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昔から時々利用している、近所の大衆蕎麦屋
この日は午前中に雑事が立て込み、昼食を逃しそう。
外食にしようと近所をぶらつき、手っ取り早く飛び込んだのがこちら。
出前もする典型的な住宅街の蕎麦屋でありながら、昼でもきちんと「蕎麦屋酒」が楽しめる体制は出来ているため、昔から時々通っている。
時刻は13時を回った頃だが、店内は8割の入り。
テーブル席は塞がっているので、靴を脱いで上がる掘りごたつ状の卓に通される。
まずはビールをもらうが、スーパードライなのが残念だがこの際しょうがない。
鰹節が掛かった「冷やっこ」の小鉢が付いて、中瓶510円は安い。
肴は結構充実しており、メニューに載る他に壁に貼られた短冊状の紙にも多くの品々が並んでおり、昼でも注文可能。
その中から「小海老天ぷら盛り合わせ」(680円)を選択。
メニューの写真は値段にしては豪華に見えるが、実際に出て来た皿はそれを超える景色。
小海老とは言えまずまずの大きさの海老5尾と、野菜3種(南瓜・茄子・ピーマン)も付いている。
塩などでなく、おろしたっぷりの濃い目の天つゆで食べるに相応しい、江戸前伝統の'蕎麦屋の天ぷら'で、やや硬めだがきちんとした素材の旨味とともに衣の美味さも楽しめる。
当初はビールだけに止めようと思っていたが、肴のボリュームから「焼酎の蕎麦湯割り」を一杯追加。
これらで、ゆっくりと蕎麦前を楽しむ。
蕎麦は「もり」を一枚。
蕎麦粉の割合の低い白っぽい麺は、シャキッとした歯触りとのど越しの良さを優先させた、東京の町場の蕎麦屋ではお馴染みの仕事。
やや甘めのつゆにも特筆することはなく、薬味の山葵も当然ながら粉わさび。
うどんと同じ470円という価格で出しているため、クオリティーが低いのは仕方ないが、盛りだけはかなり多い。
しかし残していた天つゆの小鉢の天ぷらの破片を絡めるなどして、飽きることなく完食してしまった。
蕎麦湯もきちんと出され、釜湯のままの自然体は好ましい。
蕎麦の出来だけについて言えば取るに足りない存在だが、「蕎麦屋酒」を楽しむ上では利用価値のある店。
今回は少し時刻が早かったが、通し営業のため半端な時間帯に寛げるのは有難く、ご近所の年配者の常連さんが多いのも頷ける。
構えたところのない身近な存在として、これからも通い続けたい。
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蓼喰人
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店名 |
松月庵
|
---|---|
ジャンル | そば、うどん、天ぷら |
予約・ お問い合わせ |
03-3994-2552 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
西武池袋線「桜台」駅下車 北口から徒歩5分ほど 桜台駅から129m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
24席 (テーブル16席、小上がり8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 |
Twitter有り |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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日曜日の昼、ふらっと出掛けたのは昔から良く知っている近所の蕎麦屋。
尤も'禁酒令'が出されている現状で「蕎麦屋酒」が出来ないのでは、私の本分は果たせない。
今回は単に食事目的での利用。
それも初めから蕎麦では無く'蕎麦屋の天丼'を注文するつもりで出向く。
入ってみるとまだ12時前のため、先客はパラパラと言う状況。
実はこちらは先般「おとなの週末」に'カツ丼が美味い店'として紹介されたそうで、それ以来カツ丼の注文が集中しているそうだ。
カツ丼については自分で作ってもある程度のものは出来る。
しかし天丼となると長年継ぎ足された丼つゆの味は素人では出せず、特に蕎麦屋ではそばつゆがそのベースになるため、天丼の美味い蕎麦処は結構多い。
こちらで天丼は初めてだが、写真を見ると中々良さそう。
天丼にも種類があり、大振りの海老天2本が乗るスタンダードなタイプ、穴子天やイカ天を使ったもの、これらが盛り合わせられたミックスなどが品書きに並んでいる。
目についたのは「小海老の天丼」で、私が一杯やるときに前から時々注文している「小海老天ぷら盛合せ」の応用と思われる。
注文が入ると、奥からパチパチという心地よい音が聞こえてくる。
7.8分で一式が登場。
丼上の景色は、小海老と言う割には結構な大きさの海老天5尾が並び、枕は南瓜・茄子・ピーマンの野菜3種。
派手に花は咲かせていないが衣がやや厚めの'蕎麦屋の天ぷら'で、これを一旦丼つゆにくぐらせて盛る正統的なスタイル。
上から垂らす手法の店も在るがこれでは味に斑が出るため、衣厚目でしっかり揚げる'江戸前天丼'ではこれが理に適っている。
つゆは濃い目だが、甘さが控えめな点は良い。
海老にも多少の旨味があるが、何よりつゆを含んだ衣が美味しい。
ご飯にもほど良く染みており、適量のためくどさは無い。
しかしご飯自体は、硬めに炊かれてはいるものの質は今一つに感じた。
野菜天も食べ応えが有り、トータルするとかなりのボリューム。
味噌汁が付くが味はいたって普通で、具は豆腐のみのため青味などは欲しいところ。
香の物は白菜漬けと壺漬け沢庵で、天丼の合いの手には良かった。
'蕎麦屋の天丼'ならではの丼つゆと衣の美味さが光る、ほぼ期待通りの味が楽しめた。
この内容で1,000円ならば、CPは高いと言える。
こんなご時世でなければ'蕎麦前なし'での訪店は有り得ないが、今回の天丼が試せたのも妙な巡り合わせを感じる。
地元の店を廻り歩くのも思わぬ収穫があるもので、そんなことがささやかな楽しみになりつつある。