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京夏終空さんの他のお店の口コミ
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店名 |
閉店
三ちゃん
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、焼きそば、餃子 |
住所 | |
交通手段 |
西荻窪駅から130m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
8席 |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「昔ながらのラーメン」という場合の「ながら」って、いつも必要ですか?
10年位?いや、もっと前か?
荻窪の「三ちゃん」に行ったコトがある。
同行人の中に餃子がウマいという人と、焼きそばがウマいという人がいて、ビール・餃子・焼きそばという流れだった記憶がある。(食べログを始める前で、その店が「三ちゃん」という認識はなかったのだが…。)
今回、コチラの西荻の「三ちゃん」をアップするにあたり、元祖?の荻窪の店をネットで時系列的に少々調べてみると、なるほど、とうなづける。
時代により、口コミの内容が変っていくのだ。元々は、ラーメンが荻窪正統派の歴史ある店として評価されていたのが、徐々に餃子にも注目され始め、やがてはビジュアル重視の焼きそば派の台頭となっているのが手に取るようにわかる。
それでも、この「三ちゃん」が、いわゆるマスメディアに毒されていない店として純粋な口コミで大事にされているのが微笑ましい。
この店が、その「三ちゃん」の支店、西荻窪店という位置づけなのかどうかはよくわからなかったが、間違いなく同じエッセンスが流れていると感じた。
その日、14時過ぎ頃、西荻窪にいた。
「丸福」にも気持ちはあったが、どこか違う店という感じだった。
「はつね」は空席があり並ばずに入れる状況。食べログでは人気店なのだが、個人的には合わない店だった。「西荻窪」ブランク「はつね」ブランクで「化学調味料」が予測変換になる店という認識である。
仲通街というアーケードを抜けて少々行ったところの路地裏に、気になる店を発見した。
ソレが、この店だった。
店内は、特に歴史を感じる造りでもないし、ごく普通のカウンターのみの小さな中華屋かラーメン屋といった感じ。
先客の肉野菜炒めのようなモノがケムリをもうもうとあげ作られている。イイ感じのニオイだ。
でも、僕は、表のメニューで決め打ちしていた。
ちょっと前に、パンを食べたコトもあり、いつものように半チャーハンラーメンまではイケない腹の感じでもあった。
「ワンタンメン」(650円) ―― 注文してから作られたワンタンがキレイな羽衣を開き浮かんでいる。それに、ピンと背筋の伸びた海苔が美しい。また、小口切りでないネギのせん切りのような切り方もイイ感じだ。チャーシューも肩ロースの赤身のキレイな部分。
スープの色合いは、鶏ガラ醤油系の茶色で澄んでいるが、ややくすんでいるように感じるのは豚ガラも入っている感じなのだろう。麺は、かなり細い多加水系の中華麺。
ワンタンをはじめ、具材も麺も普通に美味しい。スープも、いわゆる「昔ながらの」鶏ガラ豚ガラ野菜系の王道的なスープに、優しいカエシ醤油という雰囲気。油は鶏油に近い感じ。
でも、食べている間に、一つの疑問が浮かんでいる。
「懐かしい」という味覚からくる感情が、このラーメンを「昔ながら」と形容するコトに抵抗を感じ始めている。
「昔ながら」の「ながら」って何だ?
「昔ながらのラーメン」でなく、思い切って「昔のラーメン」ではイケないのか?
このラーメンに「~のような」「~ながら」などと抽象化してボカした表現をする必要があるのか?
自己分析の自信の無さが、そうさせるのではないか?
そもそも、「昔」って、何年位遡れば、有効なコトバであるのか?
よくわからなくなった…。(-_-;)
そういう時は、開き直る。
そうだ、このラーメンこそ「昔ながらのラーメン」ではなく、「昔のラーメン」だと言いたい。
昭和40年代、1970年代、間違いなく、このラーメンがあった。
僕は、食べたコトがある。
父や母と一緒に…。
(文責:京夏終空、2017.9.17)
(※写真は、後日掲載。)