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店名 |
中華蕎麦 はる
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
不明の為情報お待ちしております |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
西武新宿線「下井草」駅(南口)から徒歩2分 下井草駅から169m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
10席 (カウンター席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年2月7日 |
備考 |
化学調味料不使用 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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8月11日(土)
東京滞在2日目。
昼は落合の「中華そば 児ノ木」で煮干し100%の「純煮干しそば」を堪能。
実家(野方)に戻り、夜どこに行こうか思案。
できれば、夜は冷たい麺を食べたい。
実家から近ければなおよし。
以上の条件を満たした未訪店を絞り込むと、下井草の「中華蕎麦 はる」
(杉並区下井草)が浮上。
化学調味料不使用というのもプラス評価。
7月から通常のメニューに加え、夏季限定の冷やしをスタート。
7月は「冷やしつけ蕎麦」。
8月からは「冷やし中華蕎麦」にリニューアル。
私は冷たいつけ汁にきゅうりがたっぷり浮いた「冷やしつけ蕎麦」が魅力的でしたが、「冷やし中華蕎麦」も只者じゃなさそう。
それにしても、開店が2017年2月7日。
こんな素晴らしい店を1年半も見過ごしていたとは!
早速夜19時過ぎに実家を出て、最寄りの西武新宿線野方駅から各停で3駅目の下井草で下車。
南口から旧早稲田通りを南下。
2分足らずで信号のあるT字路。
道路の向こうに「中華蕎麦 はる」の屋号や暖簾が見えます。
下井草駅からたった2分の至近距離。
店の外観は和食の割烹のよう。
がらがらと扉を開けて店内に入ると、厨房を囲むようにL字型カウンター8席。
和食の調理人のような白衣の店主のワンオペ。
お客は、サラリーマンらしき2人組、家族連れ、私のような男性1人客、さらに老婦人か1人。
私が入ったすぐあとに家族連れが入店。
カウンター席が一杯だったので、待ちます椅子に座って待機。
こんな時間(夜20時近く)でも多種多様な客層で満席。
開店から1年半。
すっかり地域に根をおろしたようです。
入口右手に券売機。
券売機の上には「冷やし中華始めました」のPOP。
券売機を見ると、レギュラーニューは、
「中華蕎麦」(780円)
「煮干し香味蕎麦」(800円)
「濃厚鶏白湯魚介蕎麦」(830円)
「魚介出汁つけそば」(850円)
夏季限定が、8月から「冷やし中華蕎麦」(880円)になっています。
今日は「冷やし中華蕎麦」の食券を購入。
カウンター席に座ったあと、店主が茶碗にお冷を入れてだしてくれます。
そのときに食券を渡します。
○夏季限定「冷やし中華蕎麦」(880円)
卓上にはスープやカエシ、麺などに関するこだわりが書かれたPOP。
鳥取県大山鶏、山梨県美桜鶏、茨城県総州古鶏などからスープを抽出。
カエシは、広島県の醤油店特注の特急本醸造醤油に、鰹、鯖、昆布などを加えたもの。
麺は三河屋製麺の特注麺。
約10分の待ち時間で「冷やし中華蕎麦」が提供。
涼しげな透明のガラス皿の底にスープが張ってあります。
その上に麺。
麺の上には多様な種類の具がたくさんのり、麺が見えないほどの具沢山。
中央に温泉卵。
その下には玉ネギのみじん切り。
温泉卵の周りには鶏ムネ肉の低温調理チャーシューが2枚。
その他、筍、トマト、オクラ、ミョウガ、ワカメ、ゴーヤなど。
それに薬味のワサビ。
具をかきわけて麺を引っ張り出します。
三河屋製麺の平打ち麺。幅3~4ミリにカットされた厚みのある多加水の平打ち麺。
国産小麦100%のツルツルした食感と、肉厚でモチモチとした食感が組合わさった抜群に美味しい麺。
喉ごしの良さも特筆もの。
麺量は200g。
スープは通常のラーメン類と一線を画し、動物系不使用。
煮干しや鰹節、鯖節、昆布やシイタケなどに醤油を合わせ、酢で酸味をつけるのではなく、味醂で上品な甘味を添加しています。
味醂の甘味が触媒になって、和ダシの深い旨味が十二分に引き出されています。
ツルツルとした肉厚のモチモチ食感の平打ち麺を、深い旨味の冷たい和ダシにつけたときの美味しさは、たまりませんね。
そして具の数々。
鶏ムネ肉の低温調理チャーシューは、しっとりとしている上にプリプリ感もある極上のもの。
多目のミョウガが冷やし中華感を高め、トマトの酸味が心地よい。オクラのぬるぬる感も面白いし、ナンといっても、ゴーヤ独特の苦味も新鮮。
筍のシャキシャキ感も、冷やし中華とぴったり。
何といってもユニークなのが温泉卵。
途中で卵を溶くと、和ダシの旨味と温泉卵のまったりとした旨味が意外に良くマッチ。
薬味のワラビがピリッとしたアクセントを加え、冷やし中華がまったしし過ぎる傾向に、いい意味でブレーキをかけています。
そういえは、普通冷やし中華といえは辛子が相場ですが、和ダシとワサビと酸っぱくないスープは、新しい冷やし中華のありかたを提案しています。
ツルツルモチモチの平打ち麺と酸味よりもむしろ旨味を強調する無化調の和ダシ、そしてユニークな具の数々。
「冷やし中華」の新時代到来を告げる麺です。
是非1度ご賞味あれ。