約40年の営業に幕。9月末に閉店の東長崎で愛されたレストラン『c'est bien(セビアン)』 : レストラン セビアン

東長崎のレストラン『c'estbien(セビアン)』。
近隣の方は小さな頃両親に連れてきてもらった最初のフランス料理だった。
きっとそんな思い出を持たれる方も多いのではないでしょうか? 
 
ストライプのテントにスイスの
コテージでもイメージするかのようなかわいい外観。
 
約40年前に今でも現役のお父様がお店をスタートし
今では息子さんが加わり二人で厨房を切り盛りしています。

セビアンは、食通の間でも有名なレストラン。
分かりやすく言えば、食べログの点数だって3.82点。
私も時々東長崎が登場するテレビで拝見したこともあります。
そんな皆さんに愛されてきたお店が、
ビルの建て替えのために約40年間続いてきた歴史に幕を閉じます。
9月末閉店ということでしたので最後の週末にランチに伺いました。
11:30がオープンなのですがお店の前には
閉店を惜しむ人たちで行列ができていて
オープン後すぐに満席になってしまいました。
 
ランチは3種類。
私は、Ａ.豚ロースのソテー、ズッキーニ、トマトソース　1100円にしました。 
 
パンとバター
玉葱のコンソメスープ
豚のポークソテー
ポークソテーも美味しかったけど、
お父さんのカレーが食べたかったなぁ～。
予約しておけばよかった・・・(;^_^A
最後はコーヒーを。

 
息子さんの清水シェフはきっとこちらのお店で小さな頃から
美しいものを食べていたに違いありません。
そしてたくさんの思い出も詰まった場所だと思います。
悲しいと思いますが、ビルの建て替えということであれば仕方ないですね。
新天地は南青山。
11月に新たなお店がオープン予定だそうですよ。
どんなお店になるか。
新店のオープンも楽しみですね。

 
 

【食べログの投稿をしていないことを今頃気づいたのでアップしています。2017年10月の訪問記です】

街の洋食屋さんは、家族で訪れたり、思いついてふらっと立ち寄れたり、いつだって
庶民の憩いの場。楽しい時間を過ごさせてくれる場所です。美味しいお料理をつくる
父の背中を見て育った息子さんも、父と同じ銀座の三笠会館で修行。
父の料理をさらに進化させ素敵なお料理を作ってくれます。
お父さんの洋食も健在！洋食と旬を感じる料理が同時に楽しめるお店です。

東長崎から徒歩3分程度のところにある昔ながらの外観の洋食屋さん
『restaurantc'estbien（レストランセビアン）』。
クラッシックな外観がなんかほっとする。
それもそのはず。店名のc'estbienは、フランス語で「心地よい」ですもの。
東長崎で際立つ輝きを放ち、数々のテレビ番組で紹介されています。
 
店内は白をベースに赤いソファや椅子が並び、気楽な雰囲気で楽しめます。
私も行きたいな～と思っていたとろ、karinさんが行きたいと言ってきました。
ちょうどOdeをオープンさせた生井シェフのレセプションで清水シェフとお会いし
訪問のハードルが少し低くなり伺うことができました。
好奇心旺盛な私ですが、やはり知らないお店というのはモジモジ君になってしまうものです。
お会いできたことで、気軽に予約をすることができました。
 
この日はkarinさんと一緒に伺ったので、お互いに好き嫌いが真反対。
前菜は自分の好きなものを各自。
メインは二人でシェアという感じでいただきました。
 
「そうだ、カキフライ！」とこちらでも牡蠣フライを。
自家製のタルタルソースも美味しく牡蠣のミルキーな味も美味しい。
一人で5つは多いかなと思ったのですが、ぺろっと食べてしまいました。
 
秋刀魚が大好きなkarinさんは、秋刀魚のマリネを。
美しいお料理ですね。
これには、kaeinさんも、いつもの「やばーい(≧▽≦)」と大はしゃぎ。
肝は使わず、秋刀魚の皮を炙りふんわりと火の入った秋刀魚が気に入り
今シーズン中にまた食べにくると言っていました。

洋食屋さんだし・・・・と、
ハンバーグも美味しそうだねとハンバーグやカレーを。
牛肉100％ですが、お肉の臭みが全くないんですよね。

そして、デミグラスソースが美味しいのですよ。
しかもお肉の味をしっかり包み込んでくれる美味しいハンバーグをいただきました。
 
カレーライスも。 
こういう洋食屋さんならではの器にはいってくるのですが、
ご飯は釋永岳さんのもの。ミスマッチも楽しませていただきました。  
それにしても玉ねぎの甘味りのある美味しいカレーだなぁ～。
このルーは次回は持ち帰りで購入できるか相談してみようっと。
 
リコッタチーズのケーキを。 
最後はコーヒーを飲みながら清水シェフとたくさんおしゃべりをして帰ってました。 
 
息子さんの清水嵩光シェフとは昔ながらの洋食屋さんを脱却し、
新しい料理にチャレンジしたい！という意欲が見られるメニューも見られました。
今回は洋食メニューメインでオーダーしてみましたが
次回はコースで嵩光シェフのお料理もいただきたいと思います。