きょうもほっこり。賑やかに魅せてくれます。 : 旅するカレ～

映画「温泉シャーク」公開をきっかけに着想した料理
たち。鮫尽くしの東南アジアという新境地でした。


題して〈温泉シャークプレート〉

⭐ご飯
ココナッツミルクで炊いたナシ・レマでした。
ほんのり甘く、ホクホク食感が面白い。
バンダンリーフの香りが清々しい。

⭐カンボジア風シャークカレー
ココナッツミルクベースの辛くないカンボジアカレー
にサメを入れて。
さらに少しアレンジされているみたい。
トマト、唐辛子、酢とか使っているのかな？

当店の東南アジアカレーはいつも美味しい。

⭐伊勢の郷土料理「さめのたれ」(サメの干物)。
サメを塩、味醂に漬け干したもの。
あっさりな美味しさ。

⭐ビーフルンダン
濃厚。牛バラ肉に染み込んだココナッツミルクと
シナモン、スターアニスの香りがエキゾチックです。
きょうの出来映えは素晴らしかった。

⭐珈琲シャーク
シンガポール料理「珈琲ポーク」のアレンジ版です。
サメをナゲットにしてから珈琲ソースに絡めています。
また違った味、食感。

⭐豆腐麺のピーナッツソース和え
ソースに混ぜた自家製サンバルが決め手です。

⭐アチャールアワク
胡瓜、大根をピーナッツ、スパイス、ハーブ、酢で
一夜漬け。
あっさり。ほっこり。

スパイス温泉卵、絶品の味わいな自家製サンバルも
盛られ、楽しい賑やかなプレートですね。


臭みの一切ないサメの、あっさりとした白身魚的
味わいを楽しめたプレートでした。
ご馳走さまでした。

さてさて、毎月少しずつメニュー内容に新たな試みが
加わって、飽きさせない旅するカレ～。
今月はマレーシアの朝食を思わせるナシレマライス。

お手伝いスタッフとしてシンガーの小林怜央さんが
来られていました。


本日の旅するカレ～プレート内容は
⭐ビーフルンダン
店主ターメリッくんが愛するイポー風ルンダン。
王道かつ濃厚に美味しい。


⭐マドラス風あさりカレー
マドラス風と言えば、ココナッツミルク、タマリンド
カレーリーフを使ったカレーかなと認識しています。

ここにレモングラス、ピーナッツを足してマレーシア
に寄せた味にしたようですよ。

まろやかな味。
こちらの魚介カレーは毎回とても美味しい。


⭐ナシレマライス
水とココナッツミルクとバンダンリーフで米を炊く
マレーシアの朝ごはん。

シンガポールの方のアドバイスでフェヌグリークも
使い、ほんの少しだけ塩も入れているそうです。

爽やかな良い薫り。
ごはんだけで美味しい。
シンプル。穏やか。しかし満足感が高いです。


⭐マレーシアのアチャール
胡瓜、大根。浅漬け風なんですね。


サービスの辛味ペースト
⭐サンバル
私の大好物、旅するカレ～のサンバル。
魚介発酵風味が最高。


追加トッピングに
⭐コーヒーチキン
穏やかな酢豚風に感じる、あっさりとした味。
コテコテな味付けにしようと思えばできるでしょう。
しかし、これが旅するカレ～のアプローチ。
日常のさりげない食事を大切にしたい気持ちが
伝わりました。


来月も楽しみだなぁ。

今回はシンガポール料理っぽい「珈琲チキン」も登場。
月に一度の癒しと美味の日。
三鷹BlancBleu にて間借り営業している
「旅するカレ～」に訪問しました。


さてプレート上には、いつも以上に賑やかに盛り付け
られた料理たちの姿が。

プレート内容は・・・
⭐ナシ・ビリヤニ
マレーシア風のスパイス使いによる独特風味。
さらっとした炊き加減。

⭐ビーフ・ルンダン
濃厚でエキゾチックな味は、ルンダン好きの方にこそ
食べてほしい。
当店の実力が分かります。

⭐カピタン・フィッシュカレー
どういう調理方法なのかな？
とろとろに柔らか～い。
ココナッツミルクのまろやかさ、プラス当店のカレー
としては強めにスパイス効かせています。
大変美味しい。

⭐副菜
浅漬けっぽいアチャール。
キャロットラペ。
パクチー。

⭐サンバル。
発酵魚介風味が本当に深い。
大好きな辛味ペーストです。

⭐煮卵
味のしみた半熟。とても美味しい。

⭐珈琲チキン　
シンガポールにはコーヒーポークとか、こういう感じ
の料理がありますね。

艶のある濃い茶色が美味しそう。
当店の場合、酢は使っていないそうです。
塩、砂糖、醤油は使うと思いますが、酢無しで
酢豚風の味になるのはコーヒーの調味料としての
面白さです。

⭐コーヒー
店主さんはドリップコーヒーの名手。
これも当店の魅力のひとつです。


またお願いいたします。
ご馳走さまでした。

この方が作るなら間違い無いだろうと感じる店主と
スタッフさん。
確かに人柄は料理に現れます。


本日のプレートにはメイン料理が3種類。
マレーシア風ナシ・ビリヤニが初登場でした。
他にビーフ・ルンダンと手羽元のカレー・チキン。

スパイス煮卵と自家製サンバルを追加しました。

濃厚チャイも忘れずに。


⭐ナシ・ビリヤニは優しいスパイス感。
マレーシアスタイルは、魚や肉などを米と一緒に
炊かないのですね。
スパイス使いも独特です。
パラパラ食感は汁っぽいカレーを吸わせるのに
ちょうど良い。
トッピングにテンペのフライがオン。

⭐手羽元のカレー・チキンもココナッツミルクベースで
穏やかな刺激。
最近のマレーシア旅の成果としてフェンネルを効かせて
いるそう。
手羽元が柔らか～く煮込まれています。
旨みが充分です。

⭐ビーフ・ルンダンはいつも通り安定の出来映え。
店主の愛するイポー風に調理しています。
汁っぽいのに、より濃厚なのが特徴みたい。
ココナッツミルク、シナモン、スターアニスなどが
作り出す濃厚な味が素晴らしい。

⭐スパイス煮卵。
黄身がトロり溶け出る絶妙な半熟具合は、いつも最高。

⭐自家製サンバル。
辛いサンバルの発酵魚介風味は本当に絶品です。
これだけを目的に訪問しても良いほどです。


暖かい店主のもとには良い客が集まります。
店内の雰囲気が最高で時間を忘れてしまう。
またお願いいたします。

最近の旅でバージョンアップ！
思い出の味を再現したり、インスパイアされて創作したり
「ターメリッくん」さんのスパイス料理、煌めいています。


他の場所でのイベントにも参加されている最近の
「旅するカレ～」ですが、ホームグラウンドはどうやら
此処、Blanc Blue に定まりつつあるようです。
本日の料理いただいてみましょう。


⭐ビーフ・ルンダン2.0
先日訪れて大変美味しかったというマレーシアの
イポー風ルンダン。

食感としては、ココナッツミルクを増やし、
やや汁っぽくしています。
ギーを使いコク深く。
フェンネルとターメリックを増量して薫りを立たせて。
前回いただいた王道のルンダンから、さらに一歩踏み込んだ
現地系料理です。

正直、私的にはどちらも凄く美味しい。
少し違う味ですが、どちらが劣るとも思わない。
今までのバージョンで全然オッケーですけれど。
店主さんは新バージョンへの思い入れが強いみたい。

ともあれ、ルンダンならではの美味しさは健在。
ココナッツミルク、スターアニス、シナモンが作り出す
濃厚で華やかな味わいに変わらぬ満足感を得られました。


⭐カリ・イカン・ハモ
マレーシアフィッシュカレーを伊勢産の鱧で作っています。
ココナッツミルクベースのカレーは軽やかですが、
旨みたっぷり。

毎回、こちらのフィッシュカレーは最高に美味しい。
とてもマイルドなので、激辛好みの方には向かないかな？
そういった方には、激辛に挑戦、の逆パターンに挑戦して
ほしいです。

漁師さんから鱧の骨切りを教わったそうですよ。
ちょっと、クチの中で骨が刺さりそうになったのは、
最初ですからご愛敬ということで。


⭐テンペ・サンバル・ゴレン
素揚げした発酵大豆食品テンペを、サンバルと
発酵海老調味料ブラチャンで味付け。
軽快な食感。
素朴に美味しい。
これがマレーシアの味なのですね。


⭐自家製サンバル
こちらに訪問したなら必ず付けたい、自家製サンバル。
濃い茶色のペーストです。
旨い。
旨過ぎる。
発酵魚介風味の良いところだけを抽出したような味。

もちろん現地のままに強いクセを楽しむのもアリですが、
これ、日本人が作る良さを感じます。


何気に、ココナッツを和えた人参の副菜や、
追加トッピングのターメリック煮卵も絶品でした。


素晴らしかった。大満足です。

【旅するカレ～】とは・・・
ツイッターネーム「ターメリッくん」さんが月に1～2度
営業する間借りカレー屋です。
今回は、三鷹「BlancBleu 」での間借り営業でした。

最近はこちらの店と五反田「cocoん家」をホームにする
ことが多いようです。

下北沢で開催される間借りカレーイベント〈カリーアンダー
グラウンド〉には連続して参加されています。

かつて高田馬場や銀座でも間借りカレーをやっていらした。
その当時に知りあったのですから既に数年来のつきあいに
なります。

しかし、不定期営業で回数も少ないため、食べログレビュー
は今まで載せてこなかったのです。

魅力溢れる料理とお人柄を紹介できず時間だけ過ぎてゆき、
もう、じれてきました！
という分けでの初レビューです。


こちらのカレーは、店主さんが海外を旅して暮らした時代の
思い出がベースになっています。
シンガポール、インドネシア、マレーシア等、東南アジアの
カレー料理のエッセンスを生かしつつ、様々な角度から試行
を繰り返し、新たな一皿を提供してくれます。


ビーフ・ルンダンをビリヤニにアレンジしたオリジナル料理
をいただいた時には、その美味しさとアイデアに衝撃を受け
ました。


カレーや料理を楽しみ、追求し、研究する姿のカッコ良さ。
その一方で、めちゃめちゃテンパりながら営業される姿の
かわいらしさ。お人柄も魅力です。

ハンドドリップコーヒーの名手でもありますね。


本日は、金目鯛の頭出汁にココナッツを使ったシンガポール
風フィッシュヘッドな「カレイ・カレー」を目当てに訪問。
出汁とココナッツのグレイビーが馴染み優しくて美味しい。
じゃが芋が入っています。合いますね。

しかしプレート上にはそれ以上に魅惑的な料理がズラリ
並んでおりました。

「ビーフ・ルンダン」
完璧なルンダン。
濃厚な甘み旨み。王道な美味しさです。

「テンペ・ゴレン」
サクサクと軽快な食感が気持ち良い。
大豆発酵風味に、フェンネルが薫ります。
意外なほど美味しい。
テンペ自体は食べたことがありますけれど、
テンペのアレンジ料理って、初めていただきました。
またひとつ新しい味に出逢えました。

副菜の人参や玉葱もバッチリ。

辛味の自家製「サンバル」
魚系の発酵風味が味わい深い。
辛いと言っても、尖った感じはありません。
とても美味しい。もっと追加してもらえば良かった。


今回もさまざまな料理の花が咲いたプレートでした。
素晴らしかった。