椎名町の老舗寿司店 : 松野寿司

椎名町駅から徒歩数分、大和田通り沿いに構える老舗の寿司屋さん。
カウンター８席ほどに小上がり２卓の和やかな雰囲気のお店。
赤酢を効かせたシャリはまろやかさとコク。握りおまかせ3,700円。
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９月のとある週末に、マイレビさんにお誘いいただいて椎名町へ。
(*￣ー￣)　久しぶりの松野寿司さんです♪

小雨の降る中でノレンが出るのを待ち、意気揚々と店内へ。
時節柄とは申せ、大将はフェイスシールドは独特の雰囲気ですねぇ。
小上がりの座卓も現在は廃止していたり、コロナ対応への気遣い。

カウンター席に座してのっけから冷酒を分かち合います。
この日は日高見×２、伯楽星×１と宮城のお酒を攻める展開に。

握りのおまかせ10貫は3,700円との表示。
ツマミもいただきたいので大将にお任せでお願いしました。

〇おまかせコース（時価）
(*￣ー￣)　酒代込みで10,000円くらいでした♪

１、ほたて貝柱
　塩で〆て酒で洗ったという貝柱。素材の甘味にやさしく塩が。

２、たこ
　やわらか煮で２片。弾力がありつつもすんなり噛めますね。

３、しまあじ刺
　シマアジとしてはずいぶんと脂感のしっかりしたタイプ。
　ブリのようなまったりした舌ざわりが面白く、お酒にもしっくり。

４、かつお
　厚切りでやわらか、赤身寄りのしっかりした素材味が魅力。
　和辛子を合わせてみたりと変化も楽しめます。

５、あなご白焼き
　サッと炙られたアナゴ、引き締まった身から旨い脂がにじみます。
　ほのかな香ばしさと塩加減が絶妙でしたねぇ。
　見た目こそシンプルな印象でしたが、これが美味しい。
　
ここから握りへ。

シャリはほのかに温かく、赤酢の香味がほんわりと漂います。
米粒感の立つ炊き具合、舌で圧すくらいですんなり解ける握り加減。
(*￣ー￣)　前に食べた時より美味しい気がしました♪

６、すみいか
　弾力のある身ながら、丁寧に包丁が入れられてすんなり。

７、ひらめ
　昆布〆で旨みぎっしりという印象。
　存在感のあるシャリにも悠然と勝る白身でしたね。

８、ほっき貝
　身厚な身はつややかで、心地よい磯の香味に鮮度を感じます。
　最初に鼻に抜ける香味と咀嚼した時の甘味がどちらも快適。

９．巻き海老
　くるま海老のちょいと小型なヤツで、味わいには遜色なし。
　ほっき貝からの流れもいいですね。

10、あじ
　青魚らしいクセを活かした独特の〆具合と言えば良いのか、
　ほんのり塩を効かせた感じ。私好みだけど苦手な人はいそう。

11、あなご
　軽く炙ってふっくらとろり。咀嚼して香味が立ちますねぇ。
　煮詰めは甘みに寄らず酒精の効いた印象で、シャリを凌駕。

12、赤貝
　ほっき貝と同様に優美な個体。こちらもシャリと相性よし。

13、こはだ
　終盤での登場。酸味軽めで塩が主体の〆具合ですね。

14、漬け
　トロ寄りの赤身を漬けにして。
　赤身らしい味が活きた、ほどよい醤油の浸透加減です。

15、かんぴょう巻き
　海苔の香味も華やかに、やわらかく炊かれたかんぴょう。
　シャリとの重奏感もよく、落ち着く美味しさです。

16、たまご
　甘みやんわりで出汁がじゅんわりと滲み出る感じ。
　たまごも美味しいですが、シャリの味わいも活きますね。


お酒と合わせてお会計は10,000円ほど。

街寿司らしい風貌からすればしっかりした値段ではあるものの、
丁寧な仕事をされてましたし、シャリも好みだったりしますし。

予約も多いんでふらっと寄るのは難しそうではありますが、
軽く呑んでつまんでサッと帰る常連さんなんかもいらしたり、
しっかり食べるでも気軽に呑むでも、使い勝手の良さは街寿司かな。

椎名町駅から徒歩数分、大和田通り沿いに構える老舗の寿司屋さん。
カウンター８席ほどに小上がり２卓の和やかな雰囲気のお店。
赤酢を効かせたシャープなシャリに煮切り醤油をあしらった握り。
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近所に住む知人からおいしい寿司屋を紹介すると言われ
３が日明けについて行ったんですが。
新年は６日から営業との張り紙が出ていてあえなく撃沈　(￣ー￣ﾒ)

そんな６日、池袋からの帰り道がほどよい時間だったので
ダメもとで単身お店を訪れてみました。

カウンターは予約でいっぱいのようでしたが、
小上り卓なら大丈夫ですよとのご案内をいただき、入店。
笑顔の板についた大将と、丁寧な応対をしてくれる店員さん。
馴染みのお客さんも楽しそうな雰囲気を出してますねぇ。

とりあえず冷酒、日高見を１合。お通しにはイカを炊いたの。
酒肴はアンキモとナマコなら出せるとのご案内が。
冷菜＆ぽん酢と系統がかぶりそうだったのでアンキモのみで。

・あんきも
厚めに切られた一片、柚子を配した紅葉おろしがたっぷりめに。
旨みが凝縮された期待通りの味わいと申せましょうか。
辛さも酸味も尖ることなくまろやかな薬味ですね。


満席でちょいと忙しそうですし、カウンターではないし。
あとは握りをお決まりで頼むことにしましょうか。

お決まりは1500円～3200円までの４段階と、おまかせが3700円～。
まんなか辺りのお決まりを選んでお願いします。

・牡丹にぎり　2700円
にぎり７貫に玉と細巻きが付いて１人前という構成。
色味は普通に見えますが、シャリは赤酢を使用しているそうで
軽やかな酸味が映えてます。大衆店ながら美味しいシャリですね。
煮きり醤油をあらかじめ塗ってくれているので醤油皿は不要。

小皿のガリは自家製で、キュッとした辛口タイプ。
いろいろと結構シャープな方向に寄っている気もしますが、
ヅケや北寄貝などネタには脂感や熟味を感じる旨さがあり
味わいのバランスの良好に感じます。
　　　　　　　　　　(￣ー￣*)　かんぴょうも自家製かなぁ

１人前の皿盛りなためか、握りはやや強めになっていて
シャリの食感はちょいと粘りがありますかね。
これはカウンターでおまかせをお願いしたいところ。

わからんのは、箸袋に書かれた電話番号の語呂合わせ。
下４桁「３５８８」で「サイコパパ」と読ませています。
最高パパとサイコパパ。　(￣ー￣*)　似て非なるなぁ

さておき。

暖かみのある接客も良いですし、お客さんも楽し気で
店内は終始和やかムードが漂っています。
丁寧な応対をいただきましたし改めて攻めてみたいですね。