蕎麦屋めぐりのローテーションに組み入れたい一軒 : そば二十三

この口コミは、蓼喰人さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

蓼喰人

蓼喰人(1362)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]60代前半・男性・東京都

2

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.8
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999
2回目

2017/08訪問

  • lunch:4.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.8
    使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999

蕎麦屋めぐりのローテーションに組み入れたい一軒

 8月半ばのこの時期、「盆休み」と称して多くの会社や飲食店が挙って休んでしまうのは、帰省する場所も無い東京人にとってははなはだ困る。
 我々にとっての'お盆'は新暦の7月であり、この時期に「盆休み」と言われてもどうもピンと来ない。

 企業や工場が一斉に休んでしまうことは、グローバル化が進む経済に照らしても時代遅れである。
 毎年ニュースで取り上げられる空港での出入国ラッシュや、新幹線の混雑ぶりや高速道路の渋滞状況などを見ても、バカンスは一時に集中させずに外国のように交替で取る方が順当に思う。

 都内では開けている飲食店が少ないことに加え、繁華街では結構人出が多く、普段より混んでいるのも迷惑な話。
 そんな時は勝手知ったる近場の店に限る。

 今回散歩がてら足を向けたのは、馴染みのこちらの蕎麦屋。
 盆休みなどは無く、暦通りに営業してくれるのは有り難い。
 昼の開店時刻を狙って訪れる。

 これからも私の定位置になりそうなカウンター右端の席を選び、まずは生ビール(スーパードライ)。
 お通しには「鯵の南蛮漬け」が小鉢で出されたが、味も盛り付けも洒落ている。

 こちらは昼でも気の利いた肴類の用意があり、定番に加え季節感のある品々が別書きされている。
 その中から2品の注文を告げると、一人客である私に対しご主人は'すこし少な目にしましょうか'言ってくれたので、それでお願いする。

 「夏野菜のお浸し」:薄味で煮含めて冷された、ズッキーニ・ミニトマト・オクラ・ミョウガ・アスパラ・ブロッコーリーの盛り合わせ。
 個々にきちんとした仕事が施されており、特に大ぶりのズッキーニの存在感が印象的。
 張られた出汁も余さずいただいた。

 「茹で豚の香味野菜のせ」:塊のまま茹でた豚バラ肉を薄切りにした上に、玉葱などの香味野菜がたっぷりと盛られ、糸唐辛子や胡麻が散らされている。
 下に敷かれたピリ辛のソースが秀逸で、「和風雲白肉」といった趣の一品。

 酒もおすすめの銘柄20種類ほどが、別書きにされている。
 爽やかな辛口との要望をご主人に伝えると3種を提示してくれたが、その中から山梨の「青煌」を選択。
 花番の女の子が一升瓶から、丈高の錫のぐい飲みに受け皿も溢れんばかりに注いでくれる。
 元々気に入った銘柄だが期待通りの味わいで、これで暫し寛いだ時間を過ごす。

 蕎麦は'季節限定'の文字が目立つ「辛味おろしぶっかけそば」にする。
 運ばれた大鉢には蕎麦の上に、辛味大根のおろしの他、葱・貝割れ・削り鰹・すり胡麻が盛られ、つゆは別添えの徳利から客がかけ回して調味するスタイル。

 精妙に茹で上げられた蕎麦は、食感も喉越しも良好。
 大根の辛味はそれほど強烈では無いため、良くかき混ぜると程良い加減となり、なかなかの満足感。

 蕎麦湯もタイミング良く出される。
 口開けのため多少の手は加わっているが、サラッとした自然体のため気持ち良く伸び、鉢に注いで残ったつゆも余さず飲み干す。

 こちらは店構えや雰囲気から単なる'居酒屋系蕎麦屋'に見えるが、料理の品揃えには踏み込んだ姿勢が感じられ、実際の出来も上々
 一方の蕎麦も、この近辺の評判店に決して引けを取らない仕事は維持されている。
 これからも、蕎麦屋めぐりのローテーションに組み入れたい一軒である。

  • 「夏野菜のお浸し」

  • 「茹で豚の香味野菜のせ」

  • 生ビール

  • お通しの「鯵の南蛮漬け」

  • ズッキーニをいただく

  • 茹で豚と野菜を特製ソースで

  • 冷酒はこのように

  • 「青煌」

  • 「辛味おろしぶっかけそば」

  • つゆで調整

  • 蕎麦を手繰る

  • 蕎麦湯を注ぐ

  • おすすめの肴

  • おすすめの酒

  • おすすめの蕎麦

1回目

2016/02訪問

  • lunch:3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.8
    使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999

昼からでも気軽に「蕎麦屋酒」が楽しめる店

 昼に練馬駅近くまで用事が有ったので、帰りに足を運ぶ。
 こちらには移転して間が無い頃に寄り、その後も親しいレビュアーさんを夜にお連れして、喜んでもらったことも有る。
 
 時刻は1時過ぎで、丁度先客が次々と退店するところで店内は落ち着いていた。
 一人なのでカウンターの端の席を選ぶ。

 あまり長居はしないつもりで、ランチメニューから「鴨つくねせいろ」を大盛りで、それに「生ビール」を一杯付けて注文。
 しかし偶々蕎麦が切れていたようで、奥の小部屋では職人が蕎麦打ちの最中であった。
 'ちょっと時間が掛かりますが、宜しいでしょうか'とご主人に訊かれたので、'大丈夫、急ぎませんから'と告げると、サービスで肴に「〆鯖」を出してくれた。
 それもツマも山葵もきちんと添えられた、立派な一品料理が洒落たガラスの器で登場。

 こうなると、ビールだけと言う訳には行かない。
 花番さんに酒の品書きをもらって、会津の「口万」を選択。
 '鯖は山葵と塩でも美味いですよ'との言葉に従い試して見たが、〆具合も上々で、思いがけず快適な蕎麦前となった。

 準備が整って出された「鴨つくねせいろ」も、なかなか充実した内容。
 大振りの小鉢に張られたつけ汁は具沢山で、大き目のつくねは柔らかい食感で旨みは濃く、別に鴨肉のスライスも入っている。
 焦げ目を付けた葱はじっくりと煮込まれており、青味の三つ葉や散らされた胡麻や柚子も良い役割を果たしている。
 さらに別皿で「舞茸の天ぷら」も添えられた。

 打ち立ての蕎麦も見事。
 香りも有り、茹で上げが精妙のため歯応えも喉越しも申し分ない。
 蕎麦湯は仕舞に近かったためか白濁しているが、嫌な粘度などは無い。
 これで濃厚なつゆを割り、全て飲み干して満足感に浸る。

 気の利いた肴を出してくれた想定外のサービスも有ったが、実に楽しいランチとなった。
 改めてこちらが、私のような者にとって使い勝手の良い蕎麦屋であることを痛感。
 これからも定期的に足を運びたい。
 (新規に11枚の写真を掲載)


≪2014年6月のレビュー≫ 

 以前の店は場所的にも店構えも中途半端であったが、最近練馬の駅近くに移転。
 駅前から千川通りを渡り「お酉さま」への横丁を入り、「江戸銀」を過ぎて目白通りの交差点に出る手前のビルの二階という好立地。

 雨模様の土曜日の昼過ぎに、散歩がてら寄ってみた。
 結構広めの空間に、テーブル席とカウンターさらに4.5人は入れる小上がりを含めて、20数席がゆったりと配されている。
 
 BGMにはジャズが流れ、一方の壁には一升瓶がずらっと並び、今どきの若者の感性に貫かれた、和モダンな居酒屋と言った雰囲気。 
 しかしカウンターの奥には蕎麦打ち部屋が設えられており、れっきとした手打蕎麦屋で有ることが判る。

 悪天候と1時過ぎの時間帯のせいか、店内は閑散としていた。
 どこでもどうぞと言う声に、窓際の4人掛けのテーブルを選ぶ。

 以前の店同様に、蕎麦の種類は少なく創作的なものに限られている。
 真新しい冊子に並ぶメニューの中心は酒肴で、昼でも飲ませる姿勢が顕著である。
 しかしそれはそれで、私のような人間には有り難いこと。

 早速「生ビール」を注文。
 お通しに「鶏肉と根菜の煮物」の小皿が付いた。

 '肴は何でもご用意できますよ'の言葉に、別紙の手書きの「水無月のお品書き」から「なめろう蓮根挟み揚げ」を注文。
 洒落た盛り付けで登場したが、上々の出来で味もなかなか宜しい。

 最初はビール一杯で済ますつもりが、やはり冷酒も頼むことにする。 
 主人のおすすめに従い、山形の「松嶺の富士」を選ぶ。
 冷えた錫の酒器に、一升瓶から注がれる。

 
 蕎麦は「つけ蕎麦」と「ぶっかけ蕎麦」に分かれ、今回は筆頭に載っている「豆乳そば」を注文。
 説明書きには、つけ汁は豆乳・練りゴマにかつお出汁を合わせたとなっており、出てきたつゆを一口含んでみたが、あっさりとした中にも結構コクが有る。
 山椒・唐辛子などの香辛料もわずかに感じられ、醤油味を付けて炙った油揚げの角切りが、食感のアクセントとなっている。

 蕎麦は端正に打たれて、切り斑も無い。
 適度な歯ごたえと喉越しの良さを兼ね備えた、まずまずの仕上がりである。
 つけ汁に個性が有るので、蕎麦はこういった万人向けのタイプが好ましいと思う。
 蕎麦湯ももちろん出され、こちらも妙な演出を施さない自然体であるため、つゆに上手くなじみ後味良く〆られる。

 蕎麦の出来はきちんとしており、奇を衒い過ぎていない点は好感が持てる。
 しかしやはり蕎麦屋と言うよりも、居酒屋色が強いことは否めない。
 昼からでも気軽に「蕎麦屋酒」が楽しめる店としては利便性は高く、これからも時々覗いてみたい。

  • 「鴨つくねせいろ」(2016/2)

  • 柔かいつくね(2016/2)

  • 蕎麦を啜る(2016/2)

  • 「舞茸の天ぷら」も付く(2016/2)

  • 蕎麦湯を注ぐ(2016/2)

  • 「生ビール」(2016/2)

  • サービスで出してくれた「しめ鯖」(2016/2)

  • 山葵と塩で(2016/2)

  • 冷酒・チェイサー用グラス(2016/2)

  • ランチメニュー(2016/2)

  • 酒の品書き(2016/2)

  • 「生ビール」(右はお冷やのグラス)

  • 「お通し」

  • 「なめろう蓮根挟み揚げ」

  • 挟み揚げの断面

  • 「冷酒」はこのように

  • 「端正に打たれた「そば」

  • 「豆乳つゆ」に浸けて

  • 「蕎麦湯」は自然体

  • 水無月のお品書き

  • 酒のラインナップ

  • 飲み物メニュー

  • 肴のメニュー

  • 蕎麦のメニュー

口コミが参考になったらフォローしよう

蓼喰人

蓼喰人

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する

蓼喰人(1362)さんの他のお店の口コミ

蓼喰人さんの口コミ一覧(738件)を見る

店舗情報(詳細)

店舗基本情報

店名 そば二十三
ジャンル そば、魚介料理・海鮮料理、居酒屋
予約・
お問い合わせ

050-5589-3818

予約可否

予約可

住所

東京都練馬区豊玉北5-22-16 木島ビル 2F

このお店は「練馬区中村北1-13-18」から移転しています。
※移転前の情報は最新のものとは異なります。

移転前の店舗情報を見る

交通手段

練馬駅南口を出てミスタードーナッツを真っすぐ入り、つきあたる手前の右側2F

練馬駅から230m

営業時間

ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:00~23:00(L.O.22:30)
日曜はLO 20:30 21:00close

日曜営業

定休日

月曜日

予算
[夜]¥4,000~¥4,999 [昼] ~¥999
予算(口コミ集計)
[夜]¥4,000~¥4,999 [昼]¥1,000~¥1,999

予算分布を見る

支払い方法

カード可

(VISA、MASTER、AMEX、Diners、JCB)

電子マネー不可

サービス料・
チャージ

夜は通し代として\300税抜き

席・設備

席数

24席

個室

(6人可)

半個室 小上がり 4〜7人

貸切

禁煙・喫煙

全面喫煙可

お昼営業は禁煙

駐車場

近隣にコインパーキングあり

空間・設備

オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、掘りごたつあり

携帯電話

au、SoftBank、docomo

メニュー

飲み放題コース

飲み放題、4000円~5000円の飲み放題コース

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる

料理

野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

お子様連れ

子供可

ベビーカーOK

ホームページ

http://www.soba23.jp

オープン日

2011年4月1日

電話番号

03-3992-3744

備考

Wi-Fi環境:あり
キッズ:ベビーカー入店(置き場)

初投稿者

ちゅーかちゅーか(842)

ブログに店舗情報を貼る

このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。

店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム

050-5589-3818

ページの先頭へ