。とにかく、ビールをジャンジャン持って来て下さい!
壁のパンダのぬいぐるみが、悪魔に見えてきました。
「海老の塩味炒め」
助かったあ。こういうの、あるんじゃないですか。漂流して流れ着いた小島の味がします。
「豚肉の角煮」
これ、色は赤いけど、どうなんでしょう。ドキドキ。あ、これこそ好みの辛さです。私は煳辣=フーラーまたは香辣=シャンラーが好きなのであって、麻辣=マーラー特に麻=マーがそこまで好きになれません。しかしこういう辣=ラーの辛さがある料理は大好物です。しかしすでに今夜は、この料理もそれほど辛く感じない舌になっています。
角煮というほど大きなブロックではありませんが、柔らかく煮込んであって美味しい角煮です。
「麻婆豆腐」
極悪の魔人、降誕。しかしすげえ美味そう!わかってはいますが、やけくそでレンゲでかき込んでグイグイ食べてみました。……彼方にかすかに見えて来た天竺の味です。
いつも思うのですが、花山椒を入れてしまうことによって、その料理の本来の旨味だとか深みだとかを楽しむことができなくなるのって、どうなんでしょう。私が花山椒が苦手なのは、痺れが苦手なのもありますが、料理が本来持っている美味しさを損なっているのではないかという、そういうところも理由の一つです。この麻婆豆腐も、山椒を少なくすれば、おそらく甘みさえ感じる純粋な辛みを楽しめたのではないかと思います。
…しかしそんなことは言ってられません。俺は戦士。残さずに皿を舐める勢いで、食べていくのです。脳はすでに犯され、思わず「美味しい…」と言ってしまう自分がいます。心と身体が裏腹な禁断の情事。
「汁なし担々麺」
いよいよ大トリの登壇です。まず混ぜる前に、純粋に麺と辣油の美味しさを味わいます。それから鬼の形相で具を混ぜ返しました。お、これはそれほどシビレないぞ。うん、これなら。美味い、美味いぞ。でもたぶん、これが一品目だったらひっくり返っているのかもしれません。
この担々麺、いいですね。細麺も美味いし、辣油の良さも活きています。いいシメですね。
宴の合間にチャーハン談義に花を咲かせ、伝説の酒場「明星(あけぼし)」の話で盛り上がり、板橋の食いしん坊達の夜は更けていきます。楽しい宵でした。
板橋に降臨した四川料理「粒粒香」。これで飲み放題5,000円なら安いですよ。花山椒ファンなら一度は訪問するべきでしょう。オーナー、いろいろお気遣いありがとうございました。ごちそうさまでした。
最寄駅 JR「板橋」・都営三田線「新板橋」(板橋区)
「粒粒香」ホームページ CLIC → https://localplace.jp/t100343170/