久しぶりに汁無しメニューじゃない普通のラーメンを食べてみた。 : 中華そば みたか

久しぶりの中華そばみたかだったから、気合いを入れて開店30分前に店に行って並んだ。
少し早めの口開け
好きな席に着く
頼んだのはチャーシューメン850円チャーシュー多め100円半熟卵50円
卵の値段が高騰する中、価格据え置きなのは素晴らしいと思う。
あと、ラーメン食べる前に赤星瓶ビール550円とチャーシュー皿500円で喉を潤す。
チャーシュー皿はメンマ、チャーシュー、ネギ画像盛られた皿に、醤油のカエシ、味の素を振りかけた酒肴
この日はちょっと味の素が多めで肉を噛み砕くとジャリッとした食感が残る程だった。
醤油のキレと化調のジャンク感が豚バラ肉の脂と良い意味での相乗効果を生み出す、ビールが進む良い肴だと思った。
〆でチャーシューメンチャーシュー多め半熟卵入りを頼んだ。
暫くの間此処では油そばばかり食べてたからラーメンは久しぶりだった。もう何年振りと言っても良いだろう。
たっぷりと注がれたスープ
醤油の主張が強めの濃い味わいで、出汁の旨味と甘味もしっかりと感じられる、めちゃくちゃ美味い液体を飲んでる、そんな感覚が楽しめる味わい。
ここ数年当たり前になった、若手の料理人がこぞって作り出す、和を感じさせる洗練された清湯スープとは一線を画す、この店でしか味わえない個性的なスープだと思う。
麺は以前は中太という表現をしてたけど、これはもう太麺ですね。ダイナミックな啜り心地、噛み切る時に感じるボリューム感、芳醇に感じる小麦粉の香り、ほんのり立ち昇る蕎麦の風味と甘味、それらが全て同時に堪能出来るのも太麺だからだと思う。スープ同様マイノリティな麺だと思う、結果、それが魅力となって僕の舌を楽しませてくれるのだ。スープと麺に比べると具はちょっと凡庸かな。チャーシューはぶっちゃけ豚の３枚肉を茹でた奴を薄切りしたって感じだし（そう書いてるけどメッチャ好きですよ！じゃなきゃ増しにしないし）
メンマも発酵臭を殆ど感じない柔らかい筍の細切りを食べてる感じだし（そう書いてるけどメッチャ好きですよ！増しにしてないけど。。）
あと、半熟卵がちょっとイマイチな出来だった
ポーチドエッグ的な仕上がりじゃなくて
火の入った白身と生の黄身が分離していて
何というか失敗作って感じだった。（でも味は悪くなかったですよ！！）
あと今回のラーメン
麺がやたら少ないと感じてしまった。
油そばと違ってラーメンだとボリューム感を感じさせないのかな？知らんけど
次回ラーメン頼む時は大盛りにしようと思う。

ご馳走様でした。

この日、店内にはJ:COMのテレビクルーが一日がかりで撮影をしていて、なんだか慌ただしい
でも本当に密かに撮影してて
客にストレス感じさせない配慮は万全だった。
今回食べたのは…また冷やし中華だったりする。
前回は冷やし中華にチャーシューワンタンメン生卵トッピングしたんだけど。
今回は五目冷やし中華850円にチャーシュー生卵トッピング150円で決めてみた。
あと、赤星（サッポロラガー）500円も頼んだ。
めちゃくちゃ暑い中、辿り着いた店でキンキンに冷えた瓶ビール、美味しくないわけない。
でだ、目の前に現れたる五目冷やし中華肉増し生卵バージョン。
まずは麺を啜る。。やはりここの麺は冷水で締める事によって持ち味を100%引き出せる気がする。
ラーメン、油そば共にここの麺を十二分に堪能出来るんだけど。冷水で締めると異次元の美味さが体感出来るのだ。

太く、縮れのある濃厚な二八蕎麦を食べてる気分になる

そんな麺なのだ。

ゴワッとした食感
荒々しい麺肌と喉越し
鼻に抜ける蕎麦と小麦の香り
あと甘味も感じることが出来る
麺としての完成度が半端ないのだ。
その麺に程よい甘酸っぱさを楽しめるタレが絡み
食欲が否応なしに倍増していくのだ。
和芥子を溶いてキレ味を加えるとなお良し
ピリッとしたアクセントが秀逸
そいつに卵黄をタレに混ぜて麺を絡めてズズズ〜と啜ると、卵黄のコクがエッジの効いたタレにまろ味を与え
優しさに包まれた味変を楽しめる。
具もバリエーション豊富だ。
スライスピーマンは瑞々しく、ほんのり苦味が心地良い
プレスハムは懐かしさを演出
トッピングのチャーシューはタレに漬けて和芥子をちょい付けしたらビールのあてとして活躍してくれる。
大量のモヤシのシャキシャキ感も良い感じだ
ナルトはラーメン界のアイドルだからどうでもいい
見た目良ければ全て良し、そんな感じだ
味はともかく
古系ラーメンの具として必要不可欠な存在だと思う。
とにかくここの料理は麺の旨さで成り立ってる気がする位に蕎麦属性の太麺が旨すぎるのだ。

繰り返し言いますが、ここの麺の魅力を100%堪能したかったら
冷やし中華を必食すべしッ！
だと思います。あくまでも個人的意見なのですが。。。。

ご馳走様でした！

いつの間にか冷やし中華が始まっていた。
ここの冷やし中華は抜群に美味いから
早速行ってみた。
猛暑の中、這う這うの体で地下にある店に辿り着き
取り敢えずな感じで赤星500円を頼み
喉と身体を潤し、落ち着いたところで冷やし中華を頼む
冷やし中華650円＋チャーシュー＋ワンタン＋生卵
お値段はビールと合わせて会計が1500円だったから
多分1000円なんだろうな。トッピングの内訳は分からんけど。
早速頂きます！
先ずは麺をむんずと掴み
ズゾゾゾゾ〜っと啜り込む。。美味ぇ〜超美味い〜
冷水で締められた麺はゴワゴワな食感に変化してるんだけど、それがめちゃくちゃ良いのだ。
ここの麺ってラーメンや油そばで食べてもめちゃくちゃ美味しいんだけど、冷やし中華仕様の冷水で締められた状態が1番美味しいと思うんだよね〜
食感、喉越し、香り、甘味全てが冷水で締められる事によって激しく開花してる、そんな気がするのだ。
その極ウマ麺に絡まるタレも
程よい酸味と甘味が心地良く
麺の魅力をより一層引き出してるのだ。
あと、冷やし中華のトッピングでワンタンを追加すると
ワンタンも冷やされた状態で提供されるんだけど
それだとワンタンどうしがくっ付いてなくて
バラバラで楽しめるのが良いね。
ラーメン、油そばの場合
全てのワンタンがくっ付いて巨大な固まりになってるのが常だから、解されたワンタンが食べたかったら冷やし中華にトッピングすれば良いと思います。
あと、油そばを頼むとスープ割してくれるんだけど。
冷やし中華もスープ割してくれます。
今回初めてだったから面食らったけど
嬉しいサービスですね。
ご馳走様でした。

チャーシューワンタンメン850円生玉子50円油そば変更100円赤星500円
ここってただビールって言うとキリンラガーかスーパードライが出てくるんだけど
赤星と言うとサッポロラガーが出てきます。
赤星をグビグビ飲んでたらチャーシューワンタンメン油そばが着丼
早速麺を啜り込む！
相変わらず醤油タレのキレと脂のコクが濃厚に絡んだ麺が最高に美味い！
卵黄を絡ませると更にコクが加わって
病みつき度のパーセンテージが鰻登りとなる。
バラ肉チャーシューも美味し！
熱々皮だけワンタンもタレに絡ませて食べるとうんまい！
大量に盛られた細切れネギの香りもヤバい
サクサクメンマもしみじみ美味い
相変わらずここの油そばサイコーだった。

油そばって基本汁無しなイメージを持ちやすいけど
ここの油そばは脂とカエシが結構注がれていて
超濃厚なラーメンみたいな仕様になっている
そのため食事の途中でスープ割を注いでくれるサービスがある。
スープ割を頼むと
寸胴からお玉でスープを掬い
ストップと言うまで丼に出汁を注いでくれるのだ。
だが、ここの油そばって脂とカエシと同じくらい油も結構たっぷり注がれていて、塩気が強めなほぼラーメンな感じなのだ。
そこに生玉子を追加することによって
醤油カエシのエッジは更に相殺され
円やかさを生み出し
スープ割りが無くても問題ないバランスを醸しているのだ。
毎回スープ割りどうですか？
と訊かれるのだが
その度に生卵が溶け込んだタレを啜る→いや問題ないな
と判断して
スープ割りを遠慮する、
と言う流れが日常となっていたのだが
この日は油そばを頼む客が多く
その客全てがスープ割りを頼んでいたのを見て
もしかしたらスープ割りしたら
新しい味の出会いに遭遇するかも？
そんな好奇心から麺とメンマと煮豚を少し残した状態でスープ割りを頼んでみた。
とは言え、卵黄の効果によってちょうど良い味だと感じられていたから、スープ割りは一瞬で止めてしまった。
キレのあるタレに卵黄のコク
それに合わさる野菜や豚の旨味が溶け込んだスープが混ざったスープをズズズズーッと啜る…あっ優しい感じ
これはこれで美味い、と言うか、出汁の旨味が加わって
味に深みが増した気がする。
最近エッジの効いた油そばばかり食べてたから
この角を取り払った優しいスープはとても新鮮だった。
油そば→スープ割り
この流れは悪くないと思った。
ご馳走様でした。

この店はテナントビルの地下にある。
階段の踊り場を2回進む事によってようやくたどり着く
そんな店だ。
この日、コロナ禍が再びお祭り騒ぎになったにも関わらず、階段の行列は地表付近まで連なっていた。
感染症の恐怖をものともしないこの情熱
どんだけここのラーメン好きやねんッ！
て感じなんだけど、人の事言えないな。
でだ、今回食べたのはチャーシューメン800円肉増し100円生卵50円油そば化100円にした。
5分も待たずに着丼
今回、何故か生卵が先行して別皿で提供された。
こんな事初めてだったからちょっと戸惑う。
まあそんな訳で今回の写真は自分で生卵を中央にレイアウトしてから撮影したもののなる。
で早速実食
醤油タレのキレと油のコクが蕎麦テイストの麺に絡む事によって生み出されるマリアージュはもはや奇跡と言っても過言ではないジャンキーテイストな旨味を生み出している。きっと二郎好きなら涙を流して喜ぶ事だろう。
だがしかし、僕は二郎は好きだけど塩っぱいのは若干苦手
そんな僕でも美味しく食べれるアイテムが生卵なのです。
カエシの塩気に生卵のまろ味が合わさることによって醸されるマイルドなバランスが本当にいい感じなのだ。
具も素晴らしい
チャーシューは豚バラ肉で柔らかくて脂も甘くて最高で肉増ししたから食べても食べても減らない錯覚に陥るし
サクサクメンマは普通だし
シャキシャキモヤシはアクセントバッチグーだし
大量の刻みネギは香りマックスだし
ナルトはラーメン界のアイドルを全うしてたし
スープ割しますかって店長に言われたけど
むしろここに出汁を入れたら薄くなちゃう気がして断ってしまった。
ズビズビと卵黄まみれの醤油タレを啜り、食事終了！
ご馳走様でした。

店内でビールを飲むのは本当に久しぶりで
コップに注がれた、黄金色の冷えた液体を飲んだ瞬間
身体が震え、一気に飲み干した。
憑かれたように再び瓶を傾け
コップの中をビールで満たし
ゴキュゴキュと飲み干す
ああ、ようやく緊急事態が終わったのだな
そんな事をビールで実感するなんて
どんだけアル中やねん！
ビールのお供はチャーシュー皿
メンマ、チャーシュー、ネギを小皿に盛り付け
化学調味料とラーメンのカエシをさっと振りかけた逸品
化調のザリザリ感が気になったけど
後から押し寄せるカエシの旨味
チャーシューのコク
メンマの母性を感じる甘み
ネギの香りが化調のジャンクさを上手くスポイルし、
全体をしっかりと混ぜ混ぜしたらバランスの取れた肴へと昇華してくれた。
〆の食事は油そばで行くことにした。
五目チャーシューワンタンメン950円
生卵50円、アブラ100円
その呪文を詠唱すると
スペシャル過ぎる油そばが目の前に顕現するのだ。
クラシックな意匠を放ったラーメン丼
その中に麺と少なめのスープとカエシと油が投入され
チャーシュー、ハム、ワンタン、ピーマン、メンマ、モヤシ、ナルト、微塵切りのネギ、卵黄が美しくレイアウトされていた。
なんて神々しい姿だろう
なんて飯テロな姿だろう
麺を引っ張り出してズバズバと啜る
あれ？めちゃくちゃマイルドで超絶美味い
なんで？と思って麺をひっくり返すと
想定外の量の出汁が注がれていた。
油よりも、出汁を多めに入れてる感じだった。
その為、前回油そばに感じたカエシの塩辛さが無くなり
実にバランスの良い、完成度の高い油そばに昇華していた。
このメニューは後半に割りスープを入れるのがディフォルトらしいのだが
もうそれは必要ない、そう思わせる魅力を放っていた。
麺は相変わらず美味くて
蕎麦を思わせる香りと甘味が舌と鼻腔をくすぐるレベルの高さ
その麺にカエシと出汁と油のコラボによって紡がれた絶妙なタレが絡んだ瞬間
言葉を失うほどの至福感が味蕾だけでなく
嗅覚神経をも巻き込んでいく
生卵をトッピングに選んだのも大正解
醤油タレのキレと同時に
卵黄のコクの持つ柔らかさをも同時に楽しめる
そんな料理へと変化させてくれていた。。。

ご馳走様でした。

美味しかったです。

ありがとう。

前回の口コミでちょっと間違った箇所があったから訂正します。
ここのメニューは冷やし中華以外全部油そばに変更出来るんだけど、その際僕は追加料金がかからないと思ってたら100円かかる事を今回知ってしまった。
油そばに変更する場合は100円かかります。
まあ、考えてみれば、油そばにすると微塵切りのネギとかが追加トッピングされてたから、タダの訳無いんだよね。
まあそれはともかく
今回も油そばを食べてしまった。
頼んだのはチャーシューワンタンメン850円の大盛り50円、生卵50円の油そば変更100円
ここのワンタンっていつも思うんだけど
よほどワンタン同士仲が良いのかとにかくくっつきまくっているのだ。
箸で持ち上げると、全てが融合した巨大なワンタンの塊の様な物体になっている。最初の頃はそれを引き剥がしながら食べてたんだけど、もう面倒臭くなって、最近はその塊のままガブリと食べている。まあ、これはこれで悪くない。水団とかが好きな人なら許容範囲な感じだ。なんて書いときながら、ピロピロワンタンも食べたかったりもするのだが…
もう何度書いたか定かではなくなってしまったが、ここの麺はホント美味しい。初めて食べたときは割と拒否反応出てたんだけど、何度も食べてく内にその魅力が分かってきて、今ではこの麺なしでは生きられないくらいに依存してしまっている。適度な太さ、芳醇な香り、甘み、やや低加水を思わせる硬さ、全てがワンダフルなのだ。
油そばにすると出汁はなく、醤油のカエシとラードだけになる。だからかなり塩辛いんだけど、その塩辛さに麺が全然負けてないのだ。だから、本来ならば途中でスープ割りして味変を楽しむのがこのメニューな楽しみ方なんだけど、僕は未だそれを試してない。
美味すぎる麺と塩辛い醤油タレのマリアージュは、僕の意識を油そばの世界へと誘い、さっきまで座ってたカウンターは消えてしまい、気がつけば太麺の海の中を揺蕩っているのだった。つまり、かなり危ないオジサンと化してしまうのである。
生卵もいい仕事をしている。
醤油タレを纏った麺を卵黄に絡めて啜り込めば、キレッキレな味わいにまろ味が生まれ、また違った魅力麺の隙間からニョッキリと顔を出し、コンニチハと挨拶してくるのだ。
なんだか薬物中毒の方が書いてる文章みたいになってきたが、僕はアルコールを摂取してるだけで全然問題ない、信じて欲しい。

ご馳走様でした。

Instagramのフォロワーの人で、この店に行ったら全てお任せで食事してるウルトラスペシャル常連の方がいるんだけど、その方から色々レクチャーを受けた結果、この店って客のどんな要望でも柔軟に対応する店だって事が分かった。
肉増し200円、チャーシュー皿半熟卵450円、ワンタン皿（価格不明）、油そばバージョン化（多分無料だと思う）、ワンタン皿半熟卵（価格不明）エトセトラ。。。
こんな感じで自分好みで色々と自由にアレンジメニューが楽しめるのだ。
油そばの場合、メニュー名を伝えた後
アブラで！と伝えれば良いだけだ、超簡単！
他の客を見てるとワンタン皿を頼んでる人が多いけど
僕はまだ頼んだ事がないから食レポは書けない。
今度挑戦してみよう。
でだ、ここ最近3回連続してここで食事した。
全て油そばバージョンで食べたんだけど
コレがもう美味いのなんのって！
ここの激ウマな麺の魅力をダイレクトに味わえる調理法だと心底思った。

初日
チャーシュー皿プラス半熟卵450円と非常事態宣言前ギリで注文した中瓶ビール500円
チャーシュー皿単品でも美味いのに、半熟卵のコクが加わって
キレ味ある醤油タレが円やかになり
激変とまでは行かないけど
コレはコレでめっちゃありな酒肴になっていた。
ビールはスーパードライ
去年の4月以来の外で飲む酒は、思ったほど感動しなかったな、何でだろう？生ビールだったら感動したかも。多分ね
締めは五目チャーシューワンタンメン950円に半熟卵50円のアブラ
初めての油そば、コレが実に美味い。
さっきも書いたけど
ここは麺が美味すぎる！
太麺硬めの茹で加減
全粒粉と言うよりも蕎麦
二八蕎麦よりも小麦の比率が多い感じの極太田舎蕎麦を啜ってる感じなのだ。
歯応え、喉越し、香り全てが絶妙過ぎて、麺を啜ってるだけで多幸感に包まれていく。そんな凄麺。
その凄麺に秘伝の醤油タレとラードっぽい脂が絡み
さりとて脂感は不思議と控え目で
さっぱりとした口当たり
醤油のキレ味はやや強めだから
それが気になる人はスープ割りを頼めば良い
客が納得するまで出汁を注いでくれるのだ。
初めは油そばで麺とタレのマリアージュを楽しみ
後半は出汁を注いでもらってちょい濃いめなラーメンで楽しむ
そんな一杯で2度美味しいという経験がここでは楽しめるのである。ここまで書いといて僕はまだ未経験なんだけどね。

食べた料理は以下の通り

オリンピック連休に入った初日に訪問
頼んだのはチャーシューメン900円肉増し200円竹の子50円半熟卵50円のアブラ
コレはイマイチかな油そばバージョンにした場合
バラ肉チャーシューの油がちょっとクドさを演出して
食事の後半が苦しくなってしまった。
更に良くなかったのが半熟卵
半熟ではなくて
しっかりと火が通った玉子になっていた。
ああ、この店って半熟卵にブレがあるんだな
と、ちょっと残念な気持ちになった
次回油そばを頼む時は生卵にしようと固く誓ったのであった。

オリンピックの開会式の翌日に訪問
この日頼んだのは五目そば750円大盛り50円生卵50円
前日半熟卵を頼んだら
完熟、というか固茹で玉子が出てきたから
今回はリスク回避のために生卵をセレクトした。
考えてみれば
醤油タレの濃い油そばに生卵はいい相性な気がする。
大盛りにしたのは
ここの麺が好き過ぎて
並盛りでは満足出来なくなってしまったからだ。
ホント、この店の麺は最高美味い！
五目そば大盛り生卵トッピング
結論から言えば大成功！！
塩辛さを感じる醤油タレを生卵が程よく中和し
絶妙なバランスを生み出していた。
具のピーマン、ハム、焼豚、モヤシなどがそのバランスを作り出す際にいい仕事をしていて
麺を手繰るスピードが止まらなくなってしまった。
心から美味いと言える食事でした。

ご馳走様でした！

久し振りにここのチャーシューメンと対面したのだが
案外ボリュームが無い、それが第一印象だった。
丼も何となく小さく感じられ、チャーシューメンの花形であるチャーシューも思ったよりも多くない。
だがしかし、美味そうなビジュアルは相変わらずな感じで、僕の空腹感をマックスなまでに上昇させてくれていた。
そのマックスレベルにまで引き上げられた空腹感に背中を蹴飛ばされるように僕はスープを啜り飲む。
相変わらず美味い、ラオタの様にこのスープには大山鶏と神戸牛と東京Xと千葉県産の煮干しと枕崎の鰹節と羅臼の昆布と死海の塩と西友で販売されてるキッコーマンの減塩醤油といなげやで販売されてる味の素が使われてるとか、細かい成分分析なんて出来ないけど、ここのラーメンのスープが激しく美味しいと言う事は少なくとも分かる。
つまり何が言いたいかと言うと、ここのラーメンのスープって、絶対味覚みたいな特別なスキルを持ってない僕みたいな市井に生きる極ありふれた、平凡な味覚の人間でも美味さが理解できるくらいに分かりやすい美味さだって事が言いたかったのだ。

その美味いスープによって空腹感がさらにブーストされた僕は、食欲と言う名の呪いに憑かれたように、激しく麺を啜り込む

ラーメン界において、割りかし太麺と言えるここの麺は、コシのある食感と蕎麦粉を思わせる風味が独特で、それに追い打ちをかける様なざらりとした麺肌の食感&喉越しが独特の世界観を作り出し、間違いなくここでしか食べれない、極めてマイノリティな魅力を顕現させていた。
トッピングの半熟卵を箸で割り、蕩ける黄身を麺に絡めて啜り込むと、ラーメン食べてるのに感覚的には月見蕎麦を食べてる気になってしまう。
その激しい味変もここのラーメンの魅力と言えよう。
チャーシューは薄くて軽い食感ながら、豚脂の魅力が丼全体に新たなコクと旨味を創出させ、さらに刻みネギの香気が引き締めを生み出し、もう何というか、神ですね。ここのラーメンは。

因みにこの日、店の前で並んでる時に店先にテイクアウトメニューが張られてたのをじっと見つめてたんだけど
持ち帰りラーメンの中に油そばの持ち帰りもあった。

油そば？

ここのスープでも食べる油そばってやばくね？

なんて思いながら、結局買わずに帰ったんだけど
帰ってからここの他の人の書いた口コミ読んでたら、裏
メニューに油そばがあると書いてあって、それにありつけるオーダーの指南も事細かに書かれてあった。
マジかッ！

次回はその油そば、とやらを食べてみたいです。

ご馳走様でした。

ちょっとした用事で武蔵野警察へ行ったんだけど
不発に終わり、何もせずに帰るってのも悲しい気がして中華そばみたかへ行ってみた
地下に向かう階段を降りてくと
まもなく行列が見えてくる
この店は酒を飲む客が多数いるんだけど
色々客がわきまえてるし
料理の提供時間が早いから
回転は早く
それほど待たなくて済むのがいい
この店、とにかく接客が素晴らしく
接客担当の女性ばかりではなく
厨房で調理してる男性も気配りが素晴らしいのだ
汗をかいてる客がいたら
手元にないティシュの箱をサッと渡したり
お冷がなくなれば素早く追加してくれる
皆さん笑顔を絶やすことなく
ホスピタリティってこうゆう事なんだろうな
という認識を強く感じさせてくれる店なのだ
そんな店だから当然常連さんも多い
カウンターに座ると同時に何も言わなくてもチャーシュー皿と瓶ビールが用意されるのだ。
バーテンダーにいつものやつ！
なんて言う必要もない
ただ座ればその人に合わせてフルコースが運ばれていくだけ

今回頼んだのは
チャーシュー皿400円、中瓶ビール550円、チャーシューメン750円、半熟卵50円だった。

チャーシュー皿は相変わらず美味い
少し化調が効きすぎてる感じがするが
まあ悪くない
柔らかいチャーシューとメンマにネギをまぶして口に放り込み
すかさず流し込む否定冷えたビールのなんと美味いことよ
チャーシューとメンマを食べきり
タレにまみれたネギが皿に残った段階でチャーシューメンを頼んだ。
この残ったネギが後半意味を持ってくるのだ
多分だけど。。
チャーシューメン半熟卵入り到着
早速スープを啜り込む。。美味い
なんて美味いのだッ！
魚介と肉と野菜の旨味が溶け込んだ出しに
しっかりと主張してる醤油タレ
食べる度にバージョンアップしてる気がするのは気のせいか
なんだろう、この魅力は
とにかく食べなきゃ伝わらない魅力だと思う
頼むから1度ここで食べてみてほしい
10人中5人位は感動するはずだ
感動しなかった残り5人も
再訪したら意見が変わって行くだろう
あと麺なんだけど
これは相変わらずな旨さだ
太い縮れ麺は固めの茹で加減
噛み締めるとフワッと広がる蕎麦粉の香り
ざらりとした喉越しも食指を刺激する
スープとの相性もバッチグー
もういう事ない
そんな旨さなのだ
半熟卵は必ず頼んだ方がいい
トロットロな黄身を麺に絡ませてもいいし
スープに溶け込ませてもいいし
バラ肉チャーシューと絡め
麺も一緒に啜り込むもよし
とにかくオールマイティな活躍を魅せてくれるのだ。

味噌はみそや林檎堂
醤油はみたか
煮干しは伊藤
二郎系はひばりヶ丘二郎
鶏白団湯はラーメンくれは
今のところジャンル別の暫定ベストはこんな感じだ
他のジャンルはまだ保留中です。

ご馳走様でした！

この店の料理って、頼む時に色々カスタマイズ出来るらしい。ポックリボーイ氏の書いた、この店の口コミは素晴らしい内容で、時たま繰り返し読んだりするのだが、この方の撮ったこの店の写真の中に見た事ない料理があるのだ。それはこの店の人気おつまみメニューのチャーシュー皿のネギが盛られた真ん中に半熟卵が乗っかってる、そんなやつだった。めちゃくちゃ美味そうなんだけど、卵乗せチャーシュー皿なんてメニューは存在しない。多分常連さんしか頼めない、あるいは頼み方を知らない裏メニューなんだと思う。だけど何度もこの店に行ってるんだけどそんな裏メニューを頼んでる人なんて見たことなかった。だがしかし、この日ついに現れたのだ。特殊な注文してる人を

その人は僕の隣に座ってきて、瓶ビールを頼み、次にチャーシュー皿を頼む時、化学調味料抜きと伝えていた。
次に、五目そば700円を頼む時
麺やわ、あとアブラ多めね！
そう頼んでいたのだ。
おお、特殊な注文スキル発動してるな、と思い
やはり色々隠されたやり方があるんだ、とワクワクしてしまった。麺やわは確認できないけどアブラ多めはどんな感じか判断できる。
しばらくすると、五目そば、麺やわアブラ多めお待ちどうさまと店員がその男の目の前に丼を置いた。
僕は顔は正面に向けたまま、目だけギロリと横に動かしてその男の五目そばを凝視した。
確認すべきはアブラの量なんだけど、確かに多い
スープの表面を五ミリくらいの厚さで透明なアブラが膜を作っていた。結構多いな、ただ、このアブラって何の油なのだろう。
家系みたいに鶏の皮から抽出した鶏油なのか、豚からとったラードなのか、水牛からとったギーなのか、もしかしたらサラダオイル？いやいやそれはちょっとキモいな
なんて事を想像しながら、僕はいつも通りに瓶ビール500円とチャーシュー皿400円（カスタマイズ無し）、締めにチャーシューメン750円半熟卵50円（カスタムナッシング）を楽しんだ。

ビールはよく冷えてて素晴らしい
チャーシュー皿はネギたっぷり、チャーシュー柔らか、メンマシャッキリで感動的な美味さ
チャーシューメン、先ずはスープを飲む、うん！相変わらず美味すぎる
野菜とか、肉とか、色々な旨味甘み香りが溶け込んでいて、醤油の柔らかいまろ味などが重なり、病み付き度が高いスープだった。
麺は結構太くてゴワっとした歯応え舌触り喉越し
あと、これは何度も書いてるんだけどこの麺は果てしなく蕎麦に近い、香りがもう完全に蕎麦粉を彷彿させるのだ。それがこのラーメンを個性的な存在にしてる要素だと思ってる。
まあ、とにかくここのラーメンは月１位で中毒の末期症状外が必ず発動して食べに行ってしまう、そんな料理なのだ。

次回は五目わんたんチャーシュー麺卵半熟麺固めアブラ多めって頼み、秘密のベールに包まれたアブラの謎を解き明かしていく所存であります。

ご馳走様でした。

8月12日（日曜）

久しぶりにお伺いすると
麺類のメニューが全て50円値上がりしていた。
まあそれでも基本のラーメンが500円なんだから十分安い
ここに来たらとりあえず頼むビール中500円とチャーシュー400円
ビールはキンッキンに冷えてるし
チャーシューはたっぷりのネギと竹の子も入ってて
これだけで満足して帰る人もいるんじゃないか？
と思わせる黄金の組み合わせ

頃合いを見て
チャーシューワンタンメン850円と卵50円を頼み
卵は半熟にしてもらった。
店内は相変わらず癒される空気を醸している
店員さんも皆、細やかな気遣いと明るい接客で客をもてなしている。

チャーシューワンタンメン卵入りがやって来た
これこれ、ホント美味そうだ
丼の淵まで注がれたスープ
その表面には麺が見えないくらいにチャーシュー、ワンタン、竹の子、ネギ、ナルト、半熟卵が敷き詰められている。
まずはスープを一口。。ウメェ〜〜ってヤギなのかッ？
しみじみと癖になる醤油スープなのだ
次は麺だな
表面を覆っている具を掻き分け、箸を突っ込んで麺を引っ張り出し、思いっきり啜り込む
ヌードルハラスメント？そんなのどうでもいい
『みたか』のラーメンは音出して啜らなきゃ美味くないのだよ
やや固めに茹でられた中太麺は、相変わらず蕎麦みたいな香りが漂い
その香りがまたここのスープに合うのだ
あと、ここのラーメンって初めて食べた時よりも
二度三度と、食べる回数が増えるたびに美味さが増してる気がするのだ
僕が初めて書いたこの店の口コミは正直微妙な感想だったんだけど
今はもうトリコ状態になっている
少しづつここの味に慣れていったか
あるいはこの店の味が日々向上してるかわからないが
今後も食べる度に美味さが増して来るのは間違いないだろう
僕にとってそんな不思議な魅力を放つ料理
それが中華そばみたかのラーメンなのだ

ご馳走様でした！

ここの魅力の１つは「安さ」であろう。
だって、１番シンプルな中華そばがたったの４５０円なのです。トッピングの半熟卵５０円を加えてもワンコインでお腹いっぱいになれて、しかも美味いなんて、もはやこれは三鷹の奇跡！！といったらちょっと過言かも知れないが、そう思ってもあながち間違いではないと思う。
そんな素晴らしいコストパフォーマンスを体験できる店にも当然ながら最もお値段が高いメニューも存在する。それは五目チャーシューワンタンメンという名のメニューでお値段８５０円、まるで都内に続々と増殖し続ける意識高い系ラーメン屋のスタンダードメニューの価格を彷彿させるような強気価格ではないか。ただし、名前からして具がてんこ盛りなイメージも湧いてくる。よし、今回はこれを頼もう。あと、より隙のないパーフェクトな内容にする為に半熟卵５０円も追加しよう。。。


今、五目チャーシューワンタンメンが目の前に降臨して来ました。
素晴らしいボリュームです。
感嘆し、圧倒すらさせるビジュアルですね。
フォトジェニック、またはインスタジェニック的でもあります。
オシャレさではなくネタ的な意味でね
予想通りにとにかく具がすごい、ドカ盛りチャーシュー、たっぷりワンタン、プレスハム、メンマ、半熟卵、モヤシ、ピーマン、ナルト、刻みネギ、え〜と？ひ〜ふ〜み〜。。。９種類！なんと９種類もの具が丼の全体を覆い尽くしているではありませんか？

とにかくまずはスープを飲んでみましょう…ああ、普通にしみじみ旨いですね。魚介の旨味とやさいの甘みが溶け込んでます。醤油ダレのキレも感じます。油っぽさなんて全くない澄み切った味、いいですね〜　麺は中太でモチモチしてますね。少し褐色色してます。一応全粒粉の小麦のみで作ってる麺らしいのですが、僕にはどうしても蕎麦粉が入ってるように思えて仕方ありません。すすり込んだときに鼻から抜ける香りが立ち食いそばのアレまんまですもん。この強い香りゆえに人を選ぶ麺だと思わらますが、僕は大好きですね〜

次は具を食べましょう。チャーシュー、これはバラ肉を使ってますね。脂身の甘さが口中に広がりますね、そんでもって柔らかい！そんなチャーシューが大量に入ってるんですから、まさに気分はヘブンって感じ。ワンタンなんですが、ごちゃごちゃ解説してるうちにみ〜んなくっついちゃいました。持ち上げると全てのワンタンが固く手を結び、巨大な塊となってスープの海から浮上してきます。これはいけません！全てのワンタンを剥離させ、本来の姿に戻しましょう。あっ！やってしまいました。結束が強すぎて、無理に引き剥がしたら悲惨な状態になりました。まあ、食べたら一緒かな？なんて己に言い訳しながら食べるワンタンは、あのピロピロ食感が楽しめない残念なワンタンであった。これに関してはワンタンは悪くない、サッサと食べないワタクシが悪いのです。さっ気を取り直してメンマいきます。サクサクと心地よい食感がいいですね、味付けも程良く。皆さんがビールのアテにコレの単品頼む気持わかります！まあ僕はメンマもチャーシューも入った欲張り皿を頼むんですけどね。そっちの方がお得な気がするから。プレスハム…これは要らないな、ラーメンには合わない。冷やし中華限定の具でいいと思います。半熟卵、これは麺と一緒に茹でたポーチドエッグなんですね〜黄身を突き崩して麺に絡ませても良し、スープに溶かし入れても良し、各々好きにアレンジして下さいね！モヤシとピーマンはプレスハム同様冷やし中華だけの登板でよろしいかと思いました。モヤシはラーメンの具としては割りとスタンダードなんだけど、ここのラーメンには合わないと思いましたね。

まあそんな感じで、具が色々楽しめてボリュームもある一杯だったんだけど、何でも詰め込んだら良いわけではなく、何事もバランスや塩梅が大切なんだと思いました。

そんな理由から個人的な好みで言えば、この店では五目メニューは冷やし中華だけにして、ラーメンで贅沢体験したかったらチャーシューメンかチャーシューワンタンメン辺りがベストチョイスだと思いました。

最後に書き忘れましたがチャーシュー皿４００円と中瓶ビール５００円とお土産チャーシュー４００円（メンマとネギも入ってます）も頼みました。贅沢しすぎですね。

御馳走様でした！

２０１６年９月６日(火曜)

中華そばみたかの冷やしメニューが美味いという情報をキャッチしたから早速行ってみた

薄暗い階段を降りて行くと小さな店が見えてくる
店内はラーメン屋なのに、ほぼ全ての客が酒と肴でご機嫌状態になっていた
僕もそれにならい、中瓶ビール(５００円)
とチャーシュー皿(４００円)を頼んだ
ここの肴メニューは竹の子皿とチャーシュー皿があるのだが
僕はチャーシュー皿しか頼まない
だって、チャーシュー皿にはチャーシューだけでなく竹の子も入っているからだ

中瓶ビールはキリッと冷えてて美味く
チャーシュー皿もチャーシューは柔らかく、竹の子は歯応え良く味も染みててネギの香りと共に完成された一皿を作り出していた

ホロ酔いとなった頃合いに冷やし五目(７５０円)を大盛(５０円)で注文した

出てきた冷やし五目は大量の具で麺が全く見えなかった

ピーマン、キュウリ、モヤシ、ネギ、メンマ、プレスハム、チャーシュー、ゆで卵、ナルト
、黒ごま。。
そして麺とタレ
これだけで酒の肴と〆が務まりそうな内容だった

具を掻き分けて麺を引っ張り出し
ガバリと麺を口に押し込んでズズズ～と啜り込む

おおお～めっちゃウメェ～～ッ！

まず歯応えがラーメンとは別物だった
しっかりとした弾力が感じられ、麺の存在感が半端なかった
冷水で〆た為なのか何なのか分からないが、蕎麦みたいな香りも強くなっていて
旨味も増してる気がした

酸味の強いタレや具などは正直なところ
麺に比べると月並み感を感じてしまう
もしかしたら麺の旨さが突き抜けてる為に、タレや具の魅力が霞んでしまってるだけなのかも知れない

冷やしメニューが季節物なんだとしたら、何とも残念な話だ
もし、この冷やしメニューが夏季だけでなく通年メニューだったら
北風が吹き荒ぶ真冬の空の中
冷え切った身体をワナワナと震わせながら入店したとしても
恐らくこの冷やしメニューを注文してしまう。。かも知れないな。。多分だけど。。いや待てよ……


御馳走様でした！


２０１５年１月７日(火曜)


久し振りにランチでお伺いしてみた。

前回の自分のレビューを読むと、あまり良い事が書いてない。

蕎麦の香りの柔らかい麺に魚介と醤油の効いたスープ、半熟玉子を絡めて食べると月見そばみたいな味わい、個性的な味は昭和を感じるオーソドックスな物でも何でもない…てな事が書さかれていて、点数も３・０とやや厳しめだった。
しかし、今回改めて食べてみると全く違う感想となってしまい、前回は何故あんな感想を抱いたのか不思議でならない。
恐らく僕の味覚が当てにならないという事なのだと思う。

そんな信用に欠けるレビュアーの再訪問レポートですが、優しい読者の方々なら読んでいただけると信じ、書いていこうと思います。


お昼時。店に向かう…


店の場所は駅からかなり近く、ラーメン花月に隣接する地下へ向かう階段を降りた所にある

相変わらず狭い店内

狭い厨房

その厨房を囲むように小さいコの字形カウンター、そこにひしめく客たち

相変わらず客とオープンキッチンの距離は近く、客と客との肩を寄せ会うかのような感覚を覚える程距離も近い。だが。その密着感が妙に落ち着くのだ。

客層は全て働き盛りのオジサンばかりだ

1つだけ１番端っこの席が空いてた、運がいいな

早速座り、壁メニューを眺め、チャーシューワンタンメン(７５０円)にトッピングの玉子(５０円)を頼んだ。
玉子は生と半熟が選択出来るのだが前回同様半熟にしてもらう。

店員さんの構成は前回と変わらない

男性２人が狭い厨房に入り調理を担当し、女性１人がテーブルを拭いたりお冷やを足したりお会計をしたりしている。
その何れもが明るく、社交的な気持ちの良い接客を実践している。
店内の客は常連が多いみたいで店主と思われる男性と会話を楽しんでいた。
店主は消費税の影響は大きいが、江ぐち価格を頑張って維持していきたいとお話されていた。
何せ基本メニューとなるラーメンが４５０円なのである。

麺は鍋に泳がせるように茹で、玉子を落とし入れて一緒に茹でる
どんぶりにタレを入れ、スープを流し込み、鍋から平ザルで一人前の麺を掬ってチャッチャと湯切りし丼にサッと入れ、素早く具も並べて最後に半熟玉子を乗せ、僕の目の前に運ばれてきた。


チャーシューワンタンメンと半熟玉子


オーソドックスなスタイルの丼

そこに満たされた深みのある色合いをした醤油スープとやや太めの麺

チャーシュー、メンマ、ワンタン、ナルト、刻み長ネギ、半熟玉子(ポーチドエッグ)か並べられ、それらから旨そうな香りと湯気が立ち上っている

先ずはスープ

レンゲで掬い、飲み込む
旨い！
前回感じた魚介の鋭さは全く感じない
むしろ動物系の素材由来のコクと甘味を強く感じる
醤油の旨味と香りもバランス良く溶け込み
舌にジンワリと広がり染み行く

すかさず麺を啜り込む

四角い断面の中太よりも少し太めな麺は蕎麦の香りなど感じる事はなく、小麦特有の穀物の香りと旨味がギュッと閉じこめられていて、噛み締めるとそれらが口に広がる
歯応えはやや硬め、表面のざらつきが独特の喉越しを生み出し、スープの引き上げも潤沢だった。

これ、初訪問時の感想と真逆なんですよね～
これは一体何なのだ？

具も行ってみよう

チャーシューは豚バラを柔らかく煮込んたタイプで柔らかく、タレの染み込みも程よく、食べる度に甘い脂が染み出してくる
メンマ(このお店では竹の子と呼んでおります)はサクサクの軽快な食感でほんのりの発酵した香りと穏やかな塩気が良い感じ
ワンタンは餡は少なく、皮のツルツルピロピロな食感及び喉越しを純粋に楽しむタイプ

半熟玉子を箸で崩し、流れ出た液状の黄身を麺に絡めて啜る。更にスープに溶かして啜る。
味に丸みとコクが加わり円やかな魅力が楽しめる

夢中で食べ、スープも飲み干した。

完飲完食ってやつですね

最近、こういうシンプルな味のラーメンが身体に合ってきてるのはやはり歳をとったって事なんだれうな～と染々思ってしまった。

大変美味しかったです。

評価を大幅に修正致します。

御馳走様でした！


以下初訪問時のレビューとなります。

２０１２年７月２７日（金曜）

江ぐち時代から知人を通じて様々なエピソードを聞かされてきました…

今回初訪問となります。

ビルの階段を降りると、地下なのに妙にオープンな作りのお店が見えてきます。

中は狭い。その狭い店内に小さな厨房、それを囲む形でカウンター席。席に座ると店員と客の距離が異様に近い。正に対面販売。客席の間隔も狭く、距離も近い。厨房内にいる男性２人、外の女性１人は、それぞれが明るく感じの良い接客をしてくれる。

今回はらーめん（４５０円）を大盛（５０円）で頼み、トッピングで卵（５０円）を追加しました。ちなみに卵はゆで卵と半熟卵を選択出来ますが、今回はある事を確認したかったので半熟にしました。

目の前には麺茹で用の鍋、隣にスープ鍋があり、スープ鍋の中には玉ねぎやら人参やらが丸ごと入っているのが見える。麺は鍋の中で泳がせる感じで茹で、平ザルで湯切りをする。ジッと見てると突然麺が泳いでる中に生卵を割り入れる！はい、これが見たかったのです。知人の話だと半熟卵は麺と一緒のお湯で作る！という話を聞いていたからだ。で、正にその通りだったんだけど、これは所謂落とし卵（ポーチドエッグ）ですね…よくまあ一つの鍋で器用に茹で分けるものだと感心しているうちに僕のラーメンが完成！

早速頂きます。

丼になみなみと醤油スープ、麺、チャーシュー１枚、メンマ、スライスネギ、刻みネギ、卵、ナルトという構成。

スープをすするとかなり醤油のしょっぱさがガツンと効いており、魚介の風味も濃厚。麺は中太の褐色がかった緩く縮れたタイプで、啜り込むとフワリとそば粉の香りが鼻を抜けてゆく、茹で加減は柔らかめで優しい食感…ここまで食べて、ある予感が…卵の黄身を麺に絡めてズルズル…ここで確信に変わりました。このお店のらーめん、立ち食いそばにそっくりです。柔らかなそば粉入り小麦麺、醤油と魚介の効いた出汁、これに卵を絡ませて頂くとまるで月見そばです。このお店の味を知らない方にブラインドで食べさせたらかなりの確率で｢そば」と答えそう、そんな味です。卵が決め手でしたね。美味しいのは確かだが、ラーメンを食いにこのお店を訪れたら肩透かしをくらいそうです。

昔ながらの〜とか正統的な〜何て微塵もない、この店独自の味わい。個性的な優しさ…そんな感想。

また食べたくなるか？…アリです。

何故かと聞かれたら｢ただ何となく」としか今の段階では答えられないです

ご馳走様