六角家系譜のコクのあるスープ : 武蔵家

　こんばんは、天反ぢいです。
　先週の土曜日は、新宿御苑に行ってきました。ハクモクレンがちょうど見ごろでした。開花していた桜はまだ少なかったですが、それでも十分堪能できました。で、帰りに吉祥寺に寄って、また、武蔵家と洞くつ家に行ってきました。まだ前回訪問から2週間ちょっとです。

〇2023年3月11日(土)午後3時45分ごろ訪問
　お店は、吉祥寺駅南側の青梅街道から、ドン・キホーテの手前を曲がったところ。
　この時間、先客なし。後客はちらほら。
　買った食券は、

・ラーメン 780円
・ホウレンソウ 120円
・キャベチャー 150円

　どこでもどうぞということなので、カウンター席左側、冷水機やライスバーの前あたりに座りました。食券を出して、かため、多めでお願いします。
　お冷やを冷水機から汲んで、下のブロック氷を入れます。かき混ぜて冷たくする。

　すぐに、キャベチャーと、ホウレン草が別皿でやってキタ。
　キャベチャーは小皿に山盛り。
　ほうれん草も結構な量。せいせき家なみか、ちょっと少な目。

　やがてラーメンもやってキタ。
　チャーシュー1枚、海苔3枚、少し多めのほうれん草
　スープにはネギが散らしてあります。

　いただきます。

・スープは、黄土色くらいで、豚骨・鶏ガラのバランスも良く、炊き込んだ豚骨のコクが出ていて、まさしくワタクシのイメージする六角家タイプ。醤油感はあまりなく、塩分も少なめな感じです。今回、前回に比べて、薄めな感じで、ちょっと旨味とコクが薄めな感じが否めない。前々回の方がもっとおいしかたような気がします。
　鶏油は多めでも、それほど多くはないようです。それでもほどほどの風味を感じます。

・麺は、やっぱり三河屋製麺の麺ですね。表に麺箱が積んでありました。
　少しだけ平打ち気味の中太麺。三河屋らしいしなやかで歯切れのよい麺です。ほどほどのコシ、ほどほどのモッチリ感。前回と同じ印象です。でも前々回は酒井なみのモッチリ感を感じたのは何だったのでしょう。宣伝書きにもモッチリした麺と書いてあったのですが。あの時の麺comming back シェーン。

・チャーシューは肩肉ですね。結構厚めで、適度に柔らかくいい味です。でも大きな肩肉の半切り。見てくれ悪いですね。前回は小さ目ながら半切りじゃなく、吉祥寺盛りで3枚でした。

・ほうれん草は、クタっておらず、そこそこの歯ごたえながら、えぐみはないものの味は薄い感じ。冷凍ものでしょうか。トッピングほうれん草は結構多いのはウレシイ。

・海苔は、パリッとしておらず、へなっているのが残念。前回はパリッとしていたような。悪くない風味があり味はいいです。

・チャーシューは、キャベツは生タイプ。パリッとしています。切れ端チャーシューも結構入っています。タレはごま油に醤油ダレという感じで、ちょっと生姜の味がします。ちょっとしょっぱいかも。

　スープが薄めだったので、終盤でキャベチャーをちょっと入れます。温度が下がるのですが。バランスはよくなった気がします。卓上の酢はマイルドタイプ。ちょっとだけたらすとスープもマイルド。濃厚スープじゃないので入れすぎは禁物ですね。

　というわけで、おいしかったです。でもベストのとき（前々回なんか）ほどじゃない感じがしてちょっと残念でした。ワタクシが六角家系が好きなのは、スープにこの系譜に特有の（と思っている）コクがあるからです。あまり感じない店もありますが。
　ごちそうさまでした。

　いやー、六角家系って、ほんとうにいいですね。ではまた。

　

　こんばんは、天反ぢいです。
　先日の木曜日、洞くつ家さんを出た後、こちら武蔵家さんに向かいました。
　まだいけるぞ、と思ったもののだんだんお腹いっぱいに...

〇2023年2月23日午後1時少し前訪問
　さて、武蔵家さんってどこだっけ、井之頭通りからどこの道を入るんだっけ？ちょっと外しました。Google mapを見ると、ドン・キホーテの手前のところでした。無事着きました。
　まだ昼時なんで、行列かな？と見ると、入り口のところにお一人立っているだけ。なんかスマホに集中しているな。すると中から人が出てきました。店員さんも出てきました。食券を買ってお並びください、とのこと。前の人に続いて食券を買います。

・吉祥寺盛りラーメン 1000円

　外で待っていると、店員さん、先に4人さまお通しします。だって。どうもお客さんの誘導がうまくいってないみたいですね。
　やがて、ワタクシの前の方、そしてワタクシも店内へ案内されます。
　奥から3番目、いや4番目の席にどうぞ。席を外していましたが前の人が3番目だったみたい。見ると、一番奥も空いています。そして、手前側もかなり空いています。やっぱり誘導がうまく行っていない。
　店内、左側にテーブル席があり、あとは一直線のカウンター席。狙って？路地裏的なラフな雰囲気。店員さんは3人。中途半端な人数でどうも分業がうまく行っていないらしいですね。洞くつ家さんほどお客さんは来ないみたい。頑張ってください。

　席に座って、食券を出し、お好みかため、多めでお願いします。
　カウンターにお冷やポットはなく、冷水機があります。これはなぜか冷えないらしく、下にブロック氷のストッカー？があり、氷を入れてお冷やを汲みます。カラカラかき混ぜて冷やします。

　卓上には、ニンニク、ショウガ、豆板醤があります。コショウも酢もあります。でもそれだけみたい。

　やがてラーメンがやってキタ。
　吉祥寺盛りというのは、チャーシュー3枚、味玉1個が半切り、ほうれん草に白髪ネギ、海苔は7枚みたいです。デフォルトラーメンが780円なので、+220円なのでお得なんですね。
　ちなみに、ライスは100円で食べ放題。ライスバーがあります。

　いただきます！

・スープは、黄土色。鶏油の風味はいいです。豚骨・鶏ガラのバランスは良い感じですが、やっぱり豚骨寄り。炊き込んだ豚骨出汁のコクを強く感じ、旨味たっぷりです。これぞ六角家テイストとワタクシが思っている味の通りです。というのは洞くつ家さんと同じ。本当に洞くつ家と近い味です。でも、今回は、洞くつ家さんの方がおいしいと思いました。前回来たときは武蔵家さんももっとおいしく感じたんですが。ブレですかね。それともワタクシお腹がくちくなってきたので、そのせい？でも、やっぱりおいしいには違いありません。

　ところで、洞くつ家は武蔵家の立ち上げにかかわった人が、独立して作った店だとか聞きました。昔は武蔵家は六角家姉妹店で、今はそうじゃないそうです。逆に洞くつ家は昔は違って、今は六角家姉妹店。どうなっているんでしょうね。

・麺は、軽くウェーブした平打ち気味の中太麺で、これは形状的には酒井製麺の杉印麺そっくりな気がします。でも、前回来たときは三河屋製麵の麺箱がありました。きっと今もそうでしょう。その前は大橋製麺多摩だったらしいですけど。前回は酒井の杉印麺並のモッチリ感を感じましたが、今回はそれほどじゃなく、三河屋らしい、しなやかで歯切れのよい麺に感じます。気のせい？

　そもそも洞くつ家が酒井で、武蔵家は違うというのはどういうわけなんでしょうね。六角家系は酒井を使っていることが多いんですが。

・チャーシューは、家系典型タイプに近いものです。肩肉でしょう。そこそこ大きくそこそこ厚く、わりと柔らか目で、味も良いです。これも洞くつ家と似ていますが、あちらの方が繊維に沿って切ってありこちらは断ち切る方に切ってある。たまたまかもしれませんが。おいしいです。

・味玉は、少し硬めですが、黄身がねっとりしていておいしいですね。白身の歯ごたえもあり、ほんのり甘みがあったような。

・ほうれん草は、ちょっとやわ目ですね。えぐみもない代わりにほうれん草らしい味も薄いです。

・ネギは、白髪状の白ねぎです。シャキッとしていていいですね。タレはかけてないようです。

・海苔は、風味があり味もよく、パリッとしていてなかなかおいしいです。

　というわけで、大変おいしかったです。六角家系のテイストを堪能しました。前回の方がおいしかったと感じてしまったのは残念ですが。ワタクシの問題かも。次回はもっとお腹を減らしてこなくては。

　いやー、畏敬の六角家系譜って、やっぱりいいですね。ではまた

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は、高尾の多摩森林科学園に行ってきました。桜はまだ多くの栽培品種が咲いていませんでした。今度の週末あたりが見ごろになりそうです。そのあと、新宿まで戻り、新宿御苑へ。まだまだ散りだしたソメイヨシノも見事。そして高尾ではまだ咲いていなかった、白妙とか一葉とかが咲いていました。そして、もう夕方ですが、井之頭公園にも行きました。こちらはほぼソメイヨシノだけ。散り際でちょっと残念。まあ宴会でもなければ見に行く必要ない感じ。（コロナで宴会で来ません）。そして、武蔵家さんで遅ーい昼飯を。前みたいに洞くつ家と連食しようかとも思いましたが、時間だし、ライスも食べたいので武蔵家さんのみにしました。

〇2022年4月2日(土)午後5時半ごろ訪問
　お店の前にはメニュー模型がありますが、そこには、げんこつ（豚の大腿骨）の模型までありました。模型するのもどうかと思いましたが。スープのコクとキレ、モチモチの麺が売りのようです。それはともかく、お店に入って、すぐ右側の券売機で食券を買います。

・ラーメン 750円
・海苔増し 100円
・ライス 100円

　ライスはおかわり自由と書いてあります。店内、この時間、さすがに空いています。カウンター席どこでもということで、真ん中右寄りに座り、食券を出し、お好みはかため、多めでお願いします。ライスとお冷やはセルフでという案内がありライスおかわり自由とのこと。ライスバー形式ですね。さっそくお冷やとライスをとってきます。ライスは大きな炊飯器に、残りはかなり空くなっていました。ライスのタイミングもよろしくないようで。
　厨房には店員さん3人ほど。麺上げは平ザルですね。小分けにして取り分けてます。
　やがて、ライスとキャベチャーが、それからラーメンがやってキタ。
　厚切りのハムの半分と言った形状のチャーシューが1枚。ほうれん草、海苔が増して10枚。7枚で100円ですね。麺がスープからはみ出ています。
　いただきます！

〇スープ
　鶏油はきちんと多めですね。いい感じです。
　そして、スープはバランス型ですが、うま味たっぷり。そして六角家系譜の店に特徴的なコクがあります。これです！このコクがあるからワタクシはこの系譜が好きなのです。六角家系のすべての店にあるとは限りませんが。もしかして旧六角橋本店にもなかったかもなのですが。
　醤油感は強くありません。以前に来たときはそれなりにあったような気がしてましたが、気のせいかも。とにとかく、これでワタクシは満足です。

〇麺
　いや、まだ満足しきるのは早い。麺も旨い！。かなり平打ち気味でウェーブのかかった中太麺です。しなやかでモチモチです。酒井製麺以外の麺で、ここまでモチモチな麺に出会ったことはありません。外にある麺箱は三河屋製麵でした。三河屋製麵でこのタイプは他で味わったことがありません。これでダブル満足ですね。

〇具
　チャーシューは柔らかく、ハムほどの弾力はありません。味付けもあっさりですね。素直な味です。
　ほうれん草は、ほどほどの硬さでくたってないですね。味もえぐみはなく、しっかりした味ですね。
　そして海苔。かなり黒々としています。ちょっといわゆる極上タイプに近いような感じで、結構厚みもあります。ただ、スープに漬かった部分は溶けだします。味はくせもなく、比較的風味豊かでおいしいです。

〇キャベチャー
　キャベツは生タイプですね。わりとパリパリで、甘みがあります。チャーシューも細かく刻んだものが結構入っています。このチャーシューラーメンに乗っているのよりも硬めですね。違うタイプなんでしょうか。それとも漬け込んで硬くなった？味付けは、醤油ダレの味ですね。ゴマや唐辛子、あるいはコショウも入っているのかも。でもちょっとしょっぱすぎに感じました。ご飯のおかずにはいいけど。

〇ライス
　普通にちょうどよい炊き加減でおいしいです。でもやっぱり炊いてから時間がたっている感じです。パサついてはいませんけど。

　というわけで、ワタクシ個人的にはツボにはまった味で、大満足でした。
　ごちそうさまでした。

　いやー、家系って、ほんとうにいいですね。では、さいなら、さいなら、さいなら、ｻｲﾅﾗ...


　

　こんにちは、天反ぢいです。
　土曜日は、洞くつ家さんに行った後、井之頭公園をお散歩しました。子供のころ来ていたはずなのに、よく覚えておりませんでした。動物園なんか入ったりして。どうも、小さいころからワタクシは動物園というのが好きではありませんでした。動物の監獄のような気がして。豆電車ありました。
　それはともかく、帰りにこちら、武蔵家さんに寄ることにしました。洞くつ家で遅い朝ごはん、武蔵家で昼ごはん？お腹と相談して、まだいけそうな気がしました。

〇2020年9月19日(土)午後2時ごろ訪問
　お店は、井之頭通りから、ドン・キホーテのところを曲がってすぐのところですね。「吉祥寺　武蔵家」という立派な看板がありますが、古っぽい外観ですね。食券を買います。

・ラーメン 730円
・キャベチャー 120円

　こちら、ラーメンの他にあご塩ラーメンがあり、それぞれチャーシューメンの設定がありますね。あご塩というのも興味ありましたが、まずはラーメンです。
　こちらのお店、洞くつ家さんとも関係があるようですが、ラーメンが20円安く、キャベチャーが20円高く奇しくも同じ値段になりました。
　食券をそのまま店員さんに渡します。硬め、油多めでお願いします。この店員さん食券を並べたり、持ったり。お好みを覚えることに集中して何か危なっかしいです。案の定、キャベチャーが忘れられていて、あとで作ってくれました。
　店内も、古っぽい感じですね。あえて昔風にしているのかもしれません。

　やがてラーメンがやってきた。キャベチャーも作ってもらいました。すぐに作れるようですね。
　ルックスは標準的ですが、チャーシューは小さ目2枚、ほうれん草も太いのが多めです。
　スープに透明感があり、少し茶色っぽいです。
　いただきます。

〇スープ
　鶏油は多めで割と多めで、やっぱり風味を感じます。
　スープは豚骨のうまみは感じますが、やっぱりスッキリしていて、醤油感があります。六角家系譜では珍しいのではないでしょうか。ちょっと末廣家さんみたいですが、あちらほどパンチはなく、おとなしめですかね。

〇麺
　こちらは、酒井製麺さんではありませんね。硬め指定で、ちょい硬め。なにか、ずっしり感があります。断面長方形の中太麺です。どこの麺でしょう？わかりません。
　後でマイレビさんのレビューを見ると、三河屋製麺さんだそうです。そういわれればそんな感じかも。こちらは本当に平らな平ザルの麺上げです。
　立看になっているのが大橋製麺多摩の麺箱でした。前はそちらを使っていたのでしょうか。

〇具
　チャーシューは、わりと柔らかく煮込まれていて、弾力はなく、ぐにゅっとした感じです。やっぱり肩肉でしょう。
　ほうれん草は、ほどよい硬さに茹でられています。大ぶりなやつでしょうか。えぐみは感じませんが、風味がちょっと良くないかも。茹でるときの温度が低いのかな？と思ったりして。多めなのは大歓迎です。
　海苔は、ちょっと薄めなような感じですが、表面つやつやで丈夫だったような。風味はともかく味はそこそこよかったです。

〇キャベチャー
　キャベツはしゃきしゃきですが、ちょっと洞くつ家さんには負けるような。チャーシューはラーメンのと同じようですが、小さく刻んであります。タレがなぜかドロッとした感じです。

　いやー、家系ってほんとうにいいですね。ではさいなら