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噛むヨークさんの他のお店の口コミ
店名 |
ヴァリノール(Valinor)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2019年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2019 Bronze 受賞店
2018年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2018 Bronze 受賞店 |
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
03-6383-5148 |
予約可否 |
予約可 当店はシェフのおまかせコースのみでございます。 |
住所 | |
交通手段 |
JR、東京メトロ丸の内線荻窪駅南口を出て徒歩約3分 荻窪駅から358m |
営業時間 |
|
予算 |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥6,000~¥7,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T6810069429446 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
サービス料10%、チャージ料なし |
席数 |
12席 (テーブルのみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間 |
ドリンク | ワインあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる |
お子様連れ |
2013年10月より御近隣のお客様からの御要望が多いため、 |
ドレスコード | 短パン、ビーチサンダル類、クロックス等 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2011年4月11日 |
備考 |
【昼】 3,630円 / 5,390円 |
初投稿者 |
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又、新たな皿への観念を持った料理人が日本に戻ってきた。
相原シェフの後を継いだ大和シェフ。ルプレキャトランを筆頭に本国の2つ星、1つ星で腕を磨いてきたという。
彼の料理は皿の中で味が循環していた。
数ヶ月前、此方の相原シェフがお辞めになるという事を耳にしてから、お世話になった事もあり伺いたかったが、機会を作れずにいる内に相原シェフはお辞めになり、今回彼の後を継ぐシェフのお料理をいただきに。
相原シェフの日本の魚介に力を入れたフレンチから大和シェフの料理のコンセプトは一転。
皿の中の素材を単一でなく複数を口中調理される事で完成させる料理だ。
最初に出たアミューズがまず一味違う。
新玉葱のポタージュであるがフロマージュブランと生ハムの発酵的旨味を加えられたそのスープは非常に濃厚。柔らかな玉葱の甘みの後に強いコクが残り素晴らしい味わい。
そして皿の構成がとても面白かったのがメインの2皿。
〜イサキのブレゼ、ボイル蛍烏賊のソテー、クロメ昆布と青海苔の粉、イカスミのソースと春菊のソース、さや大根、おかひじき、アマランサス〜
イサキは皮を引かれ、穏やかに火を入れられる。ふわふわとした身質は柔らか。当てられた塩も柔らか。
一方、ガルニとソースは強い味と風味が溢れる。
ガルニやソースの一部には適度に大蒜が使われる事でアクセントとインパクトを与える。
おかひじきには強めの塩気を感じ、イサキと同時に口にする事で塩加減が完成する。
しっかりとおかひじきや蛍烏賊の濃厚な海の風味はクロメや海苔の風味の粉が繋ぎ止め、全てが一体となって海中の旨味を形成する。
別々に食す場合と同時に食す場合で全く違うレベルの美味となるセンス溢れる一皿。
〜茨城窒息鴨の蜂蜜とジュドカナールのラケに蕎麦の実を乗せて、ジュドカナール、フォンドカナールで炊いた牛蒡とオリーブやハーブを加えたリエット、クレソン〜
身に血を宿し、しっとりと焼き上げられた鴨肉の皮目には蜂蜜と鴨出汁が一塗りされる。
その上の蕎麦の実はカリッと弾け、そのクリスピーな食感で身の質感を鮮やかに照らし出す。
蜂蜜の甘みを纏った肉の下には軽く苦みを感じるジュドカナール。
そして奥にはクレソンと甘みある肉の周りを、心地よい苦みが囲う。
ガルニの牛蒡は蕎麦の実の大地の香りと手を取り、下のリエットの強い塩気が、皿全体の塩気をジャストに決める。
皿の中、全てが関わり合い手を取り合って旨味を形成する一皿。
デセールもシェフが構築するというがとても高いクオリティ。
ビワを程よく柔らかな食感に落とし込み、パートブリックとクランブルの2種のクリスピーな食感で楽しませてくれる。
素晴らしいセンスと味わいだが、幾つか気になった点も。
前菜の雲丹とホロホロ鳥の卵を合わせた一品はまったりとした濃厚な味わい。中のエスカルゴバターの風味のクルトンがかりかりと食感のアクセントになるが全体の温度帯が暖かく均一。何処か皿の中で温度の差異によるアクセントが欲しい。
香る食材が豊富春において人工的な強いトリュフの香りを選択するのは勿体無いセレクトに感じられた。
メインの鴨は味のバランスがとても良かったが少し塩のバランスが気になる。皿全体の塩気をリエットの強い塩気でちょうどに持っていくコンセプトはとても面白いのだが、皮目に少しの塩しかしていないという鴨にもう少しだけ塩が欲しい印象。
味わいの濃い窒息鴨は身へのほんの一塩があると旨味を感じ取れると思う。
デセールのトンカ豆のグラスは特有のスパイシーな味わいがとても良いが少し乳脂肪が少なくサクサクした食感にも感じられる。パートやクランブルの食感があるためねっとりとした口溶けなどであるとより楽しめる気がした。
とはいえ全体のクオリティは非常に高く、完璧な皿しか出したくないというシェフの拘りが強く感じられる。
全体として個性がありつつも塩気、食感、五味のバランスがとてもよく練られた料理からは才気が迸っている。
サービスは変わらずオーナーと座間さんが優しく穏やか。安心して心地よい時間を過ごさせていただける。
とても良いお昼をありがとうございました!
新たな至福の地、ヴァリノール。是非一度足を是非運んでみて欲しい。
〜いただいたもの〜
お昼の6000円ほどのコース
amuse
新玉ねぎとフロマージュブランのスープ、新玉葱のチュイルに玉葱のキャラメリゼとトマトにエピスを効かせたピュレを乗せて
crevette
甘海老の50度キュイ、甲殻類のビスク、人参のピクルス、グリーンピース、グリーンピースの皮の粉と白胡麻を入れたチュイル
oursin
根室紫雲丹、雲丹とチーズの泡、ホロホロ鳥の卵のムース、エスカルゴバターのクルトン、トリュフの香りで
isaki
イサキブレゼ、ボイル蛍烏賊のソテー、クロメ昆布と青海苔の粉、イカスミのソースと春菊のソース、さや大根、おかひじき、アマランサス
canard
茨城窒息鴨の蜂蜜とジュドカナールのラケに蕎麦の実を乗せて、ジュドカナール、フォンドカナールで炊いた牛蒡とオリーブやハーブを加えたリエット、クレソン
agrume
デコポン、日向夏、ピンクペッパー、カンパリ
nefle
びわ、パートブリック、トンカ豆のグラス、クランブル、キルシュを効かせたアングレーズ
ミニャルディーズ、コーヒー