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池袋4丁目、「茜パン工房・喫茶スカーレット」。【6th】
続・奥池袋エリア、ベーカリーカフェ。
池袋4丁目にある障害者支援施設「いけぶくろ茜の里」に併設されている店である。
北ドン(ドンキの北池袋店)に、よく自転車で向かう途中なので、たまに利用している。
最近のパンは、どうも、余分なモノが多いような気がする。
過去にとあるパン屋のオーナー兼職人が、こう書いていた。
『私はパン作りに独創性が必要だと思ってない。先人達が試行錯誤して残した物を、本当に良い物だけを作れば良いと思っている。そこにはパンを製造する側 (あるいは消費する側も)へのささやかな侮蔑の思いが込められている。本来、独創的というのは、どの分野においても、的確な技術にのっとってのものでなければいけない。パン作りに必要なものは、小麦粉と水、塩、そして、ひとつまみのイースト、それだけでおいしいパンを作ることである。素材を宣伝することや過剰な付加価値を加えて言う事がもてはやされ、それを独創的と言うのなら、私には必要ないと思っている。』
僕も、味わい的な基本においては、大いにこの考え方に賛同である。
この店の場合、小麦・水・食塩・酵母に、宮城県産のうるち米の米粉とグラニュー糖が少量含まれているだけである。
僕自身、今まで、この店では、クロワッサンやメロンパンやケーキ類など、いわゆる菓子パン寄りのモノばかりしか経験がなかったような気がする。
最近、地元話で、池袋西口にもできた「銀座に志かわ」のパンがどうなの?のような話をしているときに、水分でのふんわり度・もっちり度の話題になり、であれば、この店のパンの方が安くて優れているという意見が出たのだ。
前回レビューでも書いた通り、その人はこの店の食パンファンであり、ぜひ一度と言われたので購入して食べてみた。
「あかねのミニ食パン」(200円)、なるほど、米粉によるもっちり度かも知れないが、かなり自然な感じでソフトに成り立っている。ソレに、香りも味わいも良い。
塩分もやや強めに感じるが、気になるほどではない。
うん、かなり美味しい。
「天然塩の塩パン」(100円×2)、半空洞タイプ。ヴィドのような全空洞もあり、塩パンって、何で空洞にするのだろう?生地量が多いとしょっぱく感じるからか?
コレも、生地の塩分もあるうえに、塩が重ねられている味わい。
でも、相対的な味わいのバランスはとれている感じがする。
まさに、の塩パンであり、生地感と相まって美味しい。
今回食べた双方、とても美味しく、大きく納得できるモノだった。
度々利用していた店だが、大きく見直せたかも知れない。
評点も当然に上げた。
ごちそうさまでした。
今、東京ではパラリンピックが開催されている。
僕らの世代の日本人は、きっと感覚的にも大きく遅れている気がする。
昭和・平成と、障害者が自由に健常者と同じく社会生活を送れる時代ではなかったような想いがある。
日本でもようやく近年は、いろいろな試みがあり、例えば車椅子一つとっても、スロープの多用や、ノンステップ公共交通機関なども増えてきてはいるように思える。
障害者の側の感覚も当然にあるだろう。
身体的な制約も、きっといろいろある。
しかし、例えば、僕ら健常者が大事に思っている「愛」「夢」「希望」などというコトにおいては、何らの代わるコトがあるわけでなく、障害も無いのではないか。
人には、勝手にバーを設けてしまうサガがある。
オヤジになってとは言え、例えば昔の夢だった、ミュージシャンになりたいとかは、まだ可能なのではないか?
流石に、甲子園に出場できるわけでもなく、プロ野球選手にはなれないだろうが、可能性のあるコトはきっとたくさんあるだろう。
僕ら健常者にだって、年齢とともに、障害に似たモノが増えているのではないか?
しかし、僕らが、アレもムリだろうと勝手に決め付けてしまっている、その心こそが自分の生み出した障害であり、その心に似た感覚が、他に向けても同様に援用されているような気がしてしまうのである。
この店、冒頭に書いたように「障害者支援施設」の入所者の方々が作っているパンを販売している。
僕が今回購入して店を出るとき、まだ若い一人の方が、窓拭き掃除をしていた。
「ありがとうございました。」
と言われ、普通に「ありがとうございます。」と返答した。
どこか、協力してあげている、とか、そんな上から目線に似た感覚では決してなく、美味しかったから、また行くのだ。
不味かったら、行かない。
ただ、ソレだけ。
何故なら、ココは、普通のパン屋だから、である。
(文責:京夏終空、2021.8.26)
(7件/3.10)
池袋4丁目、「茜パン工房・喫茶スカーレット」。【6th】
奥池袋エリア、ベーカリーカフェ。
池袋4丁目にある障害者支援施設「いけぶくろ茜の里」に併設されている店である。
ドンキの北池袋店に向かう途中なので、たまに利用している。
その場で焼かれたパンやケーキ・菓子類の販売と、店内飲食のサービスをしている。
予約販売もされているようで、食パンやレーズンパンの1斤ものを買っている地元の人もいる。
季節の良い頃は、テラス席でコーヒーとパンという感じで訪問している。
僕は、横着だが、自転車のままテラス席に横付けし、そのテラス席でひとときを過ごす。
(テラス席は、喫煙可。)
「クロワッサン」(160円) ―― 手作り感、ほぼ焼き立てのワードで想像できるクロワッサンかと。カリサクでなく、サクフワ。
「アイスコーヒー」(150円) ―― 香ばしい感じのアイスコーヒー。苦味主体でない。
テラス席の陽だまりで、パンを頬張り、アイスコーヒーを飲む。
ただ、ソレだけだが、優雅なひとときを過ごせる。
奥池袋の静かな住宅地の中。
池袋のお店のどこよりも、ゆったりした贅沢な時間が流れているとも言えるかも知れない。
イイ感じだ。
ごちそうさまでした。
何となく、そっとしていおきたいイメージから、勝手にレビューをずっと見送っていたが、諸事情によりアップする。
(文責:京夏終空、2019.4.3)
(5件/3.06)
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店名 |
茜パン工房 カフェスカーレット
|
---|---|
ジャンル | パン、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-5960-5231 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
JR埼京線、JR山手線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ有楽町線、東武東上線 北池袋駅から820m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
☆カフェ スカーレット ドリンクメニュー (ALL150円) |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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続々・奥池袋エリア、ベーカリーカフェ。
池袋4丁目にある「いけぶくろ茜の里」に併設されている店である。
北ドン(ドンキホーテ北池袋店)に、よく自転車で向かう途中にある店なので、たまに利用している。
テラス席利用での個人的な弊害に気付いた。
この店、コロナ禍の今はイートインのテラス席が利用できないが、よく思い出せば、この約8年ぐらいの間、テラス席ばかり利用していた。
1ヶ月ほど前に、「あかねのミニ食パン」というパンを買って帰って、食べてみたら、かなり美味しいと思った。
テラス席で食パンを食べるという発想が成り立たなかったからこそ、今までやり過ごしていたのだ。
そうなのである。
この店の、食パンこそ、もっと早く出会うべきだった。
この店の、テラス席は、奥池袋の緑の景色を眺めながら、ゆっくりまったりできる感じが心地良かったので、ついつい、まどろむ時間を過ごしていたのだ。
いつもこんな季節だ。
春であり、秋であり、テラス席で風を感じながら過ごすのにちょうど良い気候。
そんな雰囲気も、多大なるモノを教授できていたのだろうが、今回は、単に美味しいパンを求めて向かったのである。
「あかねのミニ食パン」(200円)、前回も書いた件は繰り返さない。
でも、今回も、かなり美味しいと感じた。
前回書いたように、「銀座に志かわ」より安くて美味しいと僕に勧めてくれた人に、その報告をしたら、焼いても同様に優れているというので、今回は焼いて食べてもみた。
何というのだろう?
焼いても水分があまり飛んでいないような感覚。
モチフワ感があり、甘みも増す雰囲気。
米粉の成せる業か。
うん、美味しかった。
「天然塩の塩パン」(100円)、コレも前回食べた。塩が多いが、美味しい。
「あまおういちごパン」(100円)、コレも、美味しい。イチゴの風味も良いが、やはり生地感。
「黄金のミニクロワッサン(2コ)」(150円)、何度も食べているクロワッサンである。カリサクでなく、サクフワ。バターでなく、マーガリンのようであるが、塩分との兼ね合いか、普通に美味しい。
食パン「4.0」オーバーでもイイ。
他は、概ね「3.6」~「3.8」ぐらいの感覚。
うん、美味しかった。
ごちそうさまでした。
(文責:京夏終空、2021.9.30)
(7件/3.10)