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店名 |
こめひろ
|
---|---|
ジャンル | パン、ケーキ |
予約・ お問い合わせ |
0422-77-6616 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR武蔵境駅北口 徒歩7分 武蔵境駅から413m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2012年9月13日 |
備考 |
地方発送できます。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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・カボチャのドーナツ ¥160
・ニンジン豆乳ドーナツ ¥160
・米粉パン プレーン ¥130
・レモンあんぱん(期間限定) ¥135
JR中央線武蔵境駅から徒歩5分弱のところにあるパン屋さん。
正直私はこのお店をパン屋さんと呼ぶのに抵抗があります。
パンとは別の新しい食事の提案をしてくれているお店だと思います。
ここのお店のパンは100%米粉で作られているのですが、
その食感、風味がパンともお米とも異なる、そして、大変に美味しいものなので何やら同じ分類にしてしまうのは惜しいようなそんな気がするのです。
お店はそんなに広くなく、入店すると両サイドに焼き菓子などが置かれ、
目の前のディスプレイにパンやドーナツが陳列されています。
自分で取る形式ではなく、欲しいものを店員さんに言って取ってもらう形です。
(この形式嫌いじゃないのですが、なんか面倒くさいんですよね。なんでだろう?)
いろんな種類があり、しばし悩んだ末4つ選びました。
どれもやや小振り、食パンに至っては2/3スケールを思わせる小ささです。
・米粉パン プレーン
ミニチュアサイズの食パン。
餅っぽいかと言えば、少し違う。空気が取り込まれ、少しふんわり仕上がっているけれど、噛めばムチっとした大福の生地のような食感です。
水分も感じますが、小麦のパンを表現するときの「しっとり」とは少し違うと思います。
上手くは言えないですが、例えて言うなら、小麦のパンのしっとりが、森の道に立ち込める霧のような外気的な水分なのに対して、米粉パンのほうはバナナのように瑞々しさはないけれどまったりと感じるに足るだけの固形と液体の狭間を彷徨うしっとり感なのです。
また、小麦の食パンでいうパンの耳は少し美味しくない部位として残念なとり扱いにされがちですが、米粉パンの耳は、耳とは感じず、少し固く焼けてはいるけれどムチっとして、これはこれでこういう食べ物だと思うとなかなかイケます。
・ニンジン豆乳ドーナツ
所謂、焼きドーナツなのですが、どちらもムッチリして、
印象としては、チーズ蒸しパンを輪っかにしたような感じです。ニンジンの味はわかりませんでした。
・カボチャのドーナツ
ニンジン豆乳のドーナツと食感に関する感想は同じですが、こちらは更にカボチャの種も使って特色を出そうとしていて好感が持てます。
気に入ったかは置いておいて。
・レモンあんぱん
期間限定の言葉に弱く、一個追加。
レモンの酸味と香りがしっかりついたしろあん。
生地はパンらしくなくて上部は白いテカりを持ったまんじゅうのよう。
なので、こちらも一般的な「あんぱん」では語れないものだと思いました。
まぁ、結論美味いか不味いかだとおもいますが、私は好きです。
こんな感じで、4つのパンをそれぞれ様々な驚きをもって食べました。
そして、一番強く感じたのは、小麦粉のパンって香りが凄く良いんだな、ということ。
こちらで売っている米粉のパンは総じて控えめでクセのないごはんの香りが微かにする程度。
なので食べやすいですし、色んな食材とのコラボがしやすいなと思いました。
が、それと同時に小麦の芳醇な香りが恋しくなったのも事実で、あの香りがパン好きを惹きつけるんだなとも思いました。
私自身は米粉パンの食感が既に成功でオリジナリティを持った武器になると思いますが、それと同時に、小麦のパンで人気のクロワッサンやカレーパン、メロンパンのような定番フォーマットが米粉パンならではで出来れば良いなと思いました。
ある意味、米粉パンって、おにぎりとパンのハイブリッド商品だと思うんですよね。
なので、おにぎりの発想から攻めていくのも手じゃないかと、勝手に想像してます。
なんて、ツラツラと。
いずれにしても美味しいパン屋なんで頑張って欲しいなと思いました。
ご馳走様でした。