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食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店
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昭和レトロの甘味処
【2016/10/08】 甘味処 甘いっ子
JR西荻窪駅からはかなり遠く、通称乙女ロード沿いで神明通りまでの丁度中間地点辺りに昭和40年創業の渋い甘味処のお店がある。隣りにはカレーの「オーケストラ」。
この夏にかき氷を食べに訪れた時には閉店時間前だったに材料が売り切れてしまったのかお店は既に閉まっていて残念な思いをした。
店内に入ると意外と空いていてお一人様のお客さんが一人だけだった。店内は少し薄暗く昭和レトロの佇まい。
四人掛けのテーブルに座りメニューを見ると、10月であるにも関わらずまだかき氷が残っている。ひよっとするとかき氷は一年中食べられるのだろうか。
杏あんみつ 730円
白玉あんみつ 730円
杏あんみつと白玉あんみつの違いは杏が入っているか、白玉が入っているかだけなのだが、ちゃんと異なる器で出してくれる。杏あんみつは杏のオレンジ色が映える白地の器、それに対して白玉あんみつは白玉の白い色が映えるようにガラスの透明な器に入れられて來る。寒天と豆かんと求肥、パイナップルの小片とみかん、それに中央に粒あんが乗せられ、杏は2個、小さな白玉は8個盛られている。それに別の器に黒蜜が付いて来る。
寒天の硬さ、やわらかな豆かん、甘すぎない餡子と抜群のバランスの良さだ。
特に黒蜜の美味しさが際立ち、杏も戻し方が硬くなく柔らかすぎず最高だった。
柔らかで小さな白玉も美味しい。
お店の方に「乙女通り(乙女ロード)」と道の名が付いた云われを尋ねてみた所、昔からあった名前ではなく、女性雑誌が名付けた名前らしいと言う事だった。かつて京都の惣菜料理を‘おばざい’と呼んだ朝日新聞と同じように、土地の人間以外がキャッチーな言葉を使って表現した事が、世に流布され定着した例がここにもあった。この通りは時折和服を着たご婦人方が通る事があるので、そんな事から「乙女通り」と言うようになっていたと思っていたけれど、本当の所は女性好みの生地屋さんや雑貨さんや食べ物屋さんが揃っている事から名付けたようだ。とんだ誤解だった。尚、西荻窪北口に「女子大通り」と呼ばれる通りがあるがあちらの方は東京女子大の学生が通る道として呼ばれるようになったと聞いている。
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店名 |
甘いっ子(あまいっこ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
和菓子・甘味処 百名店 2023 選出店
食べログ 和菓子・甘味処 TOKYO 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | 甘味処、かき氷 |
お問い合わせ |
03-3333-3023 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR西荻窪南口より徒歩5分程 西荻窪駅から310m |
営業時間 |
|
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
24席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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【2019/09/07】 甘いっ子
今年最初で最後のかき氷を食べようと西荻窪の乙女通りを「甘いっ子」に急ぐ。
途中、「麺尊RAGE」が珍しく人が並んでなかったり、「オーケストラ」が水漏れとかで臨時休業しているのを見ながら歩いていると、私達を抜いて行った人達も「甘いっ子」の店の前の列に並んだ。やっぱり人気があるんだね。店の中は満席、外では6人程が並んでいる。
並んでいる間に注文するかき氷を決める。
やがて順番が来て店内に招き入れて貰う。
注文は、
宇治ミルク金時 930円
杏ミルク金時 930円
この後でランチを食べたいので敢えて白玉抜き。
昔は杏ミルク金時なんかはなかった。杏はあったのだけど割とシンプルなかき氷だった記憶がある。はたしてどんなかき氷が出来上がって来るか楽しみ。
出来上がって来た宇治ミルク金時と杏ミルク金時はとにかく大きい。
でも決して皿から氷や餡が小堀落ちるうような下品な出来上がりではない。
杏ミルク金時は杏ソースとミルクがかき氷に掛かり、端っこに大好きな杏が2個添えてある。ほろっと零れ落ちる氷をスプーンですくって口に入れるとすぐい溶けてなくなってしまう。ソースも餡子も甘さが適当でしかも上品な味なのでいくらでも食べられる。しかも頭にキーンと来ない。
時間は掛かったけれど完食。
かなりお腹が一杯になった。
白玉を我慢したのに。
これだとランチを直ぐに食べに行けないじゃない。
久しぶりに西荻を探索してみようか。