〆はコッテリ焼きビーフン! 西荻窪で昭和の台湾珍味に舌鼓 : 珍味亭

珍味亭

(ちんみてい)
  • 料理・味 3.53
  • サービス 3.51
  • 雰囲気 3.51
  • CP 3.51
  • 酒・ドリンク 3.28
  • 行った 169人
  • 行きたい 1348人

評価分布

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SaltyDog

SaltyDog(752)さんの口コミ[携帯電話番号認証済]40代後半・男性・東京都

1

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999
1回目

2018/02訪問

  • dinner:4.0

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク -
    使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999

〆はコッテリ焼きビーフン! 西荻窪で昭和の台湾珍味に舌鼓

今回紹介するのは西荻窪にある台湾料理店、珍味亭。創業は昭和38年で、こちらのサイトによると、創業者は戦前に台湾から日本へ来られたそうな。

昭和30年に新宿思い出横丁で店を出し、38年に西荻窪へ移転。また、ご主人の話によると当時、国鉄(現JR)の中央線は高架ではなく平面で、都心から荻窪まで青梅街道を都電=路面電車が走っていたという。

そんな台湾料理店にバイク仲間のMr.mudさんをお誘いして訪問した。mudさんとは10年近く前に冬の北海道を二人旅した濃密な間柄である。現在、西荻窪に住んでいて珍味亭にも何度か来たことあるそうだ。

平日の夜だが、店内は混みあっていた。間口は狭く、奥行きもそれほどない。厨房前のカウンターが8席ほどあるが全て埋まっていた。ただ運よく一つだけある2人掛けのテーブルが空いていた。無事に着席。

メニューは豚のいろんな部位の煮込み料理(滷菜/ルーツァイ)がメインだ。1人前400円の品々を自由に2品選んで、半々を合い盛りにして貰える。価格は450円。いろいろ食べたいならこれが良い。

とりあえずキリン・ラガービール(大・600円)で乾杯。つぶした生ニンニクと醤油が入った小皿も渡された。「お好きなものをどーぞ」との言葉に甘えてあれこれ注文する。

まずは看板料理、豚足(650円)。台湾でなら「滷豬腳」か。種類を食べたいので半分(350円)にしておいた。トロトロまではいかない、ムチムチな食感の煮込み加減。八角の風味を除けば、沖縄のティビチと相通じるものがある。骨片をしゃぶりつくして平らげた。

魯卵(ローラン/400円)。味付け煮玉子3個分を半分に切ったもの。台湾表記なら「滷蛋」か。「茶葉蛋」と違ってお茶の葉は使ってない。豚足と同じく、醤油と八角で煮てある。ただの玉子なのに何でこんなに美味いのかね。

あとは半々(450円)で、いろんな部位を注文した。

手前が豚頭(豬頸肉/カシラ)で、奥が豚尾(豬尾/尾っぽ)。カシラはモツ焼き屋でお馴染みの部位だ。歯応えと旨味のある赤身肉。豚尾は皮は柔らか、中心部のナンコツがコリコリ。

左が豚耳(豬耳朵)、右が子袋(豬生腸)。豚の耳は沖縄で言う「ミミガー」だ。コリコリした噛み応えが良い。子袋もモツ焼き屋や焼肉屋で良く見かける。これもコリコリ。コリコリばっかりだな。

左が胃袋(豬胃/ガツ)、右がバラ肉(豬五花)。豚の胃はモツ焼き屋でガツと呼ばれる。串焼きにしたのは醤油味が好きだが、こうやって柔らかく煮こまれたのも美味しい。バラ肉はチャーシューそのもの。文句なし。

酒もいろいろ飲んだ。ビールのあとは、なるべく知らない酒を注文した。芽台酒(マオタイ酒/700円)は高粱を使った蒸留酒。お値段通り高級な品だが、香りは有機溶剤っぽい。

三鞭酒(サンベン酒/500円)は何やら薬草的な風味が強い。あとで調べたらタツノオトシゴ・オットセイ・オオカミのペニスのエキスが入っている強壮酒らしい。それで3つの「鞭」なのね。五加皮酒(ウカピ酒/350円)も漢方が入っている酒で、これが一番飲みやすかったかな。

〆に炒米粉(ヤキビーフン/650円)と湯米粉(タンビーフン/650円)。焼きビーフンは細いビーフンと豚肉、ニラ、モヤシを炒めたもの。ニンニクをたっぷり使い、豚肉をあれこれ煮込んだ煮汁(滷汁)で味付けされている。色ほどのしょっぱさはないが、油と醤油でかなりこってりしている。

新橋・ビーフン東や西新宿・山珍居など、これまで食べた老舗台湾料理店の焼きビーフンは、とてもあっさりした味付けだった。一方、こちら珍味亭は好対照な濃厚さ。〆のつもりだったのに、もう一杯飲みたくなる味わいである。面白い。

湯米粉(タンビーフン/650円)の方も美味かった。こちらもタレは豚の煮汁(滷汁)だ。スープは豚骨から取っているのかな。ニンニクが効いていて、滋味豊かなスープだ。期待以上に美味しい。浮いているのは春菊だろうが、沖縄料理に使われるヨモギの葉(フーチバー)にも見えてきた。

お腹一杯食べて、お会計は7100円。2人で等分して店を出た。料理も酒も、精がつくものばかり。恐らく当時は「いっちょ台湾料理でも喰って色町にいくか!」みたいな位置づけだったのだろう。エネルギッシュな高度成長期の息吹が今も感じられる良い店だ。

ご主人親子からいろいろと興味深いお話も伺えて楽しかったし、台湾の味が恋しくなったら、またふらっと寄りたい。ただ自分でも分かるほどニンニク臭くなるので、あとに予定が控えている場合はご注意を。

  • 珍味亭 -
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店舗基本情報

店名 珍味亭 (ちんみてい)
ジャンル 居酒屋、台湾料理
予約・
お問い合わせ

03-3333-2840

予約可否
住所

東京都杉並区西荻南3-11-6

交通手段

西荻窪駅から28m

営業時間

[月~金]
18:00~23:00

定休日

土日祝

予算(口コミ集計)
[夜]¥2,000~¥2,999

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支払い方法

カード不可

席・設備

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙 全面喫煙可
駐車場

メニュー

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日本酒あり、焼酎あり

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知人・友人と

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テイクアウト

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