平日限定のケーキバイキング : 吉祥寺 多奈加亭

平日の昼過ぎから開催されているケーキバイキングを利用しました。
訪問時のデータ、メニュー写真はこちらの記事に記載しています。

食べ放題日記：「多奈加亭 吉祥寺本店」　ケーキオーダーバイキング

★選択可能だった品
--------4品のみ選択可能メニュー(通常店売りサイズ)------
・いちごショート
・いちじくショート
・武蔵野プリン
・フルーツショート
・コーヒーゼリー
--------自由選択可能品(店売りハーフサイズ)------
・いちごタルト
・ティラミス
・紅茶のシフォン
・ミルフィーユ
・ぶどうタルト
・レモンパイ
・シュークリーム
・いちじくタルト
・プレーンロール

予約はできない、とのことだったので、12:15に着き、ケーキバイキングを利用したい、と告げると、お店の外で待つように言われました。
12:30くらいにもう1名ケーキバイキング利用の方が後ろに並び、12:35に店員さんが名前を控えにきました。
案内は13:00に始まりましたが、この時点での利用者は結局私とその後ろの方だけでした。
デザートは、専用メニュー表の中から1回につき4個まで選んでいく形式で、そのうち上記リストに「4品のみ選択可能メニュー
」と書いた5品は、この中から4個までしか選べません。
店頭のメニュー表には、自由に選択できる品の品目は17種あったのですが、店内で手元に配られたメニューには、マスキングテープで隠されたところが多数で、実際は上記9種類しかありませんでした。
また、これとは別に、ドリンク一杯を必ず注文しなければならない、というシステムになっていましたが、これはこのお店を通常利用する場合でも同じルールのようですので、ケーキバイキングのみ不利な条件を設定してる、というわけではないようです。
提供までにかかった時間ですが、4品までの選択品を一気に注文した1回目が10分30秒、以降は4分50秒、3分50秒、2分50秒でした。
(最後の写真は重複を避けるためにロールケーキしか映してませんが、4品注文してます)
初回のみ若干提供に時間がかかっていますが、それ以外は長い待ち時間ではなく、特に不満は感じませんでした。
ケーキバイキング利用者は店内の奥まった位置に集められるのですが、わりと頻繁にオーダー取りに来てくれたので、こちらから呼ばなければならないほど長時間待たされる、ということもありませんでした。
デザートの味に関してですが、「武蔵野プリン」は密度があるものの、口溶けは良く、その食感通りの濃厚な卵黄の味が楽しめました。
ショートケーキ2種のスポンジは厚手で、少し硬さがあるもので、生クリームは甘味がやや強いものでした。
「紅茶のシフォン」はもちもち食感で思ったほど紅茶の味は強くありませんでした。
「ティラミス」は中層のコーヒーシロップに浸された部分の苦味がかなり強く、マスカルポーネの甘味も強めなので、味にメリハリのある仕上がりとなっていました。
タルト類は土台の厚みがあり、生地の甘味は抑え目でした。
「ミルフィーユ」は、普通のミルフィーユに比べてパイ生地の部分が少なく、チョコスポンジの層が多めになっています。
カスタードと生クリームの2種のクリームは甘めですが、どちらかといえばスポンジ部分の味の方が目立っていた気がします。
「シュークリーム」に使われていたのも、ミルフィーユのと同じ甘いものでした。
「レモンパイ」は、酸味と甘味両方が感じられるレモンのババロアのような層と、甘いクリームが組み合わされていました。
全体で見て、食べ放題で食べられるものとしては高いレベルを誇っていたと感じられるものでした。
今回は50分ほどの滞在でしたが、退店時にはケーキバイキングエリアは残り1組、2名分のテーブルだけが空いていました。
補充に関してなのですが、9種の自由選択品の中に品切れは出ていなかったのですが、後から入店して来た他のお客さんに対して、通常店売りサイズの5品の中のどれかが品切れしているような説明をしていたようでした。
味、サービス面に不満は感じませんでしたが、告知に比べて随分少ない種類数で、自由に選べる品は更に少ないこと、更にドリンク必須なので合計金額は2500円近くになってしまい、種類数から考えてコストパフォーマンスは良くないことなどのマイナス点を考慮すると、全体では平均程度の満足感、という印象でした。