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モチモチ麺をアレンジしたオリジナル焼きそばも楽しい! 静岡LOVEな居酒屋さん
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SaltyDog
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店名 |
閉店
いっぽん
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、沖縄料理 |
住所 | |
交通手段 |
桜台駅から75m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
空間・設備 | カウンター席あり |
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利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
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ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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西武池袋線桜台駅からほど近い場所に、がらくた居酒屋いっぽんという飲み屋さんがある。静岡の郷土料理を中心にした居酒屋で、焼きそばにも力を入れているそうな。私の家からも割と近いし、故郷・静岡の味が懐かしくなって、ふらっと訪れてみた。
頃は3月上旬、平日の夜。実はこれが二度目の訪問だ。桜台駅の北口を出て徒歩1分ほどの店舗は、カウンター6席にテーブル2卓のこじんまりした造り。訪れたのは20時くらいで、ちょうど客が引けたところらしく、先客は常連さんが1人だけだった。
とりあえずグラスビールの大(500円)をぐびっと。お通しは練り物と大根の煮物。味付けは甘めだが、七味を利かせている。とあるサイトでブログ掲載NGという口コミを見かけたので、「変なこと聞きますが」と確認したところ、写真撮影もブログ掲載も問題ないそうだ。ほっ。
店を切り盛りする店主は静岡の清水出身、美人の奥さんは中野区出身。オープンして今年で11年目になるとのこと。私も旧清水市で生まれたのだが、ご主人と話してみたら生まれた病院が同じだった。世間は広いようで狭いなあ。
さて、おつまみ。まずは日替わりオススメメニューに載ってた、いわし黒はんぺん(400円)を注文。静岡ではんぺんと言ったらこれだ。私も東京に出て白いはんぺんに憤った口である。軽く炙ったのを生姜醤油でいただく。うんうん、このイワシが薫るシンプルな味わいが良い。土産物で売っているのは厚めのが多いが、あれは普段地元で食べている品とは別物なんだよね。懐かしいなあ。ビールはすぐに飲みほして、緑茶と焼酎の静岡割りへ。飲みやすくて、このあとカパカパお代わりしてしまった。
静岡割りに合わせた肴は、静岡の郷土料理と紹介されていた「なんか焼き(480円)」。聞いたことがない品で、初訪問の時から気になっていた。白身魚のすり身と山芋、適当に余った野菜を混ぜ、フライパンでじっくり焼き上げたものだ。ふんわりした口当たりで乙な味。添えられたからしマヨをつけてもいける。あまり知られていないが実際に静岡でも存在していて、焼くのではなく揚げる場合もあるそうだ。へー。
そして締めの焼きそば。ご主人のご実家は現在富士市にあるそうで、焼きそばの麺も同市の荒川製麺から送ってもらっているそうだ。お隣にある富士宮市の富士宮やきそば学会ではないが、富士宮と同じ製法で昔から作られてきたコシのある蒸し麺である。当ブログで以前紹介した曙橋のカフェみつばちという店でも同社の麺を使っていた。茹でる手間を掛けずにパスタ的に利用できる、なかなか使い勝手のよい麺なのだろう。
こちらにはオーソドックスな富士宮スタイルの焼きそばもあるが、初回訪問時には荒川製麺が推しているという富士山焼きそば(580円)をいただいた。麺と豚肉、キャベツ、桜えびを炒めて味付けし、刻み海苔・シラス・ゴマ・ネギをトッピングして、紅生姜を添えてある。シラスを雪に見立てて富士山を模しているのだろう。基本的に新規開発系のご当地焼きそばは後回しにしているのだが、自治体や商工会議所ではなくメーカーやお店が独自に頑張っている場合は応援したくなる。東村山の黒焼きそばとか、福山の備後焼きそばとかね。
荒川製麺が作ったという醤油ベースのソースは、香ばしくて桜エビやしらすなどの海鮮系の風味と相性が良い。子供の頃、父の晩酌のつまみに、母が干した桜エビとキャベツを炒め、鰹節を乗せ醤油を掛けて出していた。それを思い出す懐かしい味わいだ。ボリュームは軽め。さっと締めるのにピッタリの焼きそばだった。
今回の〆はにく味噌まぜソバ(600円)。つい最近始めた新メニューとのこと。まぜソバという品名だが、麺はしっかり炒めてある。具無しの炒め麺に、サニーレタス、甘めの肉みそ、チーズ、ネギ、白ごまなどをタコライス風にトッピングした焼きそばだ。盛り付けの際にトーチでチーズを炙って溶かしていた。
「よーく混ぜてください」との指示通り、よーく混ぜてから頬張る。ほー、これは美味い。コシのある麺に味噌とチーズが絡んで、濃厚な味わいだ。ゴマの風味も隠し味に効いている。割と塩気もあって酒のつまみにはピッタリだろう。こうして荒川製麺が活躍する店が、曙橋のカフェみつばち以外にも東京にあったとは嬉しいなあ。富士宮やきそばも大好きだけど、ルールに縛られない実験的な味を試せるってのも強みだね。
店主ご夫妻と静岡あるある話に花を咲かせつつ、静岡割りをガンガンお代わりして、この日のお会計は3800円也。あー、楽しかった。もちろん静岡おでんもあり、初訪問の時にいただいた。黒はんぺんが2枚入ってて、かなり得した気分になれた。静岡県出身の東京在住者は、一度寄ってみてくりょー。