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店名 |
珈琲の店 プチ(1947、珈琲プチ、CAFE PETIT)
|
---|---|
ジャンル | 喫茶店 |
お問い合わせ |
非公開 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅北口徒歩13分、 吉祥寺駅から684m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | カクテルあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 |
1947年(昭和22年)阿佐ヶ谷に創業、 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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毎年の住みたい街ランキングの上位で、かつ、おしゃれの街吉祥寺。
ボキにぴったりの街である(爆)。事実、学生時代はよく遊びに来たものである。
久々の吉祥寺は変わってしまった部分と変わらずに残っている部分がはっきりしていた。
勝手知ったる街ということで、少し遠くまで、パトロールしてみることにした。
すると、吉祥寺には似つかわしくない、なんとも古ぼけた建物が心を捉えた。
雑貨屋か何かだろうと道路を横断して、店頭に進み出ると、驚くことに喫茶店のようであった。
まさかの思いで、グーグル君に聞いてみると、1947年に阿佐ヶ谷で開業して、2009年にこちらに移って来られた超老舗の喫茶店ということが判明した(驚愕)。
しかも、この建物は築100年らしいとあった(超驚愕)。
確かに、改めて建物を観察すると、日本家屋とはとても思えない外観だった。
※後で知ることになるのだが、実は築120年で、外観は阿佐ヶ谷にあったプチに良く似ていた。おそらく、そういう物件を探し求めたのだと思われる。
かなり迷ったが、愛する読者様のために2018年6月某日13時半頃に出撃してみた。
まず、引き戸の立て付けが悪く、すんなりとは開かない(爆)。
ガタガタガタガタやってようやく店内に入り込んだ。
すると、目もくらむような強烈な光に包まれた。ヾ(・・ )マタ ソノ フリカヨ!!
が、誰も出て来られなかった(超大大爆)。
ペコ:こんばんにゃ(大絶叫)。
女将:いらっしゃいませ。
ペコ:ビクッ!!!!(いたのかよ)(驚) ここに座ってもいいれしゅか?
女将:どうぞ、お好きな所にお座りください。
テーブル席に座ると、超セピア色のメニューボードを凝視して、以下を注文した。
・ブラジル:500円
メニューは超セピア色なのですごく古いわけだが、値段を変更した形跡が一切ない。ある時期以降、まったく値段を変えてないことを物語っていた。
また、時間だけでなく、季節もわすれたかのように、火鉢の上に五徳があって、自在鉤からヤカンがつりさがっていた(爆)。
そんな不思議な空間に妙に癒された。
5,6分程待つと、ブラジルコーヒーと亀田製菓のうす焼きせんべいが出て来た。
亀田製菓のうす焼きせんべいが好きなので、パッケージが無くてもすぐにわかる(爆)。
そんなことを思っていたら、一度引っ込んだ女将がテンコ盛りのせんべいを持って出て来られた。
そして少し間をおいて、煎茶も出してくださった。
女将:サービスです。全部食べてもいいですよ。
ペコ:へっ?(驚) れんぶ食ってもいいんれしゅか?
女将:どうぞ、全部召し上がってください。まだまだありますから。
ペコ:!!!(驚)
これは商売だと考えようとした。実際そうなのだ。それは間違いない。
しかし、失礼ながら、あまりお客さんが入ってないお店で、誠実な接客をやり続けるとは素晴らしいと感動した。
まずはブラジルコーヒーをいただいてみた。
ネルドリップだろうか、丁寧に淹れてくれた感じがして、とても美味しかった(大泣)。
しかし、ボキがついうっかり、すこしだけ足してしまった塩の味がほのかにした(超大泣)。
山盛りのお煎餅には結局、1枚だけしか手をつけなかった。
久々に都会の喧噪を離れて、のんびりと難しい哲学書を読書させていただいた。ヾ(・・ )ウソツケ!!
超大満足。
といったところで、首ったけだったスマホを鞄に片付けると、女将に「必ずまた来ます」とご挨拶した。
すると、ここまでボキを気遣い、話かけずに静かにしてくださった女将がいろいろと話かけてくださった。
女将:どちらからいらしたのですか。
ペコ:横浜れしゅけど。
女将:えーえーっ、横浜ならもっといい店があるでしょうに。
ペコ:いえいえ、こんな味のある店はなかなかありませんよ。
女将:味がありすぎると言うか、凄いでしょう。
ペコ:看板にありましたが、ここは1947年からの営業ですか凄いですね。
女将:1947年というのは父が戦争から帰ってきて、日本の地を踏んだ年ですね。
正確には、阿佐ヶ谷で55年、ここで10年、合計で65年くらいですかね。
父は山が好きだったので、阿佐ヶ谷のお店は山小屋のような作りでカウンター中心のお店でした。
でもね、このビルは120年建っているらしいですよ。その昔は三軒長屋だったそうです。
ペコ:へーーーっ、120年前ですか、明治30年代初頭ですね、凄いですね。
当時はハイカラだったんでしょうね。
女将:また、ぜひいらしてくださいね。
ペコ:必ず、また来ます。
お店は古くて、お世辞にも綺麗とは言えないような造りのお店だった。
が、他では絶対に得ることのできないような、何か懐かしく温かな気持ちにさせてくださった(超大泣)。
最後の挨拶後、ガタガタとやって引き戸を開けると、また、目もくらむような眩しい光に包まれた。
そして、世知辛い平成の世に舞い戻って行くのであった(大泣)。ヾ(・・ )マタ ソノオチカヨ!!
(食べログ評価3.04点(2018年11月26日現在))