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池袋本町2丁目の老舗和菓子店。【1st】
池袋本町中央通り商店会、「二木亭」の隣り。大正12年の創業という。登録は「亀屋菓子舗」となっているが、「御菓子司 亀屋」が正確ではなかろうかと思う。
以前、坂下通り商店街「駿河屋」の「利休揚」のレビューでも書いたが、この店の「区内町御用達最中」は、豊島区の公認の名品である。あくまでも「宮内庁」でなく「区内町」であるが。
「区内町御用達最中」(¥866/5コ入り) ―― 北海道十勝産の有機小豆使用のつぶ餡が、真四角の薄い最中の皮に包まれている。甘さが優雅で、上品な味わい。求肥が入っているコトにより、全体的にやさしい感じがする。濃いお茶などではなく、薄めのお茶や、薄めのコーヒーで楽しみたい。
「だんご」(¥108/1本) ―― しょうゆ・みたらし・餡子と3種類ある。商店街をフラフラしていると、こういう類には、ニオイでヤラれるコトがよくある。香ばしい醤油味のだんご、しみじみ、コレが滅びるコトは無いんだろうと思う。日本の食文化の偉大ささえ感じる。シンプルにして奥深く、そのニオイが一旦鼻をつくと、僕は、すでにトリコになっている。焼きたてもウマいが、時間をおいた、だんごも、まるで熟成されているようでウマい。
お店の奥に、イートインスペースと言うか、お休み処があり、お茶やコーヒーを飲みながら店内で食すコトもできるようだ。僕自身は、そのスペースを使用したコトがないので詳細はわからないのだが、和菓子店でお茶でも飲みながら名匠の菓子に舌鼓を打つというのは、京都の多くの店で体験しているし、こうして池袋の商店街にある老舗の和菓子店で過ごす時間も、また贅沢なんだろうと思う。
最近、池袋西口の徒歩15分以上圏内の店などを見てまわるケースが多い。豊島区池袋本町、上池袋、目白、長崎、高松、板橋区南町、中丸町、熊野町、大山金井町など。ちょっと前に、別のレビューで六本木のドーナツ化現象という自論を述べた。六本木交差点付近は、昔の面影を失くし、以前は交差点付近に集っていた人々が、ヒルズ・ミッドタウン・西麻布・十番など、ちょうど六本木交差点を取り巻く外郭に生息するようになったみたいに、池袋も駅周辺は、どんどん池袋らしさを失っている。
そういう意味では、この店のある池袋本町中央通り商店会や、池袋本町通り商店会など、昔の面影が色濃く残る商店街は、これからも大事にしたいし、守っていかなければならないのだろうと、強く思う。
(文責:京夏終空、2014.8.25)
(※写真は、後日掲載。)
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店名 |
御菓子司 亀屋(カメヤ)
|
---|---|
ジャンル | 和菓子 |
予約・ お問い合わせ |
03-3971-1902 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
東武東上線「北池袋」駅より、徒歩約7分。 北池袋駅から413m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master) 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
別途消費税 |
席数 |
2席 (夏季のみ ※テーブル2席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、バリアフリー |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
可。 |
ドレスコード | 無し。 |
オープン日 |
1923年 |
備考 |
9月29日~10月3日まで |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「チーズケーキ」と「ポテトパイ」が人気だというコトで…。
実際に食べてみたら、かなり美味しかった。
和菓子屋だよね。…でも、アリ。(笑)
池袋本町の中央通り商店会、大正12年創業の老舗菓子店。
銘菓「区内町御用達最中」は、豊島区の公認の名品である。
「宮内庁」でなく、「区内町」ではあるが。
以前より、度々訪れている店の一つだが、久々だった。
その日はホントはせんべい気分で「鳥越せんべい・加賀屋」を目指して行ったのだが閉まっていたので、コチラでせんべいを買い求めたのだ。
そして、急に、飲み屋かどこかで聞いた話を思い出し、チーズパイとポテトパイも買い求めたのだ。
「チーズケーキ」(190円/1コ) ―― 写真の通り、かなり小さな包みに入った感じのチーズケーキ。
普通のチーズケーキの工程は経られている感じで、その名に違和感は無い。
確かに、美味しい。濃厚なチーズの雰囲気に、柔らかい口あたり。イイ感じ。
「ポテトパイ」(170円/1コ) ―― 写真の通り。
ポテト感がしっかりとある。パイ感も十分。そのままの感想なのだが…。
「やかた」(610円/1袋) ―― 写真の通り。
海苔に全面が覆われている感じのせんべい。海苔の風味がことのほか良い。
せんべいの醤油風味も上々。
やや高い気もするが、せんべい気分は、他では代えられない。
「区内町御用達もなか」(1,280円/6コ入り) ―― 写真の通り。
コレ、好きな方がいて、そこへ行くときの決まった手土産。
ごちそうさまでした。
パスタを箸で食べる時代、洋菓子店で、あられなど和菓子を売っている時代、和菓子店に洋菓子があってもイイのだ。
そう言えば、そば屋の最近のカレーライスは、本格的になったとも聞く…。(笑)
(文責:京夏終空、2020.1.19)
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