【期間限定】冷やし担々まぜそば:期待通りに麺と具材のボリューム感!白いタレと麺!赤い担々!黒いマー油!ワイルド迫力! : つけめんTETSU 三鷹店

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-

3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
2022/06訪問2回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

【期間限定】冷やし担々まぜそば:期待通りに麺と具材のボリューム感!白いタレと麺!赤い担々!黒いマー油!ワイルド迫力!

とまそんのブログ:https://www.ramentabete.com/entry/2022/09/03/150000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/oojtQ18-rlI

<2022.06> 冷やし担々まぜそば + 追い飯

今更ながら期間限定を上げるのは、心苦しい次第ですが、あしからず。もうこの日は、朝から酷暑に耐えきれず・・・こちらで限定冷やしがあると聞いたから7年ぶりの訪問です。今回はガッツリ系冷やし担々麺!

 さて「冷やし」&「担々麺」と言うのも実は数年前にハマったテーマで、ひと夏かけてそればかり食いまくったことがあるのです。その記憶は以下の通り。ご参考まで。

【厳選】東京23区 この夏食いたい「冷やし担々麺」ならココ!第2弾「汁なし編」!!そんな10選+α
 https://www.ramentabete.com/entry/tantan_noodle_TYO23_vol2


<全体> 期待通りに麺と具材のボリューム感!白いタレと麺!赤い担々!黒いマー油!ワイルド迫力!

 真上から望むとそっけないが、これは真横から眺めた方が絶対に旨そうに見えます。一見、旨辛系の風貌でちょっぴりバイクに跨った店主の顔がチラつく?。でもよくみるとかなりマイルドです。そして期待通りに麺と具材のボリューム感!白いタレと麺!赤い担々!黒いマー油!ワイルド迫力!。まぜそばと言うから、汁なし系と思いきや、結構汁があるのがまたいいかも。後の追い飯が楽しみになってくるー。


<タレ> 正宗式に近い甘味主導な冷え冷え芝麻醤のコク!肉味噌感たっぷりの具材に辣油とマー油!更に大蒜が刺激的!

 タレの色合いの白さから、芝麻醤が主体の胡麻甘いタイプと見て取れます。実際に味わうとその通りで、どちらかと言うと正宗式に近い味わいです。その一方でしっかりと冷えてるのが好印象で、冷えると味わいが薄くなるどころかしっかりと旨味を伝えるのが秀逸ですね。

 担々らしく挽肉の旨味も十分出汁に溶けて美味いですが、辣油とマー油も実は香味としてしっかり表現されており、その上にニンニクが滲みますから、混ぜて混ぜて混ぜ尽くしてから食らうのがよろしいでしょう。尻上がりに旨さを覚える!。


<麺> つけめん自慢を感じる中太多加水ストレート麺!引き締まりと明るさ共存の弾力!肉味噌餡が良く絡む!

 やっぱり、つけ麺ライクな中太多加水ストレート麺。冷えた太麺ってのもいい感じです。引き締まりと明るさ共存の弾力!そこに肉味噌餡が良く絡むのです!。また予想より品やかな腰つきで、挽肉餡をとても絡み付かせます。更に野菜も。

 何よりボリュームがあるのがいいね。デフォで200gオーバーなイメージで、十分に食べ応えを感じさせるのがナイス!。


<具材1> たっぷり過ぎる大粒挽肉味噌感覚!噛み締めると肉味に辣油とマー油が一体する旨さ!

 挽肉の餡って絶対に旨いに決まってます。麺類は言うに及ばず、飯類にも合うし、炭水化物全般に相性の良さはテッパン級!。しかも肉粒は粗く噛み締めるのが快感です。ナッツも混じる歯応えの共演が、更に旨さを加速させます。

 個人的には、担々と謳うからには辣油は想像しやすいが、マー油を垂らしてくるとは意外で・・・これがまた独特な担々系の刺激を醸し出してます。噛み締めると肉味に辣油とマー油が一体する旨さ!


<具材2> 茹で上げ後に冷やされたシャキシャキ野菜!ガッツリ感を盛り上げて実に痛快!

 しかもヤサイが良いではないか!。もやし主体だが一応キャベツも1割未満で入ってます。一度温野菜系に調理して、冷やされたヤサイ。軽くクタッたようでもシャキシャキとした歯応えがあり、甘味を増す旨さがナイスです!。しかもボリューム感を演出してる割には負担ないので、食い終えて妙な達成感をくれるようです。担々肉餡にも絶妙に合うし激しくオススメ!。


<追い飯> 熱々の白飯に冷え冷えの担々餡を垂らす!相性テッパン!ひやあつ感も滲んで旨さ格別!

 担々麺と白飯。もはや説明不要な旨さでしょう!。ひとつだけ加えるなら、暖かい飯と冷えた出汁。ベースの旨さが相性良いだけでなく、「ひやあつ」的な感覚も芽生える旨さと言えましょう!。+50円でしたので躊躇なく追加しましたがこれは旨さ大正解!。


 総じまして「酷暑の疲弊を一気に忘れさせる冷たさと刺激!そしてその楽しさ!旨さ快なり!」・・・と言う感動の嵐!。5月6月の期間限定とのことですが、いやはやそれは実に勿体無いかと。今更継続は無理にしても、これは毎年シーズン定番として出して欲しいと切に願う次第です。もし食えるタイミングがあれば激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。


   多忙過ぎ
   酷暑で痛む
   この身体


   癒しと刺激
   冷や担まぜそば


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • つけめんTETSU -
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2014/02訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.5
  • 雰囲気3.5
  • CP3.5
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

TETSUで、あつもりに目覚めたと言っても過言ではないでしょう・・・

<2014.02> 中華そば


【スープ:ちょいとリニューアルを感じる塩気のアピール・・・そして変わらず安定した煮干しの甘い香り】


<今回は、少し塩気と柚子感が以前より増した感じがいたします>


 今回は、見るからに前回と変わったところがある。それは「麺」と「肉」。しかし味わってみるとスープも少しバランスが変わったように思えます。特に塩気。以前は、全体的に柔らかさと爽やかさが主体となったバランス感がナイスと思っていたのだが、今回は最初から丸みありつつ、厚さを感じる塩気にピンと来ました。これまでの食からくる先入観との差であるため、塩辛いという訳では決して無い。事実、食べ進めるほどに、非常に慣れて来て、塩気のアクセルなの感じなくなる。ただし、豚のコクと塩気の結びつき感は以前よりも強く、そこを煮干しの甘さが覆い尽くすといった感覚で食い進めます。


 まぁ、例えるなら、正月に会った甥っ子のようなもので、随分まえの記憶をこちらとしては引きずっていて、「おや?」と思うのと似ているかもだな。久しぶりの間は成長しており、連続しているわけだ。スープも然りで、日々成長、進化、変化しつつ、客を飽きさせない工夫をしておられるのかと。


 また、柚子も今回は、風味が増したかも。こちらは柚子皮のひとつまみ分の量がたまたまた、この一杯だけは多かったのかも。決して嫌いではない風味なので、こちらとしてはウェルカム。いちいち細かいことを気にするオッサンな私の意見など参考にしなくても良いのだが(苦笑)。


<煮干しの甘い系のスッキリしたコクと豚エキスのほどよいサッパリ加減は流石というところか>


 歳を取ってしまうと、変わらないということにどこか安堵を覚える。なのでこの近年は、昔ながらな中華そば的なものばかりを追い求めておるのかもしれない。ここでも、この一杯の中に基本的な路線として、煮干しの甘いコクと、それでも豚コクの煮出しが豊かでそれでもサッパリとした味わいにスタンダード感を覚えて、やっぱり安堵する。この煮干しの風合いは、三鷹駅ホームで電車を待っていると、どこからともなくふわ〜っと漂って来る。なので、この煮干しの香りが、もはや私にとっては三鷹駅界隈の無形物なランドマークと捉えておる次第。


 豚のエキス感もいい。ラード感もほどほどで柔らかさとクリアーさがとてもいいバランスと感じてしまう。白濁とまではいかないスッキリした煮出しがいいね〜。スープと丼の接点あたりに細かく泡立つ。ここに私はなかなか旨そうなエキスの「濃ゆさ」を感じて和む・・・・・。もはやラーメン変態度丸出しであります。


【麺:初心に帰ったのか!?ストレートなちょいクッシリ麺に安心感を覚える】


<またオリジナルに戻った標準サイズの奇麗なストレート麺、歯応えはスタンダード的高密度感>


 また元通りになったのね。少し前の一時期は、平打ち縮れ麺でありまして、一転して素朴さアピールであったという記憶。それがまた、洗練されたような奇麗なストレート麺にもどっておりますがな・・・。どちらも捨てがたし。そういえばこの系列「きもはん」も時々ストレートであったはずと思い訪ねて行って食うと縮れだったりするもんな・・・。ともあれ、店舗展開をギリギリまで広げて、それなりの品質を担保しているブランドの陰ながらの努力というものを前向きに感じますよ・・・。


 やはり、ストレート麺は、角麺のほうがきっぱりして見えて見栄えがいいね〜・・・・細麺で汁系の場合は特に。加水の高さもやや感じるが、潰し込みというか麺に密度感を感じて、前歯の刺さりに淡くクシクシっとしたフィーリングを感じる。前回のヌチッとした感じも好きだし、節操がない私なのだが、やはりTETSUは、東京のブランドなので、中華そばを謳うなら今のストレート麺で通した方が、ブランディングとしては正しいと思えるけどな・・・・。


<汁をあまり吸わないで持続するしなった感覚、表面の固さが心地よいスベリ感>


 食うスピードが早い私なのであまり参考にならんかもですが、時間の経過に対して汁の吸い込み度合いが低いと感じます。私的には、最後まで持続した歯応えが印象的でして、そしてしなりも終始一貫したかんじがあります。表面のきめ細かい艶感と固さが、スベリにおいては好印象を与えて、つるーーーーーっつとしたスベリ心地がナイスと感じる。やはり、こういう麺は、のど越し一番って感じでして、いつも以上に食うスピードが増す!


 などとスピードについては自負があったのだが、隣客はさらにその上を行くので参った(笑)。私より遅く「つけめん」が配膳されたのに、麺量も多いのに・・・先に食べ終わってるやないの。あの中太麺を絶対に飲み込んでおられるよね・・・・たぶん。まさしく、麺の味わい方はひとそれぞれということで・・・・。


【具:個人的には、この店では初めてのロール系のお肉であります】


<この店では初めてお目にかかった・・・モモ?かロース?のロール肉・・・>


 肉は、つけめんと共通のパーツのはず。ということは、チャーシューは全くリニューアルしたということだね。以前はバラ肉系でして、分厚めの脂身/筋肉質/脂身/筋肉質・・・・というった断層というか地学的な構図を見ていてよだれを誘った。今回は一転して、ロール系ですな。固く縛った凧糸の跡までクッキリと伺えます。そして歯を立てると、ロールが解れて柔らかく崩れる。脂身的な甘い誘惑は薄いけど、タレの仕事を語るような実実な旨味を感じますよ。なんとなく、ここれは白飯よりも日本酒とか焼酎に合うと思えるのですが、まぁ・・・旨いことには代わりはなし。


 一つきがかりがあるとしたら、中華そばでは非常に相性のよいロール肉でありますが、つけ麺では以前の方がワイルドで相性が良かったかもですな。ま、オッサンの独り言、戯れ言として見逃していただきたい・・・・。


<いつまでも・・・変わらないメンマ、浅い味付けがスープにフィット>


 自分の身内だったら成長がないと叱りつけるところかもだが、このメンマは、いつ来てもその風合いと形状は変化しておらず、「またお会いしましたね・・」的な親しみを覚えます。浅いつけ込みというより、浅い味付けをしっかりと染み込ませたというような印象。時折繊維に対して垂直に歯を押し立てて千切ると、微かな繊維がスキマ入る・・・・。


 総じまして、「やはり駅から近いという条件は、無敵やね!」と思えます。この大雪なれば尚のこそ!(マンション買うときも身にしみた)


 どこを歩こうにもぐちゅぐちゅな街中。でも一人で家でゴロゴロもしてると一日が勿体なく思えて外出したけど、やはり駅までたどり着いた道を折り返すのが実に面倒。また足下を気にしながら、いつもの倍以上の時間をかけて、家路へと急ぎます。なので詠います!


   突き進む
   バスのチェーンで
   ガリガリ君


   緩む足下
   雪シャーベット


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2013.03> 中華そば


 ・・・・などと考えながら、また「TETSU三鷹店」に突撃。ちゅーか自らに課した宿題というか、もやもやを打ち消したいだけでした。こういう性格と社会人としての生い立ちなので・・・・もやもやしたのを放っておけないのです。先日、食おうと思ったものを食わずに、浮気したメニューで撃沈した事実を。なので今回は、堂々と「中華そば」一本狙いです(笑)。


【スープ:柚子の清涼感が漂うライト豚魚系!】


<まさしくライト豚魚!煮干しの苦み排除な甘味で食わせるタイプ>


 ま、先日食うつもりが妙な方向へ流れたのもあって、食いたかった中華そばです。豚魚の貴公子がおりなすライト定番なサラサラ感を期待しての訪問ですしね〜、最初からハードルが上がってたのですな・・・。なので、麺顔を見て少し自己のハイテンションの修正をいたします。麺がスープに埋没する姿はよくあるのだが、お隣で食しておられるつけ麺のスープ割りとイメージがシンクロしてしまい、どこか平凡さを隠せない。強いて言えば、ふちにある泡立ちが、旨さの演出をしているのが感じ取れます。


 表面の薄らの魚介エキスを含んだラードの膜も感じ取れ、やはり豚魚の中華そばという質実さはありますね。はやる気持ちを抑えてスープを一口・・・・。ん!まさにライト感ありありの好みな薄さ!煮干しの感じさせ方は、甘さ重視でして、苦みを抑えている系統か。豚のコクも十分でており、豚エキスの層が薄く微細な泡立ちとしてスープの表面にただよう雲のようなものが視認できます。まさしくライト系で期待通りなのだが・・・・今日は体調が悪かったようだ・・・。


<最初から柚子がアピール!爽やかさがさらにライト感をアクセラレート!>

 
 なぜだか、いつも以上にライト感を感じてしまうのだが・・・。ゆえに後半に脇役的に覗かせる柚子の清涼感が、最初からビンビンなのであります。柚子など柑橘系は好きなので問題ないのですが、敢えていうなら少しいつもよりシャバいと感じてしまう。そういうの好きなのだけど、妙に頭の中に引っかかりつつ食する。


【麺:手打ち風の平打ち乱れがオヤジをくすぐります!】


<平打ち乱れ系の手打ち感覚がそそります>


 いつもの平打ち縮れ系な手打ち風貌。これを二口三口食って気がつくのは、今回に限っては茹でのコントロールが峠越えなのであるかな・・・。のびているわけではなく、コシの無さ過ぎが気にかかる。モチモチと感じるのだけど、弾力が弱い。しかし・・・きちんとタイマーを図っておられるはずなのに何故かな?今回は・・・。さりとて多加水のクチリ感は健在でして、奥歯のすり潰し感覚は楽しめる。


<タイミングを越えたような腰つきが妙に柔らかく滑ります>


 一気にちゅるりんと飲み込めるようなスベリ。なので何時もより食う早さが倍速!両隣りのお客には、何と思われておるのだろうか(笑)。しかし手打ち風というのは、喉越しも楽しめて中々奥深い。適度な滑りがスープをよくまとわりつかせ、舌触りも楽しませてくれる。見映えについては素朴を通り越して、質実とすら感じますもん。


【具:小ぶりながらもアイデンティティを感じるバラブロック!】


 いつもの実力を発揮してくれたのは、ブロックチャーシュー。もう少し大きくしてくれよ!といつも思うけど、かなり分厚いので差し引きゼロといったところか・・・・。醤油とか塩とかタレの強い影響を受けることなく、自然な肉の甘さが広がるその脂がいかにも旨いのであります。もはや・・・・角煮の領域ですな(笑)。


 総じまして、個人的には珍しく下げエッセンスを述べましたが、この店はこれから何杯も食うと決めている実力を認めてこそのこと。その点は考慮していただきたい次第。でも、このライト豚魚の中華そばで唸らせるのは至難であり、さらに「らーめん文蔵」というその手では実力店がすぐ側に控えているということもあり、厳しいかな・・・。濃厚豚魚つけ麺+あつもりでは、結構良い線いってますので、経営的には心配ないのですが、ちょいとチクりたいオヤジのいたずら気分をご容赦いただきたい。なので詠います!


  駅降りて
  甘く誘われ
  煮干し食う


  いつもの余韻
  いつもと同じ?


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!


<2013.03> まぜそば

【タレ:・・・ちゅーか、ぶっかけタイプの油ダレ!】


<さらっとした油・・・なれど、その量と背脂に戸惑う>


 配膳の瞬間、予習不足とはいえそのタレの存在に戸惑います。最初、まぜそばらしき丼と、スープの入れ物が同時に配膳されて、てっきり食中に投入する割りスープかと思う。しかし、麺だけすするとあまり味もせず、第一タレが絡まったようすもないため、これをお好みでぶっかけるという趣向かと理解。と思ってぶっかけようと汁の入れ物を除くと・・・・・まさに「脂肪遊戯」。背脂がお盆が過ぎた晩夏の海のように、クラゲの如くプカプカ浮いておりがな・・・・。その数半端なし。


 しかも、油の海に脂だぜ!背脂をよけて琥珀色の汁をすすると・・・・・そこにはまさに、オイリーな薄塩味がひろがり、にわかに塩だれのような淡いエッジングを感じます。塩パンチでなく、コクパンチ!煮干し魚介先行な、ゆったりとした中華そばと、濃厚系つけ麺を供するTETSUらしからぬ、脂の大冒険に、今夜はオヤジが大冒険でっせ・・・・。 


<卵黄が奥に潜んでおります・・・更にまったり油ダレ>


 とどめか!?と思えるのは、油タレの奥にはさらに卵黄が潜んでいるのであって、これを投入したときに一気に混ぜるのだという。どばどば~っと半分程度投入してみる。麺の隙間をタレが通り抜けたあと、表面に残ったのは、浜に打ち上げられたがごとくな・・・・無数のクラゲのような背脂。そこから助言に従い、まぜまぜタイム約30秒。もう油コクしか頭に残らない。それを一気にすするのみだ!


<油と脂のコクに酔うのみだ!>

 
 家族を気遣ってか「ニンニク抜き」にしたが、これは絶対にニンニクを欲する。それに、いい感じで好みな薄醤油な油味と思うが、まぜそばに求めるもののは、極太麺なら「ぶぶか」のような褐色にそまった麺の地肌かもしれない・・・・。されど・・・・ここは武蔵野。武蔵野系油そばの発祥を考えれば、この染まり過ぎないといった選択は正しく、計算高かったのかもしれません。 


 味としては、マイルドで実は思ったほどに脂っこくない印象。見栄えに反して程よい醤油由来の塩味とも思え、ブラックペッパーを好みでかけるていどでも十分に味わえる。されど、脂感は否めず、旨さよりも腹回りが非常にきになり、食っていて気が気でない(笑)。特に少し古いスーツを着たものだから、もともと腹回りがきつい。ああ、明日からはダイエットだなと思えど・・・・・飲み会が控えておったりする。


【麺:つけ麺とは別格な剛麺!縮麺!スベリと歯応えでウニウニと頂く!】


<まぜそば用特製極太縮れがクッサリとした歯ごたえ>


 つけ麺のストレート系とも違う、極太でランダムな強い縮れがとても印象的。加水的には中程度で、ひやもりでなく熱がこもっていた状態で、前歯がスパスパと切れ込む。奥歯の歯ごたえもクッサリとした感覚で、麺の風味としても味わい深いものであったかもしれません。


<周囲を蹴散らかすようかにハネる!油でさらにすべり良し>


 もともと、スベリが良いと思われる地肌のうえに、脂のコーティングですから・・・・もう滑ることこの上なしです。すべり過ぎて、弾力が強いので、豪快にすすり上げるたびにシャツにハネが飛び散らないか気が気でなりません。でも・・・・食欲という誘惑に負けて麺をパワフルバキューミングしてしまうクセはぬけません。


【具:油に飲み込まれたようだが、しっかり最後に堪能・・・・ブロックチャーシュー】


 とにかく、油ダレと背脂と、極太縮れ麺に圧倒されて・・・・正直よく覚えていない。キャベツ、もやしの茹で野菜もなかなかであったけど、結局麺を食ったあと最後に残った「極旨チャーシューブロック」とともに、口の中にへと放り込む・・・・・。あ、ここで思うのは、チャーシュー入ってたんだと・・・・自分で笑う。


 総じまして、あっさり煮干し中華そばでも・・・・と思って入って、新メニューに誘われ、深夜に胃袋撃沈したという話。あーーー、10時半回ってこの大量のオイリーは、オッサンにはちときつかった。でも、悪くない。俺がもう少し若ければ。もう少し・・・・残業で身体を消耗していなければ・・・・・。もっときっとおいしくいただけたでありましょう。とはいえ・・・・しばらく、あっさり淡麗系を食い続けて体調整えることとします。なので詠います!


  夜が更けて
  オヤジ冒険 
  極オイル


  煮干しのはずが
  背脂の海


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!


<2013.01> あつもり+味玉


【つけダレ:サラリとしていてシッカリと食わせる・・・シルキー豚魚】


<さらりと食わせる洗練された濃厚さ健在>


 今や関東ならあちこちで食えるシルキー豚魚ですが、やはりたまに食うと旨いっすね。もはやよくあるあの味という感覚なのですが、それだけ確立された感がある豚骨魚介と感じます。これを「安定」というのでしょうか。馴染んだフィッシュパウダー感覚が甘みとして広がり、濃厚豚骨ボディーがしっかりと受け止めるこの味わい。もはや説明の必要性を感じない味わいと申せましょう。


 この日特に思ったのは、さらにゴクゴクといけるそのサラリ感。しかし調子に乗っているとやはり喉が渇く濃厚な味わい。非常にバランスがよいなと感じ入った次第です。ニボ感のないフィッシュパウダーと、エグ味少ない豚骨の味わいに、さらりと感じるのでしょう。そして、醤油ダレのような塩気のエッジングに時間差をもって乾きを覚える。個人的には・・・酢よりも、フレッシュ玉ねぎを投入したい欲望にかられます。


<豚魚を支えるのは鶏コラーゲン?>


 このコク円やかな風味は、結構鶏のニュアンスによるところが大きいのではと推察いたします。そのトロみ自体には特別に鶏を感じませんが、クチの周りにへばりつくような感覚が、鶏独特のコラーゲン感があるような・・・・。松戸の名店は昔はかなりモミジを使っていたような印象でしたが、先日食ってかなりさらりと洗練されたモミジのまわし方を感じた。ゆっくりと、食べ手を飽きさせないような工夫が施されたかのような実力度合いも感じます。


<あつもりのスープはどうしたものか・・・・>


 さてさて、どうでもよい話ですが、あつもりの場合、割り用のかつおスープに盛られてやってまいります。そして割りスープはテーブルにポットとして備え付けられているセルフサービススタイルです。スープ割りの際、麺がひたったスープを活用すべきか、ポットのスープを活用すべきか・・・・。個人的には、麺がひたったあとのスープを投入し、麺の風味とともに味わいたい派。ということで、今回は雰囲気が変わった麺の方に期待をよせていることもあって、スープ割りを存分に頂きましたが、割ってから、柚子のような香りが認識できるのね・・・・。ああ、たまにはつけ麺もいいなと改めて思いましたわ。


   肩の力が抜けた感ある余裕豚魚

      ザラツキ少なく完食はベルベットかシルク

         麺の変化にマッチした計算力が実力を裏付け


 久しぶりに食って旨し。相当この味食い飽きたと思っていて、最近ものすごく敬遠してきたような気がいたしますが、それでも進化し続けているのかもしれへんね。  


【麺:スマートになった風流麺・・・あつもり適合スペック!?】


<確かにスマートで風流と感じる大人しさ>


 濃厚豚魚の付けダレには太麺!という方程式ばかりではなしと言わんばかりな「中太」ですな・・・。実は、記憶の中では、もう少しガッツリとして丸まったような太麺のイメージでして、池尻大橋の名店と勘違いをしてしまっているのかと・・・・自分の記憶の悪さを恥じます。全粒粉の配合をしっかりと確認できる褐色の地肌は健在でして、風流さもこれまたよし。あつもりのカツオ出汁に漂う姿もこれまたキレイでして・・・・全貌としては和蕎麦の如きです。丁寧な圧延を感じさせるきめ細かな感じがあり、全粒粉の成分のゴツゴツしたところならされていて、そういった均一てきな風貌もキレイと受け取れる一因と申せましょう。


<適度な反発とスベリ・・・あつもりに相性の良さを感じる>


 そしてやはりこの麺の個人的に思う凄さは、「あつもり」での相性。この太さが前よりもつけ麺では「馴染む」と思います。極太麺のあつもりでは、どうしても喉につっかえるところが後半にありまして、喉越しに難ありと思っていたのです。それが、この太さでは解消去されたというか、そういった食べ易さを感じます。それがまたパンチ不足と受け止めるかたもおられるかもと・・・・。


 つけダレに絡ませずダイレクトに麺だけ味見をいたしますと、表面のスベリの良さを感じつつ、前歯の当たりは前半スパスパと千切れそうで、後半はグニリとしてコシを確かに感じる。二段階な感覚の境目は感じず、全体的なナチュラルな歯応えを感じます。そして今度は、つけダレに絡ませて麺を食しますと・・・・、つける液体の粘度が変わっただけで、モチモチとした感覚のように弾むと感じてしまう。味という情報が加わっただけで脳が混乱して認識するのか。はたまた、実際のつけダレの粘度が麺のスキマに浸透し、束になってクッションという役割を果たしているのか・・・・。ずいぶんと、つける前後に歯応えが変化する味わい。中々面白く感じながら後半は無心で貪り食ったという印象であります。


   つけ麺での「中太」選択は実にリーズナブル!

      あつもりフィットなスベリと感覚は個人的にはナイス

         年を越して寒さがつのると・・・やっぱあつもりが恋しい


 仮にこれ以上細くすると・・・蕎麦そのものに見えたりしてね(笑)。あと、麺箱がやはり気になるのですが、「カネジン」だったのねこちらの麺は・・・・。


【具:定番と思えるのに・・・・飽きのこない作り込みがナイス!】


<ブロックバラ肉の甘みは魚介とコラボするかのように円やか>


 こちらも定番とも言うべき、大胆な厚切りのブロック状のバラ肉。もう文句の付けようがありませぬな。脂がトロトロ状態でありまして、甘みがあり、魚介の甘さとコラボというか・・・・一体感がたまりません。炙って白飯と一緒に食いたい衝動にかられます。これ以上のブロックに細かくしてしまうと残念感が残るし、ちょうどいい大きさと分量ですかね。歯応えと食べ応えを両立していると思います。


<まさしく「味」な・・・お年「玉」だね>


 実はこの日、味玉がサービスでして、そういう時間帯のレギュラーサービスとも思えず、おそらくお年玉サービス?なのか不明。されど、ただでもらった味玉としては、大変申し訳ないほどの出来映え!飴色にして深いオレンジ色。ジェル状のトロトロ具合で豚魚のつけダレに混じってもねっとりと味わいに厚みを加える感じ。白身への味の浸透も中々秀逸でありまして、これは今度はちゃんとお金をだして食おうと思わせてくれました(笑)。


   肉はやはり「厚み」と「重量」だと思い知る

      味玉の・・・この黄身の粘度と鮮やかな色合い!

         思いのほかのお年玉に中年男としては単純に嬉しい


 味なサービスしてくれるやんけ・・・・・。いつもラーメン本のサービス券切り出しを忘れて、数多く味玉ゲットのチャンスを逃してきたからね〜。こういうのマジうれしい。


 総じまして、今年はいろいろあってラーメン活動が減ると思われる中、やはり休日とあっても遠征などできる状態でもなくなってきた中で食った一杯としては、定番!。また上出来であったのは確かかと!!。地元で近場の一杯を、これからも楽しく食べさせて頂こうと改めて思いました。決して華やかな麺活動とはならぬとも、足元の日常的一杯をこれからも語りついでいきたいな・・・・。なので詠います!


  年越えて
  強まる寒風
  避け通う


  地元の一杯
  ほっと一息


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


<2012.09> 中華そば


【スープ:煮干しを柔らかく感じながら・・・・明るくサッパリ!】

1)印象が明るく変わった?煮干しもあるが節系も明るく映える?

ずいぶんとご無沙汰しているので、はっきりとした自信はありませんが、スープが以前より明るく感じてしまいます。ライトなようで、オイリーにもその変化を感じてしまいます。以前は、コンテンポラリーな魚介醤油とだけ思ったものですが、今回は、ひとくち飲んで、その熱さの中にさっぱりオイリーな感覚が広がります。それでいて、魚介の存在・・・やや煮干し察すれど、魚介の正体を探しているうちに・・・・頭の中では動物系に打ち当たる(笑)。


2)さっぱり豚コクがラードのように軽やかで魚介に結びつくよう

  今回ことさら明るく感じるには、豚コクがライトだからでしょうか・・・。さらーっと広がる魚介油香る油が、何故かさらりとかんじてしまう。そんなの食べるほうの気分次第でしかも体調次第なのでしょうが・・・。個人的には、豚コクがラードのように染み入る感じで広がり、塩と結びつくよりも、醤油ダレのカエシに反応するよりも・・・・・魚介に紐ついたフィーリングでただ味わうのみです。


3)後半は柚子の香りでさらにさらっと頂ける

  さっぱりしているとは言え・・・そこは魚介醤油なので、そこそこのコク深さなのです。さえど、後半の柚子風味の自然な広がりは、なかなかバランス良く感じます。決して金属的な柚子香りと味わいでもなく、自然に柚子が鼻に抜けて・・・苦みも少なく、結構良かったかもと・・。


【麺:食べ応え系!エンタテイメント性が以前と比べてでてきた!】

1)お姿が180度変わりましたね~♪ 平打ち縮れがクチの中で踊ります

  麺をリフトした瞬間に、あ!変化したと感じました。以前は標準サイズでストレート麺だったはず。ゆえに、つけ麺メインなこの店では、どこか浮いたようなもったいない存在感があったもんです。しかし・・・・、まだまだ中華そばを注文するのは、マイノリティとは言え、この麺なら全体的なエンタテイメント性は確実にアップするというもんです。平打ちならまだしも・・・・平打ち縮れですから。食べごたえもありますし、何言ったって・・・すすり上げたクチの中はもう踊る大走査線 THE FINAL 状態です。


2)多加水の良さが光りますね~、程々なモチモチがナイス!

  何と言っても、多加水系なモチモチ度合いと、縮れによる歯ごたえと反発が喉越しに凄いアピールしてきますもん・・・・。熱いスープに浸った麺は、なお熱く、前歯で千切る処理もなかなか感じ取るのも難しいのですが、プルプルって感覚とまでは行かないけど、適度なモチモチ感がひろがります。スベリは言うまでもなくグッド!喉越しの最後まで、弾力とつるつるとした刺激がなんとも言えませんね・・・・。


【具:ま・・・・鉄板の旨さですわな・・・・チャーシューの話】

  そこそこブロックな肉のかたまりを中華そば用にカットしてくれたのは、ありがたく感じ取れます。肉繊維にそって簡単にほぐれて・・・それを垂直に歯を立てて、ハグっと噛み締めると、脂部分が溶け出すように崩れ落ちて・・・旨さの絨毯爆撃が展開されます。これは、白飯にも合うし、もちろん酒のアテにもなりますが、やっぱりラーメンにあって一番落ち着くというものでしょう。薄味系でして、肉の甘みがストレートにでてきます。スープを適度吸ってまたそれが、旨しなのです・・・。


  総じまして、ド定番な一品を注文して、その変化に驚いたという一杯。いやはや・・・生きて行くということは、変わり続けていかないと行けないのだと、深夜に教えられましたよ(笑)。今は、ラーメンなら何を食っても旨いと思える状態かもしれませんが、生かされていることに感謝をしながら、良いように変わり続けようと思うのでありました。なので詠います!


  定番も
  変化求めて
  日々進化


  悩む気持ちが
  気分前向きな


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


<2012.04> あつもり


【つけダレ:魚介の甘みと動物系の甘みが、とてもバランス感じますわ!】
 こちらは、なぜ利用しやすいのにあまり行かないかというと「待つ」から。ハコが広いのに、麺場のキャパがそれほどでもないので、回転が遅いのでは?と思わせます。ですが、ここまできたらじっと我慢の子でありまして、ひたすら待ちます。15分は待ちましたが、配膳の瞬間は、イライラしていたことも、一気に忘れてしまうほどの、良い麺顔です。まずは・・・・・つけダレチェックをば・・・・。その感想は・・・、

1)旨味:魚介多めな風味の中に漂う豚骨のコク!重くないところが、非常に手慣れてますね
  本店に行ったのはかなり前なので、記憶が飛んでおりますが、当時は濃厚ながらもサラリとしていて、きめ細かい豚魚と感動したもんです。月日が経って、この一杯を食してみると、濃厚競争を駆け抜けて来た先の落ち着きと言いましょうか、非常に手慣れた濃度で食べやすくなったと言えましょう。二日酔いの胃袋でもこれならスルスルと食せるぐらいです。 豚魚と言えば近くの名店と比較してしまうが、こちらの方が動物系のコクの割合がやや多めと感じます。その分マイルドと感じながらも、ライトと感じ難くなるのでしょうか・・。正直このくらいが一番食べやすいのだな!氷面の泡がコッテリしてそうですが、割とゴクゴクいける上限。魚介の風味満タンなのですが、関西人にも慣れ親しい動物主体な甘みが広がります。

2)塩気:余計な塩分は排除でカエシの風合いも感じず、塩気が甘いとすら感じる
  このつけダレで塩気を語るのはしんどいな(笑)。逆に感じさせないという感じすらします。醤油系のカエシのような発酵系の風味漂う辛さは、豚魚の個性に埋没しておりますし、もちろん、塩と主張する何かも見当たりません。それどころか、塩気を探しているうちに・・・甘みを感じてしまう。塩分排除とはいかねど、必要最低限しか使わないのでしょうな・・・。

3)香り:三鷹駅のホームにまで漂う柔か魚介の香り(笑)
  毎日、三鷹駅のホームにおりたつと・・・・そこには、やわらかな魚介のかおりを感じるのです。そのいつも感じている香りを思う存分楽しむのです(笑)。ゲンコツの髄の炊き出しのようなエグミはなく、全体的にさらりとした豚骨フレーバーに、魚介の甘い香りが抱き合う感覚。食して鼻孔を駆け抜けるときに、甘みが広がるのです。


【麺:中太いの質実な麺が・・・・お風呂に入って気持ちよさそう~♪】
 一方の麺ですが・・・・・・、こちらは、2回味見をします。まず麺を2~3本手繰って・・・・。そしてその次は、浸かっている汁を飲む!

1)風貌:角が丸い中太麺がカツオ出汁に浸ってやってくる!
  つけダレなくても、そのままでも完食できます(笑)! この系列がいいのは「発想力」の豊かさですな。焼石も有名ですが、あつもりが「カツオダシ」に浸って来るのがええですな! あつもりのネックである麺同士の引っ付き合いもないし、つけダレが段々と薄くなることもあまりない。なんといっても風味が増すようにすら思えますがな。大阪やったら、このままで「すうどん」で通用するかも!(うそです) 

2)感覚:中加水のやや低めな・・・見映え以上にしっかりとした「クッシリ」感がナイス!
  あつもりも、このタイプなら麺が伸びるのが少し心配でしたが、そんなの老婆心だとすぐにわかります。一般的には中加水系な質実とした感覚。そこにやや加水低めな?とも感じる「風味」も感じますし、麺の潰し込みもそこそこ利いている密度感もさすがです。やわらかなのに、しっかりとしたコシがある!そういうところが、見た目以上にクッシリとした感覚と思います。

3)スベリ:あつもりなのに喉につっかえ感覚がない!
  あつもりは、あまり好みではなかったけど、TETSUのあつもり以来、少し方向転換をしています。これまでネックだと思ってたのは「喉のつっかえ」感なのですが、カツヲダシに浸っているためそれが全くありません。まさにええことづくしの一杯でして、なかなかの出来映えと申せましょう。


【具:全体的に・・・・及第点といえましょう。よくある風景だが、手抜きはないね!】

 脂のノリ具合がよく、とろりと舌の熱でも溶けそうなのが具合良く層になった肉の塊です。そこそこ、ほぐれやすく調理されております。アタクシ、肉繊維の方向に垂直に前歯を差し込んでしまいましたが、一瞬へんな反発があったものの、その後は気持ち良く食せました。味付けとしては醤油系の淡い煮込みが利いていて、豚魚の甘みの奥でチャーシューダレがお出迎えしてくれるような構図。後は脂自身の甘さでまとめあげます。


 総じまして、これから、数ヶ月は、ラーメンラバーにとっては楽しい気候です。みなさんも、いつもよりちょっといい一杯を食べて、ちょっと幸せになりましょう!なので詠います!


  春風に
  かほり漂う
  魚介かな

  近くの川面
  さくらの筏

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 


<2011.10> 中華そば

【豚骨魚介と煮干し醤油の・・・ハイブリッド中華そば!? それは言い過ぎか・・・・】

 「どうせ豚魚のラーメンやろ!?」とどうしても考えてしまう・・・・。がっかりするやろかと、いろいろな事を配膳が完了するまで考えてしまいました。だって・・・・・座ってから待ち時間が・・・・長いんやもん!余計なことをしまいます。 どうも・・・・ちょうどロットの切れ目にあったことと、直前がプチ団体6名だったため、アタクシの分の調理までに随分と時間がかかってしまったわけやね・・・・。せやけど、16分は長かったので、店内の体育会系なかかけ声(品川店ほどでは無いにしてもね、少しイラついてしまったのは、大人げないな・・・・反省。ということで、満を持して配膳されたその一品を見て、第一印象は・・・・

 「やっぱり軽めの豚骨魚介のラーメンやね・・・・・想像通りか・・・・」

 とすこし不安が的中した覚えを感じる・・・。ま、それも一興と感じながら、スープをレンゲですすろうと沈めると・・・・どうも単なる豚骨魚介のラーメンにしては、スープがクリアーな感じがします。また所々・・・・黒っぽい成分が漂う感じがする・・・・。あれれ〜と思いながら、とりあえず味見だとすすり上げると・・・・

 「ニボやんとは言わんけど・・・・、煮干し中華そばっぽい余韻も兼ね備えてるんちゃうの?」 

 ・・と何やら再評価したい気分がむくむくと湧くやないですか。つまりやね・・・・こんだけライト系な豚骨魚介のスープやったら、或る意味、煮干し醤油系に片足突っ込んでるようなもんやし、どのカテゴリーにしたらええねんと、腕組みしてしまいまんがな・・・。

 味の最初の輪郭は、明らかに「豚骨魚介」。その後、その味の輪郭が想像より薄いなと感じはじめたら、煮干し系のニュアンスが徐々にひろがりだしてきます。微かな泡立ちがまた旨そうですし、食べ進めて行くうちに「柔かい煮干しもはいってるやん」などと尻上がりな印象に変わります。


【つべこべ言わず・・・旨い部類の麺であるというべきだろうね・・・】

 アタクシの個人的な感覚なのですが、高い評価に結びつくときは大抵結びつく5要素があります・・・・。

 <アタクシなりの・・エコひいきポイント>

 一応感じたスペックを言うと、加水は中程度、表面が薄く一枚滑りの良い層を併せ持っていまして、滑り感もなく良い感覚です。前歯でクツリと感じる歯ごたえというより、「ヌチリ!」と微かにヌガー感が残る歯ごたえでおます。後半熱が入り、やや「スパスパ」と噛み切ることになりますが、滑りと歯ごたえを感じ取れる高品質な量産品ともうします。スープとのバランスにしても、悪くないと思いますし、正直言って、「ここでしか味わえない」という個性・品質ではないものの、一定以上の評価をさせていただきまっせ!

 ※麺の感覚:軽い滑りがするすると胃に落とし込める、一方でクチクチと奥歯で反発を楽しむ、モチモチ系ではあまりないかな・・・
 ※麺の形状:標準的な太さのストレート麺、角麺が膨らんだような切り口、最高級の量販品を感じる整然さ。


【具は・・・・つけ麺の延長戦上にある・・・】

 製造業の基本は、部品の共通化であります!とケロロ軍曹ばりに報告するのでありますが、やはりここでもこの基本は、守られているのであります。まず、チャーシューは・・・・・ちょいと別格な旨さでっせ・・・・この中にあっては、浮いとると思うほど旨いと思います!次にカイワレ・・・・。こいつは、できれば揃える丁寧さとか美的センスがほしかったな・・・・。そういうところ、体育系なサービスやなと少し和む気分にもなるんやけどな・・・。また、メンマは、薄切り&短めスライス的で珍しいかも。薄味でコリコリ感を楽しむ系。もう少し多めにトッピング追加して、コリコリと、麺のクチクチを一緒くたに食べてコリクチ♫と食いたい気分になりますね。


 総じまして、「いとはん」とはまた違った「中華そば」という全体印象。確かに、TETSUブランドを踏まえた「中華そば」という演出は、さすがやなと思うのが正直なところです。何気に困った時の「TETSU三鷹店」として、今後も利用させていただきます。合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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  • つけめんTETSU - 中華そば

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  • つけめんTETSU - 中華そば アップ

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  • つけめんTETSU - 中華そば 麺アップ

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    中華そば 麺アップ

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店舗情報(詳細)

「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら

店舗基本情報

店名
つけめんTETSU 三鷹店(テツ)
ジャンル つけ麺、ラーメン
お問い合わせ

0422-70-0026

予約可否

予約不可

住所

東京都三鷹市下連雀3-46-1 アトレヴィ三鷹 改札外 1F

交通手段

JR、東京メトロ東西線の三鷹駅を下車、駅ビルの南口(三鷹市)側1階です。

三鷹駅から39m

営業時間
  • 月・火・水・木・金・土・日・祝日

    • 11:00 - 23:00
予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー可

(交通系電子マネー(Suicaなど))

席・設備

席数

23席

(カウンター15席程、テーブル4席×2卓です。)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

特徴・関連情報

利用シーン

知人・友人と

こんな時によく使われます。

ホームページ

http://www.tetsu102.com/

オープン日

2011年3月12日

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初投稿者

stray sheepstray sheep(4)

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